2014/11/25 - 2014/12/15
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belleduneさん
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後半は、旧3号館、中央図書館、大隈庭園をアップします。後日、晴れた日に行った大隈庭園はまだ紅葉が残っていて、澄んだ空に紅が映えて、とても綺麗でした。残念ながら、庭園内の「完之荘」は修復中で見ることが出来ませんでしたが、中央図書館1階階段にある平山郁夫の「熊野路 古道」の大作を見学することが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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會津八一記念博物館前に建つ政治経済学部棟の低層部は、旧3号館です。昭和8年(1933)に桐山圴一設計で竣工しました。この旧3号館を組み入れて、2012年9月に完成しました。地上4階建て、地下1階だった旧3号館が、高層部は地上15階、地下2階となり、旧3号館と同じく、ピロティで東西に通り抜けられる構造となっています。
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晴れた日に撮った正面外観。
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こちらの入り口は後日晴れた日に撮りました。
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エントランスの照明器具は昔のままだそうです。
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玄関扉を入った天井部分。更に内部の自動ドアがあります。東西に風が抜けるので、強風の折などの風の強さも当然計算されているのでしょうね。
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内部はミラーガラスで別空間ですね。
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以前の旧3号館の4階迄の部分を組み入れて繋がっています。
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中央図書館は、早稲田大学と同じ1882年に設立されましたが、現在の中央図書館は、1991年、大学百周年記念事業の一環として、安部球場跡に建設されました。
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エントランス上部にラテン語でこうあります。" QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO " ( 知恵の何たるかを読むことによって学べ ) ローマ時代の政治家、Cato の息子への教訓だそうです。確かに。
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大隈庭園へ
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早稲田大学創立百周年を記念して、台湾交友会から寄贈された中国民国獅子像一対です。中国では、獅子は空想の霊獣であり、獅子像は守護像。これからも早稲田大学を護るという台湾交友会の願いが込められているそうです。
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大隈講堂の時計塔を庭園から見たところです。
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大隈庭園向こうにリーガロイヤルホテル東京が見えています。大隈庭園は、井伊掃部頭・松平讃岐守の下屋敷があった和様四条家風の名園でした。それを、大隈重信が自然律に従って、文人風に改造しました。没後、邸宅と共に、大学に寄贈し、公開されました。昭和29年5月の空襲で庭園は廃墟となりましたが、多くの方の努力によって、ほぼ昔の景観に復元されました。
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大隈庭園には紅葉山と地蔵山があり、随所に銅像や記念碑があります。
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そろそろ霜が立つので、このように筵を職人さんが付けていました。真新しい筵の上を歩くのは、とても気持ちが良いものです。
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池泉回遊式庭園で、「近江八景」を築庭のモチーフとしているそうです。このところの冷え込みで、池にも氷が張っていました。
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大隈ガーデンハウス近くにある雪見灯篭は立派です。
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地蔵山に建つ大隈綾子像 大隈綾子は大隈重信の妻で、19歳で結婚し、50数年公私ともに大隈を支えました。控えめな見かけによらず、度量の大きい、几帳面な人柄だったそうです。銅像は、大隈重信像と同じ彫刻家・朝倉文夫の作で、昭和2年の創立45周年に建立されました。
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田中穂積銅像 田中穂積は、早稲田大学第四代総長で、財務学者で、法学博士でした。早稲田大学政治科を卒業後、東京日日新聞記者、コロンビア大学留学を経て、早稲田大学講師となり、理事を経て総長となります。昭和32年の早稲田大学75周年記念として交友会によって建立されました。
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この大木はこの庭園の歴史を見て来たのでしょう。
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かなり大きな石造のテーブルです。
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地蔵山から下りて完之荘へ
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何と改修中でした!
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表に廻ってみました。
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いつ頃完成するのでしょう。ここは、リーガロイヤルホテル東京の管轄らしく、予約もそうなっていました。完成後には何らかの会合をしたいものです。
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昭和27年(1952)校友の小倉房蔵氏から寄贈された建物で、氏の雅号「完之」に因んでいます。建物は、小倉氏が飛騨の山村に残っていた古屋を渋谷の邸内に移築し、日常静閑の場としていました。天然の栗材を柱として、それらの柱は全て直接礎石上に立っていて、囲炉裏、火鉢、自在鉤、縁先の手水、石門などそのままだそうです。建築学上、貴重な資料となっています。
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こういう風にちらっと見える紅葉が良いですね。
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この沓脱ぎ石から地蔵山山上が大隈庭園の中心軸になります。
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リーガロイヤルホテルからも自由に散策出来るようです。
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紅葉山へ向かいます。
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もうすっかり散ってしまった紅葉山の木々。
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そこに佇む孔子像 2008年に中華人民共和国政府から寄贈されたものです。中国政府が日本の大学に孔子像を寄贈するのは初めてでした。設計・製作は山東省政府。百年余り前から千人余りの中国人留学生を受け入れていて、現在でも千人程がいるそうです。
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