2015.2岡山学会旅行　備中松山城に登る5-武家屋敷，旧埴原家，旧折井家，御根小屋御殿跡

2015/02/22 - 2015/02/22

1400　石火矢町の武家屋敷に．旧埴原家，旧折井家と二つある．旧埴原家は上級武士，旧折井家は中上級武士だ．質素なつくりだが，日本家屋の特徴がよく出た造りだ．庭もこじんまりしているが美しい．部屋も数部屋あるが，折井家の日常の部屋は畳が敷かれず，むしろ敷にはびっくりした．
風情がある良いところだ．県立高梁高校に残る御根小屋跡の石垣を見学．備中松山城が徒歩一時間の山城なので日常の政務，生活をした「おしろ」がここにあった．1429最後の商人の街だった本町・新町に向かう．

エリア 備中高梁(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

1400　列車．1016M　やくも16号　出雲市1227発，備中高梁1403到着予定．

ここから岡山までわずか35分だ．武家屋敷に向かう

岡村邸の門　「男はつらいよ」寅次郎恋歌ロケ地だそうだ．1971年

石火矢町ふるさと村　紺屋川沿いの紺屋町とここ武家屋敷がある石火矢町で構成

最初の武家屋敷　旧埴原家

藩主勝政公の生母の実家のため，風格がある上級武士だったようだ

玄関　式台を設けている

蟇股　雲と梅鉢の家紋

広敷

玄関　立派

座敷　火燈窓

座敷から奥座敷と庭を見る

庭

奥座敷

次の間

居間

台所と土間

外には山田方谷資料館．幕末期の儒家・陽明学者．高梁出身

ゆかりの品を展示

公衆トイレによった後，1412旧折井家に

ここは5段階ある板倉家の屋敷の規模の2番目，中上級武士．さっきの埴原家よりは格が下．しかし200石とりの堂々たる武士だ

玄関　

次の間

奥座敷，人形がちょっと不気味

居間　普段使うところはむしろ敷

庭が立派

庭先に風呂

台所

土間

資料館の方向へ

庭に出て風呂を覗く

資料館は雨でガラスが曇っていて中に甲冑らしいものがあるということしかわからなかった

雪隠のわきを表へ

外から見た次の間

受付になっている仲間部屋，馬屋として使われていた建物へ．ここの受付の人は気さくで由来等いろいろ教えてくれた

旧御根小屋前．ここから先は，松山城主の日常の居館，また政庁としての「お城」があった場所だ．天然の小川がお堀の代わり

案内がある

お城と下の御根小屋，さらに城下町がわかる．城下町のお城に近い山側が上中級武士の居宅，川に近いほうが商人街

赤が埴原家，青が折井家

今は県立高梁高校になっている

その向こうも石垣

降りて行った踏切の手前も石垣

踏切を渡る

この川の上にも神社が

これも恵比寿様かな．1429商人街の本町へ．

旧埴原家のパンフレット

旧折井家のパンフレット

てくてくマップより

四館探訪共通入館券　実は武家屋敷は二館なので五館だ．全部で1300円のところ900円

高梁市ガイドマップも便利