トレヴィの泉は工事中

2014/12/27 - 2014/12/27

ローマ観光最後の目的地は、これも定番トレヴィの泉。ところが現在工事中で、いつもの美しい姿ではないとの情報。これも一風変わった経験になるだろうと訪れました。姫路城の「天空の白鷺」みたいに、いつもより彫刻には近づけましたが、コインを投げることは出来ず（投げる場所はあるようです）、いつものおまじないが出来なかったのが残念。帰りに明日の切符をテルミニ駅で予約しましたが、イタリア国鉄特有のチケットシステムのため、１時間以上も待たされ、疲れて夕食を食べる気力もなくなってしまいました。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

スペイン広場からトレヴィの泉へ、徒歩で移動するときにみつけた記念柱。一体何なのか、ガイドブックを見ても分かりません。ローマにはモニュメントがたくさんあります。

これが工事中のトレヴィの泉。見事に足場が組まれ、言われないとトレヴィの泉とは気がつきません。

泉の水は全部抜かれ、通路を通って、いつもより彫刻の近くに行けます。姫路城の「天空の白鷺」と同じように、マイナス面をむしろプラスに変えようとしていました。

トレヴィの泉ってこうなっていたんですね。

海馬を操るトリトン。

中央のネプチューン像は余りよく見えませんでしたが、足下は分かりました。この辺り、立ち止まっていると叱られます。

左側のトリトンと海馬。

今までよく見えなかったところはこういう感じだったのかと分かります。

投げ込まれたコインが、まだ回収されずに残っています。このコインはどうなるのだろう。気になります。

こんな感じで、いつもと違う眺めを楽しみました。

人だかりがしていたので、もしかしたらここが、コイン投げスポットだったのかも知れません。確認している時間がありませんでした。どうやら同行者は、コイン投げに興味がないようです。

同行者の興味を惹いたのは、近くにあったお菓子屋さん。

ホテルで朝食の時に出てきたようなパンです。

ローマのお菓子は、皆甘そうです。

地下鉄の駅へ向かう途中で見た、七枝の燭台（メノーラー）のモニュメント。フォロ・ロマーノで見たティトゥス帝の凱旋門を思い出しました。

テルミニ駅の案内所。慣れないとちょっと仕組みが分かりにくいです。

この機械で番号札を取りますが、その仕組みが分からず困っている人達もいました。世界中から観光客が来るから、もっと親切にして欲しいのですが、案内して欲しい人が多すぎるから、こんなシステムにしているのかな。

１時間少し待たされて、もうくたくた。日本の鉄道会社では多分考えられないでしょう。所変われば何とやらです。