2014/12/29 - 2014/12/31
18位(同エリア174件中)
Mirabellaさん
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ロス・グラシアレス国立公園の観光の拠点となるエル・カラファテでは、氷河クルーズ&トレッキングをメインに3泊、新年を迎えた後、元旦の朝エル・チャルテンに移動、1/2の夜に再びカラファテに戻る計画で、宿はシリング・オスタル・パタゴニコを計4泊予約していた。
ちょっとした手違いでエル・チャルテンから戻った夜は別の宿に泊まることになったが、その際のシリングの対応は非常に親切なものだった。
人気がある氷河トレッキングはネット予約するのが遅くなり、結局BIG ICEもミニトレッキングもFULLだったことは他の旅行記に書いた通り。年末年始の混み具合はハンパなかった。
カラファテ初日は、翌日の氷河クルーズの申込み、バスチケットの購入、スーパで買いだしetc.で、あっけなく1日が終わってしまった。
この旅行記では、カラファテ到着からエル・チャルテンに向かうまで3日間の町歩きやオスタル・シリングの情報をまとめてみた。
- 旅行の満足度
- 4.5
-
ウシュアイアからカラファテまでは約90分間のフライト。景色を眺めていたら、あっという間に到着。
着陸直前に見えてきた巨大なLAGO ARGENTINO(アルヘンティーノ湖)、エメラルドグリーンの湖面に目が釘付けだった。 -
南米で第三位の大きさを誇るLAGO ARGENTINO、そのずっと先には幾つもの氷河が連なっている。
その氷河国立公園への玄関口となるのが、ここエル・カラファテの町。 -
空港のタクシー会社のカウンターに行くと、ホテルまで料金は一律300ペソと言われた。「そのかわり、帰りは200ペソに割引するから」と言われ、TAXI CONDOR社のチケットを失くさないように持っていた。
でもカラファテを去る朝、ホテルでタクシーを予約する時に「それは嘘で、どこのタクシー会社に頼んでも200ペソなのよ」と言われた。 -
空港からカラファテのセントロまで300ペソもするのかと思ったが、確かにそれなりの距離があった。道はガラガラで、ドライバーさんはビュンビュン飛ばしてた。
今日から3泊するシリング・オスタル・パタゴニコに到着。 -
宿は友人が幾つかピックアップしていた中から、一番バスターミナルに近かったシリングを選んだ。クチコミの評判も良く予約サイトでも人気の宿だから、年末年始は早めに予約しておいた方が良い。
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この宿はカード払いにしたけれど、ツイン3泊朝食付で15086円だった。
1人7543円って激安じゃない?
(↑と書いたけれど、どうやら2泊分しか請求されていないと思われる。) -
夜は寒くなるからと、部屋を案内された時にストーブを付けてくれた。
「おっと、これは洗濯物が乾く」と、晴れた日の朝のように、ついつい洗い物が増えてしまった。(笑)
旧式なストーブだから自分で設定を触りたくなくて、ずっとつけっぱなしにしてたら、夕方部屋に戻った時なんて、すごい熱気がこもっていた。
後日、トレッキング用に買い置きしていたパンや果物の一部にカビが生えていたのは、きっとこの暖房のせいだ。(ハム・チーズは宿の冷蔵庫に預けていた) -
バスルームは広いけど、シャワールームは細長。
(シャワールームと言うか、壁にシャワーヘッドが付いてるだけ)
トイレの水を流そうと、つまみ部分を引っ張り上げたら棒が折れた。(汗)
スタッフがボンドで修理してくれたけど、フロントの電話が鳴る度に作業が中断。お兄ちゃんも謝ってたけど、しばらく外出できなかった。 -
修理が済んだら、明日からの予約をしないと。
まず空きは無いだろうけど、Hielo y Aventuraのオフィスへ。
色んなツアー会社から、ペリトモレノ氷河トレッキング+クルーズのセットが出てるけど、実際に氷河トレッキングを催行するのはこの会社。
予想どおり「BIG ICEは1/12まで、ミニトレッキングも1/6までCOMPLETO」ってことで、あえなく退散。 -
エル・チャルテンだとビエドマ湖での氷河トレッキングがあるけれど、フィッツロイでのトレッキング計画を変更する気にはなれなかった。
翌日の氷河クルーズを申し込んだ後、他にも何か良さそうなアクティビティがないか探したが、結局は適当なものがなかった。 -
次は、ペリトモレノ氷河とエルチャルテンへのバスチケットを買いにバスターミナルへ。
-
まずは明後日12/31のペリトモレノ行きのバスチケット。
数社が1日2便程度バスを出している。私達は8:15カラファテ発/16:00ペリトモレノ展望台発の往復チケットを購入した。片道切符での販売はない。
往路・復路の各チケットに150ペソと印字してあるから、往復300ペソだと思う。 -
次はエル・チャルテン行きのバスだ。
元旦の朝にエル・チャルテンに向かい、1/2にカラファテに戻ってくる往復チケットを購入する。こちらも数社から便が出ているが、往路7:00エル・カラファテ、復路19:30エル・チャルテンのTAQSAの便を購入した。
料金は265ペソ。(おそらく片道料金)カラファテのバスターミナル使用料5ペソを含んでいる。 -
一度にあれこれチケットを買うから日付を間違わないように気を付けていたんだけど、チャルテン行きのチケットを受け取った時、よく見ると日付が間違っていた。これは係員のミスだったから直ぐに再発行してくれたけど、後で気付いた場合は後の祭り。
あぶない、あぶない。 -
ニメス湖の旅行記にも書いた通り、バスターミナルからメインストリートへはバスターミナル裏の階段を使うのが近道。
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ホテルからバスターミナルへ行く途中にある変な名前のスーパー、LA TOSTADORA MODERNA。
ただし、リベルタドール大通り、HIELO y AVENTURAの斜め向かいにあるLA ANONIMAの方が店舗が大きく品揃えも充実している。 -
大晦日はスーパーの営業時間が不規則になるし、元旦のエル・チャルテン到着日も買い物する時間がないから、数日間分の食料が必要。
なので大通りの交差点にあるスーパー LA ANONIMAに買い出しに出掛けると、旅行者でかなり混雑していた。 -
ウシュアイアで食事したレストランCasimiro Bigua、カラファテでも大通りに店舗があり両替もできる。
探せばもっといいレートの店があるかも知れないが、時間優先でさっと両替したいならこの店が便利。
以前は日本円からでも両替できる店があったようだが閉店している。 -
今夜はどこで食べようかとしばらく歩いた末、食べ放題の ESTILO CAMPOに入った。
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中国人経営の店だから、パリジャーダ以外の料理は中華系が多い。不足している野菜をたっぷり摂れる点が良かった。
デザートのケーキはあまり美味しそうじゃなかったけど、プリン・アイス・フルーツをおかわり。 -
アサードはビーフ・チキン・子羊の中から欲しいものを、焼き担当のオジサンに伝える。彼は時おり「チップを箱に入れとくれ」と要求していた。
肉は脂身が多くて嫌だなと思った部位の方が美味しく、脂身少なめで見た目好みだった部位はパサパサで不味かった。チキンのハズレはないと思う。
まあ食べ放題なんで、あまり肉の質は期待しない方が良い。 -
お腹いっぱいで宿に戻ってきた。
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寝るにはまだ早いから、無料のお茶をいただきながらダラダラ寛ぐ。
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世界地図には、宿泊者たちが残したサインがいっぱい。
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翌朝。今朝は7時にバスが迎えにくるから、それまでに朝食を済ませておかないと。
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カウンターに並ぶドリンク類。
オレンジジュースが美味しくないのが残念。 -
トーストの他に、ちょっとしたスイーツ系もあり。
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ジャムは、奥がカラファテの実・右がフルティージャ、左のが思い出せないけどDURAZNO(桃)だったかしら?
カラファテの実のジャムを少し食べてみたけど、固かった。 -
神さま☆
ダイエットに協力して下さらないのなら、私の女友達全員デブにしちゃってよ!
朝食後は、ウプサラ・スペガッツィーニ氷河クルーズへ。
http://4travel.jp/travelogue/10979575 -
氷河クルーズ後はニメス湖にてしばし野鳥観察
http://4travel.jp/travelogue/10979949
そしてディナーの店探し。 -
今夜は友人がチェックしていたレストランで食べようと、Mi Ranchoへ。
ところが、店の扉に「今夜は予約でいっぱい」みたいな貼り紙が。。。
まさか〜、カラファテはレストランも予約しておかないと入れないの? -
じゃあさっき前を通り過ぎたEL CUCHARONにしようと戻ってきたが、なんとこの店でも満席だと断られた。
マジで〜?
そして思い出した。明日は大晦日だから、どのレストランも特別メニューで料金が跳ね上がる。
今日のうちに手頃な値段のレストランを見つけて予約しておかないと。 -
リベルタドール大通りに向かって歩いていると、昨日の店に戻ってきた。
参考に明日の大晦日のディナー料金をたずねたら300ペソだった。
EL CUCHARONは、なんと1000ペソ。(汗)
Mi Ranchoは聞くだけムダだろうから、尋ねなかった。 -
ここで左に曲がると、Hotel Kapenkeのレストラン LA CARMELA。
入口でメニューをチェックして、悪くなさそうだったので入ってみた。
テーブルはそれなりに客が入っていて、奥の大きなテーブルは日本人ツアー客だった。たまに添乗員さんのお話や笑い声が聞こえてくる。 -
アテンドしてくれたお兄ちゃんが何とも愛嬌があるというか、とぼけてるというか面白い人で、ずいぶんと笑わせてもらった。
もちろん彼は何で私達がこんなに笑うのか理解できなかっただろうけど。 -
毎回すっごくお腹空いた状態でレストランに入るから、ワイン飲みながらチーズなんかをパンに塗って食べ始めたら止まらない。
でも食べ過ぎないように気を付けないと、後のメイン料理を完食できなくなってしまう。 -
昨日食べ放題で肉を食べたから、今日は身体が肉を欲してなかった。
確か一皿目のニョッキを2人でシェアして、サーモンは1人一皿食べたと思う。
以前アルゼンチン人の友達がニョッキを料理してる写真を見たことあったので、一度食べてみたいと思っていた。
ニョッキは柔らかでソースのからみが良いけど、1人で一皿食べてしまうと間違いなくメインに支障が出る。 -
料理の種類は多くないけど、イタリアンな気分の時なんかに良いと思う。
ちなみに、この店の大晦日ディナーの料金は700ペソだった。
明日はどうしようかと検討した結果、料金重視で300ペソと手頃な食べ放題のEstilo Campoに決定。
まさかカラファテ滞在中、2回も食べに行くことになるなんて(苦笑) -
CARMELAからESTILO CAMPOは近い。予約は100ペソ前払いで、”2人”と書かれた紙をくれた。ここアルゼンチンなのに漢字で ”2人”って。(笑)
さすが中国人経営店。
名前も聞かれずに予約完了だったから、貰ったメモに名前を記入してもらった。
その後、やっぱりMi Ranchoでも食事したいねと、エル・チャルテンから戻ってくる1/2の夜22時で予約をしておいた。(当日、レストラン到着は22:30を過ぎてしまった) -
翌日、12/31はペリトモレノ氷河へ。
http://4travel.jp/travelogue/10981112[クルーズ編]
http://4travel.jp/travelogue/10982035[展望台編]
夕方、カラファテの町に戻ってきた。 -
明日はスーツケースをシリングに預けて、リュックでエル・チャルテンに向うので、ディナーの時間まで荷物の準備をしたり、お土産物を探して歩いた。
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大通りに面したショップが並ぶ一角。
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右側の一番奥、Goyeおばあちゃんのお人形が立ってるショップで、お土産に良さそうなバラ売りのALFAJORを見つけた。
アルファホールは、DULCE DE LECHE(ドゥルセ・デ・レチェ)と呼ばれる甘いミルクジャムをビスケットではさんだアルゼンチン名物のスイーツ。 -
店員さんが「すっごく美味しいから」と大絶賛していた、赤い袋のFRUTILLAとFRUTOS DEL BOSQUE。
「またまた大袈裟なんだから」と思って聞いてたんだけど、これ本当に美味しかった。私はFRUTILLAしか食べてないけど、表面がホワイトチョコで覆われていて、中にFRUTILLAをMIXしたミルクジャムが挟んである。
有名なHAVANNAのアルファホールは、ちょっとかたくて超甘いけど、これは柔らかで甘すぎないから日本人に喜ばれると思う。 -
Abuela Goyeはスイス人のGoyeファミリーがアルゼンチンのバリローチェに移住し始めたチョコレート店。ちなみにバリローチェはアルゼンチンのスイスとも呼ばれる町。チョコ美味しいはずだよ。
現在アルゼンチン国内に16店舗、あとブラジルとチリにも支店がある。
http://www.abuelagoye.com/old/ -
22時で予約していたEstilo Campoへ。
あまり肉を食べる気になれず、ほとんど中華料理やデザートを食べていた。
このレストランの店員は常に動いていて、じっとしていない。働き者だ。 -
カウントダウンが近づき、テーブルに1本づつシドラのボトルが配られ始めた。
ラッキー☆と思って見てたら、私達のテーブルをスル―した店員。
「えっ?もしかしてこれって一種の人種差別?」って疑いそうになった。。
ならばこちらからアピールしようと、ウェイターの奥さん?らしき南米系の女性を呼ぼうとしたら、笑顔でボトルを持ってきてくれた。 -
シードラでニューイヤーの乾杯。
すると外から、バチバチッっと派手な音が聞こえてきた。 -
気付けば、みんな外だ。
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にぎやかに新年のお祝い。
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爆竹に負けないくらい、犬たちが弾ける。
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うひょー、ワンコ大騒ぎ。
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レストランのスタッフが、次から次へと爆竹に火をつける。
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滅茶苦茶だけど、楽しかった。
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メインストリートにあるパリジャーダレストランRicks。
さすがに、この付近で爆竹騒ぎはなかったようだ。 -
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この階段を登ってバスターミナルへ。
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夕方にもなると、周辺の各家庭から音楽が聞こえてきて、庭ではバーべキューの準備が始まっていた。
部屋に戻ってベッドに入っても外が大騒ぎで中々寝れなかったけど、ニューイヤーパーティーだから朝まで続くのが普通だもんね。 -
そして元旦の朝。
今日から1泊でエル・チャルテンに行くことを伝え、スーツケースを預ける。
3泊分の宿泊料金を支払おうとしたら、明日の夜に戻ってきた時で良いよと言ってくれた。
すごい信頼されてるな。 -
朝食でしか利用しなかったけれど、LA CANTINAはディナーもやってる。
もちろん大晦日の昨夜は、特別メニューだった。 -
バスは7時出発のTAQUSA。
6:45には乗り場にいるように言われたが、乗るバスはまだ到着していなかった。 -
野良犬が多いカラファテ。昨日の朝も同じ犬たちがたむろってた。
カラファテではスーパーの中にまで犬が入ってきてたけど、日常茶飯事なんだろう。 -
いよいよエル・チャルテンに向けて出発♪
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 天星さん 2015/02/18 12:47:21
- ドキュメンタリー
- いろいろと詳細に書かれてますね
ご苦労さまでございます。
ドキュメンタリーでございます
ゆる〜い感じもすれば、いい加減な感じの国、油断するとダマされる(笑)
日本はまじめで時間通り、ルールも守られているんですね
「みらべえの旅」っていうTV番組を作ってください。
おもしろい旅番組になりそう。(視聴率は期待できない、笑)
いつの時代でも、南米の旅におけるハプニングは当たり前のように
誰にでも起きるものですね
トイレの水洗レバー、300ペソのタクシー料金.......etc
さて、小生の時は何があったけなぁ?
天
- Mirabellaさん からの返信 2015/02/19 22:48:00
- RE: ドキュメンタリー
- 天さん、こんばんは〜。
> いろいろと詳細に書かれてますね
> ご苦労さまでございます。
> ドキュメンタリーでございます
> ゆる〜い感じもすれば、いい加減な感じの国、油断するとダマされる(笑)
> 日本はまじめで時間通り、ルールも守られているんですね
>
旅行記はモニュメントや観光地の説明はほどほどに、なるべく自分の旅で見たことや起きたことを書くように心掛けてます。忘れっぽいので細かなエピソードを書いておけば、「ああそうだ、あの時はそうだったな」と、数年経った後でも色々と思い出すきかっけになるんじゃないかと。
> 「みらべえの旅」っていうTV番組を作ってください。
> おもしろい旅番組になりそう。(視聴率は期待できない、笑)
>
視聴率期待できないですか、思わず「なんでやねん」って突っこんでしまいましたけど。(笑)
視聴率稼ぎのために、今年はハワイや台湾旅行を考えてみます。
地元の京都の旅行記書くのも一つの手ですが、なるべく京都ネタは避けてます。(>_<)
> いつの時代でも、南米の旅におけるハプニングは当たり前のように
> 誰にでも起きるものですね
> トイレの水洗レバー、300ペソのタクシー料金.......etc
> さて、小生の時は何があったけなぁ?
>
でも、けっこう小ネタでしょ?
そんな辺境地に行ってないせもあるのか、今のところ南米で窮地とか、困ったハプニングは起きてないです。
どちらかというと案外スムーズだな、って印象。
もう少し観光地から外れると違ってくるんでしょうけど、メジャーな観光地だけで時間いっぱいいっぱい。
天さんみたいに放浪の旅ができれば良いけど、もう時既に遅しって感じなので、チョコチョコ行ければそれで満足です。
みらべえ
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