2015.2岡山学会旅行　備中松山城に登る３-すばらしい備中松山城，天守閣，二重櫓，霧の中の備中松山城展望台

2015/02/22 - 2015/02/22

やっぱり本物は素晴らしい．現存する天守と二重櫓．天守は二層になっていて，一階には囲炉裏，装束の間，二階には御社檀が残っている．装束の間は一段高く，城主の家族が籠城の際にいる場所，そして落城の際に自決する場所だ．御社檀には守護する神々をまつる．本当に戦国時代を見るような作りだ．雨だったが来てよかった．裏側の二重櫓，そして後曲輪まで行ってみた．東御門，腕木御門，前のブログに写真を載せた五の平櫓，六の平櫓は復元だが，良くマッチしている．しかし良くこんな岩の上に建設したものだ．高梁城下からは徒歩で一時間かかる．普段はふもとの御根小屋に住んでいたようだ．1683年に水野勝宗が修築したとのことだが，1574年ごろの備中兵乱（備中の戦国大名三村元親と毛利氏・宇喜多氏による戦い）の際にはこの山全域が一大要塞となっていたようだ．（織田信長が長島一向一揆を壊滅させた年）
1139にふいご峠駐車場を出発．雨がひどくなったが，ダメもとで15.9?離れた備中松山城展望台に行く．やはり霧の中だったが30分滞在して何とか晴れ間に城を見ることができた．霧の中で幻想的だったが写真はあまりよくない．
1240出発，高梁市内を見学しよう！

エリア 備中高梁(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

1056　1683年からの、本当に日本には希有になった山城に入る．

中は2階になっている

一階は広い

石落とし　古来からの戦法だ．

囲炉裏　籠城したときに使う　食事と暖房用　天守の中に切り込みの囲炉裏は珍しいと．ここでたびたび戦があった証拠とのこと

装束の間，一段高くなっている

籠城時，城主一家の居室，寝室になる．負けたらここで自決する．

装束の間

装束の間　案内ビデオがある

ここからの風景

二階に登る

二階は狭い　御社壇がある．

守護神を祀る

二階の反対側

高梁川を見下ろす

さて降りよう

1107 外へ　本丸

八の平櫓跡

本丸東御門

御門の横から抜けて裏へ

二重櫓　これも現存した建物　重文

二重櫓から天守の裏側を見る

裏から戻る

天守に降りて

今度は本丸の外側を裏へ

それにしてもすごい石垣

本丸東御門の外側

二重櫓の後ろへ

搦手門跡と曲

高いところは後曲輪

後曲輪の上　向こうは九の平櫓跡

九の平櫓跡から二重櫓

素晴らしい建物　岩の上に作られているのがすごい．門は腕木御門（復元）

本当にすごいねえ

後曲輪の横を奥に行く道がある

道標があった

さらに上の大松山城跡に行く道だ．しかしここまでにしておく．実は雨が降ってきたし，高梁市内と天空の城として見られるところにも行きたかったからだ

もう一度本丸

二ノ丸から見た三の丸

市内が見える

天満屋や高梁中央病院が見える

三の丸

さらに降りる．中太鼓櫓跡

100ｍずつこのような道標がある

もうすぐふいご峠駐車場

1139出発，天気は悪いが少し離れた備中松山城展望台まで行こう

山を下から見る

帰りはトンネル経由

国道180号線では大雨

1205展望台の入り口

4ｋｍ小さな道を行く

1210やっと着いた！実はふいご峠からぐるっとまわって15.9?もある！

展望台へ，徒歩1分と近い

やっぱり雨で霧で見えない！！

じっと待つ．やっと少し晴れてきた

うっすら城が見える，天守閣までは直線で1ｋｍ強だ．

高梁市内

何とか見えた！天守と二重櫓がわかる

良かった！晴れていたら本当に素晴らしいだろうが，霧の中も幻想的だった．しかしけっこうな雨だ．30分粘り，1240高梁市内へと戻る．

松山城のパンフレット

展望台のパンフ，ぐるっと回るのがわかる