2015/01/16 - 2015/01/16
694位(同エリア2652件中)
MILFLORESさん
- MILFLORESさんTOP
- 旅行記352冊
- クチコミ221件
- Q&A回答161件
- 1,625,120アクセス
- フォロワー115人
シベーレス宮で素晴らしいベレンを見た後、スペイン国立図書館の前を通ったら、中世のチャント(賛美歌)楽譜展が入場無料で開催されていたので、寄ってみました。
楽譜展を見た後は、これまた入場無料の常設展も見学。
ここにも博物館があったとは、マドリードはミュージアムの宝庫です。
その後、夫が探して予約したスペイン伝統料理のレストランへ。
-----------------------------------------------------------------
今までにご紹介しているマドリードの博物館・美術館リスト
【国立装飾美術館 - Museo Nacional de Artes Decorativas】
http://4travel.jp/travelogue/10131609
【ソロージャ美術館 - Museo Sorolla】
http://4travel.jp/travelogue/10327931
【ロマンティシズム博物館 - Museo del Romanticismo】
http://4travel.jp/travelogue/10407534
【セラルボ美術館 - Museo Cerralbo】
http://4travel.jp/travelogue/10596477
【闘牛博物館 - Museo Taurino】
http://4travel.jp/travelogue/10781587
【服飾博物館 - Museo del Traje】
http://4travel.jp/travelogue/10790212
【国立考古学博物館 - Museo Arqueologico Nacional】
http://4travel.jp/travelogue/10950913
★マドリード郊外
【ピカソ美術館 エウへニオ アリアス コレクション
- Museo Picasso Coleccion Eugenio Arias】
http://4travel.jp/travelogue/10420601
-----------------------------------------------------------------
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 4.5
PR
-
1712年、図書館はフェリペ5世によって宮殿公共図書館として開設されました。
1836年には管轄を内政部に移され、国立図書館となりました。
この建物は、1865年から1892年に建設。
1896年、図書館は一般に公開されました。
もちろん、現在も図書館として機能しています。
1958年以降の出版物なら、カルネ(図書カード)を発行した一般人も観覧できます。
研究者だと、それ以前の書物にもアクセスできます。
この裏側(セラーノ通り側)には、国立考古学博物館があります。国立図書館 建造物
-
中央階段には、スペイン文学史上の著名人の像が並びます。
写真は、カスティージャ王アルフォンソ10世(在位:1252-1284)。中世スペインの
最大の文化人で、学芸の振興に努めたため「賢王」と呼ばれます。この王の時代に、スペイン文学史上重要な法典や歴史書が編集されます。 -
こちらの二人は、スペイン文学黄金世紀の代表的な文豪。
右はセルバンテス(1547-1616)、「ドン キホーテ」の作者。
左は、大衆向け演劇の先駆者、2千編もの戯曲を書いたロペ デ ベガ(1562-1635)。 -
前を通った時に、この特別展の弾幕を見、無料ならちょっくら寄ってこうか〜と入ってみました。
-
旅行記をアップしている今はもう終わってしまいましたが、
Cantorales, Libros de la musica liturgia en la BNE
「合唱楽譜、スペイン国立図書館の讃美歌の本」の特別展でした。 -
16世紀の古い讃美歌本で、芸術的価値があります。
-
それぞれ、どういう時のミサで歌われるものか決まっています。
これも16世紀。 -
イチオシ
これは15世紀(1477-1492)にイサベル1世によって発注されたコレクションの、現存する2冊の内の1冊で、トレドのサン フアン デ ロス レジェス教会(イサベルの命で建設された教会)で発見されました。
ここでイサベル1世関連のものを見られるとは思ってもいませんでした! -
カトリック両王の紋章、イサベルのシンボルであるくびきと、夫フェルナンドのシンボルである矢の束が見られます。
-
こうして展示されている見開き2ページだけでも素晴らしい。
他のページも見てみたい! -
この辺のは楽譜が現在のものと似てきましたね。
無料で、こうした歴史的価値のある本を見られるとは、ありがたい。 -
時間にまだ余裕があるので、こちらも無料の常設展も覗いてみることにしました。
-
図書館中央階段の前にあるサン イシドロ像のモデル像。
作者の Jose Alcoverro Amoros(1835-1908)は、上記のアルフォンソ10世像も手がけた。 -
図書館の博物館なので、本関連の様々な展示があります。
これは、世界の色々な文字で書かれた「本」。 -
スペイン文学の邦訳もありました。
-
印刷術や製本術に関する展示。
-
活字
-
すごくマイナーな博物館のようです。
-
イチオシ
常設展は無料とはいえ、観光でマドリードにいらっしゃる方々にお薦めするほどのものではありませんが、特別展では珍しい古書が見られるかも知れません。
-
図書館近くでバスに乗り、西のチャンベリ地区へ移動しました。
夫が調べて予約しておいたレストラン、カサ アナニアス
CASA ANANIAS http://www.casa-ananias.com -
1930年創業の伝統料理店
-
入ってすぐは、闘牛テーマでタイルも美しい部屋。定食をとる人達はこちら。
-
奥のレストランは、アラカルト注文の客用。人気店のようで、すぐに満員になりました。
-
ワインは簡単にハウスワインをもらいました。カスティージャ イ レオン地方の若いワインです。安い割には美味しかった。 (5,80ユーロ)
-
おつまみの黒オリーブ
-
とても愛想の良いおじさんが、メニュー外のお薦め料理を口頭で羅列してくれます。
時期的にキノコ料理と煮物が多い。その煮物が美味しいと聞いていたので、夫も私も、それぞれその中から選んでみました。
夫は前菜としてファバーダ fabada を注文しました。白インゲン豆とチョリッソなどの豚加工品を煮込んだ、アストゥリアス地方の名物です。
前菜なので、量的にハーフで良いでしょう、と。 (6,50ユーロ) -
私は、おじさんが言ってくれたキノコ料理の中から、レモンとバターで簡単にソテーしてあるのを頼みました。美味しい! (11.00ユーロ)
-
夫のメインはオックステール Rabo de Toro (14.00ユーロ)
肉がとても柔らかく、野菜もたっぷり入っていて美味しかったようです。 -
私は、メインとしてマドリード名物のもつ料理、カジョス コン ガルバンソス Callos con Garbanzos を頼みました。 (13.00ユーロ)
カジョスは牛の胃です。特に味はありませんが、食感が独特なのと見た目が気持ち悪いので、夫はマドリーッ子のくせに嫌がります。
ガルバンソ(ひよこ豆)と煮込んであります。この店のは、たっぷりの青菜が入っていて美味しかったです。かなりお腹いっぱいになります! -
デザートも全て自家製とのことで、夫はクラマ カタラナ(クレームブリュレ)
(5.00ユーロ) -
私は flan プリン (4.00ユーロ)
-
サービスの食後酒ももらって、大満足の昼食でした。
ここ、また近くに来たらリピートします。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
マドリード(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
32