ドロミテ、チロルの谷筋めぐり一人旅【11】アルペデシウジ, パノラマコースを歩く

2014/07/02 - 2014/07/03

7月2日。小雨模様のこの日、オルティセイからシウジ高原コンパッチュへ移動し2泊。天気がイマイチなので朝はゆっくりして、宿主に車でバス停まで送ってもらい11:35発の170番バスでシウジ12:10着。バスターミナル前のインフォは昼休みでクローズ、小雨の中を歩いてキャビン乗り場へ。ここで日本のツアーの方に会った。こんな雨とガスの日ではせっかくの景色も台無し、今日がダメな私もチャンスは明日の1日しかないので天気回復を祈るばかり。すると翌日はこの旅一番という好天になり、素晴らしい風景を満喫することができた。
快晴で写真が数多くあるので、歩いたパノラマコース、プラッチャコースなどをメインに3つに分けてアップ。

旅程
6月24日　名古屋フランクフルﾄ→インスブルク（泊）
6月25日　インスブルク→ボルツァーノ・レノン高原→ブレッサノーネ→St.マッダレーナ(3泊）
6月26日　sansハイキング（ガンペンアルム方面）
6月27日　sansハイキング（グラッチェアルム方面）
6月28日　マッダレーナ→オルティセイ移動（4泊）
6月29日　オルティセイ→シウジからサルトリア往復ハイキング、フローリアンリフト
6月30日　オルティセイ→セルヴァ（シャンピノイ）、Dantercepiesからガルディナー峠ハイク、クリスティーナMt.seuraハイク
7月01日　オルティセイ→ッセッラ峠Sassolungo、セーチェダーからコルライザーハイク
7月02日　オルティセイ→シウジ高原Conpatsh移動(2泊）
7月03日　シウジパノラマからサルトリア方面、ブラッチァ方面ハイキング
7月04日　シウジ→ボルツァーノ〜メラーノ〜ナウダース〜St.アントン移動（St.Anton2泊）
7月05日　St.アントン→エッタール→オーバーグルグル
7月06日　St.アントン→フルプメス〜ムッタースベルク（フルプメス3泊）
7月07日　フルプメス→ノイシュティフトでパラグライダーなど、シュレック2000
7月08日　シュレック、STBでインスブルクまで往復、
7月09日　フルプメス→マイヤーホーフェン移動（3泊）
7月10日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ→アルプバッハ、アッヘンゼーSL乗車
7月11日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ→Konigsleitenまでバス往復、町をプラプラ
7月12日　ﾏｲﾔｰﾎｰﾌｪﾝ・ペンケンｺﾞﾝﾄﾞﾗ後→インスブルク移動（インスブルク泊）
7月13日　インスブルク→フランクフルト→
7月14日　名古屋着

エリア イタリア

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

オルティセイを出発したバスは山道を登り、カステロットの町を通りシウジ中心部のバスターミナルに着いた。ゴンドラ乗り場は見えないが、通りかかった人に聞いて近道の小道を10分ほど歩いてゴンドラ乗り場へ着いた。
シウジのゴンドラ往復(15ユーロ)は2週間有効とのこと。小雨模様のこのとき山はガスでほとんど見えず、わずかに一部が見えただけ。

宿泊した晴れの翌日の宿泊ホテルPlazza。ベランダ付マウンテンビューのハーフボードでこの旅で一番奮発したホテルだが、食事もおいしく快適なホテル滞在だった。

オルティセイの宿で冷え切ってたので何より有難かったのがバスタブ。小雨だしゆっくり部屋でくつろいで一息ついた。

部屋も広々。

ベランダからの景色はパノラマ方面斜面の放牧場で、左手には教会のタワーが見える。

バスルームの窓からの景色は裏山の斜面やゴンドラ駅方面が見える。

休憩してたら雨も小止みになってきたので近くを散策。西側のサントネールも見えてきた。

車道をしばらく歩いて適当なところでUターンし散策路に入る。奥がホテルなどがあるコンパッチュ方面。

小高い丘の奥にガイスラーが見える。あたり一面花咲く緑の牧草地で牛さん放牧中。

コンニチワ

翌朝ベランダから。天気は一転、まぶしいほどの快晴になった。

昨日歩けなかった分、この日1日で2つのコースを歩くことにする。リフト乗り場は同じ方向でどちらからにしようかなと歩きながら考える。

そして正面に見えるパノラマコースを先にすることに。左が午後行くプラッチャの乗り場。

パノラマリフトから、シリアール2450m、サントネール2410mがクッキリ。天気同様、気分も上々。サルトリアまで歩く予定なので片道5.5ユーロのチケットを購入。

遠くにオーストリア国境の雪山もはっきり見えている。

リフトの下の牧草地の下のほうは刈られていたが、上のほうはまだ花咲くアルム。

リフトを降りてすぐに素晴らしい展望が広がっている。

ドロミテ最高峰のマルモラーダを遠望ズーム。

東へ行くサルトリア方面とは反対方向になるが、シリアール、サントネールの姿に惹かれてこちらへ歩き始めた。

振り返って、隣にホテルもあるパノラマリフト駅、2009m。

遠くに見えるオーストリア国境の高山。この天気なら広い一帯が最高のアウトドア日和に違いない。

北向かいの丘一帯が午後行く予定のプラッチャ方面。

左手奥にちょっぴりマルモラーダがのぞく。

このままズンズン歩きたい道だけど、時間がないので引き返す。

リフト乗り場あたりからこの草原の中にある小道に入る。

緑の草原にいろんな花が彩豊かに咲いていてとってもきれい。

花咲くアルムに伸びる小道はとても快適な道。

残雪の山並みとお花畑が広がる景色は絵のように美しい。

逆光のサッソルンゴとサッソピアット

高原の向こうにガイスラー

午後歩いたプラッチャ方面

プラッチャの丘の向こうは断崖になっている。シウジ高原は周囲からそそり立つ高原台地。

オルティセイからのゴンドラ駅やゾンネあたりが見える。

コースから寄り道してこの高台にあるホテルまで行ってみた。展望が開けるかと思ったのだがそうでもなかった。

広々した高原大地はホントに気持ちがいい。

道は続くよ、どこまでも、、