愛知パブリックアート巡り・庄内緑地と北区

2014/10/07 - 2014/11/16

以前から街角のアート作品が気になっていました。そんな中、偶然ＮＰＯ法人「炎舞」が出版した、「パブリックアートマップ」を名古屋市美術館で発見しました。
冊子ではすべての作品が写真で紹介されておらず、ネットにもアップされていないようなので、私が全部回ってみることにしました。
名古屋市を中心に１８エリアが紹介されていますが、今回はＫ「庄内緑地と北区」を回りました。

エリア 守山・名東(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5

一つのエリアにくくるのは無理があります。２日間に分け、前半は地下鉄、後半は車で移動しました。

地下鉄庄内緑地公園で降りるとすぐ目の前が、もう目的地です。市内にこんな大きな公園があるなんて知らなかった。

①ベリクレフィァツィニー「バレリーナ」
ずんずん進んでいくと小さな温室の前に立っています。

橋を渡ると広大な緑が待っています。

②石田榮一「連」
古代の戦車みたいな風貌です。

③清水九兵衛「朱包芽」
写真で見るより、かなりでかいです。

時計台の先っちょに少女が座っております。

他にも不可思議なオブジェあり。

ここからは別日に車で訪問しました。天気は雨。志賀公園の地面は一面イチョウの葉に覆われています。

⑤津野充聡「結ーYUI」
公園の道路沿いにあり。

せっかくですので、裏面もどうぞ。

⑥石黒鏘二「歴史の音」
この方の作品、本当に多いです。

車で５分ほど移動したところにある「なかよし小道」。

⑦中村国邦比古「シュートシュート」
奥に見えるのが私の愛車です。

⑦中村国邦比古「ヒューヒュー」
連作なのですね。この人、何してんの？

⑧五藤満「いのち」
すぐ近くにもう一体。ウサギを抱っこしております。

北区役所に到着。

なんと満車で大渋滞。交通整理のオジサン多数。人気のお役所なのですね。

区役所の裏手にあるトレーニングセンター。

⑨粥川仁平「太陽の門」
入り口横に鎮座。

見上げると道路はややこしいことになっています。

⑩杉山惣二「出逢い」
せっかく来たのにこれはないよ。なんで、ビニールシートを被っているの？

仕方がないので、近所にあった似たテイストの時計台で勘弁してください。タイトルは「憩い」です。

中学生の作品なのですがなかなかの出来です。

これも中坊の作品。力作。

これは若干微妙か。

⑪山本愼介「若草の季」
区役所の入り口の真ん前。

⑫櫻井真理「ほほえみ」
頬が濡れているのは涙ではなく、雨です。

車を置きっぱなしにして、５分ほど歩くと社会保険センターに到着。

⑬不詳「不詳」
１階にとってつけたようにある待合室の陶壁画。中学生の作品ではないですよね。

車を取りに区役所まで戻り、久国寺へ移動しました。

そこから歩いて10分ほどのところに八幡社があります。細い路地に窮屈そうに収まっています。

作品はどこかの近寄ると…。

⑭不詳「十二支の彫刻」
うーん、全部は見えませんが軒先に並んでいます。柵があるのでたいへん見づらい。しかし、これはパブリックアートなのでしょうか？

最近、賽銭泥棒の被害にあったようです。けしからん奴がいるものです。

久国寺に戻ります。
⑮岡本太郎「梵鐘歓喜」
出ました、今回のハイライト。なんともアヴァンギャルドな鐘です。

看板にも描かれているので、やはりこのお寺の「ウリ」なんですよね。

境内にはなんとも味のあるコンクリ像もありました。

これでこのエリアはおしまいですが、いくつかおまけを。
まず、歯医者さんの上のクマ。

小さいけれど堂々とした山門。

中をくぐると待っていたのが如意輪観音。

その奥にはキングサイズがもう一体。

両者のツーショット。

さらにこんなのも。

十二支つながりでご紹介します。

よく見ると、ミニサイズのお地蔵さんもいてカワイイ。