アルザス・ポーランド鉄道パス一人旅2013（5・6日目ワルシャワ）

2013/06/24 - 2013/06/25

2012年の卒業旅行でチェコ・東ドイツをめぐり、独特の旧社会主義国の雰囲気に魅せられてから1年超。負の歴史は若いうちに体感したい、という思いを抱え、社会人2回目の夏休みで目指すはポーランド。そして、フランスの東端、ストラスブールに友人が駐在中ということもあり、ストラスブールから、ナンシー、メッス、ルクセンブルクを経てポーランドに抜けるドイツをぐるっとめぐる旅路に。当時25歳で、ユースの鉄道パスの乗り納めにもなりました。

やっぱり旅は歴史を意識したいもの。美酒と美女（ポーランドは日本人好み!?）に酔いながら、ドイツをめぐって複雑な歴史を持つアルザス地方、そしてポーランドを歩きに歩きました。


2013年6月20日（木）〜6月30日（日）
1日目・2日目：成田→アブダビ→フランクフルト→ストラスブール
3日目：ストラスブール
4日目：ストラスブール→ナンシー→メッス→ルクセンブルク→トリーア→ケルン→（夜行）
★5日目：（夜行）→ベルリン→ワルシャワ
★6日目：ワルシャワ→クラクフ
7日目：アウシュビッツ（日帰り）
8日目：ヴィエリチカ岩塩採掘場（日帰り）→クラクフ→（夜行）
9日目：（夜行）→ポズナン→フランクフルト
10・11日目：フランクフルト→アブダビ→成田

ドイツ→フランス→ルクセンブルク→ドイツ→★ポーランド→ドイツ

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ケルンからの「夜行新幹線」でベルリンに到着。追加券を購入してベルリン・ワルシャワエクスプレスを待つ。

念願の食堂車へ！ポーランド入国後、早速ビールを。長旅で疲れた喉を潤す

ワルシャワ駅に到着。旧社会主義国感満載で早速テンション上がる。

宿に荷物を置いて、晴れているので散歩に。日が長いと、移動日にも観光できていいね。

写真は無名戦士の墓

これまで、ストラスブールで一緒に飲んだ友人の友人、トリーアでワイン飲んだポーランド出身のおばちゃん、ワルシャワエクスプレスでの車内の会話…いたるところで、ワルシャワ＜クラクフと聞いていたけど、ワルシャワの「戦争でこんなにやられたけど、自分たちの手でこれだけの街並みを取り戻したんだぜ」という心意気が素敵。

大統領官邸

クラクフ郊外通りを旧市街中心部に向かう。首都の通り名はどの国でもその国の都市の名前がついていて面白い。ベルリンや翌年行くザグレブもそうだった。紀尾井町とかもそうなのか

旧王宮。すべてが復元。そのプロセスが世界遺産になっているとしたら素晴らしい

街並みは、壁のひびまで全て復元したんだとか

旧市街広場。絵葉書のような景色なので絵葉書買った

さて、バルバカンの外まで覗いて、明るい割に実は夜遅かったので、夕食に。ウォッカバー！笑

ワルシャワ風カツレツ（都市名で○○風カツレツってどこにでも…）

めっちゃうまかった！

翌日。朝は天気が優れなかったので屋内にして正解。旧王宮に潜入。

この部屋の戦前のワルシャワの絵が、カラー写真のなかった当時、復元のヒントになったんだとか

広場の脇のお土産屋で素敵な絵葉書を発見。お店の人に聞いて、探してみた。階段好きにはたまらない！笑

もう一枚。壁紙にしたい

オープンカフェで名物ジューレックを食べる。これまた美味

晴れてきたので思い切って、北の端のツィタディラまで来てみた。1世紀前の決して明るくはない歴史。

ヴィスワ川沿いの公園。青空と噴水、好き

市街に戻ってコペルニクス像。とりあえず見ておく

駅前の「文化科学宮殿」をあとに、クラクフ行の列車に。

戦災復興というプロセスを含めて世界遺産なんだろうな。日本でいう国宝・重要文化財には当てはまらないけど、個人的にはこの評価軸は好きだな