2014/12/31 - 2015/01/03
521位(同エリア6063件中)
ころころさん
シンガポール、マレーシア、タイの3カ国周遊旅行。
自身初の海外周遊で、旅行日数も9日間で最長。東南アジアと言えば、今まで思い浮かべるのはタイのイメージでしたが、気候や文化がそれぞれの国で違うことを肌で感じることができた旅でした。
vol.2はマレーシア編。
日本人リタイア組の方が多く移住する常夏の国。
今回の旅を通して、イスラム教を信仰してる人が多いことや、マレー、中国、インド、中東と言った色んな人種・文化背景を持っている人が生活してることを知りました。
マレーシアヘはシンガポールからバスで入国。マラッカとクアラルンプール観光のお話です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シンガポールからバスでマラッカに到着。
バス停車地点がHolidayInnだったので、タクシーで宿泊先の"Hotel Puri Melaka"へ移動。 -
マラッカは中国文化が色濃いな〜と思ったのですが、ホテルロビーの前には写真のような雪を装ったクリスマスツリーが。多分、外国人が多く宿泊するのでしょう。結構気合いの入った飾り付けです。
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チェックインは未だできなかったので、荷物をホテルに預けて昼食へ。
メインストリートJonker Streetを散策中に行列の店を発見。「あっこれ、この前TVの旅番組で見たお店だ!」ということで、昼食場所決定。中華茶室 海南鶏飯 中華
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30分ぐらい待ちました。
メニュは1種類のみのようで、何人分オーダするかのみ聞かれました。
写真は2人分。チキンライスボール、というマラッカの名物らしいです。鶏肉をボイルしたもの + ご飯を丸めたもの + 甘いティーがセット。
正直言うと、なぜこの味でこんなに人気なのか?疑問が残る味でした。(ディーが一番美味しかった (- -);;; ) -
店内の様子。
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昼食後、世界遺産として登録されているオランダ広場へ。
チキンライスボールの店から橋を挟んで目と鼻の先。徒歩1分ほど。
この風景、マラッカの紹介で必ず取り上げられますね。オランダ広場 広場・公園
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同広場の時計台。
マラッカは、ポルトガル→オランダ→イギリス→日本→イギリス、と色々な国に支配される歴史を持つそうですが、このオランダ広場の教会はオランダ統治時代に建設されたものだとか。建設当初は白色だったものがイギリス統治時代になぜかピンク色に塗り替えられたそうです。 -
マラッカ・スルタン・パレス。
マラッカはポルトガルに占領される前は、マラッカ王国により統治されていたのだとか。写真の建物はその当時のスルタンの屋敷を再現したもの。
博物館になっていて、当時の衣装や歴史をマネキンを使って紹介してました。マラッカ スルタン パレス 建造物
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サンチャゴ砦。ポルトガル統治時代の要塞跡だとか。
サンチャゴ砦 建造物
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先ほどのオランダ広場とサンチャゴ砦辺りの間を観光客を乗せて写真の「トライショー」がいっぱい走ってました。
市民の生活の足ではなく、見たところ完全に観光客用。派手なデコレーションが特徴で、音楽やイルミネーションのあるトライショーも見かけました。写真のトライショーはデコレーションがドラえもん。 -
こちらのトライショーは、キティーちゃん。
なぜか日本のキャラクターでデコレーションしトライショーがたくさん走ってました。 -
マラッカタワー。
マラッカタワー 現代・近代建築
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高さ110メートルあるそうで、回転しながら上昇。マラッカ市内を一望できました。
地上の繁華街にいると海に近いことを認識できないのですが、タワーから見ると港町であることが良くわかります。 -
街に並ぶ建物の玄関。
東南アジア、というよりは中国、って感じがします。
マラッカの貿易に華僑の人達が関わっていたんだ、と言うことが想像できます。 -
この写真もそうですね。
ちなみに、東南アジアの人々と華僑の人たちの間に生まれた人々を「プラナカン」と呼ぶそうです。 -
まち歩きをしていたら、広場があって中央に何だか良くわからない像が。
近づいて説明を読んでみると、彼はマレーシアのボディビルの父、だそうです。
名士だったのでしょうか? -
マラッカ滞在の夜は大晦日。Jonker Streetにあったバーで友人とお喋り。
そのままハッピーニューイヤー、って騒ぐつもりだったのですが、シンガポール・マラッカで食べた食事が合わなかったようで体調最悪。友人が不満そうなのを無視して、23時ぐらいにはお開きに。部屋に戻って寝ようかと思った時に新年の祝いの花火が。まち歩きの際は新年向けのデコレーションは全く見かけなかったので、旧正月を祝う中国文化だから、特に何も無いのかな〜と思っていたので少々ビックリしました。 -
翌朝、幸い体調は回復し、首都クアラルンプールへ向かうため、マラッカのセントラルバスターミナルへ。
マラッカ セントラル バスターミナル バス系
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色んな会社のバスがクアラルンプールへ向けてバスを走らせているみたいで、直近で出発するバス会社を選択。
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バスの外観。
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バスの車内の様子。
シンガポール->マラッカで乗ったバスと比べると3列シートは同じ。若干内装が古い感じでしょうか。
ちなみに料金は12.5マレーシアリンギッド。日本円で400円弱。シンガポール−マラッカ間のバス料金が約3500円。距離が半分程度とは言えこの料金の違いにはビックリ。物価の違いを感じます。 -
2時間程度のバスの旅。首都クアラルンプールに到着。
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マラッカのバスターミナルと異なりかなり近代的な感じです。
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電車とモノレールを乗り継ぎ、クアラルンプールでの宿泊先「ル アップル ブティック ホテル ブキット ビンタン」に到着。
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クアラルンプール、基本は30℃ぐらいなのでそれほどでもないのですが、湿度が高くて不快指数は相当高い。
チェックイン後にシャワーを浴びることにしたのですが、部屋の天井を見上げると何やら見慣れないサインが。 -
「KIBLAT」と書かれています。
あっ、もしやこれは、メッカの方向を示す矢印では?とそのとき何となく思いました。
帰国後ネット調べるとやっぱり正解。マレーシアはイスラム教の国だと言うことがこんなところからも分かります。 -
宿泊先はクアラルンプールの繁華街。KLツインタワーまで歩いて行くことに。
20分ぐらいで到着。そのままタワーに登ろうと思ったのですが、すでに当日のチケットは完売のこと。。。ペトロナスツインタワー 現代・近代建築
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じゃーしょーがいない、ということでタクシーで「ムルデカ スクエア」独立広場へ移動。
噴水あり、広い芝生あり。気持ちの良い広場です。ムルデカ広場 広場・公園
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その広場に面して建っていたのが、「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」。
旧最高裁判所でマレーシアの植民地時代を象徴するレンガ造りの建物。現在は政府機関管轄のビルになっているそうです。スルタン アブドゥル サマド ビル (旧連邦事務局ビル) 現代・近代建築
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まち歩きの途中に見かけてバスのおばちゃん。
どうやら市内のバスには運転手の他に営業?チケット売りの女性が同乗している様でした。話が変わりますが、街やデパートのトイレは有料で料金を徴収する女性がいました。 -
クアラルンプールのセントラルマーケット。
日用品や色々なお土産物が売ってました。セントラル マーケット (クアラルンプール) ショッピングセンター
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シンガポールにも中華街がありましたが、クアラルンプールにも。
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中華街の近くにあるヒンドゥー教の寺院「マリアンマン寺院」。
マレーシアはイスラムの国かと思っていたので、ヒンドゥー教の寺院は意外。実は私、今までヒンドゥー教の寺院には入ったことが無く、これが初。スリ マハ マリアマン寺院 寺院・教会
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独特な門をくぐって入場すると、実際に何やら儀式が執り行われていました。
ガイドブックによれば、ヒンドゥー教の本場インドでは、寺院に観光客に入ることは難しいらしいので、貴重な体験ができました。 -
クアラルンプール中央駅。
植民地時代の1910年に建設された英国風建築様式の建物。スルタン・アブドゥル・サマド・ビルと同様に重厚感がある建物でした。寺院から歩いてクタクタだったので、誰もいない改札を通過してプラットフォームの長椅子で休憩させてもらいました。クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅
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休息後バスでホテル近くのショッピングモール「Pavillion」に移動。
イスラムの国と聞くと何だか堅苦しい、厳格なイメージがあったのですが、マラッカ同様ここでもクリスマスデコレーション。ちなみに、マレーシアは消費税が無いそうです。 -
翌朝。明日早朝クアラルンプールを発つので、実質今日がマレーシア最終日。
昨晩,ペトロナスツインタワーの予約をとろうとしたところ,何と既に終日完売。ツインタワー登る気満々だったので,めちゃくちゃショック!
ならばと,高さとしてはクアラルンプールで双璧をなすKLタワーへ行くことにしました。KLタワー (ムナラKL) 建造物
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展望台からペトロナスツインタワーを望む。
ちなみにこのオープンデッキの入場料は、外国人の私たちの場合は99マレーシアリンキッド。約4000円。現地の人たちは69マレーシアリンキッド。物価を考えるとかなり高額。 -
ツインタワーをズームして撮影。
ツインタワーからはフラッシュの光が絶え間なく見えます。
調べてみたのですが,KLタワーは高さ421m,ペトロナスツインタワーは452m。
くそ〜負けた,,,と思いきや,KLタワーは94mの丘の頂上に建ってるので、こっちの方が高いそうです。と自分を慰めてました(^^) -
KLタワーは世界でNo.4の高さ。
私,東京スカイツリーにまだ登ったことないですが,タワーとしては世界No.1の634m、ってことが紹介されてました。 -
タクシーでクアラルンプールの郊外にあるバトゥ寺院に。
ヒンドゥー教の寺院で、中華街の近くのマリアンマン寺院と比較すると多くの観光客が訪れていました。バトゥ洞窟 寺院・教会
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写真の像は,ヒンドゥー教の3大神の1つシヴァの次男「スカンダ」の像。軍神を司っているそうです。
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272段の階段を登りると,約100mの高さにある寺院に到着。
階段を登った後,天井の高い洞窟をくぐるのですが,ここはひらけてました。
なんだか伝統のある寺院のようでしたが,調べてみるとこの建物の歴史は意外と新しく,1982年に建設されたとのこと。 -
先ほどの寺院を背にすると写真のような絶壁が。
良く見てみると,,, -
お猿さんがいました。
しかもこの絶壁をいとも簡単に登ったり下ったり。感心。
272段の階段の途中にもたくさんいました。 -
寺院の近くでは洞窟体験ツアーが催行されていました。
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お土産物売り場。
神様が何だか不思議なイルミネーションでライトアップされた置物が多く並べられていました。 -
タクシーでロイヤルセランゴール社に移動。
ピューター(スズを主成分とした合金)を使ったハンドメイド製品を製造してる会社です。無料で1?2組に1人のガイドが付いて展示ルームを案内してくれます。日本語の案内もあるようですが、もう一組の団体が欧米人だったこともあり英語でした。ロイヤル スランゴール ビジターセンター 博物館・美術館・ギャラリー
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マレーシアはスズの生産が盛んだったことを示すものがこの展示。
何かな〜〜っと思ったのですが、マレーシアの昔の通貨。 -
ピューターに関する科学的な展示がいくつかであったのですが、これもその一つ。
下に置かれているポットを製作するにどれぐらいの鉱石が必要なのか、という展示。 -
写真の1578kgの鉱石を採掘する必要があるそうです。
この塊を精製して、加工してあのポットになるわけです。 -
こちらは、溶かしたピューターを型に流し込んでいく作業の様子。
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そして切削、研磨して、マグカップになっていきますよー、って実演してました。
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お土産売り場。
日本人を意識したおちょこなど、魅力的な製品がありました。 -
展示ルームの見学を終えて、外へ出ると、大きなビールジョッキが。
このジョッキ、ギネスブックに登録されているそうで、世界最大だとか。
しかし、だれもこのジョッキを持ち上げられないでしょうね(^^) -
クアラルンプールへ戻るタクシーの車内の様子。
日本のようなナビを搭載したタクシーは見かけませんでしたが、その代わりにスマホのナビアプリを活用してました。マレーシアでもみんなスマホを使ってました。実は私まだガラケー。 -
市内に戻ってきたら、写真のようなモスクを発見。
なかなか可愛らしい建物だったので、中に入れるかな〜と思ったのですが、残念ながらお祈りの儀式があるらしくダメでした。 -
モスクの近くにあった屋台に行列が。
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何だろうと思って近寄ってみたのですが、どうやらお菓子のようです。
ちょうど小腹がすいていたので、試しに食べてみることに。 -
調べてみたところ、「プトゥバンブー」というマレーシア伝統のお菓子だそうです。
米粉とココナッツ フレークを竹筒に入れて蒸して作るんだそうです。 -
と〜っても甘いのかと最初思ったのですが、程よい甘さでなかなか美味しかったです。
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マレーシア滞在最後の夜。
ホテルからちょこっと歩いてペトロナスツインタワーの見えるところまで移動。
見事なライトアップ。
今回は縁がなかったですが、次回来る時はタワーのてっぺんからの景色を楽しみたいです。。。。。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ぶどう畑さん 2016/03/15 21:18:09
- マラッカ、いいですね!
- ころころさん
ぶどう畑です。
旅行記にお越しいただき、たくさん、投票をありがとうございました!
マラッカは、行ってみたい場所のひとつです。
バスもありますが、シンガポールから船でも行けるようなので、一度はクルーズ体験してみようかなと思ったりしています。
今後ともよろしくお願いします。
- ころころさん からの返信 2016/03/20 10:30:30
- はじめまして
- ぶどう畑さん、こんにちは
こちらこそ、旅行記のご訪問、ご投票ありがとうございます。
シンガポールからマラッカへクルージングで訪れることが
できるとは知りませんでした。情報ありがとうございます。
ぶどう畑さんのシンガポール旅行記、楽しく拝見しました。
私の東南アジア旅行では、シンガポールは実質半日の日程で、
観光の時間を多く取れず、少々残念に思っています。
クルージングの件とあわせて次回の楽しみに取っておきたいと思います。
今後とも宜しくお願いします。
ころころ
-
- worldspanさん 2015/03/08 08:59:51
- マレーシアの旅
- ころころさん
こんにちは
東南アジアの旅行記楽しく拝見させていただきました。マレーシアは私も大好きで、学生時代に時間のある時にはマレーシア航空を利用してヨーロッパに行く際にトランジットでクアラルンプールに滞在し、ついでにシンガポールまで足を延ばしたりしていました。マラッカにはまだ訪問したことがないので、ぜひ訪れてみようと思っています。
PS:フォローありがとうございます。
worldspan
- ころころさん からの返信 2015/03/08 09:31:51
- 南米旅行記楽しく拝見しました
- worldspanさん
こんにちは。
worldspanさんが投稿された南米旅行記、楽しく拝見しました。
南米は私にとって未踏の地。小さいお子様とともに旅行される
たくましさや計画性にただただ感心いたしました。
特にイグアスの滝のくだりは、ハラハラドキドキしながら
拝読しました。これからも旅行記楽しみにています。
ころころ
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