2014/12/30 - 2014/12/30
18位(同エリア55件中)
れいろんさん
昨日は、セビージャで「夏への扉」さんとご一緒しました。
夏への扉さんはスペイン大好き、パラドール大好きのトラベラー。
彼女はおとといアルコス・デ・ラ・フロンテーラのパラドールにに宿泊していました。
今日は、私がアルコス・デ・ラ・フロンテーラへ向かいます。
宿泊はいつものように安宿でパラドールではないのですが、彼女へのオマージュとして「アルコス・デ・ラ・フロンテーラ パラドール満喫編」をアップします。
パラドール、宿泊しなくてもお茶や食事を楽しむことができますよ。
これが、オマージュ旅行記3部作の最後です。
ほかの2編は下記のとおりです)
マドリード編 → http://4travel.jp/travelogue/10967924
クエンカ パラドール編 → http://4travel.jp/travelogue/10969127
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は9時50分発のバスでアルコス・デ・ラ・フロンテーラに移動します。
夏への扉さんは、おとといアルコスに宿泊、昨夜はセビージャで一緒。今日は私がアルコスへ。
調整を図ればもう少し一緒にいられたけど、このくらいで良いのかもしれません。 -
スーツケースがあるので、バスターミナルまではトラムに乗って行きます。
ホテルから、トラムの始発駅のヌエバ広場(広場の南側)までは、至近。
このホテル、良い立地だった。また、利用しても良いな。 -
空いています。
切符は乗車前に自動券売機で買いました。1.40ユーロです。
動き出したら、すぐ、車掌さんが検察に来ました -
プリペイドカードを持っている人は、オレンジ色の丸い部分にピッとタッチします。
このトラムができて、バスターミナル(プラド・デ・サンセバスチャン)や、MD等が停車するセビージャ・サン・ベルナルド駅に行くのが便利になりましたね。 -
バスターミナル(プラド・デ・サンセバスチャン )
トラムの駅からすぐです。 -
セビージャのバスターミナルは数社のバスが発着するためとっても機能的。
どこ行きのバスが、何時に、どの柱の場所から出発するか、電光掲示板に表示されます。
(到着も同じ、どこからのバスが、何時に、どの柱の場所へ到着する/したか表示されます。) -
『ところが、掲示板の情報通りにバスが発着するわけではなかったのでした。
日本の常識と違う!危ない危ない。』by夏
私の乗るバスはアルコス・デ・ラ・フロンテーラ行きのlos amarillo社のバス。
掲示されている柱の場所にはバスがいません。
隣にlos amarillo社のバスが止まっていますが、電光掲示板の行き先も、バスの前に置かれた行き先もアルコスとはなっていない。 -
それなら、アルコス行きは、これから到着するのかな?
『あれ?10分前になっても、まだ来ない・・・?? 5分前になっても・・・??
もしかすると・・』by夏
運転手さんに確認すると、このバスに乗れと言う。
行き先違うよね〜?って聞くと「途中で乗り換えになるんだ」と、??
おかしいなぁ〜。直通バスのはずなのに。 -
乗車客が少ないので、アルコス行きのバスはセビージャの町を出たとことで待機しているらしい。
そこまでのルートはこのバスも同じなので、待機場所〜ターミナルは1台での運行としたとのこと。
う〜ん、合理的。
ターミナルからの乗客は私を入れて5〜6人。
そのうち3人が日本人!!!
日本人カップルもアルコスへ行くようだ。 -
面白かったことが一つ。
一番前の席に座っていたスペイン人の老夫婦を、日本人カップルが「そこは私たちの席です」と、彼らに切符を提示し、席を替わらせたこと。
日本では当然ですよね、だって切符に席番号が書いてあるんですから。
でも、スペインではあまりそういうことはしないかなぁ。特にローカルバスでは。
あまり座席指定って概念がないんです。
一般的にスペイン人は一番前の席に座りたがりますね。運転手さんとおしゃべりするのも楽しみみたい。 -
この日本人カップルは、乗り換えたアルコス行きのバスでも、彼らの指定座席に座っていたスペイン人のおじいさんをどかせていました。(やるなぁ〜。)
おじいさんは納得いかないようで、運転手さんに対して「わしはもう40年、このバスに乗っているけど、席に指定があるなんて聞いたことも、見たこともないっ!(※)」って憤慨していました。
(※)そうなんです。スペインの中距離ローカルバス。
バスターミナルで切符を買うと座席番号が記載された切符を渡されます。
途中のバス停から乗る場合、運転手さんに直接運賃を払い、切符をもらうのですが、
その切符には席番号の記載はありません。 -
でも、ちゃんと席は譲るの。スペイン人のそういうところが好き。文句は言うのだけど、基本的に優しいよ。
私は席番号が2列目以降なら、う〜んと後ろの席に行って、ゆっくり座ります。(席番号は無視。)
何故かスペイン人は前方の座席が大好き。バスの前方ばかり混んでいるんですよ。
でも、今回は日本人カップルの並びの一番前の席(運転手さんの後ろなので、彼らの席より人気がない。)なので、譲らないけどね(意地悪れいろん)!!
経由した「白い町」。 -
なかなか雰囲気のある「白い町」ですね。
-
湖(正確には貯水池です)が見えてきました。
もうすぐ、アルコス・デ・ラ・フロンテーラに到着ですね。 -
『アルコス・デ・ラ・フロンテーラに到着!』by夏
くだんの日本人カップルに、宿泊ですか? パラドールまでタクシーをシェアしませんか?って、勇気を振り絞って提案してみたら。
「僕たち歩いて行こうと思っているんで・・・」と、断られてしまった。
若いね〜。(荷物は彼が小さなリュックを一つ背負っている。)彼女、ヒールのあるブーツなのに。 -
年寄りはタクシーに乗ります。
『でも1台しかないし運転手も乗っていない。 近くまで行くと、運転手さん現れました。』by夏
茶色の門の先が旧市街です。 -
サンタマリア大聖堂の裏の有名な細い道。
『車幅いっぱいの道を通って、パラドール到着。』by夏
・・・まちがった、私はパラドールには到着しなかったんだ。 -
私の今日の宿はHostalと名前のついている(実質pencion)安宿です。
1泊(ダブルルーム素泊まり)24ユーロ。予約時払い。
ほぼ、昨夜のホテルの夏さんと私の宿泊代の差額ね。
つまり彼女の1泊分が私の2泊分。 -
宿と町歩きについては、別の旅行記で。
(これは「夏へのオマージュ」なので、彼女と関連のない部分はまとめて別にします。)
写真はカルビド広場。白い建物は市庁舎。後ろのお城は個人のものだとか。 -
サンタ・マリア教会。
イスラム教のメスキータ(モスク)があった場所に15世紀に建てられたもの。 -
白い門の先が崖の上の展望台ですね。
行ってみましょう。 -
迫力がありますね。
アルコスを有名にしているのは、崖の上からのこの眺望。
では、この眺めをゆっくりパラドールで楽しむこととしましょう。 -
パラドールのテラス。素敵です。
誰もいませんでした。 -
テラスからのサン・ペドロ教会。
-
ああ、この景色。
パラドールだから見ることができるんです。(泊まってなくてもね。) -
あの白い建物(カフェテリア)の上には、宿泊者専用のバルコニーがあるとのこと。
でもね、私は行くことができないの。(泊まってないから。) -
渓谷を望むバルコニー付の部屋はわずか8室。
1階に4室、2階に4室。バルコニー、とっても広いですね。 -
夏への扉さんは34ユーロ追加で、おととい、このバルコニー付のお部屋に宿泊したんですよ。
-
テラスの壁やテーブルはスペインらしい絵柄のタイル。
これは闘牛かな。 -
私のテーブルはフラメンコ。
良いお天気で暖かいので、ビールをいただきます。 -
オリーブのおつまみが付いて1.80ユーロ。
のんびり優雅にパラドールのテラスで。 -
では、少しパラドールを紹介します。(泊まっていないけど。)
こちらはレストラン。右側はテラスに面しています。 -
アンダルシアらしいパティオ。
-
ヤシの木が植えられているのね。
正面の窓はレストランです。 -
では、街歩きに行きましょう。
右の四角い建物がパラドール。
隣の建物とアーチでつながっています。 -
こんな感じ・・・・。
面白いですね。 -
パラドールの裏手にある修道院。
一人の紳士が、何か手にして出てくるところでした。 -
扉に貼られていたのは・・・、?これは、修道院のお菓子の案内。
昨日、あまり、きちんとお話しを聞かなかったけど、夏さんが修道院のお菓子が云々と言っていたのはこの事だったのかぁ。 -
彼女はここでお菓子を買ったのね。
私は、あまり甘い物にあまり興味がないので、写真だけ撮影。 -
夏さんが呼び込みされたというレストラン。
今日も呼び込みの人が熱心です。
「お昼食べない? 4人ならワインを1本つけるよ。」
・・・でも、私は・・・。
「そうだね、貴女は一人だもんね。」 -
一昨日、私の友達が貴女に呼び込みされて、ここでお昼を食べたって言っていたよ。
「そうかぁ(嬉しそう)、今も貴女の友達が食事しているんだよ(=おそらく日本人がいるということを言っている)。貴女もどう?」
気が向いたら後でね〜。 -
右側の低い建物は市場でした。
あんまり活気はない感じ・・。 -
少し町歩きをした後、宿に併設されたBRR(・・というより、BARが本業で宿が副業)で、昼定食を食し、お部屋で少し休憩しました。
冬の日は短い。もう夕方です。
アルコスに泊まったからには、沃野に沈む夕日を見なければいけません。 -
それも、やはりパラドールから。
さあ、パラドールにお茶を飲みに行きましょう。(なんか、優雅だわ!)
日が落ちて寒くなってきたので、カフェ・コン・レーチェを。 -
夕日がカップに沈みそう。
-
山並に太陽が隠れていきます。
-
夕日に染まる崖とサン・ペドロ教会。
-
綺麗な日没を見ることができました。
-
夕闇に包まれていく崖の上の街。
高い所に月があります。 -
今日はパラドールを満喫しました。
宿泊しなくても楽しめるものですね。 -
パラドールを後にします。
少し、街を歩きましょう。 -
右は個人所有のお城、左奥のサンタ・マリア教会の鐘楼。
お月さまが良いなぁ〜。 -
だんだん暗くなる空。
アルコスもイルミネーションが綺麗でした。 -
「夏へのオマージュ」3部作は、これで終了です。読んでくださってありがとうございます。(ほかの2編は下記のとおりです)
マドリード編 → http://4travel.jp/travelogue/10967924
クエンカ パラドール編 → http://4travel.jp/travelogue/10969127
このあとは、私の個人的な旅行記になります。
この旅行記のタグ
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この旅行記へのコメント (10)
-
- ジョ-ジ・ジョン・ポ-ルさん 2015/01/26 13:38:30
- 旅行記読みましたよ〜。
- れいろんさん
こんにちは♪最近、インフルエンザ流行ってますけど、大丈夫ですか?
我が家は、どこかで光速ストリーマー頼みに・・・こんな風景も日本ならではですね。
旅行記、読みましたよ〜。
色々な方々の旅行記を読んでて思うけど、ヨーロッパの路面電車(トラム?)は、
街に溶け込んで、生活の1部として佇んでるんですよね。
バスターミナルの壁絵、凄いですよねぇ。ドコかの教会と思いました。
バスの座席の件、発券方法と文化の違いが出てましたね。
どちらが、どう・・・とは言わないけど、着いてからヒール付きの子を
歩かせるのは、同性としてNGかなぁ。
白が冴える街並みに、パラドールからの綺麗な夕陽。
日本人ツアー客とか大勢居そうだと感じたんですが、どうでしたか?
ジョージ・ジョン・ポール
- れいろんさん からの返信 2015/01/27 21:14:23
- RE: 旅行記読みましたよ〜。
- ジョージ・ジョン・ポールさん、ありがとうございます。
セビージャの路面電車。実はつい最近のものなんです。
昔のセビージャの旧市街は、バスも含め一切、公共交通機関はなかったですね〜。
でも、徒歩オンリーじゃなくて、狭い道にも車は入って来ます。
日本人の指定席の守り方は、ちょっと病的だと思いませんか?
新幹線とか、3−2席で、3席側に誰もいないのに、2の窓側に座っている私の隣に座る人がいると???って思っちゃう。
わたしなら3席側の通路側に座っていて、その席の人が乗車してきてから、自分の指定席に動きます。
アルコスの街、いわゆる「見どころ」がないので、日本人ツアーは見ませんでした。ゆっくり滞在して、のんびり街歩きを楽しむ感じです。
れいろん
-
- Mirabellaさん 2015/01/24 23:14:29
- なつかしのアルコス
- れいろんさん、
アルコスの旅行記、続きがあるんですよね?
パラドールのテラスには、一日に二回も行かれたんですか?(宿泊してないのに(笑) 夕方のテラスに誰もいないって、ご宿泊者の皆さん方はどこで過ごされていたのか。さほど見どころの多い町じゃないのに、そこ気になります。
バスの件、特にアンダルシアの運転手さん達は運転中のお喋りが楽しみみたいだったから、1列目はスペイン語話せる地元民に座って欲しいでしょうね。
みらべえ
- れいろんさん からの返信 2015/01/25 21:11:33
- RE: なつかしのアルコス
- みらべえ、メッセージありがとう!
そうよ、アルコスのパラドール。
カフェテラスに1日2回行ったのよ。(泊まっていないけど)
夕方のテラス席は寒かったので、室内のカフェで寛いでいる人が多かったかな。
あと、ベランダ付のお部屋に宿泊の方は、お部屋で夕景を楽しむのではないかなあ。夏への扉さんのように!
アルコス街歩き&ホテル編も作りますよ〜。
私の泊まった所は、みらべえが食事したBARの2階だと思います。
アップしたら、確認してくださいね。
れいろん
-
- お黙り!さん 2015/01/19 01:22:16
- こんにちは
- れいろんさん
えっ〜〜〜。れいろんさんが上手にホテル選びされてるのですね。以外?
バリバリ、最高一のホテルへお泊りだと思ってました。
パラドールでの過ごし方、素敵です。いわゆる余裕ってやつですか?品格がおありだから。お写真とっても綺麗です。青い空、緑映える丘。冬なのにスペインは「夏の扉」ならぬ夏の空色ですね。
あ〜〜〜、スペイン行きたいあっこより
- れいろんさん からの返信 2015/01/19 22:25:59
- 安宿愛好者だよ〜。
- あっこちゃん、メッセージありがとう。
ホテルね〜〜。
夫と一緒の時は、彼の要請が「広い部屋」、私が「立地&眺望」なので、少し良いホテルになりますが・・・。
一人の時は30ユーロ以上だと、罪悪感をおぼえてしまう。
(一時はkanaさんと10ユーロ倶楽部???だったのですが。)
あまり良いお部屋だと、逆に寛げないかな。
欲しいのは眺望! あとは熱いお湯が出ればOKです。
パラドールでもビール1.80ユーロ。オリーブ付きで。
これが、スペインの良いところですね。
れいろん
-
- susanaさん 2015/01/18 23:06:48
- バス、そうなのですね
- れいろんさん、こんばんわ。
バスの指定席、現地人は気にしないのですか。
私たちがマラガ〜グラナダを移動した時のバスも、前から2番目だったのですが、座っている人がいました。
当然のように(チケットを予約&持参してくださっていた)kuritchiさんが、私達の席よ…と。
妙に納得しました。
- れいろんさん からの返信 2015/01/19 22:19:31
- バス、そうですよ。
- susanaさん、こんばんは!
あれっ、susanaさんがご存じないとは。
バスターミナル以外から、中距離バスに乗ったことないですか?
運転手さんに、直接、運賃払うと、レシートのような切符を渡されるじゃん。
あれには、席番号書いていないでしょ?
alsaは、結構(スペイン目線で)、きっちりしていますね。
乗車時に運転手さんが、「5A ね」「12C」とか、席を言う時もありますもん。
また、マラガ〜グラナダは、人数が多いとバスが複数台運行される、混雑路線なので、席番号に対する意識はあると思いますよ。
れいろん
-
- いつのんさん 2015/01/18 10:55:32
- いいなスペイン・・・羨ましいです!
姉ちゃま、御機嫌よう!
遅ればせながら、明けましておめでとうございまする〜〜〜。
昨年は大変お世話になりました、今年も宜しくお願い致します。
8度目なんですか?・・・凄い、魅力的なんですね。
年始にセバスチャンあたりに行きたかったのですが
お連れさんの賛同えられずテロのパリに・・・クシュン!
今度スペインゆっくり行きたいです、その前に飲みましょうね(笑)
ところでGWは?スペイン?・・こちらはアフリカ南部考えてたんですが
shuichiちゃんが南アフリカ航空食事最低とか・・ナルホドと
暖かいアジアにしようかもと、ブラジルは遠いし。
アカデミックな旅行記有難うございました。
新年会は? アドレスかわりました。宜しゅうに!
いつのん
- れいろんさん からの返信 2015/01/18 18:48:15
- 羨ましいです・・だと〜?
- いつのんさん、こんばんは!
今年もよろしくお願いします。
いやいや南極に行ってきた人に羨ましいといわれるわけにはいきません。
それはそうと、敬虔な(?)クリスチャンのいつのんさんには、サンチャゴ巡礼の道とかご興味があるんでしょ?
でも、モン・サン・ミッシェルもお似合いですよ。
お祈りしてきたんですね。
南アフリカ行き、タイ航空でもキャセイ航空でもいいじゃないですか?
エミレーツ、カタール、エティハドなんかも就航しているし。
旅慣れたいつのんさんだから、別に航空券一括じゃなくてもOKでしょう。
国内移動はLCC(マンゴー航空)とかもあるし。
マダガスカルならお付き合いしますよ〜。
れいろん
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