2014秋 思いつきLCCツアー済州島2泊3日⑤三姓穴～空港(3日目帰国）

2014/11/01 - 2014/11/03

11月3連休、TWAY航空チャーター便で行く韓国・済州島3日間フリープランの3日目。

最終日は午前中に旧済州の歴史スポット三姓穴を観て、グクスを食べ、ローカルカフェに行き、午後から帰国。

今回の旅は突然1週間前に思いつきで決めて、バタバタと行って帰ってきた3連休を利用した初めてのLCCで初めての済州島。
ローカルフードもホテルビュッフェも海の幸も、食べ物は全部大満足で、自然も満喫できて、日本より安く、しかも片道（名古屋から）2時間かからない距離で行ける済州島。とっても満足の旅になりました。

この旅行記は3日目の帰国までです。

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ティーウェイ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

最終日3日目の朝。今朝も晴れて済州空港がよく見えます。大韓航空機のブルーの機体が見えました。
今日の朝ごはんは外で食べる予定。午前半日の自由時間の後、12時にはホテルに戻ってピックアップというスケジュールなので、あまり遠くまでは行けません。

やっぱり外せないスポットとしては、済州島発祥の地である三姓穴に行くことにしました。

最初にどこかのレストランで朝ごはんを食べてから…と思っていたのですが、支度に時間がかかってしまい、朝ごはん抜きで三姓穴に先に向かうことにしました。

ホテルからタクシーで三姓穴にやってきました。
新済州から旧済州までの移動なので少し時間がかかりました。

ここは入口のチケット売り場です。発祥の地という石碑があります。

三姓穴 史跡・遺跡

記念碑の隣にはトルハルバン。ここで記念撮影。

チケットを買い中へと入ります。
入口には鳥居のような形の門がありました。

まだ早い時間で（といっても9時を回っていますが）通路の掃除をするおばちゃんたちが沢山いました。竹ほうきで掃いているあたり、日本と変わりません。

中は見学コースが決まっているようです。
あの門をくぐったら、まずは観光客に説明をしてくれる建物へと向かいます。

門の両脇には古びたトルハルバンがいました。
狛犬みたいな感じ？

観光客は殆どおらず、朝の静けさが心地よい。
早朝の神社に来たような気分で、すがすがしいです。

カササギがあちらこちらに見えました。近づくと飛んで行ってしまう。

建物の中に入ると、ジオラマで済州島の歴史を学ぶ展示スペースがありました。
穴の中から、高・良・夫という3人の男性の神様が現れます。

東の海から3人の姫が流れ着き、3人の済州島の神様と国を造るという…。

ジオラマを見た後は、祭祀道具などの展示を観て、映像（アニメ）で建国神話を見るというコースでした。
アニメは結構うまくできていて、いい勉強になりました。

展示室を出ると一方通行のコースになっており、木々が茂る歩道を歩いて行くと、建物にたどり着きました。

ここで祭祀を行うようです。

ここにも、門の隣にはトルハルバンがいました。
そして、この旅行で沢山見かけたミカンの木です。
島の南の方では黄色く色づいたミカンを沢山見かけましたが、ここのはまだ青かったです。

更に順路に沿って歩いて行くと、ようやく三姓穴が見えてきました。
木々に囲まれて、ぽっかりと空間が空いたところが3つの穴がある神聖なスポットです。

静かでいい雰囲気〜
柵があって、穴の開いている所までは見えないんですね…

しばらく佇んで、パワーを頂いてきました。

三姓穴からはタクシーでホテルに一旦戻ります。
タクシーがなかなか来なかったけど、なんとか捕まえて帰りました。

ホテルに到着。
一度部屋に戻って、チェックアウトの準備をします。

LOTTE シティ ホテル チェジュ ホテル

この眺めともお別れ。
ロッテシティホテル、なかなか快適なホテルでした。

さて、まだ朝ご飯を食べていないのでこれから食べに出かけます。
時間もなくあまり離れた所まで行けないので、同じ新済州市内のグクス（麺）のお店に行くことにしました。

ホテルからタクシーで行こうとしたら、ホテルのお兄さんがここからなら10分位歩けば行けると教えてくれたので、散歩がてら出かけることにしました。

こちらが、旅行雑誌に出ていた「オルレグクス」という麺料理のお店です。
もう結構並んでいるなぁ〜

入口で中を覗いていたら、並んでいた現地の人？観光客？か分かりませんが、中で先にオーダーをするんだと英語で教えてくれました。
親切な人がいてよかった。このままわけもわからず並び続けるところでした。危なかった。

オルレククス 地元の料理

お店でオーダーをすると、何時に戻ってくるようにと、時間を書いた紙を渡されたのでそれまで近くをぶらぶら散策です。

1ブロック歩いた所にローカルコンビニのGS２５がありました。ここは結構品ぞろえ豊富で、観光客向けの土産なんかも売っていたりするので、滞在中は重宝しました。
11月11日のペペロデー(日本で云うところのポッキーの日)の特設コーナーが設けてありました。
よく見ると店の入り口にもペペロデーの告知ポスターが出ていますね。

さて、時間が来たのでお店に戻ります。
空いているテーブルに通されました。店内には日本語のメニュー表もあったので明朗会計で分かりやすくてよかったす。

ちなみに、このお店は3種類しか料理がありません。気合が入っていますね。

コギグクスという豚肉の入った豚骨スープ麺が有名なお店のようです。

テーブル脇にはトッピング調味料が置いてありました。
どれどれ…

うひゃー、辛そうな色！　辛いのが苦手なこりすには無理です…。

しばらくするとパンチャンが運ばれてきました。
キムチの横には青唐辛子。うーむ、辛い物づくしですね…。

こちらは、コギグクス。意外とスープの色は薄いように見えますが、味はこってり豚骨系です。

こちらはミョルチグクスというイワシの魚だしスープの麺。
麺の太さは、コギグクスより細かったです。あっさりしていました。
器の底の方から辛いパウダーが出てきて、後半はちょっとスープがピリ辛でした。

お腹も膨れて満足。ローカルフードが食べれたのでいい気分になってホテルまで歩いて帰って来ました。

まだピックアップ時間まで少しあるので、気になっていたホテル近くにあるカフェに行って時間を潰すことにしました。写真のビルの左端にあるお店です。

Angel-in-us Coffeeというお店です。
夜にお店の前を通りかかった時、オシャレで気になっていた所。

中に入るとまずカウンターでオーダーしてから飲み物を受け取る方式で、スタバのような雰囲気でした。
コーヒー以外にも沢山種類があるなぁ。

Angel-in-us Coffee (新済州店) カフェ

分煙ルームもつくられていて、結構ちゃんとしたお店です。

迷った挙句カプチーノにしました。
ガラスケースの中のスイーツ達もとっても気になる！　だけどグクスを食べた後だったので食べすぎるとよくないのであきらめました。

カプチーノごときに出てくるのが遅かったので、先に2階席に上がって待つことにしました。

2階の方が広い！そしてほとんどお客がいない…
日本じゃ祝日ですが、今日は月曜日。平日だものね。

なかなか凝った内装です。
天使の置物があったり。

窓際が気持ちよさそう。いい席がとれました。

こちらがお待ちかねのカプチーノ。
カップのサイズはかなり大きめです。
右側のレギュラーは、サイズはスタバのグランデ位ありました。

ほっと一息…

オリジナルタンブラーとかも売っているみたいですね。
さて、休憩もしたし、そろそろホテルに戻って空港に向かいます。

ホテルからツアーバスに乗せられ、空港に行く道中土産物屋に連れてこられました。
ツアーだから仕方ないけど、特に買いたいものはなかったし、ロッテマートでお菓子は買っておいたので、わざわざ高いお金を出して買う気にもなれません。

何も買わずお店を出てきました。こちらは店の外にあった遊具。大人用なんでしょうねこのサイズ。

土産物屋から解放され、いよいよ空港へ。
2泊3日、楽しかったなぁ〜
最後にハルラ山がみえるかと期待していましたが、結局滞在中一度も全景を拝む機会はありませんでした。

空港の建物へと向かいます。

ターミナルビルは結構狭いですが、天井が高い新しい建物なので解放感があります。

残念ながら中国の団体様と時間が重なってしまい、とんでもなく長い行列に遭遇してしまいました。
カウンターは中々開かないし…。

隣接している天井の低い向こう側の建物は国内線専用のようです。

ようやくカウンターが空きました。やっぱり窓口は3つ。
そして、帰りも座席は行きと同じ場所に指定されていました。

制限エリアに入る前に、コンビニで少し食べ物を買い、そろそろ中に入ります。

空港免税店はGalleriaの1つだけ。奥の方に飲食スペースもあるカフェがありましたが、Galleriaの方はウォンがつかえず米ドルだけでした。

市内の新羅免税店で買おうかどうしようか迷っていた化粧品をゲット。
新羅免税店は大勢の中国人でごった返していましたが、こちらはそれほどでもありませんでした（といってもかなりの人数いましたが）。

タックスリファンドは中国人の皆さまですごく並んで時間もかかりました。買ってる品数が日本人とは比べ物にならないから一人あたりの処理時間がかかるんですね。リファンド窓口の係員も3人で必死にさばいていました。
ちなみに税関窓口は出国ゲートの手前にあるので忘れずにスタンプをもらっておかないと後でがっかりする羽目になります。

LCCなので用心して、少し早めに搭乗口に向かいます。

少し前から曇って小雨も降っていましたが、晴れてきました。

搭乗案内ボードはSAMSUNG製なんですね。さすが本場韓国。

時間が来るまでしばらく飛行機たちを眺めながら待ちます。

エアプサンを発見。
この空港は結構な頻度で飛行機がやってきます。見ていて飽きませんね。

さあ、搭乗の始まりです。
済州島よ、さらば！

韓国の国旗の向こうには遠く新済州の街並みが見えました。
高いビルは泊まっていたロッテシティホテルかな？

これから乗るTWAY航空。

タラップが外されて運ばれていきます。車で引っ張っているんですね。

帰りのフライトもかなり揺れました。ちょうどこの旅行の連休は日本に低気圧が来ていて、その関係もあったみたいです。

約1時間40分のフライトはほぼ爆睡。やっぱり朝ごはんも食べずに動き回ったから疲れたなぁ。

中部国際空港に到着しました。

最近新規就航した香港エクスプレスがいました。
奥はAirAsiaです。

夕暮れの時の飛行機が美しい…

この日は珍しくボーイングドリームリフターもいました。

入国して、展望デッキから見た所。
ドリームリフターの後ろの方が開いています！こんな姿初めて見ました。
今日はラッキーだなぁ。

このあと、中部国際空港のレストランで刀削麺を食べて帰りました。

おまけの土産編。

こちらは帰りに空港のコンビニで買ったアンパン2種類。

こちらは食べ慣れた日本のアンパンに近い味でした。

こちらのLOTTE製のアンパンはクリーム入りだったのですが、このクリームの味はイマイチ…甘くもなんともない不思議な物体のクリームです。
旅先の庶民の味って、新しい発見があっておもしろいですね。

これは帰りに空港免税店で買った化粧品。足のパックを買ったら、顔のパックとシャンプー（チューブ入り）をおまけでもらいました。
韓国のおまけ商法はまだ健在で、ありがたい限りです。

おしまい。