ラダックの旅　2014年10月　①移動日,初日 Leh

2014/10/13 - 2014/10/20

本当はパキスタンのフンザ方面に行きたいと思っていました。しかし、時間、治安共に不安だったため断念。
そこで同じカラコルム山脈系列のインドラダックに着目しました。

調べてみると、パキスタンに劣らず凄まじく美しい景色であり、かつ非常にアクセスがよいことが分かりました。

心配なのは、旅行時期が10月中旬だったこと。
ほとんどのガイドブックでは旅行シーズンが4月～9月となっており、10月は既に雪で閉ざされてしまうとのこと。

なんとか行きたい！ぎりぎり間に合わないか！と思い調べまくっていると、ある海外サイトで、

｢10月のラダックは観光客も少なく、秋晴れ、ポプラが紅葉していて黄金の世界だった！｣

という書き込みを発見しました。
このクチコミを信じて、旅行の決断をしました。

10月に訪問したという情報は少ないと思います。
今後訪問ご検討される方のお役に立てる情報になれば幸いです。

エリア その他の観光地(インド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は時間短縮のため奮発して成田→デリー直行便。
16:00成田発、0:10デリー着、空港ベンチで仮眠、5:40国内便発、07:05レー着です。

たった15時間程度でパキスタンのような景色を拝めるとは！
空路の発達に感謝です！

デリー〜レー間の景色。山岳地帯の景色がすばらしい。

上腔からのレーの街並み。

眼下の山岳地帯が迫るにつれ、その巨大さ美しさが分かってきます。
腰砕ける程美しい！半端ないスケール！あまりに美しすぎて、顔がにやけてしまうほど！

気持ち悪くてすみません。
でも驚愕の景色を見ると、たまらない感覚になるんです！

この感覚はロフォーテン以来かも。

雪を心配していたが、ちょうど紅葉の真只中でした！

荷物をピックアップした時、クラッときてベンチで休む。
忘れてはいけないのは、ここは標高3500mあるということ。吐く息が白い。

1時間半程のフライトで一気に高所に来てしまうので、高山病は要注意。

ちなみに僕はダイアモックスに頼らずに乗り切ろうと思っていました。

200Rpでゲストハウスまで移動。
Trip advisorで評判の良かったAtisha GHに宿泊。
一泊500Rp　この辺りでは少し高めかもしれませんが、確実なお湯を求めていたので良いんです。日当りも良し。Wi-Fiはなし、というかこの街にはWi-Fiがほとんどない。あっても特定のレストランでたまーに繋がるくらいです。

高山病対策として、①水をたくさん飲む②呼吸をゆっくり大きく③寝ない！

寝ると呼吸数が低下して酸素が回らなくなり、一気に症状が悪化するらしい。だから、疲れていたが半日は寝るのはがまん！！

近くのラマユルレストランにて初モモを食しました。
中華料理屋みたくうまい！とはいきませんが、この土地で食べられる食材としては豪華ですかね。

たしかほうれん草だった気がします。

食後、旅行会社を探して歩きます。しかしオフシーズンのためほとんどシャッターが閉まっています。

何とか代理店を見つけ、4日間の旅行を組みました。
1万6千円程度。ハイシーズンなら簡単にシェアする人を見つけ、皆で割ることができますが、人が少ないので仕方がない。

宿に戻り2時間仮眠後、王宮を目指します。
到着初日に高所で運動しても大丈夫なのか不安でしたが、
我慢できず行ってしまいました！

徐々に道なき道になり、頼りない標識を目安に歩きます。

視界が開けると、そこは王宮の真下！

階段を登ると行く手を遮る番犬。
幸いおとなしい犬でした。

王宮入り口。入場料を支払う。

王宮の中は入り口のLevel0からLevel9までの階層になっており、
なんだかゲームのダンジョンのようです。

Level7

Level8,9　中には時折歴史の説明が書かれていますが、基本何もありません。

王宮を出ると、遙か上にナムギャル・ツェモ・ゴンパがあります。
水を飲みまくりながら登ります。

ゴンパの横まで登ってきました。

街を見下ろすと、素晴らしい景色。

明日向かうラマユルは月面世界として有名ですが、既にこの時点で月面世界に感じます…。

タルチョとゴンパ。

振り返ってぱちり。

ゴンパの下までやってきました。

先ほどの撮影ポイントを見下ろした景色です。

うん、事前の情報通り、空が近い。天空の宮殿のよう。

ゴンパ最上部へのはしご。
ラピュタの最初のパズーがラッパを吹くシーンみたい。

レー最上部から街を見下ろす。

日が沈んできて、紅葉したポプラと合わさり徐々に黄金色に変わってきました。

帰りは反対側の階段から下ります。
こちらには特別入り口はないので、こちらから登れば王宮の入場料は回避できると思います。

あっという間に降りてきました。

黄金色に輝く街並み。

下からゴンパを見る。

ひょっこり顔を出してきた子供。
写メを撮って見せてあげると、顔を手で覆って隠れてしまいました。
かわいすぎる…

通称ムスリムのパン屋の通りを抜けて戻ってきました。

いつ食べたのか思い出せないトゥクパ。

ホテル近くのレストランHappy Worldにて。
ここはWi-Fiがあるが、動かず…。
携帯が使えない生活はいつぶりだろう…

明日は月面世界、ラマユルへ！