2015/01/11 - 2015/01/16
681位(同エリア8660件中)
駿河大納言さん
- 駿河大納言さんTOP
- 旅行記91冊
- クチコミ60件
- Q&A回答10件
- 152,468アクセス
- フォロワー6人
カンボジアのシェムリアップに行けば、多くのみなさんが、アンコール・ワット、バイヨンや王宮に代表されるアンコール・トムに観光に行きます。確かに、これらは素晴らしいと思いますが、完全に観光地化されていて「人だらけ」です。この旅行記では、シェムリアップから行けるそれ以外の遺跡についてのものです。この多くは、寺院です。寺院としての全体像とともに、そこにそっと彫られている「広い意味での」仏様、神様にも触れたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
シェムリアップからアンコールワットの環濠を右回りに行ったところにある最初の寺院が、この「プラサット・クラヴァン」。基壇の上に、5つの塔が並んでいる。その内、2つの塔の内部の浮彫りが見もの!
-
中央の塔の中の3面に浮彫りがある。これは、南面にある「ガルーダに乗るヴィシュヌ神」
-
一番右の塔の中のラクシュミー(ヴィシュヌ神のオクサン)の立像
-
少し行くと、道の左手にあるのが、「バンテアイ・クディ」。クメール文化を表す寺院に1つだけ行くとすると、アンコール・ワットに行くよりも、バイヨンに行くよりも、この寺院に行くことを勧める。良くも悪くも、この地域の寺院の現状がこの寺院の中にすべて含まれていると思う。
まず、これは、東の塔門。バイヨンのような4面仏が彫られている -
踊り子のテラスの先に、塔門がある
-
整った顔をしたデバタ−
-
柱を飾るアプサラのレリーフ
-
聳え立つ5本の塔。ワンコール・ワットの小型版。小型といっても、超リッパ
-
超リッパといっても、お金をかけていないので、壊れないように金属で、グルグル巻きにされているのが、可哀想
-
門番の神様
-
ここでも、スポアン(榕樹)による猛威がみられる
-
仏像が削り取られた跡
-
一方、破壊を免れた仏像たち
-
「バンテアイ・クディ」の前にある「スラ・スラン」。世界一大きな浴槽…らしい。王様やそのお妾さんたちが沐浴したらしい。池の中央には塔があったらしいが、すでに壊れて水の中
-
「バンテアイ・クディ」の筋向いにある「タ・プローム」。この寺院では、自然の力による人工物の破壊の様子が見てとれる
-
正面から見ただけで、不気味な雰囲気
-
人間の大きさから、自然の大きさの凄さがわかります
-
前の写真の反対側はこうなっていて、「大蛇」のように見える
-
「塔に食い込む木」と呼ばれている木
-
「鳥の足のような木」と呼ばれている木
-
「最も有名な木」と呼ばれている木
-
「血管のようにからまる木」と呼ばれている木
-
そんな中でも静かに佇むデバタ−
-
イチオシ
そんな中でも静かに佇む小さな仏像。かれらは、何を見てきたのだろうか?
-
東バライの方に戻ったところにある「プレ・ループ」。手前に見える長方形の部分で、死者を荼毘に付したと言われている。ピラミッド式の寺院
-
象に乗る雷神の破風
-
像の剥落は激しい
-
上半身と尻尾の一部が欠落してしまった獅子像。なにか、ユーモラス
-
更に進むと、東バライの真ん中にある「東メボン」。低い「プレ・ループ」という感じの遺跡。東バライという貯水池の中央に、浮かぶように建っていたが、貯水池の水が涸れたために、独立した寺院のようになっている
-
この遺跡には、四隅に、実物大の象が立っている
-
倒壊を防ぐための仕掛け。ここだけでなく、いくつかの寺院で見られる
-
5本の塔が立っている
-
各々の塔は、非常にリッパ
-
その先にあるのが「タ・ソム」。西塔門。バイヨンのような四面塔の様式。リッパであり、「バンテアイ・クディ」と同様な様式の塔門
-
中央にある祠堂もリッパ
-
そこには、綺麗に残っているデバタ−が多くあります
-
髪の毛を絞るデバター
-
イヤリングを見せびらかすデバター。しかし、遺跡の崩壊により、石材の間のスキマが大きくなってしまっている
-
舞う女神?
-
東の塔門を内側から見たところ。こうしてみると、普通なのだが。。。
-
反対側(外側)から見たところ。木しか見えない!
-
側面から見ると、前部は、すでに、スポアンに食べられてしまっている
-
組み立てられた破風には、綺麗な仏像たちがいます
-
郊外最後の寺院が、「プリア・カン」。その東側には、広い湖が広がる
-
「プリア・カン」への参道
-
環濠にかかる道は、阿修羅(?)が守る
-
その先のは、工事中の東塔門
-
その脇には、大きなガルーダ。ナーガを足で踏んでいる
-
二階建ての建物
-
13人の踊るアプサラのレリーフ
-
踊っているアプサラを拡大してみると。。。
-
デパターもきれいに残る
-
剥ぎ取られた仏陀像
-
しかし、まだ残っているものも
-
3つの穴があいたリンガ台。私としては、結構理解しやすいのですが。。。
-
リンガ。インドのものに比べて、カンボジアのものは、シンプル(=抽象的)
-
西門。クビがない金剛力士像が両脇に立つ
-
参道では、小さな女の子が、ハンモックでリラックス
-
東塔門と同じ形式の西塔門(こっちは、工事をしていない)
-
環濠は、熱帯の雰囲気
-
ヘビの神様のナーガが通路を守る
-
以下は、「おまけ」として、シェムリアップ市内のお寺。
この社は、王様の別荘の正面 -
中には、プレ・アンチェー、プレ・アンチョムという2体の銅製の仏像。実際の振興の対象であるが、遺跡の仏様とは全く異なる
-
その裏の大木には、大コウモリが沢山住んでおり、枝から釣り下がっている
-
市内で数少ない古い寺院ワット・プリアン・カオサイ。2棟の祠堂がたっている。
-
本堂のマグサ。珍しいものということ。しかし、これしかない!
-
ワット・プリアン・カオサーの外観
-
内部のキンピカ仏像群
-
たまたま出会い、説明をしてくれたのは、このオーストラリア人の僧侶。カンボジアの外国人の僧侶は、この人を入れて、3人だけということ。これは、政府の方針とのこと
-
ワット・プリアン・プロム・ラスの外観
-
本堂内部の金ピカ本尊
-
その後ろの金ピカ涅槃像。全長5mらしい
-
周りには、こんなような、釈迦の一生を描いた絵が沢山。教会にあるキリストの一生の絵画群と同じ?
-
ワット・ダムナック金閣? 日本と同じ3階建て。しかし、細長く、塔のよう
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
74