スリランカ周遊②　シーギリヤロックとポロンナルワ遺跡三昧

2015/01/17 - 2015/01/25

15年前シーギリヤロックの存在を知り、来たくてたまらなかったが、やっと実現した。
自分の足で歩いて登れるうちに来てよかった。
いにしえの王都ポロンナルワも見どころ満載の遺跡だった。

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: スリランカ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

　涼しいうちにシーギリヤロックに登りましょうとガイドさん。
　昨日の石段の上り下りで足に疲れが残っているが、大丈夫か。私のお客さんで途中で断念した人はいませんよ、大丈夫ですよとやさしいお言葉。

　目の前に大きな岩山。逆光でうまく写真が撮れない、ということは、登りは日陰で楽ちん？そう思いたい。
　ガイドさんから「知ってると思うけど、あれやこれや・・・・・」親を殺して王位につき、最後は弟に攻め滅ぼされたカーシャパ王のレクチャーを受けながら進んでいく。
　なんか因果応報的な話になってきた。

往時はもっともっと水が豊かだったそうです。

　少し登るとかなり傷んだフレスコ画。

　かなりの確率で観光客がこのポーズをとる場所。

このらせん階段を上ってシーギリヤレディを見るらしい。

思った以上によく残っている。

貴婦人２人？
フレスコ画おそるべし。

もう一枚。これは、シーギリヤのモナリザと言われている絵、どの位置から見ても目が合うとのことだが、そんなような、そうでもないような。
ここは、フレスコ画保護のためフラッシュ撮影厳禁、ストロボをうっかり発光させて係員に強く注意されている人を見た。
口コミでは、ここは大混雑で写真撮影も大変と言われているが、時間帯もあってか、そうでもなかった。らせん階段の上り下りもスムーズ。

壁がつるつるのミラーウォールに沿ってゆっくりの上りがつづく。
このあたりまでは特にきつくもなく楽勝ムード。

ライオンの入口到着。
足だけが残っている。足は岩山の一部だが、その他はレンガで造られていたからとも言われているらしい。
ここで休憩しながら、まわりの景色を楽しむ。

がけに大きな蜂の巣がいっぱい。途中にhornet注意と書いてあったので、危ないスズメバチの一種に違いない。見たことがない巣の形なので、日本にいないタイプだろう。
この時期は蜂は大丈夫らしいが、７月ごろは気を付けたほうがいいとのこと。

頂上は近い気がしたが、急な階段が続き息が上がる。だんだん直射日光を浴びる向きになり暑〜〜い。
スリランカ人に手を引いてもらう初老の西洋人もちらほらいて、もしかしてこれがうわさの押しかけヘルパー？？？
幸いにも私にはそちらのお声がかからず、「last step(s)」とはげましの声をかけてもらった。thanks!

頂上です。
ここは、下から見上げたほうがいいなと感じる。
ガイドさん「ね、普通にのぼれたでしょ」。いっぱい汗をかいてメイクが落ちちゃったよ、これ、普通ですか？

こんなところでお菓子の袋を開けると、このとおり。
飲み物だけにしたほうがいいようです。
ワンちゃんたちどこから来たの？

修復中

手伝ったつもりが、邪魔をして手伝わせてもらったらしいおっちゃん。
ガイドさんいわく「あーお茶でも飲みたいなって言ってるから、ちょこっとチップをあげたほうがいいよ」で、ちょこっとお茶代を渡しました。

岩山の上がこんなふうになってたなんて。
宮殿跡や、沐浴場跡などな。
いつのまにかかなり下っていたので、もう一度頂上にもどって来た道を帰ります。

帰りはよいよい。
ライオンの足にサヨナラ。

上りと下りは途中から違う道。

この道沿いにもみどころいろいろ。

コブラの岩まで降りると、駐車場はもうすぐ。
売店などがある場所に出ると、わっと物売りのかたがたが・・・
「いりません、いりません、いりません」と車に乗ってバイバイ。
シーギリヤロックは遺跡であって聖地ではないので、靴を脱ぐ場所はなかった。

お仕事するぞうさんを見ながら一路ポロンナルワへ。
昼食を後にして遺跡へ向かう。

熱い（暑い）ぞポロンナルワ！
王宮跡は一部が残ってまるで現代彫刻みたい。

集会場跡あたり（・・・のような？）

沐浴場

不思議なドウブツ

クワドラングル（四辺形）にやってきた。
円型の建物跡ワタダーゲ、ひさびさに履物を脱いで入場。
諸説あるが、古くは仏歯寺だったとも。

アタダーゲ、ここも仏歯寺だったところ。

ハタダーゲ、やはり仏歯寺だったらしい。

雨風直射日光、過酷な環境でたいへんですね。
ワタダーゲ、アタダーゲ、ハタダーゲ早口言葉？呪文？すべて靴を脱ぎましょうね。

トゥーパーラーマ内部の大きな仏像。
残念ながら顔が・・・
足の裏がひんやり気持ちいい。

蓮のはなのような石柱。
すてきなデザイン。
・・・しかし暑い。

石の本。読めないけど。

東南アジアを感じる建物。
このあたりでクワドラングルおしまい。
迎えの車に乗る。

すぐに車から降りる。ちょっとだけでも天国。
キリ・ヴィハーラ、キリ（ミルク）色はさきっちょに少しだけ残っている。今はミルクコーヒー。

でっかい仏塔、ランコトゥ・ヴィハーラ。
もうこのあたりがどこかよくわからない。
また、ちょこっと車で移動。

有名な大きな三体の仏像、ガル・ヴィハーラへ。
囲いのところではきものを脱いで、暑い砂を踏んで近くでご対面。

めずらしいポーズ。
こんな仏像初めて見た。

やすらかなお顔の涅槃像。

ポロンナルワの暑さにぐったりして、ハバラナで遅い昼食。
午後2時はとうにすぎている。

ハバラナでジープをチャーターしてサファリへ。
この時期ミンネリヤにはゾウがいないらしく、エコパークへ向かう。

ゾウのいる場所は渋滞。

まわりの景色に溶け込んで、案外見えにくいゾウさん。

乗り過ぎ。これじゃよく見えない。

まさかまだ岩山のぼりがあったとは。
ゾウのフンだらけの岩をのぼって展望台へ。
いい景色でした。

帰り道、駅の近くの道路を横断するゾウ。
列車とゾウの衝突事故もあるとかで危ないですね。
昨日と同じホテルに宿泊。
宿泊客が多いらしく、この日はビュッフェのディナーでした。