みなさまのリューベック旅行記でみるあの門。<br /><br />二つのとんがり屋根を持ち独特の存在感のあるホルステン門。<br />写真と言えど一度見たら忘れられません。<br /><br />ハンブルクまで来たからには　あの門を見なければなりますまい、ということで<br />ハンブルクからICEでリューベックに日帰り観光をしました。<br /><br />リューベックはその昔ハンザ同盟の中心都市として繁栄をきわめた街です。<br />行ってみると重厚で立派な市庁舎やホルステン門は　想像以上に立派で、昔の繁栄を思い起こさせるものでした。<br />訪れた日はあいにくの雨で　しかも超寒いったら。<br />クリスマス市とラートハウスの食事を楽しんだだけで帰ってきましたが<br />機会があればぜひ季節のいい時に再訪して<br />魅力的な街のあちこちを歩き回りたいものです。

2013冬の北ドイツ（3）　リューベック　☆黒レンガの市庁舎にきらめくクリスマスイルミネーション

29いいね！

2013/11/29 - 2013/12/08

27位(同エリア189件中)

#街歩き

エリア

リューベック(ドイツ)

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 鉄道

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

ハンブルク中央駅からRE快速で45分。

リューベック駅舎です。

とても雰囲気がある駅にテンションがあがります。。
駅の広場を通り抜けて少し歩けば　正面にあのホルステン門が見えてきました。

おお〜！
笑ってしまうくらい写真と同じ。

実際に見ると想像していたよりも大きくて威圧感がありました。
重厚で立派な門です。
内部は歴史博物館になっているそうですが、まだ10時前で開いていませんでした。

なぜだかピサの斜塔を思い出す。
門をくぐると倉庫のような建物が並びます。

この日は寒くて寒くて　お天気もいまいち。今にも降ってきそうな空でした。
ホルステン通りを左に折れて、まずはマリエン教会に行きましょう。

ここのパイプオルガンの音に感激して　バッハが通い詰めたそうなのです。
これですね！

ガイドブックによると　８５１２本のパイプを持つ世界最大級のパイプオルガンとのこと。
音色を聴いてみたいなぁ。

ステンドグラスも美しい。
パイプオルガンの向かい側には十字架に架けられたイエスが。
マリエン教会の隣には市庁舎とマルクト広場があります。

黒レンガ造りで　どこの市庁舎とも感じが違う。重厚で風格を感じさせます。

壁に丸く開けられた穴は風を通すためとのこと。
レンガの壁が素敵。
壁に沿って市がたっています。

午前10時頃なのに　もうずいぶん賑わっています。
地元客というよりは観光客が多そう。
だって雰囲気があって　とても素敵なところです。
クリスマスマーケット自体はこじんまりとしているのですが
何しろバックの市庁舎が素晴らしい！

壁面の装飾の凝っていること。
色合いがシックで美しく風格があります。
まだ午前中ですが　寒くて曇り空のせいで　イルミネーションが映えます。

細かいオレンジ色の電球の灯りが暖い。
青空もいいけれど、クリスマスマーケットには　やっぱりこの灯りが似合うよね。
素晴らしい装飾です。
　
黒いレンガの壁が明るい装飾をさらに引き立てています。
この建物を背景にしてのクリスマスツリー。

完璧に美しい。
この美しい黒レンガの市庁舎の広場に大きなクリスマスツリーが飾られている風景は、一生忘れられないと思う。

うまく言えませんが　日本のようなイベントではなくて　人々にとって必要不可欠なものであり、宗教が根っこにあるものだと再認識させられた気がします。
午前中は比較的人出が少ないせいか、どこの市でも子供たちの集団をよく見かけました。

先生に引率されて。

まだ午前中ですが　お天気が悪くて暗いので灯りが暖かい。
明るい色のクリスマスグッズたち。
まきが目をひきました。

あったか〜い
グリュワインの大鍋。

飲んであったまりたかったけれど　まだ仕込み中のようでした。

今日も飛ぶように売れるのでしょうね。
イエス誕生の場面をあらわすクリッペ。

どこのクリスマスマーケットでも必ず飾られています。

街ごとに　クリッペを探すのが楽しみになりました。
屋台の屋根のクリスマスピラミッド。

横にはろうそくも見えます。
おおっ

純白のクリスマスローズです。

日本では少し季節がずれますが、この地では本当にクリスマスに咲くんだね。
それにしても寒いのです。
雨も降ってきました。

ということで開店と同時にレストランにとびこみました。

前もって調べておいたラーツケラー。
市庁舎の地下にあります。
市庁舎の外観の雰囲気そのままのアンティークなインテリアが素敵です。

こちらは広い部屋ですが、半個室のように仕切られたボックス席もいくつかあって
けっこう大きなレストランでしたが　食事を終えて出る時には満席になっていましたよ。
メニュー。

素敵なクリスマス前のひとときに、と書いてある気がするんだけれど。
間違っていたらごめんなさい。
ランチタイムだけれども　キャンドルが灯されていました。

雰囲気が出ます。

これはもうワインを頼むしかないでしょう。
私が頼んだのは　お魚のムニエルのようなものにポテトや野菜をホワイトソースであえたような一品。

とても美味しかった。　
連れはここでもシュニッツェル。

メニューには「リューベック風」とありましたが、違いはよくわからんかった。

ポテトのバター炒めががついてきましたが、これがとっても美味。
手頃に土地の美味しいものを食べたいけれど
レストラン選びには　まめでない私達にとって
ラーツケラーはうってつけです。

どの街でも市庁舎の地下にあるので探さなくてもいいし、
落ち着いた雰囲気で、はずれがないですよ。

ドイツのラーツケラー、好きです。
船や海をイメージするものがたくさん飾られていました。
昼間でも暗い北の国の冬の空。

灯りや楽しいインテリアは心を暖かくしてくれます。

リューベックは北ドイツの中でも北で　もうデンマークに近いんだものね。
これはワイン樽？
会計をしたら　レシートがこんな可愛いカードに挟まれてきました。
川べりの建物群。
雨もだいぶ降ってきたので　そろそろハンブルクに帰りましょう。

もう一度ホルステン門を振り返ります。
本当は他にも行きたいところはたくさんあったのだけれど
　
寒さと雨に負けて　見たのはホルステン門とマリエン教会と、市庁舎のクリスマス市とラーツケラーだけ。

でもそのどれもがとても印象的で、歴史の重みを感じさせる魅力的な街でした。
機会があったら今度は晴れた日に行って路地とか川べりをウロウロしたいなぁ。

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#街歩き

この旅行記へのコメント（2）

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frau.himmelさん 2014/12/14 09:48:05

再開ですね♪

パンジーさん、おはようございます。

いよいよ旅行記再開されましたね。
久しぶりのパンジー節。
雨が降って寒くて、あいにくの天候の中で、残念でしたね。
今回もラーツケラーにいらっしゃいましたか？
パンジーさんのドイツ旅のライフワークみたいなもの・・。
次編も楽しみにしています。

himmel

パンジーさんからの返信 2014/12/15 23:36:53

RE: 再開ですね♪

himmelさま

書き込みをありがとうございます。

ラーツケラーはもちろん行きました笑

旅行記を途中で放置したまま気が付けば一年が経っていました・・怠けすぎですね。

次はベルリンなんですが　私にはベルリンは大物過ぎて、どうまとめていいものか手にあまりすぎ（困）

そのうち無理やり書きますので、よかったらまた見てくださいね。

フォートラとご無沙汰している間に増えていたhimmelさまの旅行記を少しずつ楽しみに読ませていただきます。

パンジー

> パンジーさん、おはようございます。
>
> いよいよ旅行記再開されましたね。
> 久しぶりのパンジー節。
> 雨が降って寒くて、あいにくの天候の中で、残念でしたね。
> 今回もラーツケラーにいらっしゃいましたか？
> パンジーさんのドイツ旅のライフワークみたいなもの・・。
> 次編も楽しみにしています。
>
> himmel
>

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