2013/11/29 - 2013/12/08
400位(同エリア2401件中)
パンジーさん
北ドイツに行く日程が決まって 真っ先にチェックしたのは
ベルリンフィルのHPです。
運が良ければ 憧れのベルリンフィルが聴けるかも!
そして、今回、私の運は良かったのです。やった!
旅行期間中にベルリンの本拠地でベルリンフィルのコンサートがあることが判明。
コンサートのある日にベルリンに滞在できるように旅程を組みました。
そのせいで ドレスデン→ハンブルク→ベルリン という大回りの行程になったけれど 夢が叶って大満足なのだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ハンブルク10:00発→ベルリン11:43着のICEで
初めての街、ベルリンにやってきました。
この路線はビジネス路線なのか? それともたまたまなのか?
車内は仕事モード全開のビジネスマンが多くてとても混んでいました。
せっかく一等車のチケットを持っていたのに満席で(予約をしていなかった)、
やっと見つけた席は2等車でした。
なんだか釈然としないけれど2等車も満席だったから座れただけでも良かったとしましょう。 -
ホームに降り立つと目に入りました。
ブランデンブルク門の上の方々と Das ist Berlin(これがベルリンだ)の文字。
とうとうベルリンに来たんだな〜と実感。 -
ベルリンは熊ちゃんがキャラクターなんですね。
街のあちこちで歓迎してくれます。
この子はおへそのあたりにブランデンブルク門があるのよ。 -
この子は マリオット熊。
ポツダム広場近くのこのホテルに2泊します。 -
マリオットに決めたのは、コンサート会場のフィルハーモニーまで歩いて行けるほどの近さだったからです。
コンサートは夜8時からなので、暗くなる前に場所を確認がてら散歩に行くことにしました。
ホテルで行き方を教えてもらって出発です。
アンぺルマン君に再会。
ドレスデン以来だけど 相変わらず可愛いね。 -
「黄色い建物が見えるからすぐわかるよ」の言葉通り、すぐわかりました。
ホテルから徒歩7,8分くらいでしょうか。
ベルリンフィルの本拠地であるフィルハーモニー。
写真で見覚えのある「カラヤン サーカス」が見えた時には感動。
この建物は「フィルハーモニー」ですが、カラヤンが深く関わり、また外観がサーカス小屋のようだということから 「カラヤンサーカス」とも呼ばれるそうです。
実際に見ると本当にサーカス小屋みたい。しかも黄色だしインパクトあるわ〜
今でも斬新だから 50年前にできた時には皆びっくりしたでしょうね。 -
前の通りは 「ヘルベルト・フォン・カラヤンStr.」
とか -
「フィルハーモニー」とか
の看板を見ただけで 嬉しくて興奮するおばさん。
ミーハーです。 -
チケット売り場のようなところがあって 絵葉書などを売っていましたぞ。
-
今夜の場所はばっちりわかりました。
安心してあたりを散策することにいたしましょう。 -
フィルハーモニーからホテルに帰る途中に ソニーセンターがあります。
せっかくなので覗いてみましょう。 -
クリスマス用に楽しい飾り付けがされていました。
これはレゴのサンタと雪だるま。 -
こちらもレゴです。 すごいでしょー
誰もいなかったので ちゃっかりサンタさんの横に座ってみました。 -
ポツダム広場。
壁が残されています。 -
ポツダム広場。
壁の跡がわかります。
今は賑やかなここに東西分断の壁があったとは。 -
説明文が読めたらどんなに良いかと思いました。
-
夜まではまだ時間があるので ぶらぶらとブランデンブルク門まで歩いてみましょう。
-
ブランデンブルク門の手前で不思議な光景に出会いました。
沢山のコンクリート製ブロックが不規則に並んでいます。
ブロックは高さもまちまちで 街の中心の広い場所に置かれている。
いったいこれは何なのでしょう。 -
これは ユダヤ人犠牲者記念館。
虐殺されたユダヤ人に捧げられた記念碑でした。
ベルリンに着いてまだ2,3時間しか経っていないのに、少し街を歩いただけで いきなり壁の跡とユダヤ人虐殺の生々しい歴史の事実を突き付けられました。
ベルリンは他の街とは全然違う。 -
-
ブランデンブルク門。
テレビや写真では何度も見たけれど 実際に見ると迫ってくるものがあります。
1989年にベルリンの壁が崩壊するまで門は壁にさえぎられて行き止まりになっており 通行できませんでした。 -
門の上にたつ4頭馬車と女神ヴィクトリア
-
門の前の広い通りには 巨大なクリスマスツリーが飾られていました。
ベルリンって建物も道もとにかく大きい! 広い!
スケール感が全く違います。 -
ドイツの国旗がはためく国会議事堂。
ブランデンブルク門のすぐ近くにあります。 -
ここでも巨大なクリスマスツリーが飾られていました。
でも大きいだけで もひとつ素っ気ない感じ。
寒いし疲れてきたし、そろそろホテルに戻って支度をすることにいたしましょう。 -
チケットは日本から直接HPにアクセスして取りました。
海外のコンサートのチケットを取るなんて初めてなので大いに緊張。
あらかじめチェックしておいて 発売日の発売時刻に満を持してアクセスしたんですが、
これが全然つながりませんの。
で、30分くらいしてやっとつながった時には 狙っていた席はほぼ売れてしまっていました。
ベルリンフィル、恐るべし。
連れと並びの席は取れなかったので、前後でなるべく近い席を2席ゲット。
カードで決済したら 一週間後にははるばるドイツからチケットが2枚送られてきました。
発売日の翌日にアクセスしたらこの公演のチケットは早々と sold out になっていました。
この公演が人気だったのか、いつもそうなのかはわかりかねます。 -
見苦しいのが中央にいてすみません。
8時が待ちきれなくて、7時にはもう来ていました笑
チケットは本当に売り切れらしく、入り口付近には「チケット求む」(多分)と書いた札を持って立っている人達がいました。
彼らには悪いけれど譲るわけにはいかないわ。
広いでしょう。白を基調とした広々とした明るい空間。右はクロークです。
ホワイエもシンプルで余計な装飾がなく機能的で、ここ超気に入りました。
ドレスデンの華麗なゼンパーオパーとは対照的ですが、どっちかっていうと
私はこちらが好き。
トイレもたくさんあるので 列がさくさくと進みます笑 -
そしてここが今日の会場、大ホール。
舞台を真ん中にして客席がぐるりと回りを囲みます。
ここ、すごい。音楽の神様が宿っているような荘厳かつ魅惑的な雰囲気があります。
音響が抜群だそうですが、音楽を聴く前にもうこのホールに惚れてしまった。
天井からぶら下がっている照明器具を見ていると まるで音が降ってくるような錯覚を覚えます。 音楽もまだなっていないのというのに。
カラヤン、恐るべし。 -
苦心の末にゲットした席はここ。
ブロックごとに分かれているので、最初は間違えて前の方のブロックに座り、
思ったよりもずっと舞台に近い席だ〜と喜んでいたら、日本人のオジサン達がきて「そこは私たちの席ですよ」だって。
その辺は発売直後にsold outになったはず。旅行社か中間業者が買い占めるのでしょうかね。
私が座っているのは上から2番目の料金の席。たしか送料込みで一万円ちょっとでした。 -
実はこの3週間ほど前に日本ツアーに来たベルリンフィルを大阪で聴きました。
たまたま知り合いがチケットを譲ってくれたのです。
日本公演での指揮はサイモン・ラトルさま。
一年に二度もベルリンフィルを聴くなんて、後にも先にも私の人生にはないことでしょう。
ベルリンフィルを聴いたのも初めてです。
2013年! 実は還暦を迎えました。 神様からのプレゼントだったのかもしれません。 -
本日の指揮は 若きカリスマ(と どこかに書いてあった)グスタヴォ・ドゥダメル氏。
ベルリンフィルの次期常任指揮者の候補者の一人だそうです。
指揮をする後姿が端正で美しい。
演奏はもう素晴らしすぎて夢の世界。
めりはりのある正確でクリアな響きにただただ聞き惚れました。 -
本日のコンサートマスターは、樫本大進氏。
日本人の誇りです。
ベルリンフィルには あと二人、日本人演奏家が在籍しています。
ヴィオラのト首席奏者の 清水直子さんと
第一バイオリンの 町田琴和さんです。
ベルリンフィルのメンバーに日本人、しかも女性が二人も迎え入れられているなんて
素晴らしいことです。 -
-
余韻にひたりながらホテルまで歩いて帰りました。
明日も同じコンサートがあります。
せっかく近くのホテルに泊まっているんだし
当日売り場に並んだらチケットを入手できるかも。と思わず考えてしまった私。
いやいや初めてのベルリン、観光もしなくてはね。
このホテルでは 廊下や部屋の壁に 印象的な写真が沢山かけられていました。 -
こちらは今日見たブランデンブルク門の上の4頭馬車とヴィクトリア。
駅のホームで初めて見たのもこれでした。 -
ホテルのロビーには熊ちゃんがたくさんいました。
I love Berlin
だけどベルリンは楽しいだけではない街。
重い歴史を感じずにはいられない街だよね。
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