2014/12/12 - 2014/12/12
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morino296さん
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約3年間の大改修工事を終え11月22日にリニューアルオープンした東京都庭園美術館へ行ってきました。
東京都庭園美術館は、1933年(昭和8年)に朝香宮家の本邸として建てられたものを美術館として公開しています。
この建物は、1920年代から30年代にかけて世界中で流行したアール・デコ建築が日本で開花した作例として国内外の専門家から高く評価されており、東京都の有形文化財に指定されています。
今回の改修工事では、建物や各種文献の調査を行い、それに基づいて創建当初の姿に近づけるように修復・復原が行われたそうです。
アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる(11月22日(土)〜12月25日(金))では、通常の展覧会では展示していない家具やオリジナル壁紙、フランス人室内装飾化アンリ・ラパンやガラス工芸家ルネ・ラリックの作品があわせて紹介されています。
展覧会「内藤礼 信の感情」を同時開催。
HPから本館(旧朝香宮邸)の音声ガイドが聞ける公式アプリが無料でダウンロードできます。
また、館内の写真撮影は、平日のみ可能です。
(この旅行記のコメントは、パンフレット、会場の案内とHPを参照しています。)
おまけに、恵比寿と中目黒のイルミネーションも少しだけ紹介しています。
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東京都庭園美術館前のイチョウ並木
目黒駅(JR、東急・東京メトロ)から白金方向へ徒歩7分ほど。
イチョウ並木も落ち葉が目立ちます。 -
東京都庭園美術館入り口の看板
1933 RE OPEN 2014.11.22
リニューアルオープン記念
「アーキテクツ1933/Shirokane アール・デコ建築を見る」
内藤礼「信の感情」展
(12月25日までか26日までか、2通りの記述がありますのでご注意を。) -
東京都庭園美術館 門から本館への道
休館日:毎月第2・第4水曜日
(12/24は第4水曜日にあたりますが特別開館するそうです。)
開館時間:10:00〜18:00
(12/22日、25日は20:00まで開館)
観覧料:一般700円
(第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。) -
東京都庭園美術館 門から本館への道
紅葉が残っていました。
(この隣にある国立科学博物館附属自然教育園では、紅葉は見頃となっていました。) -
東京都庭園美術館 本館(旧朝香宮邸)の全景
朝香宮家は久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が明39年(1906)に創立した宮家。
鳩彦王は、陸軍大学校勤務中の大正11年(1922)から軍事研究のためフランスに留学しましたが交通事故に遭い、看病のため渡欧した允子内親王とともに、大正14年(1925)まで長期滞在することとなりました。
当時フランスは、アール・デコの全盛期で、その様式美に魅せられた朝香宮夫妻は、自邸の建設にあたり、フランス人芸術家アンリ・ラパンに主要な部屋の設計を依頼し、アール・デコの精華を積極的に取り入れました。 -
東京都庭園美術館 本館の玄関
建築を担当した宮内省内匠寮の技師・権藤要吉も西洋の近代建築を熱心に研究し、朝香宮邸の設計に取り組みました。
さらに実際の建築にあたっては、日本古来の高度な職人技が随所に発揮し、朝香宮邸は、朝香宮夫妻の熱意と、日仏のデザイナー、技師、職人が総力を挙げて作り上げた芸術作品と言っても過言ではない建築物です。
現在は美術館として使われていますが、内部の改造は僅かで、アール・デコ様式を正確に留め、昭和初期の東京における文化受容の様相をうかがうことができる貴重な歴史的建造物として、東京都指定有形文化財に指定されています。 -
本館の正面玄関
正面のガラスレリーフ扉はフランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品。
朝香宮邸のために新たにデザインされ、翼を広げる女性像は、型押ガラス製法で作られているラリックの作品の中でも貴重な作品。
左の扉は第一応接室に、右の扉は受付外套室になります。 -
本館の正面玄関の床
床全面のモザイクは細かい天然石で制作され、デザインは宮内省内匠寮技手の大賀隆が手がけたもの。 -
玄関と受付外套室
ここから入館します。 -
来客用化粧室の横 階段のガラスと飾り
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来客用化粧室
受付外套室をでると来客用化粧室があります。 -
正面玄関 ルネ・ラリックのガラスレリーフ扉(大広間から)
ルネ・ラリック(1860−1945)は、ジュエリー・デザイナーとして1900年のパリ万国博覧会で絶賛され、その後、ガラス工芸に着手。
1925年のアール・デコ博覧会場の中央にガラスの噴水塔を制作し、その傍らに自らのパヴィリオンを出展するなど、アール・デコの旗手として絶対的な評価を築いた。 -
正面玄関 ルネ・ラリックのガラスレリーフ扉(裏側から)
当初のデザイン案では裸の女性像であったが、日本側から着衣するように指示した経緯がデザイン画に残っているそうです。 -
1階大広間のレリーフとケースに入った資料
中央階段右手の大理石レリーフは、イヴァン=レオン・ブランショの作品《戯れる子供たち》。
ケースの中には、アンリ・ラパンのサインのある領収書があり、朝香宮邸を建てる時に分割して支払われたことが分かります。 -
次室(つぎのま)の香水塔
南側のテラスに面した次室は、大広間から大客室へのつなぎの役割を持っています。
白磁の香水塔、モザイクの床、黒漆の柱、朱色の人造石の壁、ガラス窓から広がる庭園の縁、これらが織りなす色彩のハーモニーは、大広間の落ち着いた色調と対照的に、アール・デコ特有の華やかな空間を形成しています。
香水塔は、1932年アンリ・ラパンがデザインし、フランスの国立セーヴル製陶所で製作された「ラパンの輝く器」。
水が流れような仕組みが施されていたため、宮内省の図面などのは、香水器と記録されていましたが、上部の照明内部に香水を施し、照明の熱で香水を漂わせたという由来から、香水塔と呼ばれるようになりました。
高さ:2.18m、デザイン:アンリ・ラパン -
第一応接室
玄関を入り左側にある部屋。
この部屋は宮家を訪ねた来賓の御用係や給待が主人を待つ部屋として使われていました。
部屋で使われtげいる柱・扉・窓枠はカエデ材で統一されています。
床は市松模様のケヤキ材の周りに黒檀やカリンが配された寄木張りとなっています。
壁紙は、竣工当時と同じスイス・サルブラ社製のテッコーシリーズで復原されています。
家具は、宮内省内匠寮の技手水谷正雄が設計し、東京・寺尾商店(東京・芝にあった国内ではトップクラスの高級洋家具店)が製作しました。 -
小客間
マントルピースの石材は、ギリシャで産出される蛇紋岩「ティノス・グリーン」。 -
小客間 マントルピースに置かれた人形
今回のテーマ作品 内藤 礼 ひと
「地上に存在していることは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに探究を続けている現代美術作家 内藤礼の個展。
内藤礼の作品は、とても静かです。物量としてはほんのわずか、色彩も本当に微かな作品が、「場」に置かれると、そのことで「場」に息吹が吹き込まれます。
(詳しくは、庭園美術館のHPをご覧ください。)
指ほどの大きさの作品で、手を触れてしまいそうな人もいるので、係員が見守っていました。 -
小客室
壁紙にはアンリ・ラパンの油絵が張りめぐらされています。
淡いグリーンを基調として描かれた樹と水のある風景が、森の中にいるような印象を与えます。 -
大客室(突当りの扉は締め切られていますが向う側は次室になります。)
南側の庭に面したテラスを控え、旧朝香宮邸のなかでも最もアール・デコの粋が集められているのが、この大客室と次に続く大食堂。
イオニア式柱頭をもつ柱にはシコモール材が使われ、天井にはシャンデリアを囲む漆喰仕上げの円や石膏によるジグザグ模様が施されています。 -
大客室
壁面の上部を囲むように木製ボードに描かれた壁画はアンリ・ラパンによるもの。
また、ルネ・ラリック制作のシャンデリア、扉上部にあるレイモン・シュブのタンパン装飾、マックス・アングランの銀引きフロスト仕上げのエッチング・ガラスを嵌めこんだ扉や暖炉のレジスター装飾等、この部屋では幾何学的にデザインされた花が主なモチーフとして用いられています。 -
大客室のマントルピース
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大客室の暖房器具カバー(ラジエターカバー)
四隅に置かれている暖房器具カバーは今回の修復で復元されたもの。
鋳物で有名な富山県高岡市で作られたそうです。 -
大客室の照明
ルネ・ラリック制作のシャンデリア。
今回の修復で、分解掃除が行われたそうです。 -
大客間に置かれた花瓶「早春」
器型デザイン:アンリ・ラパン
図案:イヴ・テリアン
高さ:29.5cm、幅18.5cm -
大食堂 修復された給仕台
植物文様の壁面は、イヴァン・レオン・ブランショのデザイン。
建設当時は、コンクリート製でフランスから送られてきたものでしたが、ヒビが入ったため日本で型を取り、石膏で作り直し、銀灰色の塗装が施されました。 -
大食堂 マントルピースと壁画
壁画は、アンリ・ラパン作で、赤いパーゴラ(つる棚)と泉が油彩で描かれています。 -
大食堂 湾曲した窓
来客時の会食に使われた部屋。
南面に庭園を望み、大きく円形を描く張り出し窓は開放的な空間を作っています。 -
大食堂の照明
ルネ・ラリックの照明器具やガラス扉等に果物がデザインされています。 -
大食堂 グラスセットと燭台
こちらもラリックの作品です。 -
大食堂 湾曲した窓から見える庭園の風景
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大食堂の暖房器用カバー
魚貝がデザインされています。 -
大食堂 ラリックのグラスセットと燭台(窓側から)
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大食堂 花瓶「インコ」
ルネ・ラリック作
高さ25cm -
大食堂 花瓶「オラン」
ルネ・ラリック作
高さ26cm、径27cm -
中庭の鳥
冬だからでしょうか帽子を被っていました。 -
1階大広間から2階へ上がる階段(第一階段)
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第一階段の装飾
建物の中央にあり、1階の客間から2階の家族の居室へ通じる階段。
階段のステップ、腰壁、手摺りには外国製大理石のビアンコ・カラーラをはじめ3種類の大理石が用いられています。
手摺りのデザインはアール・デコの特徴であるジグザグのラインが強調され、嵌めこみ金物はブロンズ製銀イブシ仕上げで、二階広間の照明柱、天井照明とともにアール・デコ特有のパターン化された花模様で統一されています。 -
2階 第一階段の照明柱
照明柱の付け根には水盤が付けられるなど、細部に渡って意匠を凝らした設計となっています。 -
2階広間
家具は、喫煙室用の洋家具。
(喫煙室には、今回の調査・修復の記録が展示されています。)
第一応接室と同じ芝・寺尾商店が製作したもの。 -
2階広間
緑色の壁は「ラフコート」という壁材を塗った後に手で模様を付けたもの。
模様を付ける専用の道具がないので、職人はその場で道具を作って作業したそうです。
窓の下には、造り付けのソファーがあり、宮家時代はピアノが置かれ、家族のくつろぎの場となっていたそうです。 -
2階広間の暖房器用カバー
日本の伝統模様である青海波が使われています。 -
2階 若宮寝室
張りだした窓は、竣工当時のサッシが使われています。
2階の各部屋の照明器具は、宮内省内匠寮の水谷正雄がデザインした国産品で、各部屋ごとに意匠が凝らされており見どころの一つとなっています。 -
2階 若宮 合の間
白漆喰のヴォールト天井、土壁風壁面、ウォールナットの扉(写真なし)のコントラストが特徴。 -
宮内省内匠寮の技師たち
2階の家族の居室は、kの技師たちによってデザインされました。 -
2階 若宮居間
ほぼ正方形の部屋は、飾り丸柱がアクセント。 -
2階 若宮居間の照明器具
漆喰の天井は美しい円型の左官仕上げ、中央にステンドグラスのペンダント照明。 -
2階 若宮居間のベランダ
正面玄関の真上に位置し、車寄せの屋根をベランダとしています。
ベランダの床は、関東大震災後、鉄筋コンクリート面を仕上げる建材として生産されたクリンカータイル。表面には凸凹の模様を付けて滑り止めを兼ねたデザインになっています。 -
2階 殿下居間
高さのあるヴォールト天井が空間に広がりを与えます。
壁紙とカーテンは、現存する壁紙にならって今期の改修で復原されました。 -
2階 殿下の居間の照明
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2階 殿下居間
ヒノキ材の付け柱、大理石の暖炉と鏡。
暖房器具カバーのデザインには、アール・デコによく見られる噴水がモチーフとして使われています。これは宮内省内匠寮の技手の大賀隆がデザインを行い、相羽彦次郎が電気鋳造という技法で製作したもの。 -
2階 書斎
正方形の部屋の四隅に飾り棚を取り付け、室内を円型に仕上げています。
シトロニエ材の付け柱と四方に配置されたドーム型天井の間接照明。
半円形の机面の両側に扉付引き出しが張り出してデザインされた机は、本体下部に車輪、台座にレールが取り付けられており回転できる構造。
机面には殿下居間の壁と同じ柄の布を敷き、その上にガラス板を乗せてあります。
八角形の終端には、ラパンのモノグラムが見られ、机・椅子・電話台・絨毯は揃いものとしてらラパンがデザインしたものと考えられています。
(左手には書庫が併設されていますが見れませんでした。) -
2階 殿下寝室の照明
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2階 殿下寝室
殿下居間や書斎に比べると装飾は控えら、寝室に相応しい落ち着いた雰囲気。
柱と扉にはクスノキが使われています。 -
2階 第一浴室の照明
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2階 第一浴室
殿下・妃殿下の寝室の間にある浴室は、主に殿下が使われたといわれます。
床には山茶窯製陶所製のモザイクタイル、壁にはフランス産大理石ヴェール・デェ・ストゥールを左右対称の目となるようにブックマッチという技法で張られています。(浴室はこのほかに2つあったそうです。) -
2階 妃殿下寝室の照明
上下に移動のできる布シェード付の照明器具。
カバーは妃殿下自らがデザインされたそうです。 -
2階 妃殿下寝室
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2階 妃殿下寝室の鏡
鏡には今回のテーマ作品
内藤 礼 ひと -
2階 ベランダ
建物の南側にあるベランダは、殿下・妃殿下の居間からのみ出入りできるご夫婦専用。
床には国産大理石の黒い「銀星」と白い「薄雲」が市松模様に敷かれ、壁紙には「白鷹」が張られています。 -
2階 妃殿下居間
やや浅めのヴォールト天井に取り付けられた5つのボール状の照明は、各部屋ごとに意匠を凝らした照明の中でも特に際立っています。
一枚ものの大きな鏡、造りつけの棚や開き戸など、隅々に妃殿下の趣味嗜好がうかがえます。 -
2階 妃殿下居間の照明
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2階 妃殿下居間に置かれている妃殿下像
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2階 妃殿下居間の暖房器用カバー
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2階 妃殿下居間のバルコニー
庭を望む南側には半円形のバルコニーがあり、床には昭和初期に美術タイルとして有名な泰山タイルが敷かれています。
泰山製陶所が得意とした布目タイルは、秩父宮邸、高松宮邸、東京国立博物館などでも使われているそうです。 -
2階 妃殿下居間の鏡の前
今回のテーマ作品
内藤 礼 ひと -
2階 廊下
人影がなくなった瞬間に撮れました。 -
2階 北側ベランダ(北の間)
夏期に家族だんらんの場として使われていたそうです。
上部には天窓を設け外光を採り入れ、開放的な屋外の雰囲気を演出。 -
2階 北側ベランダ(北の間) 2階広間との仕切り窓
柱にはチーク材を浮造りにして柾目を浮き立たせ、床には釉薬を施した布目タイルがモザイク状に張られています。
腰壁には、櫛引きした並行の溝が文様として施されたスクラッチタイルが張られています。 -
2階 姫宮寝室
サクラ材が多く使用されています。
現在も竣工当時のまま残るテッコーの壁紙は、妃殿下のアドバイスで姫宮が選ばれたもの。
寝室はブルーを基本とした直線と水泡模様のデザインの壁紙が張られ、光によって微妙に変化するメタリックな輝きを放つ。
照明は、ガラスではなくロウ石が使用され柔らかい光が部屋を照らします。 -
2階 姫宮寝室の窓際
今回のテーマ作品ヒトがあります。 -
2階 姫宮居間
ピンクの大理石「紅霰(べにあられ)」で造られたマントルピースと円形の鏡がある姫宮の部屋に相応しい可憐な和らぎのある部屋。
壁紙は虹色の波形ストライプ。
扉や床にはモミジ材が使われ、床の寄木はケヤキとカーリーメープルで矢羽張りにして、縁をローズウッドで装飾。 -
2階 姫宮居間の円形鏡
ここにも今回のテーマ作品がありました。 -
2階 姫宮居間の照明
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2階 第二階段踊り場の照明
ステンドグラスの光が天井にも写っています。 -
2階 第二階段踊り場
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第二階段の明り取り窓
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1階 小食堂
この部屋で朝香宮一家の日常の食事をされていたそうです。
西洋スタイルの邸内にあって珍しく和の要素が取り入れられた部屋で、床の間の空間も設けられています。 -
1階 小食堂
天井には杉の柾板が使用され、床の寄木はローズウッドを中心にケヤキ材が施され、その周りを黒檀で装飾。 -
1階 小食堂の隣の部屋
左右の壁は食器戸棚でしょうか? -
1階 小食堂の隣の部屋
床には、今回のテーマ作品ヒトがあります。 -
庭園 本館から新館へ向かう途中
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新館 ロビー
本館側から -
新館と本館をつなぐ通路
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新館 ギャラリー2
ここでは、今回の改修に関するビデオなどが上映されていました。
ギャラリー1(撮影禁止)には、内藤 礼「信の感情」の作品が展示されていましたが、
全て白いスクエアーのキャンバスでよく分かりませんでした。
パンフレットには次のように書かれていました。
そのひとはしんじるひと
ひとにむき ひととおもう
ひとにむき きぼうとおもう
きぼうにむき ひととおもう
きぼうにむき きぼうとおもう -
新館 カフェ
明るい店内で気持ちよさそうですが、少し狭いかも。 -
新館 ミュージアムショップ
ここも人が一杯いたのですが、空いた瞬間に。 -
正面玄関 ラリックのガラスレリーフと床のモザイク
2時間余り、アール・デコ建築を楽しませてもらいました。
帰りには、団体さんが来られていましたが、入れ替わりで助かりました。
(団体さんが入るには、ちょっと向いていないスペースではないでしょうか) -
玄関からの眺め
この日は曇り空でしたが晴れていればもう少し違う色合いだったのではないでしょうか。 -
庭園(塀の隙間から)
庭園と茶室は、まだ整備工事が継続中のため、公開は2015年春以降の予定。
現在は、庭園の見られない庭園美術館です。
2010年7月 改修前に行った庭園美術館はこちらです。
http://4travel.jp/travelogue/10477741 -
東京都庭園美術館の門扉に飾られたクリスマスリース 14:55頃
庭園が公開されたら、お天気の良い日に、また来たいものです。
まだ時間も早いので、この後、もう少し寄り道をしてみることにしました。 -
白金プラチナ通りにある松岡美術館
あまり知られていない美術館ですが、なかなか素晴らしい展示品があります。
また、館内は写真撮影が可能なのも嬉しいです。
今回の写真をUPすると膨大な枚数になるので、3年半ほど前に見学した時の旅行記をご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/10571631 -
松岡美術館の玄関先の羊 16:20頃
今年の午年も残り僅か、来年は未年ですね。
次は、恵比寿まで歩きます。 -
恵比寿ガーデンプレイス 16:35頃
ジョエル・ロブションの立派な建物 -
恵比寿ガーデンプレイス バカラのシャンデリア
世界初公開 バカラ創設250周年記念シャンデリア
Baccarat ETERNAL LIGHTS −歓びのかたち−
15回目を迎える今年は、恵比寿ガーデンプレイス20周年、バカラ創設250周年を記念し幻想的なシャンデリアが登場。
バカラを代表する2種類のシャンデリア17基をミラーとともに4層に組み合わせ、高さ8.4m、幅4.6m、灯数410灯、重さ1.8tに仕上げたその大きさは、バカラ史上最大だそうです。 -
恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーション
この近くには、クリスマスマルシェもオープンしていますが、寒いでしょうね。
この日最後の目的地、中目黒まで歩きます。(徒歩約25分) -
中目黒 目黒川のイルミネーション「青の洞窟」 17:10頃到着
今年のノーベル物理学賞を受賞した「青色LED」を使った目黒川(全長約500m)のイルミネーションは、「青の洞窟」をイメージしたもの。
春の桜に続く冬の風物詩として大人の街「中目黒」を彩ります。
ところが、あまりにも混雑するため、交通の安全が確保できないとして、この日以降、土日祝日の点灯は中止になりました。
また、平日も25日まで点灯を予定しているものの、混雑した場合には消灯することもあるそうです。行かれる方はご注意を。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (2)
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- ちょんたさん 2014/12/22 19:30:28
- 庭園美術館を詳しく知ることができました
- morino296様
ちょっと前にふらっと立ち寄ったことがあるのですが、こんなに詳しく知ると、また是非行きたくなります。
ラリックの作品はとても好きなのです。
こんなに沢山あるのですね。しかも大きな、単なる美術品としてではなく、使われていたものがこんなにあるということに驚きました。
宮様の美意識の高さなのでしょう。
お庭がまだ開園されていないということなので、伊東の女子会仲間と来年の春の開園を待って行ってみたいと思います。
今年も残り少なくなってしまいましたね。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
ちょんた
- morino296さん からの返信 2014/12/22 20:24:11
- RE: 庭園美術館を詳しく知ることができました
- ちょんたさん
こんばんは。
ご訪問いただき、書き込みも有難うございます。
庭園美術館、長い間改修中でしたがようやくオープンしをました。
リニューアルの解説を見ると、3年間掛かったのも納得でした。
ラリックの作品は、箱根でも見ましたが、
こうして宮家で使われていたとは再認識でした。
庭園の手入れに時間が掛かっているようですが、
是非、機会がありましたらお出掛け下さい。
庭園美術館と、松岡美術館をセットで行かれるのもお薦めです。
この冬は、寒さが厳しいと思うのですが、伊東は暖かいのでしょうか?
年末年始、お忙しいことと思いますが、お大事にしてください。
morino296
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