2014/10/15 - 2014/10/17
939位(同エリア1757件中)
真美ママさん
伏見稲荷大社は2014年6月、トリップアドバイザーの『行ってよかった、外国人に人気の日本の観光スポット』第一位に選ばれました。
ってことは、超人気で人がすごいってこと?
あの有名な鳥居の前で、自分たちだけで写真を撮れないってこと?
だから少しでも早く行かなきゃいけないってことなのね?
う〜ん、でも昨日17000歩も歩いたから・・。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ということで到着したのは、8時ちょっと過ぎ。
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JR稲荷駅を出ると、伏見稲荷大社はすぐそこです。
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稲荷大神様のお使い『眷族(けんぞく)はキツネとされています。
ただし、野山に居るキツネではなく、大神様同様に人間の目には見えない白(透明)狐=“びゃっこさん”で・・。
これは・・黒ですねぇ。
ただ、この勢いのある姿は目をひきます。
尾の先にあるのは、宝物かなにかでしょうか? -
すぐにりっぱな楼門が見えてきます。
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これは豊臣秀吉の造営で、『母の病悩平癒祈願が成就すれば、一万石奉加する』、と記したいわゆる“命乞いの願文”が伝来しています。
解体修理の際に、願文の年次と同じ「天正17年」の墨書が発見され、伝承の正しかったことが確認されました。 -
さすが、外国からの報道陣も来ていますねぇ.
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鮮やかなこの朱色は、魔力に対抗する色ともされていて、稲荷大神様のお力の豊穣を表す色と説明されています。
ちなみに朱の原材料は水銀=丹で、昔から木材の防腐剤として使われてきました。
そいえば東福寺では、防腐剤として白い胡粉が使われてましたね。 -
楼門前の左側のキツネは、カギをくわえています。
「達成のかぎ」だそうです。 -
右側は宝物かなんかの「玉」だったかな。
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さぁこれから稲荷山・232mを登っていきます。
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すぐに有名な千本鳥居が・・。
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ここを通り抜けると命婦谷の奥社奉拝所があって、その横にあるのが『おもかる石』。
お願い事をしてから灯篭の頭を持ち上げて、自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶うといわれ、重ければ叶わないんだとか・・。
でっ、ちょっと高い位置にある石ですもの、そりゃ残念ながら重いわよねぇ。 -
約1万基の鳥居が山の参道全体に並んで立っています。
なぜこんなにたくさんの鳥居が?って思いませんか?
願い事が「通る」とか「通った」お礼ということで、鳥居を奉納する習慣が江戸時代以降に広がったようです。
まぁ大きなお願い事には、大きな鳥居を!ということでしょうか? -
木の鳥居だから、当然いつかは朽ちていくわけで、
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その後にはまた新しい鳥居が建っていくようです。
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前後左右あらゆるところに、たくさんの塚が群在しています。
いったん脇道に入ったら、その幽玄な世界に迷い込んでしまいそうです。 -
『稲荷の鳥居は社殿と同じ「稲荷塗」といわれ、朱をもって彩色するのが慣習となっています。この「あけ」という言葉は、赤・明・茜など、すべてに明るい希望の気持ちをその語感にもっています。またその色は、生命・大地・生産の力をもって、稲荷大神の“みたま”の働きとする強烈な信仰が宿っています。(HPより)』
たしかにこの朱色は、気持ちを元気に、ポジティブにさせてくれますね。
ようやく四ツ辻まで来ました。
京都一望(?)でもないか? -
稲荷山は神の降臨する山として古来崇敬され、山全体に無数の祠や塚があります。
森の中に昔からの祠や塚がどこまでも続いていて、眷族さんやミニ鳥居が盛られるように奉られている景色は、ちょっと圧巻です。
どちらかといえば千本鳥居の迷宮(?)に入った感じよりも、こちらの方がより幽玄な世界を感じます。
でっこのミニ鳥居、やはり大きさによってお値段は様々ですねぇ。 -
鳥居自体の耐用年数は25〜30年、とどこかで聞いたような気がするのですが、間違ってたらごめんなさい。
この方は修理をされていたのか、聞きたいこともあって声をかけたのですが、神様へのご奉仕中のためか、お返事いただけませんでした。 -
稲荷山は高さが233m、そして大社の総面積は甲子園球場の約22倍だとか。比較的低い山なので、階段や山道も楽に登っていけます。
とはいえ上がったり下がったりがけっこう続くんですよね。
お山巡りをしてだいたい2時間とか、ってことは私たちはもっと時間がかかるかも。
四ツ辻から三の峰・二の峰・一の峰とまわって、ようやく薬力社に到着。
名前にあるよう、無病息災・薬効・薬害防止なんかのご利益もあるんだとか。
神頼みとはいえ薬が手放せない身としては、ここは熱心にお参りする。 -
おっ、ここにあの躍動感あふれるキツネさまが・・。
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境内の手押しポンプの井戸の水はご神水と言われ、この水で薬を飲むと薬効が一段と増し、病気が治り元通りの健康体に!ですって。
ちなみにポンプ故障中でした。 -
でっこの水で茹でた『健康たまご』を頼んだ方は、お茶もいただけます。
たくさん歩いた後だから、熱いお茶が美味しかったわ。 -
これは火焚串です。
11月にはこれらを全部まとめて焚き上げ、万福将来を祈ってくれます。
とはいえ・・、個人情報満載でちょっとこわいわ。 -
ここで六瓢箪(むびょうたん)のお守り購入。
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六瓢=無病ということのようですが、バッグにつけたら鈴の音がシャンシャンうるさくって・・。
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薬力さんからさらに進むと眼力社(眼力さん)があります。
「眼の病が良くなる」「先見の明・眼力が授かる」というご利益があるそうで、商売人、企業経営者、相場関係者などが大勢来るんだとか・・。
アベノミクスの恩恵が受けられますように!ってここはお願いしときましょう。 -
さぁ残りはあと少し。深い森を抜けて、明るいところに出てきました。
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秋の花がきれいです。
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トレイルマップなんてのがありました。
たしかに高低差も少ないし、歩くのには最適な道かも。
明日行く宇治のガイドさんに、「伏見稲荷から山伝いに歩いて、東福寺に行くっていうのも楽しいですよ」なんて教えていただきけっこうそそられたんだけど・・、お山してさらにまた東福寺の広い境内を歩くのは、ちょっとキツイかも。 -
戻ってきたら、すごい参拝客の数でびっくりしたわ。
伏見稲荷の駅を出たのが8時20分頃、最後の鳥居を出た頃が11時10分くらいでした。
まぁのんびり歩いてましたから。 -
もちろん帰りは袮ざめ家へ。
ここにきたんだから、稲荷寿司は食べなくっちゃね。
昔、秀吉が母の病気治癒のお願いに伏見稲荷大社に毎朝詣で、その時朝早くから開けていたお店に、正室袮々さんの「袮」を授けたんだとか。
ウナギの匂いが誘うけど、昨日食べたから。 -
稲荷寿司に入っている麻の実が、プチプチしておいしい!
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サバも身が厚くっておいしい。
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でっ、これはウズラ焼き。
運動した後だから、何食べても美味しいわ!! -
伏見稲荷大社の御朱印。
。 -
もちろんきつねせんべいも購入!
お正月に、孫たちにかぶせて遊ぼう。 -
三井ガーデン四条から、モントレ京都へ移動です。
モントレ京都のすぐ前には、六角堂があります。
でもそこは寄らずに、大極殿(だいごくでん)・六角店の甘味処 栖園(せいえん)へ。 -
築140年の町家です。
小さいけれど坪庭があるのもステキ! -
ここでは名物の「琥珀流し」食べなくっちゃね。
4月〜12月限定でその時旬のものを使い、月替りの蜜をかけていただく、寒天のデザートです。
4月「桜蜜の琥珀流し」
5月「抹茶蜜、抹茶小豆蜜の琥珀流し」
6月「梅酒蜜の琥珀流し」
7月「ペパーミントの琥珀流し ソーダ水添え」
8月「冷やし飴の琥珀流し 生姜がのせられ和の風味」
9月「葡萄の琥珀流し」
10月「栗とあずきの琥珀流し」
11月「柿の琥珀流し」
12月「黒豆の琥珀流し」 -
でっこの寒天、ガラス食器の中でキラキラして宝石のようです。
スプーンですくえばぷるぷるとして、かなり大きめ。
そして口に含めば繊細で、守ってあげたいような柔らかさ。
とっても上品な京都のスィーツです。 -
家人はぜんざい。これもおいしかった。
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ここから錦市場に行きます。
湯葉やら昆布やらゆずの皮(ドライタイプ)やらを買って、気がつけば錦天満宮。 -
今日もホントによく歩いたわ。
夕飯はクーポンで買った無門で豚しゃぶ。
ホテルの近くでよかった。 -
1500円で購入した割には、刺身が厚いし天ぷらもおいしい。
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しゃぶしゃぶの肉の量もちょうどよく、
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ゆずのシャーベットも美味しい。
まずまず、お得なクーポンだったかも。
京都はお食事がお高いから、事前にクーポンを買っておくのも悪くないかも。 -
モントレのスパが評判よろしいようで、ぜひとも入りたかったんだけど、宿泊者でも1770円なんですって。
ってことで部屋でお風呂に入ってから、マッサージへ。
最上階のここはぐるりとガラス張りで、窓に向かってチェアが置かれてるので、とっても気分がいい。
京都の夜景がすっかり見える!みたいな・・。
20分だけお願いしたけど足りなくって、さらに20分追加。
でっ、格安宿泊代金だったので、宿泊代よりマッサージの方がお高くなってしまいましたわ。 -
この近くには伊右衛門サロンがあって、でも行く時間がなかった。
美味しいたまごかけごはんを食べてみたかったなぁ。
でもここの朝食も美味しかったです。カマンベールがあるなんて、ス・テ・キ。 -
このホテルは部屋に、辻利のお茶を置いてます。
でっ、私は初めての経験だったのですが、急須セットも・・。
まぁ旅館だったら急須セットは当たり前ですけどね。
たまたま持ち帰ってきちんと家で淹れてみると、コレがすっごく美味しいお茶なんです。
あまりに美味しかったのでホテルに問い合わせてみたら、ホテル特製のお茶で、辻利では販売してないんですって。
ちなみに、7パック648円だそうです。
う〜ん、一人分が1パックだとしたら、けっこういいお値段かも・・。
初日が17000歩、二日目はなんと21000歩歩いて、いくらマッサージしてもらったって、そりゃ足が痛い。階段は避けたい。
そんな足を引きずって、次は宇治平等院です。
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