マドリード旅行記(ブログ) 一覧に戻る
シベーレス宮で素晴らしいベレンを見た後、スペイン国立図書館の前を通ったら、中世のチャント(賛美歌)楽譜展が入場無料で開催されていたので、寄ってみました。<br /><br />楽譜展を見た後は、これまた入場無料の常設展も見学。<br />ここにも博物館があったとは、マドリードはミュージアムの宝庫です。<br /><br />その後、夫が探して予約したスペイン伝統料理のレストランへ。<br /><br /><br />-----------------------------------------------------------------<br />今までにご紹介しているマドリードの博物館・美術館リスト<br /><br />【国立装飾美術館 - Museo Nacional de Artes Decorativas】<br />http://4travel.jp/travelogue/10131609<br /><br />【ソロージャ美術館 - Museo Sorolla】<br />http://4travel.jp/travelogue/10327931<br /><br />【ロマンティシズム博物館 - Museo del Romanticismo】 <br />http://4travel.jp/travelogue/10407534<br /><br />【セラルボ美術館 - Museo Cerralbo】<br />http://4travel.jp/travelogue/10596477<br /><br />【闘牛博物館 - Museo Taurino】<br />http://4travel.jp/travelogue/10781587<br /><br />【服飾博物館 - Museo del Traje】<br />http://4travel.jp/travelogue/10790212<br /><br />【国立考古学博物館 - Museo Arqueologico Nacional】<br />http://4travel.jp/travelogue/10950913<br /><br /><br />★マドリード郊外<br />【ピカソ美術館 エウへニオ アリアス コレクション<br /> - Museo Picasso Coleccion Eugenio Arias】<br />http://4travel.jp/travelogue/10420601<br />-----------------------------------------------------------------

【スペイン国立図書館ミュージアム - Museo de la Biblioteca Nacional】

18いいね!

2015/01/16 - 2015/01/16

694位(同エリア2652件中)

0

32

MILFLORES

MILFLORESさん

シベーレス宮で素晴らしいベレンを見た後、スペイン国立図書館の前を通ったら、中世のチャント(賛美歌)楽譜展が入場無料で開催されていたので、寄ってみました。

楽譜展を見た後は、これまた入場無料の常設展も見学。
ここにも博物館があったとは、マドリードはミュージアムの宝庫です。

その後、夫が探して予約したスペイン伝統料理のレストランへ。


-----------------------------------------------------------------
今までにご紹介しているマドリードの博物館・美術館リスト

【国立装飾美術館 - Museo Nacional de Artes Decorativas】
http://4travel.jp/travelogue/10131609

【ソロージャ美術館 - Museo Sorolla】
http://4travel.jp/travelogue/10327931

【ロマンティシズム博物館 - Museo del Romanticismo】 
http://4travel.jp/travelogue/10407534

【セラルボ美術館 - Museo Cerralbo】
http://4travel.jp/travelogue/10596477

【闘牛博物館 - Museo Taurino】
http://4travel.jp/travelogue/10781587

【服飾博物館 - Museo del Traje】
http://4travel.jp/travelogue/10790212

【国立考古学博物館 - Museo Arqueologico Nacional】
http://4travel.jp/travelogue/10950913


★マドリード郊外
【ピカソ美術館 エウへニオ アリアス コレクション
 - Museo Picasso Coleccion Eugenio Arias】
http://4travel.jp/travelogue/10420601
-----------------------------------------------------------------

旅行の満足度
3.5
観光
3.0
グルメ
4.5

PR

  • 1712年、図書館はフェリペ5世によって宮殿公共図書館として開設されました。<br />1836年には管轄を内政部に移され、国立図書館となりました。<br />この建物は、1865年から1892年に建設。<br />1896年、図書館は一般に公開されました。<br /><br />もちろん、現在も図書館として機能しています。<br />1958年以降の出版物なら、カルネ(図書カード)を発行した一般人も観覧できます。<br />研究者だと、それ以前の書物にもアクセスできます。<br /><br />この裏側(セラーノ通り側)には、国立考古学博物館があります。

    1712年、図書館はフェリペ5世によって宮殿公共図書館として開設されました。
    1836年には管轄を内政部に移され、国立図書館となりました。
    この建物は、1865年から1892年に建設。
    1896年、図書館は一般に公開されました。

    もちろん、現在も図書館として機能しています。
    1958年以降の出版物なら、カルネ(図書カード)を発行した一般人も観覧できます。
    研究者だと、それ以前の書物にもアクセスできます。

    この裏側(セラーノ通り側)には、国立考古学博物館があります。

    国立図書館 建造物

    ファサードとスペイン文学著名人の像を見るだけでも by MILFLORESさん
  • 中央階段には、スペイン文学史上の著名人の像が並びます。<br /><br />写真は、カスティージャ王アルフォンソ10世(在位:1252-1284)。中世スペインの<br />最大の文化人で、学芸の振興に努めたため「賢王」と呼ばれます。この王の時代に、スペイン文学史上重要な法典や歴史書が編集されます。

    中央階段には、スペイン文学史上の著名人の像が並びます。

    写真は、カスティージャ王アルフォンソ10世(在位:1252-1284)。中世スペインの
    最大の文化人で、学芸の振興に努めたため「賢王」と呼ばれます。この王の時代に、スペイン文学史上重要な法典や歴史書が編集されます。

  • こちらの二人は、スペイン文学黄金世紀の代表的な文豪。<br />右はセルバンテス(1547-1616)、「ドン キホーテ」の作者。<br />左は、大衆向け演劇の先駆者、2千編もの戯曲を書いたロペ デ ベガ(1562-1635)。<br /><br />

    こちらの二人は、スペイン文学黄金世紀の代表的な文豪。
    右はセルバンテス(1547-1616)、「ドン キホーテ」の作者。
    左は、大衆向け演劇の先駆者、2千編もの戯曲を書いたロペ デ ベガ(1562-1635)。

  • 前を通った時に、この特別展の弾幕を見、無料ならちょっくら寄ってこうか〜と入ってみました。

    前を通った時に、この特別展の弾幕を見、無料ならちょっくら寄ってこうか〜と入ってみました。

  • 旅行記をアップしている今はもう終わってしまいましたが、<br />Cantorales, Libros de la musica liturgia en la BNE<br />「合唱楽譜、スペイン国立図書館の讃美歌の本」の特別展でした。

    旅行記をアップしている今はもう終わってしまいましたが、
    Cantorales, Libros de la musica liturgia en la BNE
    「合唱楽譜、スペイン国立図書館の讃美歌の本」の特別展でした。

  • 16世紀の古い讃美歌本で、芸術的価値があります。

    16世紀の古い讃美歌本で、芸術的価値があります。

  • それぞれ、どういう時のミサで歌われるものか決まっています。<br />これも16世紀。

    それぞれ、どういう時のミサで歌われるものか決まっています。
    これも16世紀。

  • これは15世紀(1477-1492)にイサベル1世によって発注されたコレクションの、現存する2冊の内の1冊で、トレドのサン フアン デ ロス レジェス教会(イサベルの命で建設された教会)で発見されました。<br /><br />ここでイサベル1世関連のものを見られるとは思ってもいませんでした!

    イチオシ

    これは15世紀(1477-1492)にイサベル1世によって発注されたコレクションの、現存する2冊の内の1冊で、トレドのサン フアン デ ロス レジェス教会(イサベルの命で建設された教会)で発見されました。

    ここでイサベル1世関連のものを見られるとは思ってもいませんでした!

  • カトリック両王の紋章、イサベルのシンボルであるくびきと、夫フェルナンドのシンボルである矢の束が見られます。

    カトリック両王の紋章、イサベルのシンボルであるくびきと、夫フェルナンドのシンボルである矢の束が見られます。

  • こうして展示されている見開き2ページだけでも素晴らしい。<br />他のページも見てみたい!

    こうして展示されている見開き2ページだけでも素晴らしい。
    他のページも見てみたい!

  • この辺のは楽譜が現在のものと似てきましたね。<br />無料で、こうした歴史的価値のある本を見られるとは、ありがたい。

    この辺のは楽譜が現在のものと似てきましたね。
    無料で、こうした歴史的価値のある本を見られるとは、ありがたい。

  • 時間にまだ余裕があるので、こちらも無料の常設展も覗いてみることにしました。

    時間にまだ余裕があるので、こちらも無料の常設展も覗いてみることにしました。

  • 図書館中央階段の前にあるサン イシドロ像のモデル像。<br />作者の Jose Alcoverro Amoros(1835-1908)は、上記のアルフォンソ10世像も手がけた。

    図書館中央階段の前にあるサン イシドロ像のモデル像。
    作者の Jose Alcoverro Amoros(1835-1908)は、上記のアルフォンソ10世像も手がけた。

  • 図書館の博物館なので、本関連の様々な展示があります。<br />これは、世界の色々な文字で書かれた「本」。

    図書館の博物館なので、本関連の様々な展示があります。
    これは、世界の色々な文字で書かれた「本」。

  • スペイン文学の邦訳もありました。<br />

    スペイン文学の邦訳もありました。

  • 印刷術や製本術に関する展示。

    印刷術や製本術に関する展示。

  • 活字

    活字

  • すごくマイナーな博物館のようです。<br />

    すごくマイナーな博物館のようです。

  • 常設展は無料とはいえ、観光でマドリードにいらっしゃる方々にお薦めするほどのものではありませんが、特別展では珍しい古書が見られるかも知れません。

    イチオシ

    常設展は無料とはいえ、観光でマドリードにいらっしゃる方々にお薦めするほどのものではありませんが、特別展では珍しい古書が見られるかも知れません。

  • 図書館近くでバスに乗り、西のチャンベリ地区へ移動しました。<br />夫が調べて予約しておいたレストラン、カサ アナニアス<br />CASA ANANIAS   http://www.casa-ananias.com

    図書館近くでバスに乗り、西のチャンベリ地区へ移動しました。
    夫が調べて予約しておいたレストラン、カサ アナニアス
    CASA ANANIAS http://www.casa-ananias.com

  • 1930年創業の伝統料理店

    1930年創業の伝統料理店

  • 入ってすぐは、闘牛テーマでタイルも美しい部屋。定食をとる人達はこちら。

    入ってすぐは、闘牛テーマでタイルも美しい部屋。定食をとる人達はこちら。

  • 奥のレストランは、アラカルト注文の客用。人気店のようで、すぐに満員になりました。

    奥のレストランは、アラカルト注文の客用。人気店のようで、すぐに満員になりました。

  • ワインは簡単にハウスワインをもらいました。カスティージャ イ レオン地方の若いワインです。安い割には美味しかった。  (5,80ユーロ)

    ワインは簡単にハウスワインをもらいました。カスティージャ イ レオン地方の若いワインです。安い割には美味しかった。  (5,80ユーロ)

  • おつまみの黒オリーブ<br />

    おつまみの黒オリーブ

  • とても愛想の良いおじさんが、メニュー外のお薦め料理を口頭で羅列してくれます。<br />時期的にキノコ料理と煮物が多い。その煮物が美味しいと聞いていたので、夫も私も、それぞれその中から選んでみました。<br /><br />夫は前菜としてファバーダ fabada を注文しました。白インゲン豆とチョリッソなどの豚加工品を煮込んだ、アストゥリアス地方の名物です。<br />前菜なので、量的にハーフで良いでしょう、と。  (6,50ユーロ)

    とても愛想の良いおじさんが、メニュー外のお薦め料理を口頭で羅列してくれます。
    時期的にキノコ料理と煮物が多い。その煮物が美味しいと聞いていたので、夫も私も、それぞれその中から選んでみました。

    夫は前菜としてファバーダ fabada を注文しました。白インゲン豆とチョリッソなどの豚加工品を煮込んだ、アストゥリアス地方の名物です。
    前菜なので、量的にハーフで良いでしょう、と。  (6,50ユーロ)

  • 私は、おじさんが言ってくれたキノコ料理の中から、レモンとバターで簡単にソテーしてあるのを頼みました。美味しい!  (11.00ユーロ)

    私は、おじさんが言ってくれたキノコ料理の中から、レモンとバターで簡単にソテーしてあるのを頼みました。美味しい!  (11.00ユーロ)

  • 夫のメインはオックステール Rabo de Toro   (14.00ユーロ)<br />肉がとても柔らかく、野菜もたっぷり入っていて美味しかったようです。 

    夫のメインはオックステール Rabo de Toro   (14.00ユーロ)
    肉がとても柔らかく、野菜もたっぷり入っていて美味しかったようです。 

  • 私は、メインとしてマドリード名物のもつ料理、カジョス コン ガルバンソス Callos con Garbanzos を頼みました。  (13.00ユーロ)<br />カジョスは牛の胃です。特に味はありませんが、食感が独特なのと見た目が気持ち悪いので、夫はマドリーッ子のくせに嫌がります。<br />ガルバンソ(ひよこ豆)と煮込んであります。この店のは、たっぷりの青菜が入っていて美味しかったです。かなりお腹いっぱいになります!<br />

    私は、メインとしてマドリード名物のもつ料理、カジョス コン ガルバンソス Callos con Garbanzos を頼みました。  (13.00ユーロ)
    カジョスは牛の胃です。特に味はありませんが、食感が独特なのと見た目が気持ち悪いので、夫はマドリーッ子のくせに嫌がります。
    ガルバンソ(ひよこ豆)と煮込んであります。この店のは、たっぷりの青菜が入っていて美味しかったです。かなりお腹いっぱいになります!

  • デザートも全て自家製とのことで、夫はクラマ カタラナ(クレームブリュレ)<br />(5.00ユーロ)

    デザートも全て自家製とのことで、夫はクラマ カタラナ(クレームブリュレ)
    (5.00ユーロ)

  • 私は flan プリン   (4.00ユーロ)

    私は flan プリン   (4.00ユーロ)

  • サービスの食後酒ももらって、大満足の昼食でした。<br />ここ、また近くに来たらリピートします。

    サービスの食後酒ももらって、大満足の昼食でした。
    ここ、また近くに来たらリピートします。

この旅行記のタグ

18いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

スペインで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スペイン最安 373円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

スペインの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP