2015/01/01 - 2015/01/01
20位(同エリア66件中)
cloud9さん
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1月1日は午前にシーラーズ市内を回った後、午後ペルセポリスに向かいます。移動は30分程度ですが、途中レストランに立ち寄って昼食をとります。食事はビッフェスタイルです。時間的に早かったので5組程度しかお客さんが来てませんでしたが、4組が日本人観光客とそのガイドでした。そういえば、初日のガイドが言っていましたが、イランの観光客は日本人が一番多いそうです。ほぼ並んでドイツ。ただし、2014年はイタリアが爆発的に増えたそうです。最近は韓国、中国が増加しているそうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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ペルセポリスに到着。広大な駐車場があります。遠くからでもクセルクセス門が見えます。
ペルセポリス 史跡・遺跡
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チケットゲートを通るとすぐに大階段があります。馬が登り降りできるように一段一段が低くなっている。おじいちゃんガイドでも大丈夫。
ペルセポリス 史跡・遺跡
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大階段を上がると、すぐにクセスクルス一世が建設したクセスクルス門があります。
これはクセスクルス門の西側にある牡牛像だそうです。ペルセポリス 史跡・遺跡
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牡牛像の側面。牡牛というより馬ですね。頭部がないので本当かどうかわかりませんが。
ペルセポリス 史跡・遺跡
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もう一体の側面。やっぱり馬ですね。頭部はイスラムの偶像排斥で破壊されたそうです。ということは人面だったのでは。
ペルセポリス 史跡・遺跡
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柱もほとんどは崩れていますが、ここの数本は自立しています。
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頭部にかすかに彫刻が残っています。
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こちらがクセスクルス門の東側にある人面有翼獣のレリーフ。
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残念ながら、頭部は破壊されていますが、向かって右側の人面有翼獣のレリーフはかろうじて残っています。
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あとで購入したペルセポリスの本では人面有翼獣の説明がスフィンクスとなっています。たしかにそうかも。
1年以上あこがれていたクセスクルス門を見れて、この時点でペルセポリスの目的を半分達成した気分です。 -
そのまままっすぐ進むと、鷲の頭の飾りが2個、短いコンクリートの柱の上に載せてあります。頭は鷲かもしれませんが、手は猛獣。これもグリフィンですね。
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どちらも一方の手の部分が破損していることから、もともとの柱が倒れた際に、運よく手の部分だけが破損して全体としては破損が軽微だったのでは。
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こちらも柱の飾りですが、巨大な馬です。
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こちらの見ると、馬の装飾は柱の頭部ではなく、低い位置にあったようです。
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百柱の間の門にあるレリーフの構図はテヘランの博物館の謁見図と同じです。左右に対称にレリーフがあります。これ以外にもあちこちに同じ構図があります。
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3段になっていますが、これが一番下の兵士の図。
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百柱の間からアルタクセルクセス2世の王墓を望んだところ。百柱の間は台座だけが残っていますが、これからすると本当に百柱あったんでしょう。
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百柱の間から中央宮殿の門には立った獅子との戦いのレリーフがあります。
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獅子との戦いのレリーフ。これも左右対称にあります。
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中央宮殿にあるレリーフ。
メディア人やペルシア人の貴族と高官が会議に向かう様子。 -
角を曲がったところ。
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その側面の獅子が山羊を襲っているところ。この構図も随所にあります。
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獅子と山羊のレリーフの上にもスフィンクスのレリーフが。
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ここからが東階段の北側スロープのレリーフの説明です。
戦車のレリーフ -
馬のレリーフ
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椅子を抱えている
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メディア人とペルシャ人の高官が交互に描かれている。腰に剣を差していたり、水筒のようなものを持っていたりします。お互いに相手の手や体、持ち物に触れているのが気になりますね。
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王の警備兵
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東階段の中央付近に鎮座しているスフィンクス。ライオンですかね。
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東階段の中央からアバダーナ(謁見の間)を望んだところ。
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ここからが東階段のレリーフの説明です。
メディアからの使者
常に先頭はペルシャ人で、以降が謁見者です。
後方の謁見人は王の象徴であるゴールドブレスレットを携帯しています。 -
エラムからの使者。
ライオンを連れています。獅子使いの後ろは子ライオンを胸に抱えた人が2人。メスライオンだったのですね。
髪型、ひげ、装束はペルシャ人と同じようです。 -
アルメニアからの使者。
馬を引き連れています。後ろはグリフィンをかたどった瓶を持っています。
確かに、取っ手部分がイラン航空のシンボルそっくり。 -
アーリア
頭と口部分をターバンのような布で覆っています。
フタこぶラクダをひいています。 -
バビロニア
ひとこぶの牛を連れてきています。 -
髪の毛と髭はペルシャ人と同じ。帽子に特徴があり、マントを着用しています。
馬を引いて、その後方には貢物でしょうか衣装やタイツを持った人たちが続きます。 -
リディア
布をひも状にしてぐるぐる巻いたような帽子を着用している。
また、着物は日本の帯のようなものを締めています。
ブーツはチョウチョ結びです。 -
リディア
最後には羊が2匹。
羊の毛並みが秀逸 -
アッシリア
髪型が独特。おかっぱですが、毛先がくるくるになっています。
スカートはいて布を纏っています。
足元はブーツです。 -
バクトリア
帽子ではなくヘアバンドをしている。
フタこぶラクダを連れています。 -
スキタイ
とんがり帽子です。
馬を連れて、その後方にゴールドのブレスレット
その後ろに布やタイツを持った人々が続きます。 -
インド
上半身裸です。頭に鉢巻。
天秤を持っている -
ここに楔文字の壁があります。ガイドの説明きいたのですが忘れてしまいました。
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リビア
前髪に特徴があり、跳ね上がっています。
上着にギザギザの飾りあり。
山羊とその後ろに2頭立ての馬車を持ち込んでいます。 -
エチオピア
なぜか小人風に描かれています。 -
アバダーナの東階段の写真は十分に撮ったので、アバダーナを後にして、タチャラに向かいます。
これは途中の中央宮殿あたりにあったリレーフです。 -
タチャラ
ダレイオス一世の宮殿
ここも多くの柱や門が残っています。 -
ハーディーシュ
クセルクセス一世の宮殿
ガイドは火災の火元がここで破損が激しいといっていました。ただ、このレリーフはよく残っています。
ガイドブックによる火元は百柱の間となっていますが。 -
タチャラ
ダレイオス一世の宮殿を西から見たところ -
アバダーナの柱
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アバダーナの柱
立派です。 -
最後にアルタクセルクセス2世の王墓に行きたかったが、さすがにおじいちゃんガイドは無理なようで、行ってくれませんでした。ことわって一人でも行けばよかったです。ガイド的には、この後同じデザインの王墓が集まっているナグシェ・ロスタムに向かうのでいいと思っていたのかもしれません。私的にはアルタクセルクセス2世の王墓の高いところからペルセポリスの全景を見たかったのです。
最後に、クセスクルス門の人面有翼獣のレリーフの前でガイドに写真を撮ってもらって終了。ナグシェ・ロスタムに向かいます。
写真が多くなってしまったので、ナグシェ・ロスタム編は別に作成しました。
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