2015/01/31 - 2015/02/01
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morisukeさん
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オッサンネコです。
休みを利用して1泊2日でバンコクからスコータイに行って来ました。
2日目の記録です。
2日目は歴史公園外の遺跡を中心に自転車でダラダラ訪ねてみました。
歴史公園外の遺跡はとにかく保存状態が悪いのですが、
逆に言えば発見された当時のありのままの姿を見ることができます。
俗に言うラピュタの様な遺跡は、むしろ外側で実感できるかと思います。
民家から聞こえる鶏の鳴き声、
道脇に広がる一面のサトウキビ畑、
突然現れる荒廃した遺跡、
風の涼しさも相まって、贅沢な時間を過ごしてきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自転車 飛行機
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
スコータイ2日目です。
早起きして朝日を拝もうと、朝6時半に歴史公園まで出かけました。
朝はチケットブースも閉まっており、タダで入れちゃいます。
無事朝日を見ることが出来ました。
幸福の夜明けや〜。 -
蓮の花ですが、
朝夜明けとともに開き始め、日が陰ると徐々に閉じていきます。
ピンクの蓮を写真に収めようとすると、午前中がベターとなります。
朝は犬が活発になっているので、少し注意が必要です。 -
一人朝日鑑賞ツアー終了。
天気があまり良くなかったので、一旦ホテルで待機。
朝飯食ったり、本を読んだり、ダラダラして過ごしました。
9時半頃、空に青みが差したのを確認して再出発です。 -
まずは城壁南エリアの遺跡から。
ワット・アソカラム。
道路の道脇にポツッと出てきます。
壊れかけの仏塔くらいしか残っていません。 -
ワット・アソカラム。
ほぼ崩れかけの遺跡寺院ですが、
それでも地元の人たちに大切に扱われているのがよく分かります。
個人的にこういう風景は大好きです。 -
ワット・チェートゥポン。
南側で最も有名な寺院(のはず)ですが、何とも寂しい限り。
料金所も人がいなかったので、如実に寂れっぷりを表しています。
構成は他の遺跡とほぼ同じ、ウィハーン(礼拝所)の柱だけが残されており、
その奥に仏像が佇んでいます。 -
ワット・チェートゥポン。
こちら遊行仏の跡が残されているだけ。
元々は四方に座仏・立仏・臥仏とこの遊行仏、
全てを取りそろえた何ともゴージャスな寺院だったそうで。 -
次は西門(オー門)を出て、城壁西エリア、
ワット・サパーン・ヒンを目指します。
南と西、共通して言えますが、城壁を出ると人通りは一気に少なくなります。
結構西側は一人行動を避けた方がいいと言われていますが、
オッサン個人は全く危険な場所だとは感じませんでした。
あくまでもケースバイケースです。
天候・時間・時期・自分の危険察知能力、全てを考慮して判断して下さい。
写真はワット・トゥク。
こういう遺跡を横目に、チャリは進んでいきます。 -
寺院の名前は忘れちゃいました。
時たま欧米人のカップルと自転車ですれ違ったりします。
こういう処では、オッサンは必ずスマイルをして、自分の存在をアピールします。
ほとんどの確率で笑顔が返ってきますが、ごく稀に、
「何このジャップ、気持ち悪いわね」みたいな目で見られる時もあります(笑) -
ワットマンコーン。
ワット・サパーン・ヒンと西門のちょうど中間くらいにあります。
この寺院も基本構成は同じですが、
周りの風景が素晴らしく、ついつい写真を撮りたくなる寺院です。 -
ワット・サパーン・ヒンに到着!
西エリアの主要スポットとなります。
ワット・サパーン・ヒンを直訳すると、石橋寺…。
丘の上まで続く途が、石段で整備されており、
まるで橋が架かったかのように盛り上がっています。
麓(自転車置き場)から丘の上の仏像をはっきり見ることができます。
大人の足で10分もかかりません。頑張りましょう。 -
ワット・サパーン・ヒンの仏像です。
大きい立仏と小さい座仏のコンビになります。
2007年にここワット・サパーン・ヒンで単独行の女性が
殺害される事件が起こっており、犯人はまだ捕まっておりません。
亡くなられた方にはただご冥福をお祈りするばかりです。
安全を考えると、ここは午前中に見るのが望ましいと思います。
参拝道は東斜面であり、午後になると陰りが出てしまうこと。
またタイ人は最も暑い午後に昼寝をする傾向がありますので、
まずます人の気配が途絶える事になります。
麓から見える景色や、丘の上までのアプローチはとても感慨深く、
是非多くの人が安全に訪れる事のできる寺院であって欲しい、そう願います。 -
丘の上から。
スコータイの街が見下ろせるって聞いたけど、
うーん、そこまで良くはないなぁ( ゚Д゚) -
西側エリアも終了して、元来た道を引き返します。
ホテルのレンタサイクルは調子抜群。見た目は古いですが。
サトウキビ畑に挟まれた道をキーコキーコこぎながら戻っていきます。
あー気持ちいい。 -
ラームカムヘーン大王の像があるので見に行ってみました。
氏はスコータイの全盛期を築いた方で、タイ文字を作ったり、
仏教の保護活動をするなど、今のタイの原型を作った王様です。
その温情政治は現国王のラーマ?世も模範にしたらしく
タイの中でも3大王と言われる豪腕な方だったそうです。
銅像の前はだくさんのタイ人が熱心にお参りをしていました。 -
王様の像の近くには当時の様子が描かれたレリーフが何点かあります。
その中の一つ。
説明がないので詳しくは分かりませんが、(と言ってもタイ語なんか読めませんが)
ラームカムヘーン大王碑文を作らせているのだと想像がつきます。
実はこれ、ユネスコの記憶遺産に登録されており、
歴史的に見ても価値のあるものだそうです。 -
城壁北側エリア ワット・プラ・パーイ・ルアン。
スコータイではワット・マハタートに次ぐ重要寺院だそうですが、
敷地内は整備が手付かずで、ほぼ観光客がいません。
何もないと評判のこの寺院、そんなことはないんです。
この荒廃感、たまんないんです。 -
崩れかけの巨大な遊仏像がありますが、
表面の塗装が剥がれて、中の煉瓦が剥き出しになっています。
外側の建屋も同じく煉瓦なので、
遠くから見ると仏像が擬態しているように見えるのです。
時間と偶然が作り上げたトリックアート、必見なり! -
ワット・プラ・パーイ・ルアン。
どうだ、この荒れっぷり!
フォフォフォ。 -
当時は仏塔の周りを仏像が取り囲んでいたのでしょうね。
今はほとんどが崩れ落ちたままとなっています。
この遺跡の仏像はほぼ全て頭が切り落とされています。
スコータイ王朝は結局アユッタヤー王朝によって消滅するのですが、
アユッタヤーが陥落した時にスコータイの街も破壊されたのかもしれません。 -
諸行無常の響きが聞こえてきそうです。
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
だったっけかな。 -
さて最後の寺院、ワット・チャーン・ロム。
この寺院は城壁東エリアにあり、
宿泊したレゲンハリゾートの裏門すぐのところにあります。
自転車を返しに行くついでに寄ってきました。
この寺院は仏塔を取り囲む回廊があった形跡があり、
仏塔基壇には象の彫刻が施されている、少し面白い遺跡です。 -
ワット・チャーン・ロムは
直訳すると「取り囲んだ象の寺」という意味です。
土台の象は結構損傷が激しく、大半は原型を留めていないので、
状態がいいのを見たい方は、城壁内部のワット・ソラサックをお勧めします。
その後ホテルでチャリを返却。
二日間ありがとう、相棒 (´Д`)ゞ -
おまけ
エアアジアの手配したミニバンで空港まで帰ります。
バンはエアアジアカラーの赤。
ペイントもしっかりついているので、ものすごい分かりやすいです。
天候にも恵まれ充実した2日間でした。
スコータイの神様に感謝です。
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