2014/10/25 - 2014/10/26
39位(同エリア55件中)
じんさん
オーストリア・ザルツカンマーグート地方のAttersee湖に宿泊した翌日、Mondseeを経由して向かった先はドイツ南部の湖Chiemsee。Chiemseeには男島と女島とがあり、この男島にいわくつきのお城が建っている。有名なノインシュヴァンシュタイン城を建設させたバイエルン王四代目のルートヴィヒ2世、彼が建設を指示した3つ目の城がこのお城、ヘレンキームゼー城だ。城はパリのベルサイユ宮殿を模して設計され、本家ベルサイユ宮殿の「鏡の間」よりも8mも長い「鏡の回廊」がある。また、大きなマイセン陶磁器のシャンデリアなどが飾られていて豪華この上ない。一方、建物自体は財政破綻と本人の退位によって未完のままとなってしまっている。実際、城内をガイド付きツアーで見学していくと、最後には一見して未完と見てとれる「レンガ剥き出しの大階段」へと案内される。かつてこの地を治めた王族の栄華と衰退をリアルに感じることができるのがこの城の面白いところと言える。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船
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Chiemseeの遊覧船の発着場があるプリーンに到着。
ちょうど2時半の便に乗れそう。早速、ヘレンキームゼー城のある男島(Herreninsel)へ向かうため遊覧船のチケットを購入。 -
よくあるタイプの遊覧船。
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プリーンの船着き場を離れる。
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20分ほどで男島(Herreninsel)に到着。
ここからはヘレンキームゼー城は見られない。 -
島を降りたところに建物があり、ここでヘレンキームゼーのガイドツアーチケットを購入する。城の中へはこのガイドツアーに参加しないと入れない。英語によるガイドツアーの次の回が、夕方4時からとだいぶ時間はあったが、せっかく来たので待つことに。
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船着き場からヘレンキームゼー城までは徒歩で15分ほどかかるが、馬車を利用することもできる。
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何よりも我々には時間があるので徒歩で向かう。
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島内で飼われている牛。のどかな風景。
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ヘレンキームゼー城は男島(Herreninsel)の中央に位置する。
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森を抜けると城が見えてきた。
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ヘレンキームゼー城。
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城の前にはお決まりのように噴水がある。
しかし、水が出ていないどころがはられてもいなかった。財政難? -
水が無いので噴水に入り放題。
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ヘレンキームゼー城のガイドツアー開始までにまだまだ時間があったので、付属する博物館に行ってみる。こちらにはガイドツアーのチケットで入館できる。
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4代目バイエルン王、ルートヴィヒ2世(の若かりし頃の肖像画)
自分の見た目に相当自身があったのか、館内にはたくさんの肖像画が展示されていた。 -
調度品の数々。
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第4の城として計画のあったファルケンシュタイン城の模型。どんだけ城好きなんだか、、、。
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この後、城内を巡るガイドツアーに参加。「鏡の回廊」、マイセン陶磁器のシャンデリアは必見。特に「鏡の回廊」はちょうど太陽の明かりが差し込む時間帯だったため、窓ガラスによって乱反射を起こした光が部屋を虹色に染めてとても綺麗だった。
残念ながら城内は写真撮影禁止につき写真無し。興味がある人はヘレンキームゼー城のオフィシャルサイトへ。
http://www.herren-chiemsee.de/englisch/n_palace/index.htm -
帰りの船にて。
あまり時間が遅くなってしまうとこうなるらしい。
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旅行記グループ 2014〜2017 ドイツ南部の湖巡り
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