山陽・山陰地域周遊の旅　７日目その４　～　登城断念２　竹田城跡　～

2014/11/11 - 2014/11/11

　竹田城跡には、藤和峠という有名な撮影スポットがあり、峠へ直行しました。もちろん午後になって雲海に浮かぶ城跡が見られるとは思いませんでしたが、まずは遠くから眺めたかったのです。
　藤和峠からの遠景は、小さいながらも周囲の山々と調和して、とてもよいと思いました。

　しかし、その後観光案内所がある『山城の郷』では、わざわざシャトルバスに乗り込んだのに、立席はないので降りてくれと運転手に言われ、下車！　・・・せめて乗車案内係が整理して、不愉快な思いをさせないでほしいと思いました。
　100名城のスタンプは押すことができたので、お土産は一切見ず・買わずで、２Ｆにある施設で代替観覧し、早々に退散しました。
　その後、当地では種々問題が発生しているようで、にわか人気に足がついていないような感じがして、とても残念でした。

　ただ、物は考えようです。その分、今宵の宿である『有馬温泉　かんぽの宿』に予定より早くチェックインし、宿でゆっくりできたので、まあいいか！・・・です。

エリア 朝来・生野(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

和田山八鹿道路の橋梁下部がアーチになっています。
この先、竹田城へは左折しますが、直進して藤和峠へ向かいます。

藤和峠の写真撮影スポットに到着しました。
時間が時間だけに、誰もいません。

さっそく崖側に寄って、竹田城方面を眺めました。
眼下には今走って来た道路が見えます。

雲海がなくとも、十分見応えるのある風景です。

藤和峠から見える竹田城跡の右半分の拡大写真。

こちらは左半分の拡大写真。
人らしい姿も辛うじて確認できます。

縦長に撮影。

さっきまで写真を撮っていた崖際。
こうして見ると、竹田城は周囲をすべて山で囲まれた場所に立地していることがわかります。

石垣を積むのは大変だったでしょう。

藤和峠付近の紅葉。

峠の反対側は平坦になっていて、広い更地があり、山は紅葉していました。

小さな地蔵堂があり、赤い前掛けを垂らしています。。

地蔵堂付近の全景。
かつては峠道を歩く人もいたのでしょうか・・・、椅子が両側にあります。

竹田城跡をバックに、この旅で足になってくれたレンタカー。
安全に旅ができた感謝のしるしです。

藤和峠からの帰り道、向う時に見えなかった竹田城跡がいい具合に目に入りました。

下の棚田より上の部分だけ。
竹田城跡がちょうどよく納まりました。

中心部を拡大。

道路沿いにいた案内係の指示に従って、『山城の郷』前の駐車場に着きました。
すぐ案内図を確認し、そしてトイレでスッキリします。

右下の竹田城跡の説明。
峠で気になった石垣のことも記述してあります。

朝来市の観光案内図も、メインは竹田城跡のようです。

駐車場の端から、指呼の間に感じる竹田城跡。

なかなかの眺めです。

目いっぱい拡大すると、ここまで見えます。

山城の郷の入口付近。
左側に並んでいる人たちがシャトルバスで城跡を行く観光客。
後ろに並びましたが、定員外だったようで、運転手に乗車を断られました。

100名城のスタンプだけ押して、２Ｆにあるという資料展示室に寄ってみることにしました。
以下は、そこに掲示してあった写真です。
まずは雲海に浮かぶ山城。

竹田城に関係する山名氏、太田垣氏、赤松氏の略系図。
応仁の乱の山名宗全や足利将軍暗殺の赤松満佑くらいは知っていますが・・・。

遺跡としての竹田城跡の範囲図。
中心部に史跡指定地の主郭部（濃い赤）。

竹田城の縄張り図。

竹田城の歴史について。
右側の年表が簡潔でわかりやすくまとめてあります。

空から見て竹田城跡。
空中斜め写真です。

大手の写真。

三の丸虎口の写真。
他にも撮影しましたが、他人が撮影した写真なので、この辺で終わりにします。
これで竹田城は終わりにし、有馬温泉に急ぎます。

暗くなる前に『かんぽの宿　有馬』に着くことができました。
道路を挟んだ駐車場から施設全景を、と思いましたが、全部は入らず！

施設名がわかるように。
今日は満室で、混んでいるようです。

広いお部屋で、ゆっくり寛げそうです。

お茶菓子もてんこ盛り。
気前がいいですね。

金色のお湯にじっくり浸かり、疲れを取ってから、献立表の「太閤プラン」で、旅行最後の夕食です。

食前酒と前菜の旬彩盛り合わせ。

焼き物のサーモンちゃんちゃｎ焼き。

鍋物のしゃぶしゃぶ用豆乳。

こちらがしゃぶしゃぶされる方。

エヘヘ・・・、これがないとだめですね〜。
兵庫県産酒米を使用した特別本醸造酒。

造りの４種盛り合わせ。
歯ごたえ良く、美味！

焚き合せ。
秋刀魚、骨まで柔らか！

油物の蟹天麩羅。

ちゃんちゃん焼きができあがりました。

お酒が足りなくなり、追加です。
言訳ではありませんが、何しろビンが小さいものですから・・・。

酢物の海鮮サラダ。
お酒にも合います。

丹波米の御飯に、赤出しの留椀と４種盛りの香物。
ぜ〜んぶ食べました。

もちろんデザートは別腹。
しっかりいただきます。

十二分に満足して、お食事処を出ると、きれいな飾りが目に入りました。
食事に向かう時は、気が付きませんでした。

お食事処になっていた大広間。
スリッパを脱いで上がりましたが、足腰の弱った高齢者にも優しいテーブル・椅子席で、心遣いを感じました。
あとは部屋に戻って休むだけです。

　最終日その１　〜　眼下の紅葉見物　六甲ロープウェイ　〜
に続く。

この旅行記へのコメント （1）

• 旅人隊長さん 2015/03/16 17:57:34

  一躍人気ですね

  はくさんちどりさん
  
  竹田城跡登城断念は残念ですね。
  最近は突然の人気で何かと問題も多いように聞いていますね。
  私も３年ほど前まで兵庫県尼崎市に単身赴任していたとき、行きたいと思いながら結局行けずじまいでした。
  あの頃行っておけばと後悔です。
  
  ただ、はくさんちどりさんの表紙の写真！私にとってはあの角度が竹田城跡です。
  あの写真が撮りたい！
  これからも楽しい旅行記拝見させていただきます。
  
  旅人隊長