2013/11/29 - 2013/12/08
67位(同エリア485件中)
パンジーさん
ドレスデンからハンブルクまではICEで4時間の列車の旅。
ジャーマンレイルパスを使いました。
途中 ベルリンで列車を乗り換えて そのままハンブルクに向かいます。
ハンブルク、正式名称は「自由ハンザ都市ハンブルク」。
元ハンザ同盟で栄華をきわめた北の港湾都市。
近世になってからは世界的貿易港として発展し
現在人口178万人の ドイツ第2の大都市ですが、私にはあまり馴染みがありませんでした。ベルリンの次に大きい都市は 何となくミュンヘンかフランクフルトあたりだと思っていました。
でも以前に通っていたドイツ語クラスの先生がハンブルクに住んでいたことがあり、「とても美しくて大好きな街」と口癖のようにおっしゃっていたのです。
仕事でたった数時間だけハンブルクに滞在経験ありの夫も、ぜひもう一度ゆっくり訪れたい美しい街だ、と申します。
ドイツといえば森と川に囲まれた町しか知りませんが
北の港町ハンブルクからはICE列車ごとフェリーに乗り北欧に行けるのですって。
クリスマス市も南ドイツとは少し雰囲気が違うようです。
一体どんな街なのでしょう?
そうそう、大事なことを忘れていました。
ハンブルクは私の住む街、大阪の姉妹都市なのです。
商業の街、橋の多い街、港のある街。
宮廷文化はないけれど自由で誇り高い市民の街。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ICEで4時間の旅は長いかな、と思ったのですが
快適な車内で車窓を楽しんだり ガイドブックを見たりしているうちに
ベルリン乗換えを挟んで 退屈する暇も無くハンブルクに到着。
今回は長距離の移動が多いので ジャーマンレイルパスは一等のにしました。
新聞サービスがあるし(ドイツ語が読めない私達には猫に小判だけど)、グミも配られました。
嬉しくなって車内販売でコーヒーを一杯。
ダルマイヤーコーヒー、2.9ユーロ。
今は円安なので400円余りかぁ。 日本と同じくらい?
でも日本のような紙コップではなくて DBのマーク入りのおしゃれなマグカップに注いでくれます。スプーンもプラスチックの使い捨てではなくて嬉しい。 -
13:04ドレスデン発のICEで 17:09ハンブルクHBF着。
うわー! 活気に溢れた大きな駅です。
楽しそうな雰囲気があって一気にテンションが上がります。 -
まっすぐにホテルに行きましたら
ホテル横の広場にクリスマス市がたっているではありませんか! -
とりあえずチェックインして部屋に荷物を置きに行きます。
エレベーターホール横の窓から見下ろしたらこんな風景が!
ビルに囲まれた小さな広場に とんがり帽子の屋台が連なっています。
行かなくちゃ! -
お揃いのとんがり帽子のてっぺんに輝く星がきれいです。
-
この夜は寒かったのですが、こんな暖房器具があちこちにあって賑わっていました。
お勤め帰りの人々がちょっと一杯、という感じの市で、食べ物やさんの屋台が主体です。ショットバーもありましたよ。 -
真っ先に目に飛び込んできたのはこれ。
-
その前のカウンターには このお人形が。
笑ってしまって衝撃が大分薄れました。
でも あの豚さんの顔を見た後でこのお店で食べる勇気はありません・・・
カップが可愛いお店でグリュワインを一杯と、パン付き焼きソーセージを1本で
ハンブルクの初夕食としました。 -
ホテルは、地図を見て立地が便利そうだったシュタイゲンベルガーハンブルを予約していました。
中央駅からSバーンで2駅目Stadthausbruckeを降りたらすぐで超便利なはず、だったのですが、二つ目の駅を降りたら それらしいホテルどころか街の雰囲気も
想像していたのと何だか違うのです。
駅前で果物を売っていたお兄さんに聞いたら、このホテルならあっち!と自信満々に教えてくれたのでその方向に行ったのですが、それらしい建物はあらわれません。大きなホテルは無さそうな町並みに沸々とわいてくる不安感・・・
重い荷物を引きずって日は暮れるし途方にくれて ショーウインドー越しに親切そうな女性が見えた洋品店に入って道を尋ねたら、
「えー!ここは全然違うところよ! 遠いわよ!」とのこと。
そ、そんな〜! と愕然としつつ教えてもらった駅方向にトボトボ歩きだしたところで
タクシーがあったので乗りました。
タクシーはどんどん、どんどん走り、まだ行くの?と不安になりかけた頃に賑やかな通りに出てホテルに到着。
遠かった〜!
いったいどこの駅で降りたのかしら?
行く先をよく確かめて乗ったつもりなんだけれど、逆方向に乗ってしまったのでしょうかね?
ハンブルクを去る時にホテルからタクシーに乗ったら中央駅まであっという間でした。不思議な体験→やっぱり最初に乗り間違えたのでしょうね(汗) -
ハンブルクでの3泊は朝食無しのプランだったのですが
以前に泊まった別の街のシュタイゲンベルガーの朝食がとても美味しかったのを思い出して、一回だけ食べてみました。
港町なので魚料理が出るかな、という予想がばっちり当たりましたよ。
このお皿に取ったのは トマト以外はみな魚料理です。
さすが港町ですね。
でも お味はちょっと塩辛かったです。
これで28ユーロは高かったなあ。
街のレストランで食べれば良かったと思ったけれど、あとの祭り。 -
ホテルのすぐ前には運河が流れていて、運河にかかるこの橋を渡って出かけます。
ハンブルクはヨーロッパで最も橋が多い街なんだそうです。何とあのベネチアよりも。
昨夜はあせっていて気が付かなかったけれど、一夜明ければ何て素敵なところなんでしょう。
向かいの建物の後ろが白いのは霧がたちこめているのです。 -
フロントで市庁舎への行き方を聞いてぶらぶらと歩いていきました。
通りをまっすぐに歩いて10分程、市庁舎と内アルスター湖が見えてきます。
市庁舎の前には美しいクリスマス市が。
このあたり一面にも霧が立ち込めていて何とも旅情をそそります。 -
美しい市庁舎をバックに 前にはロマンチックな内アルスター湖。
ハンブルクの市庁舎前クリスマスマーケットは本当にロマンチックな場所にたちます。
この朝は霧にけぶり夢のような風景でした。 -
ハンブルク市庁舎。
19世紀後半にネオ・ルネッサンス様式で建てられた豪華な市庁舎。
この大きさと壮麗な美しさはただならず、権勢を誇った当時のハンザ同盟都市の実力を見せつけられる気がします。
私のカメラと腕では素晴らしさを半分も再現しきれないのが残念です。 -
切妻屋根の青い瓦が美しい。
てっぺんにもレース状の繊細な飾りが施されていて素晴らしいです。 -
両端の高い屋根の上には聖人の像が建っていますが、これは向かって右の屋根にたつ聖ミヒャエル。剣をかかげています。
-
市庁舎前広場。
はっきりとは覚えていないのですが、この台座のポールの先端が ↓ -
多分これ。
わかりにくいのですが金色に輝く帆船です。
港町ハンブルクの象徴が市庁舎前広場にそびえています。 -
市庁舎前広場から。
向かいの建物はショッピングアーケード。
北国ハンブルクではショッピングアーケードが充実しているそうです。
寒い日でも雪の日でもお買い物ができますね。 -
内アルスター湖。
あたりは霧にけぶっています。 -
霧にけぶる内アルスター湖に浮かぶクリスマスツリー。
モノトーンの世界なのに何てロマンチック。
旅情をかきたてらる光景です。 -
振り返ると 湖の沿岸では子供達が賑やかにマーケットに出陣。
カラフルなファッションで可愛いです。 -
ハンブルク中央駅に来ました。
風格のある美しい駅舎です。 -
ハンブルク市立美術館。
連れがパウル・クレーの「金色の魚」を見たいというのでやって来ました。
金色に輝く魚、良かったです。
建物自体も素晴らしく 内装もクラシックで素敵でした。
もっとゆっくり見たかったのですが、ハンブルク観光は今日一日だけ。
後ろ髪を引かれつつ先を急ぎます。 -
ハンブルク中央駅。
賑やかで活気に溢れています。 -
UバーンでBaumwallまで行きました。
目指すは赤レンガ倉庫街。 -
あれだ! ずらりと連なる赤レンガの倉庫群。美しいです。
手前のカラフルな南京錠はどこかでも見たような風景。
でも風景に妙にマッチしています。 -
整然と並んでいる赤レンガ倉庫。
100年以上の歴史を持つ美しい建物が連なっています。
建物の一方は通り、反対側は写真のように水路に面していて
水路の船から建物に直接荷上げできるようになっています。
かつては世界中からコーヒー、紅茶、タバコや絨毯などがこの倉庫街に集まり、
ヨーロッパ中に運ばれていったとのこと。
今でも厚い壁の中は温度調整されて絨毯、コンピューターといった高価な品々が収まっているそうです。 -
通りに面した側。
-
エルプ・フィルハーモニー
倉庫街の先端に建設中のコンサートホール。
1960年代に建てられた赤レンガ倉庫の上に 前面ガラス張りの建物が乗るという構造は斬新です。
ロケーションも素敵ですね。 -
港の風景。
異国情緒が漂い美しいのですが、港はやっぱり青空が似合う気もします。
曇天&霧がたちこめて遠くが見渡せません。
ヨーロッパの冬の景色ですね。
今度は気候の良い時に来て、遊覧船でゆっくり港巡りをしたいなあ。 -
聖ミヒャエル教会の展望台からハンブルクを一望したかったけれど
この霧では何も見えないわね〜
寒いのでいったんホテルに帰ることにいたしましょう。 -
さあ、やってきました。
市庁舎前のクリスマスマーケットです。
背の高いツリーが遠くから見えて 自然に急ぎ足になってしまいます。 -
水面が光りを反射して美しく輝いています。
きれーい! -
下手な写真で申し訳ないのですが、昼間とはまた違った美しさです。
-
ツリーにも灯がともって幻想的。
シンプルでとても垢抜けしています。 -
ボケボケの写真ですみません。
おじさんサンタ達もどことなく都会的。 -
物凄い人混み!と思ったら、トナカイに引かれた橇に乗ったサンタが空を飛んだのです!
この写真でわかります? -
このスピード感!
おおー!!と、どよめきが起こります。
橇に乗っているサンタさん役はこわいでしょうね。
でもみんなは大喜びです。
後で調べたら 期間中の決められた時刻に このサンタさんは空を飛ぶようでした。 -
本当に美しいクリスマスマーケットです。
-
キリスト生誕の場面を現すクリッペ。
クリスマーケットでは必ず見かけますが、ここのは無色でとても美しいものでした。 -
市庁舎が開いていたので中に入ってみました。
ホールだけですが、この時期は夜でも開放してくれているのでしょうか?
広い広い空間に こんな大きなクリスマスツリー!
ハンブルク、すごいなあ。
昼間はガイドツアーがあるようですが、参加する時間がありませんでした。
もしも再訪できたなら、言葉はわからなくても この豪華な市庁舎の内部をぜひ見たいです。 -
外ではおじさんバンドが楽しげに熱演しています。
人出は多いのですが、皆どことなくのんびりと楽しそうなのが印象的でした。 -
こういうお店を見ると血が騒ぎます。
この日は買わずに帰ったものの、翌日やっぱり買いに行ってしまいました。
ファサードのある都会風の小さな家を購入。 -
ソーセージ一辺倒ではなくて オープンサンドが多かったように思います。
魚介類も多くて、私はイカと海老のサラダのようなものを食べました。
海草サラダのようなものもありましたよ。
とても美味!
不覚にも写真は撮り忘れてしまった。 残念です。 -
市庁舎広場からつながる内アルスター湖沿いのマーケット。
灯がともって幻想的な美しさです。 -
湖に浮かぶツリーにも灯がともって夢のよう。
金色の光が水面に反射しています。 -
振り向けば ブランドショッピングストリート NEUER WALL。
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昼間の霧と曇天に閉ざされた灰色の世界とはうって変わった華やかさです。
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洗練された色使いが素敵。
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寒い北の街だからこそ この明るさと華やかさが輝くのでしょうか。
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ニベアショップがあったので入ってみました。
ニベアってハンブルク生まれなんですね。
日本では売られていない目新しくて手頃なものが沢山ありましたよ。
友人達へのお土産用に Anti Ageと書かれた小さなハンドクリームを買いました。 -
この街のマーケットは本当に美しいです。
市庁舎があって 水辺があって ショッピング街の美しいライトアップもあって。 -
美しいクリスマスマーケットを堪能して そろそろ帰りましょうか。
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水辺は夜も雰囲気があります。
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もう一度、湖上のクリスマスツリーを見て
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市庁舎広場のクリスマスツリーも見て
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ホテルに帰ります。
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市庁舎の脇を守るように座るライオン君。
きみもハンブルクがきっと大好きだよね。
今日も一日お疲れ様。
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