2011/08/17 - 2011/08/17
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プラド、レイナ・ソフィア、ティッセン、の
3大ピナコテークは有名ですが
その陰に隠れたたくさんの素敵な美術館・
博物館があるのがマドリードです。
マドリード・リピーターの方々には是非訪れて頂きたいと思い
機会があれば(そして写真撮影が可能であれば)時々
そういった余り知られていない MUSEO をご紹介しております。
今回の【セラルボ美術館 Museo Cerralbo】は
私がマドリードで好きな美術館の内のひとつです。
4年間修復のため閉館してましたが、
2010年12月に新装開館しました。
より美しさに磨きがかかったセラルボ美術館に
友人と行ってきました。
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今までにご紹介しているマドリードの博物館・美術館リスト
【国立装飾美術館 - Museo Nacional de Artes Decorativas】
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10131609/
【ソロージャ美術館 - Museo Sorolla】
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10327931/
【ロマンティシズム博物館 - Museo del Romanticismo】
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10407534/
★マドリード郊外
【ピカソ美術館 エウへニオ・アリアス・コレクション
- Museo Picasso Coleccion Eugenio Arias】
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10420601/
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- 旅行の満足度
- 5.0
-
【セラルボ美術館 Museo Cerralbo】
http://museocerralbo.mcu.es/
住所:c/ Ventura Rodriguez, 17. 28008 Madrid
最寄り地下鉄駅:Plaza de Espana (3番線・10番線)
開館:火〜土 9:30〜15:00、木 17:00〜20:00、日・祝 10:00〜15:00
閉館:月、1月1/6日、5月1日、12月24/25/31日 -
友人のネリーと旦那さんのヘスス
私とは年代の違うネリーですが、二十歳の娘のように若々しい心の持ち主です。
仕事関連で知り合ったのですが、彼女からは色々と学びました。
ネリーの最近のお気に入りはジブリと宮部みゆき!
(別に私が教えた訳ではありません)
ヘススはセラルボ美術館に勤務してらっしゃいます。
色々と説明して下さったので、とても充実した美術館見学になりました。
Nelly, Jesus, muchas gracias! -
さて、入るといきなりこんな!
王宮もビックリの豪華さです。
Enrique de Aguilera y Gamboa (1845-1922)
第17代セラルボ伯爵の美術品コレクションを
伯爵邸を利用して展示しています。
政治家であり考古学者であり美術品コレクターだったセラルボ伯爵。
30も年上の未亡人と結婚、この奥さんがとてもお金持ちだったらしい。
そこで、元々美術に詳しかった伯爵はスペインやヨーロッパを旅して色々と美術品を収集し始め、その膨大なコレクションを展示して知人に見せる目的でこの住居を建てた。
伯爵夫人には前夫との間に男女2人の子供があり、その長男と伯爵が学友だった。本当は伯爵はこの学友と恋し合っていた、という説もあるそうな。
結局、伯爵夫婦も義理の子たちも跡継ぎがなかったため、伯爵は全コレクションを国に寄付し将来的には博物館とするよう遺言を残した。 -
マドリードのアルグエジェス地域の一角に位置するこの邸宅の敷地面積は1700平米。
1883年から1893年にかけて建設されました。
先に書いたように、住居(伯爵夫婦、息子、娘)であり、上階にはコレクション展示することを最初から考慮して建てられました。 -
セラルボ伯爵の残したデッサンに忠実に再現されたイギリス風庭園には池があり、その淵にこの白大理石で出来たイノシシがいます。
このイノシシは、フィレンツェにあるPietro Tacca作のブロンズ像(1620年作)のコピーだそうです。 -
1階は住居部分だった所
Salon Amarillo (黄サロン)
夏期の食堂だった場所 -
邸宅内で唯一オリジナルの壁紙が残っている部屋
手描きの植物模様が美しい壁紙です -
伯爵夫人の肖像写真
ネリーが不美人よね〜って (笑) -
伯爵夫人を亡くしてから伯爵が寝室として利用した部屋
この椅子に座って伯爵は1920年8月に息を引きとった。 -
Salon de Confianza (信頼の間)という名のこの部屋には夫婦の旅の思い出がたくさん並んでいる。
友人などを呼んでお茶した部屋。 -
この部屋で特に目立つのがこのヴェネチア、ムラーノガラスのシャンデリア
752ものパーツから成り立っているそうです -
子供の見学者が来ると「飴みたい!」と喜ぶそうな。
ん、本当に甘そうだ・・・ -
Salon Comedor 食堂兼居間
邸宅内で一番暖かい部屋 -
では、2階へ!
こんな階段を上がれるなんて、ちょっとリッチな気分に浸れます。 -
上がってすぐの廊下は甲冑や武器の展示
廊下の両側にズラズラッとたくさん並んでいます -
廊下の一番奥には Salon Arabe (アラブの間)
王宮・離宮にもあるようなちょっとエキゾチックなサロンにはアフリカや東洋の武器・防具コレクションが展示されています。
日本の鎧もあります。 -
同じ廊下にはバスルームがあります
バスタブは大理石
住居にしていた階下ではなく、コレクションの展示を主とした上階にバスルームを設置したのは、この部屋もコレクション展示に利用したのと、当時としては先駆けだった水道システムを見せたかったためと言われている。 -
Sala de Columnitas 小柱の間
男性陣の談話室だった
中央のテーブルの上には大小の大理石柱が並んでい、それぞれ上に世界中あちこちの像が乗っている。
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洗面台まで展示台と化している!
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Salita Imperio 帝国の小間
大食堂につながる小さな間
女性客がちょっと身繕いするのに利用された
前出の部屋より女性的な装飾 -
Comedor de Gala ダイニングルーム
政治家や時の文化人などを招待したのでしょう
すっごいテーブル! -
Salon de Billar ビリヤードの間
19世紀の男性に好まれたゲームと言えばビリヤード
スペインでは穴のないフレンチ・ビリヤードで遊んだ -
Salon Chaflan
休憩室として利用された明るい装飾の間 -
壁の絵も楽しい
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イチオシ
あちこちにあるシャンデリア
ベネチア製でなければスペイン・セゴビア県のラ・グランハ製
ラ・グランハのクリスタル工場に関する旅行記はこちら ↓
http://4travel.jp/traveler/milflores/album/10344854/ -
Despacho 書斎
セラルボ伯爵の書斎
書斎とはいえ、あくまでもコレクションの展示が第一 -
Biblioteca 図書室
館内で一番落ち着いた雰囲気の部屋
7000冊もの本はもちろん、伯爵のコレクション -
通路にもコレクション展示
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宝石や・・・
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陶磁器や・・・
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時計など・・・
ブルボン家の王並の時計のコレクション
時間になるとあちこちの部屋でチ〜ンと鳴る
週に1度、専門の人が来て全ての時計のねじを巻き時間を合わせて行くそうです。 -
Salon de Baile ダンスホール
大きくないけど豪華です -
イチオシ
絵画コレクションもすごいんです
ゴヤ、グレコ、カラヴァッジョもあります
ただ単に収集しただけでなく、良いものを知って色々集めたんだということが素人でも分かる美術館です。
ちょっとした王宮並みの内部ですし、見る価値ありますよここ!
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