スリランカ周遊⑤　高原地帯からゴールは長旅

2015/01/17 - 2015/01/25

ランボダからゴールへ移動の一日。
スリランカの地理がうまく把握できていないので、どこをどう走っているのやら。
ほぼ一日がかりの移動となった。

エリア その他の都市(スリランカ)

ランボダティーブッシュホテルからの朝の眺め。
暑くも寒くもないさわやかな朝。

昨日ここに着いたときホテルとは思わなかった外観。
まだ、内部は工事中で、さらに増築もするようだ。

山をどんどん下る。
そして製茶工場のひとつへ。

普通は案内の人がいるらしいけど、朝が早くてそんな人いません。
ガイドさん「だいじょうぶ、私はいつも来てるので、説明します」とずんずん内部へ。工場の人と話をしながら私たちにも詳しく教えてくれる。
工場労働者のほとんどはタミル人、ここの経営者はイスラム教徒、タミル人は学校もタミル語なのでシンハラ語を話さない人も多い。しかし、かなり理解しているものと思われる。我々シンハラ人は全くタミル語を学ぼうとしないので、全然わからない。多数派に安住しているのはいかがなものか・・・などなど
工場にはシンハラ語を話す人がちらほらいるようだ。

ショップの人はシンハラ人。

ショップでは試飲できます。
いただいたのはＢＯＰ（ブロークンオレンジペコ）と芯葉だけで作ったシルバーティップス。
お土産にはティーバッグがいいのでたくさん買う。ティーバッグはより細かくしてあるＢＯＰＦ（決してクズ茶ではありません）のみ。
茶葉はＯＰ（オレンジペコ）やＢＰＯ、そして記念にお高いシルバーティップスを少々。
オレンジペコという紅茶の種類があるわけではなく、あくまで茶葉の大きさの基準、もちろんお茶の色がオレンジというわけではない。
お土産屋にしては安い。まんざら外国人向けではなく、スリランカ人もたくさん来るそうです。

さらに下ると道路のそばの茶畑で茶摘み中。
ガイドさん「ちょっと見ていく？」「見る見る！」
作業用の小道を登って行くと何人もの女の人が手招きします。
「写真を捕ったら100ルピーくらいチップをあげてね」
この人たちの賃金は歩合制、作業の手を止めてもらったお礼と言うことです。

横棒を見ながら決められた高さのお茶を摘みます。
芯葉とその下の２枚、一本から計３本のみ、根気のいる重労働です。
しかも低賃金なので、観光客のチップは貴重な収入。
愛想よくポーズをとったり、棒を貸してくれて「摘んでみて」と手ぶりで勧めてくれます。
ガイドさん曰く「イギリス人が紅茶栽培を始めるとき、シンハラ人が重労働を嫌がったので、インド南部からタミル人が労働者としてはいってきました。スリランカ北部のタミル人は昔から住んでいた人々で、この地方のタミル人とはカーストの違いもありあまり交流はありません」とのこと。

大きな町を通ります。
「ここどこですか」「ガンポラです」「ガンポラって昨日高原列車でとおったけど・・・ペーラーデニヤのつぎに留まった駅」「そうそう」
あ〜、すでに位置関係がわからない？？？

山道を車は走る、走る。
うとうとしたり、外を見たり。
「このあたり、ラフティングで有名です」。たしかに道のほとりにそれらしき小屋が点々とあり、外国人が水着でうろうろしている。
川を見ようとしても谷底らしくよくわからない。
そして本日の昼食場所「プランテーションホテル」に到着。
川（キャラニ川？）のほとりのレストラン。

このあたりがラフティングの終点のようだ。
レストランにも水着の人が次々やってくる。

色黒のクルー。
ガイドさんに聞く「ヌワラエリヤの農園労働者の人はタミル人だから色が黒いって言いましたよね。この人タミル人でしょう」「この人は日に焼けたシンハラ人です。」？？？全然わからない。

ご飯をいただきます。まあまあです。どちらかというと、普通以下です。

併設のクラシックカーのミュージアムへ。
オーナー夫人の趣味と聞きましたが。

車好きのドライバーさん大喜び。

たくさんあります。
よく集めましたね〜、高かったでしょう。儲かってるのね〜。
このあたりはキトゥルガラのようです。近くに映画「戦場にかける橋」のロケ地となった場所があるらしいのですが、その橋は今はもうないそうです。

またまたどこかを走ってコロンボからゴール方面の高速道路にはいる。
えっ、コロンボ近くまで来てたの？
日本の援助で作られた雰囲気の違和感のない左側通行の高速道路。

着いたみたい。

ホテルレディヒルにチェックイン。
ちょっと狭いけどうまく作ってあり不便はない。
ポット、ドライヤー、ＷＩＦＩあり、プラグはＢ３型。

夜景の見えるレストランで雰囲気のあるディナー。
う〜ん食べ物がよく見えない。
メニューを見るときは懐中電灯を持ってきてくれる。

旧市街の明かりが見える。
明日はここに行きます。