ドロミテ、チロルの谷筋めぐり一人旅【13】アルペデシウジ　プラッチャ方面を歩く

2014/07/03 - 2014/07/03

サルトリア13:20のバスでコンパッチュに戻り、次にプラッチャのゴンドラに乗車。午後は３６０度の雄大な展望が望める絶景コースを歩いた。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0

バスは１５分ほどでコンパッチュに着き、そのままpuflatschのゴンドラ乗り場に向かった。午前に結構歩いているので、無理せず往復８ユーロを購入。１６時５０分の下りまでに戻ればいいのでゆっくりできるだろうと。

降りて右手のほうへ。目の前に朝行ったパノラマホテルのあるアルム一帯の雄大な光景が広がっている。

そこから左手にはサッソピアットとサッソルンゴ。マルモラーダもちょっと見える。

つなげるとこんな感じ。

特にこの展望台はステキ。爽快な風景は最高！

一番近い展望台Engelrast（天使の休憩）が高台に見えているが、ここにはたくさんのベンチがあってパンラマ方面の景色が堪能できる。

天使のモニュメントがあるエンゲルレストの展望台からはさらに広く展望が開ける。セーチェダーあたり〜ガイスラーの山群。

セッラ山群とサッソルンゴたち。こんな風にして眺めてたらさぞ気持ちいいでしょうが紫外線が強くて日焼けが、、

サントネール方面は午後は逆光になる。

ここからはゆったりと続くPUをFilln-Kreuz　2130mまで行く。

アルプスの高原に咲くリンドウ。黄味がかった地色に斑点があり、結構な大型だし目を引く。

このあたり一帯も花盛りの様相でとってもきれい。

素晴らしいロケーションの中で暮らしている牛さんたち。一帯は放牧場になっているのでまぁ当然だが、それにしてもびっくりするほどハエが多かった。

20匹かもっとたくさんのハエがまとわりついてくるので、写真を撮っていてもハエが写り込んでしまう。振り払いつつ撮るが、それでも撮っては消しといった羽目になる。以下もそんな状況で撮った数々。

PUの道。私だけじゃなく他の人にも同じくらいのハエが付いているのだろうか？とか思いつつ、、

Filln-Kreuzの展望台。2130m。高原台地のシウジ高原の断崖の端にあり、ガルディナー谷も一望する。

谷筋の町が見える。手前はオルティセイ、奥のセルヴァも少し見えている。

手前の小高い山はPizかな、オルティセイからのシウジロープウエイがある。この右手に広がっているのもシウジ高原。

少し進んでから振り返り、展望台を見たところ。山々が一望できる素晴らしい眺め。

PU（No.24）進行方向右手は崖なのでずっと柵が張り巡らされている。

谷筋下手のほうや遠くの山並みを望む。

こちらもなかなかいい景色。このあたりが最高地点2171mかな？

柵の修理をしている人たち。

こんな感じで進んでいくとこの先の下ったところあたりに十字架の展望台がある。この先辺りにHexnbanke（ヘクセンバンケ・魔女のベンチ）と呼ばれるところがあったのかな、、？

少し下って、

木の十字架（Kreuz)の展望所。

そこからの展望。

ハエが写り込んでいる1枚。

雪山ズーム。

十字架からは少しガレた道を下りてくるとNo.１４とPUの分岐に出る。そのままPUを行けばCompatschまで続いているが、私はNo.１４の道をプラッチャのゴンドラ乗り場まで戻る。写真のNo.14は草原の中を行く。

この分岐あたりに休憩できるArnika Hutteがあるが、分岐などとも写真がない。

サントネールが低く見える。手前は小さな花の群落。

下った分を上ると平坦になり、右手はしばらくアルペンロゼが咲く土手に。

PUに合流し左にゴンドラ乗り場が見えてきた。

また同じ景色だがどれだけ見てても飽きない。

16時には乗り場まで戻ったが、まだ50分後の下り最終まで時間があるので時間いっぱいここでのんびり過ごし、天気もいいのでさらに写真が増えた。

セーチェダーをズーム（ハエが、、）

コンパッチュも

もちろん、ここにも立ってみる。

サッソルンゴ。この谷あいもポピュラーなトレッキングルート。私は曇天の日にこの向こうから小さなゴンドラに乗って、こちら側をチラリと覗いたのだった。

お隣のサッソピアット

ドロミテ最高峰　マルモラーダ3343m。

セッラ山群

この景色大好き、ということで何枚も同じようなのが、、

時間になったので下りに乗車、ホテルに戻る。

ホテルの夕食は一品ずつサービスされとても美味しかったが、写真は撮りづらく残念ながら記録なし。明日は朝からチロルへの移動日でガルディダー谷ともお別れだ。

この旅行記へのコメント （2）

• poodle714さん 2015/06/14 19:36:14

  お久しぶりです

  makiさん、こんばんは
  
  シウジ高原編も楽しく拝見しました。
  私はシウジ高原ではお天気に恵まれませんでしたので
  心残り感がいっぱいだったのですが、makiさんはこれ以上ない
  ほどの快晴で良かったですね。
  シウジ高原が一番美しいと言われている6月ですし、
  ホテルも良かったとのこと、最高の思い出になったのでは
  ないでしょうか。
  Engelrastにもいらしていて懐かしく思いました。
  
  去年のmakiさんの旅程を改めて拝見して気がついたのですが、
  ノイシュティフトではパラグライダーをなさったのですか？
  すごい！勇気がありますね！！
  またmakiさんの旅行記が楽しみになりました。
  
  今年もいよいよ夏のシーズン到来ですね。
  makiさんは今年はどちらへいらっしゃる予定ですか？
  私はまたオーストリアとイタリアのアルプスを訪ねる旅に
  なりそうです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　poodle714

  maki5963さん からの返信 2015/06/17 23:18:08

  RE: お久しぶりです

  poodle714さんへ
  
  見ていただき投票までありがとうございます。しばらく出かけておりましたのでお返事が遅れて申し訳ありません。
  
  シウジの１日はこの旅一番の上天気で最高の思い出になりました。旅はホントに天気次第で土地の印象もだいぶ変わりますものね。　
  
  パラグライダーは「一度は体験したいリスト」の一つで、以前からやるなら有名なノイフュティフトで、という思いがありました。するとやれといわんばかりの成り行きで願いが叶うことになったという次第で、、タンデムですから何も難しくも大変でもなく、やる気次第といったところです。私の計画の現地行動は実は無計画で結果こうなりましたというのが多いです。昨年の旅行記も青息吐息なのにもう今年の旅が近づいています。
  
  Poodleさんは今年またイタリアとオーストリアへ行かれるとか。私も今年は夫が行きたいというので二人でまた同じような所へ行きます。一人ならまごついても失敗してもいいのですが、ガイドみたいなものなので計画も行動も慣れたところあたりで（手抜きできるし）。今回のガルディダー谷の宿はセルヴァ連泊です。そこでPoodleさんの旅行記を再読せさせていただいてるのですが、詳しく書かれてるのでとても参考になり有難いです。できれば行けなかったコースも歩きたいなと思ってます。
  
  またシュトーバイタールにも行くのですが、セルヴァからの移動がpoodleさんのと同じになります。ブレンナー峠での電車の乗継が短くて不安ですが、同じホームで前後に離れてる、という感じでしょうか？階段がなければ大丈夫かなぁと思いますが、、　　　
  
  そんなこんなでチロルを完成させるのもいつのことやら、、ですが、やりかけたので落ち着いたら何とか完成させたいとは思いますが、、
  
  Poodleさんも良い旅を。そして新しいお話が聞けるのを楽しみにしています。
  
  maki