出発前、自宅にに旅程票が届いて、内容を確認した時、ヘルシンキで最大7時間の乗継があると知った。<br /><br />その時は<br /><br /><br />「あ〜、ヘルシンキでずいぶん時間があるな〜」<br /><br /><br />と思って、ヘルシンキでどうしようか一瞬考えたが、結局出発までそのことを忘れて、このことをまたロバニエミで思い出すこととなった。<br /><br /><br /><br />ロバニエミ滞在中、ここのトラベラー様に聞いてみようと思っていたのだが、結局聞かずに帰りの飛行機に乗ってしまった。<br /><br />ロバニエミからの飛行機で急遽行きの成田で買ったガイドブックを開き、この後の7時間のすごしかたについて検討してみたが、結局「ここに行こう」という計画も立てられず、ヘルシンキに到着してしまった。<br /><br /><br /><br />さて、ここからは<br />行き当たりばったりの行き当たりばったりなヘルシンキ半日滞在の模様です。<br /><br /><br />

オーロラ、見えるかな…。（フィンランド　5日目その2　すっかり忘れていたヘルシンキ半日滞在）

24いいね！

2015/02/02 - 2015/02/02

711位(同エリア3785件中)

#街歩き

エリア

ヘルシンキ(フィンランド)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.0

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 高速・路線バス

航空会社: フィンランド航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ロバニエミといい、ヘルシンキといい、フィンランドのbaggage claimのベルトコンベアーはいろいろ演出がなされている。

今日は乗継で荷物は成田まで出てこないので、本来ここには用はない。
成田も何かそういうことすればいいのに…。
「防犯上の問題で」という理由で片付けられそうだが、そこまで神経質にならなくてもいいのではないかな…。

クマ
大多数の訪問者は日本を楽しもうと来ているのだから、日本らしい演出をして、これからの日程にワクワクさせるようにして、外国人にジャンジャンおカネ落としてもらうことの方がいいのではないかな…。

ソーセージ（？）
ここはもう地上なんだし…。

サーモン
国内線なので、飛行機降りたらそのまま出口。
フィンランドに来て5日目となるが、こっちのミネラルウォーターといえば、炭酸水を指すようで、炭酸なしのミネラルウォーターを探すのがとても困難。

奥の店で初めて炭酸なしの水があったので、即買い。
まずはロバニエミで預けられなかった折り畳みゴロゴロを預かってくれるところを探さないと…。

コインロッカーくらいあるだろう…。

表示はあるのだが、なかなか見つからない。
ようやく地下（？）のレンタカー案内らしきカウンターの近くでやっと発見。

文字表示の標準は当然フィンランド語
でも言語変換ができます。
直行便が毎日4便は来ているのに、ほぼ専用の入国審査ゲートがあるにもかかわらず、コインロッカーは日本語がない。

使用方法は空きを確認した後空いているロッカーの中から希望の部屋（？）を選んだらおカネを入れる。

（たしかこの順序だった）
そうするとこの扉が開き、荷物を入れて閉めるとレシートが出てくる。

このレシートには空けるための暗証番号があるから、絶対なくしてはいけません。

ようやく身軽になった…。

さて、ヘルシンキ市内に行ってみますか…。
施設を出るとすぐにタクシー乗り場がある。

成田はまずバスターミナル

お国が異なると首都の空港の作りも違ってくるんだな。

バスターミナルはこのタクシー乗り場を横切ってロータリーの内側にある。
標識のもとに何かいる。
クマ

フィンランドの国獣（？）なのか？

この国にはやたらクマがいる。

ただ背中に棒が刺さったような感じがシュール…。
バスターミナル。

本日のヘルシンキは曇り時々雨。

バスは20分おきにヘルシンキ中央駅のターミナル行きが出る、

屋根が狭いので、あまり遅くに並ぶと後ろの方になって雨がもろに…。
ヘルシンキ中央駅まではフィンエアー運営の「フィンエアーシティバス」で行くことができる。

海外で自力で市街地に行くには航空会社系のバス会社が一番安心できる。
この表示がヘルシンキ中央駅行きのバスです。
市内まで6.2ユーロ

バスの運賃はカードも使えるみたい。
成田や仁川のようにバスチケットカウンターがあるわけでもなく、チケットはドライバーから直接購入する。
ヘルシンキ市内までは30分前後。

羽田から都心くらいの時間ですね。
何かと便利なため、一番前の席を確保したが、このバスの運転手、韓国の空港バスのようにガツガツ飛ばすことはないのだが、送りハンドルが多くて気になって仕方なかった。

実はオイラ、バスの運転手ではないのですが、いわゆる路線、観光バスの営業運転ができる免許を持っていまして、それゆえか、人の運転が気になってしまう…。

ドライバーが女性だから仕方ないのかもしれないが、いざというとき危険です。
ヘルシンキ市内も雪が積もっています。

北のロバニエミとは違い、気温はプラスなので、ところどころ雪が解けています。
バスは市内に入るといくつかの停留所で止まります。
車内でWi-fiも無料で使えます。

使用するときは社内前方の画面でパスワードが表示されているので、簡単です。
ヘルシンキ市内はあちこち工事中だな…。
首都のど真ん中なのに空き地があちこちに…。
首都改造計画実行中？

特に渋滞なく到着。

はじめてのヘルシンキ。
どこで何する計画はまったくなし。

とりあえずウロウロしてみよう。
なんか、バス、ミョ〜に長いな…。
もっと長いのがあるぞ。
マック。

個人的には海外で日本の、または日本でもおなじみのチェーン店の料理に興味があるのだが、かみさんがそういうのに興味がないらしく、フィンランド5日目なのにマックは一度も行ってない。
これがヘルシンキ中央駅。

日本で言うと東京駅。

雰囲気は上野駅の方が近いかな…。
目抜き通り。

高層ビルは見当たらない。

高さ規制でもあるのかな…。

北欧ってそういうことにうるさそうだから、ありうるな…。
ヘルシンキ中央駅を中心にパノラマで撮ってみた。
近代的な建物と古い建物が混在している。

このあたりの建物はこの古い建物を基準に高さ制限がなされているんだろうな。

そうでもなきゃこんなぴったり高さが合うわけがない。
こう撮ると歴史的な街に来た感じがする。

実際歴史的な街なのだが…。
市内はバスだけでなく、路面電車もひっきりなしに走っていた。

でも高いらしい。

だから乗らなかった。

どこ行かされるかかわからないし…。
ロバニエミからの飛行機の中で、ヘルシンキに着いたら買い忘れたお土産を求め、唯一ここに行ってみようということとなったムーミンショップへ。

「FORUM」という百貨店の中にあるらしい。

高さこそそこそこだが、結構中は広く大きなビルだ。
吹き抜けは圧巻だが、古さが否めないビルです。
ムーミンンショップは比較的簡単に見つかった。

オイラのような外国人が何組か。

白人の他に韓国人もいたな…。

韓国でもムーミンやってたのかな？
ここにはロバニエミで買った紙製のエコバッグがここにもあった。
ロバニエミでは一部デザインが売り切れていたが、ここでは全種類（多分）残っていた。

日本に戻った時のお土産小分け袋として渡しました。

あとニョロニョロのキーホルダーをいくつかとスナフキンの小さなぬいぐるみ等購入した。

一旦店を出た後、大変な事に免税手続きを忘れてしまったことに気づき、改めてお店の人に手続きをしてもらった。

世界有数の税金の高い国。
変換率も16％と大きい。
返してもらわないとかなりの損となる。

ロバニエミでも高い消費税を支払ったが、免税手続きをしてくれるスーパーがほとんどないのでロバニエミでは免税手続きをしなかった。
そろそろ昼です。

どこで食事していいのか、何の情報もなくヘルシンキにいるし、雨が降ってきたので、とりあえず雨をしのげるところ。

ストックマンという百貨店に飛び込んだ。
デパートのフードコートで市民の味を。ということで上にいったところにあったここのカフェ。
なんとここ、フィンランド最大（多分）のお菓子メーカー、

FAZERのカフェのようです。
何にするべきかわからず、とりあえず見慣れたものをチョイスして、レジで支払うシステム。
オイラはスモークサーモンのパンとグラタンタルトみたいなパンを選択。

こっちに来てさんざんスモークサーモン食べてきたのにまだ足りなかったようです。

おいしかった。
かみさんはこのシュークリーム。

クリームチーズシュークリームだったらしい。
それと、「前の人が選んでておいしそうだったから」ということでこのようなパンを選択。

値段は日本で食べたら…という価格の倍近くというくらいだったと思う。
とにかく高かったというイメージ。
さすが高負担高福祉の国。

車いすのお客さんが来ると、店員はぴったり張り付いて手厚い介助をする。
ここでもWi-fiは無料。

ここではパスワード設定しなくともつながった。
ストックマンの中をしばらくウロウロして

空港に帰ります。

雨が強くなってきた。
傘持ってきてないから、雪解けでびちゃびちゃになった道を駆け足でバスターミナルへ。
あ、ここにもソコスホテル。

ヘルシンキのは駅の真ん前。
超一等地にある…。
ヘルシンキのバスターミナルは屋根がないので、雨の時に待つと濡れてしまう。

この日はちょうどバスが来ていたので、待たされることはなかったが、冬のヘルシンキは傘は必需品ですね。
戻るときも渋滞はなく、スムーズに空港についた。

もともとロバニエミだけの目的で行ったので、このヘルシンキ街歩き（？）はボーナスとして。

トランジット観光、できるかどうかは”運”ですね。

次はいよいよフィンランド最終回です。
行きに乗った飛行機の表示があった。
先程ムーミンショップで買った品の免税手続き。

大勢並んでいなかったのだが、この二人が窓口のお兄さんと何か長々と話ししていて、なかなかどかない。

5分くらい待たされてようやく順番が回ってきた。

なんとびっくり

この窓口のお兄さん、日本人並みに日本語が流ちょう。
目を閉じて聞いていると日本人みたいに日本語を話していた。

「戻ってくる税金は数日後にこのクレジットカードの口座に振り込まれます」

だそうです。
保安検査を通った後、このような光景が広がる。
ヘルシンキ空港は保安検査後、出国ゲート前のエリアでもこのようなショップ街があり、さらに今のところマリメッコ、イッタラ、ムーミンショップのような”フィンランド名物系”はこのエリアにしかない。

「出国してもあるでしょ…」

という考えは捨て、見つけたらそこが帰国前最後の店と認識した方がいいようです。

支払い時、航空券とパスポートを見せたので、免税措置を取ってくれていたと思う。
またヘルシンキ空港は国際線→国内線で乗継時間が最短35分だというので、乗継時間が短い場合は1時間切る乗継も頻繁にあるようです。

でも間にあうんです。

そのためか、この辺を大荷物担いで走っている人が多い。

オイラも行きはそのような中の一人だった。
出国もパスポートを機械に通して全身X線写真みたいな機会に入って、一人しかいない窓口であっけなく出国手続きをして、どこにでもあるような免税店の中を通る。

改装工事中のようです。
成田までの飛行機の搭乗ゲートに。

さあ、本当に帰国です。

では次はこのフィンランド旅行の最終回です。

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#街歩き

この旅行記へのコメント（2）

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たらよろさん 2015/06/16 20:03:01

行き当たりばったり！

こんばんは、行きあたりばったり様の行き当たりばったり（笑）
ヘルシンキの街並みぶらぶら、、、
楽しませて頂きました。

確かにバス長い〜
でも、フィンランドカラーなんですね。

それに熊が多いんですかっ！
国獣ってあるんですか？？
フィンランドは、熊のイメージありますね〜

なんといっても、物価が高いイメージですが、
車椅子の方の話など聞いていると、有りなんだろうなぁ。。って思いました。

ニョロニョロ、、、可愛いですね。

たらよろ

行き当たりばったりさんからの返信 2015/07/12 11:23:05

RE: 行き当たりばったり！

たらよろさんこんにちは。

返信が遅くなって申し訳ございません。
多分本来の目的であるオーロラを見れたらヘルシンキでの滞在ももっと充実したものとなったのでしょうが、メインテーマのオーロラがあんな状況だったので、グダグダなモノになってしまいました。

クマの件ですが、現地で日本人と接触する機会もありましたが、クマのことは聞かず、むしろトナカイの話の方が多かった気がします。
クマはきっと北海道の方が多いと思います。
現地で「クマ出没注意」のシールも見ませんでしたし…（笑）
国獣なんてオイラが勝手に付けたことですから…（笑）

ヘルシンキに限らずメイン滞在先のロバニエミもとにかく物価が高かった。
でもセールも思い切りがよく、70％80％OFFという表示も多かった気がします。
北欧はセール期間中に行くのがいいですね。

北欧は物価が高い、これといった観光名所が多いわけでもないし、オイラのような弾丸貧乏トラベラーにとっては比較的魅力が少ないのですが、治安がいいし、水道の水は飲めるし、10日以上滞在できるなら日本人も安心できると思います。
たらよろさんも「相棒」のRCは連れて行くことができないかもしれませんが、もし行く機会があれば是非。

今年の「夏」が決まり、オプションツアーの選定で頭がいっぱいの行き当たりばったりでした。

> こんばんは、行きあたりばったり様の行き当たりばったり（笑）
> ヘルシンキの街並みぶらぶら、、、
> 楽しませて頂きました。
>
> 確かにバス長い〜
> でも、フィンランドカラーなんですね。
>
> それに熊が多いんですかっ！
> 国獣ってあるんですか？？
> フィンランドは、熊のイメージありますね〜
>
> なんといっても、物価が高いイメージですが、
> 車椅子の方の話など聞いていると、有りなんだろうなぁ。。って思いました。
>
> ニョロニョロ、、、可愛いですね。
>
> たらよろ

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