ドロミテ、チロルの谷筋めぐり一人旅【12】アルペデシウジ　アルペンロゼの咲く道

2014/07/03 - 2014/07/03

引き続きパノラマコースをサルトリア方面へ歩いていると、一面アルペンロゼの花咲く大群落の風景に出合った。こんな景色を一度は見たい、という願いがまさに叶った素晴らしい眺めだった。感激でたくさんの写真を撮ったのでツラツラとアップ。
ロゼの道をたどり、森を抜け、サルトリアまで下り午前のコースを完了。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0

前方に朝陽が反射するサッソピアットとサッソルンゴ。

左方向にガイスラー。

遠くに国境の雪山

一面に広がる花盛りのアルム、と絶景に見とれながらNo.７の道を行く。

そして前方に緑の斜面に色づいた部分が現れ、、

うっすらとピンク色の部分はアルペンロゼ？　すごい群落！

真ん中に見える小屋が三叉路にあるアルムローゼンヒュッテ。名前の通り周囲にアルペンロゼの大群落が広がっていた。

どこまで行けるかわからないけれどあまりの絶景に小屋の三叉路をそのまま進んでいく。

あたり一面がこれまでに見たことがないスケールで広がる花咲くロゼの大群落。素晴らしい！

実はこの群落があるのもアルムの中なので、牛さんたちが歩き回り草を食べている。でもアルペンロゼには毒があるとかで牛は食べないのだとか。

アルムの群生地。

内心大喜びなので、以下似たような写真が続く、、

この道を進むハイカーも多い。

歩いていると勢いよく牛追いの少年が登場。

この小屋の子らしい。

素晴らしいロケーションで休憩できたのに、ミルク休憩しなかったのを後悔・・

このまま歩いていけばサルトリアからのフローリアンリフトまで行けると思ったが、あとどのくらいの距離と時間がかかるか不明で、もう一つのコースを歩くために途中で引き返すことにした。

雨宿りした小屋が多分サッソピアットの下に見えている。まだ結構距離はありそうだし、途中どんな道なのかもわからないが、それでも１日あれば多分行けただろうな、、と心残り。

前方の小屋のある三叉路まで戻り、右手の下りのNo.12の道を行く。

こちらの斜面もさらに大群落が広がっている。

しばらくはロゼの群落とガイスラーの山並みなどの絶景を楽しみながら歩く。

日本庭園の巨大な築山いちめんにつつじが咲いてる、といった風に見えなくもない。

下りの展望はこの辺りまでで、道はMulserAlmを通り、森の中を下っていくと他ルートが合流する道に出てサルトリアへ向かう。

ほとんど人にも会わずホテルもある車道に出た。振り返ると山が見える。

途中にあるホテルも大勢の人でにぎわっていた。

振り返って。沿道は花咲くアルムだけれど暑いし車道歩きは長く感じる。

１３時、サルトリアに到着。

サルトリアバス停から、サッソルンゴとサッソピアット。正面にフローリアンのリフト乗り場。

滞在してみたい雰囲気のサルトリアのホテル。

道中も美しいバスの車窓から。
13時20分のバスでコンパッチュまで戻り、午後はプラッチャへ。バス代２ユーロ、途中での乗り降りもあり、いっぱいの人だった。