2014/11/17 - 2014/11/17
1061位(同エリア2714件中)
ココさん
参観希望月の3か月前、8月1日にネットで申し込みをした修学院離宮。
何度目かの久しぶりの参観に、友達と二人で行って来ました。
数日前の天気予報は雨でしたが、結果的には降られず、またコートも要らぬ
程暖かな日和となりました。 青空が見えなかったのは残念ですが、良しと
しなければね。 紅葉は文句なく、素晴らしいものでした。
京都までは、近鉄。 京都駅 → 国際会館 までは、地下鉄。 そして
国際会館 → 修学院道 へは、市バス。 後は徒歩15分で到着。
帰りはその反対のコース。 京都駅から目的地まで、計約1時間。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
10:20 京都着。
ちょっと早いですが、駅地下ポルタにある イノダコーヒ で
ランチにしよう〜
いつもは本店か、三条店でお茶しています。 -
イノダ店内。 席にはお客さんが沢山居たので、写真は遠慮しました。
-
有名な、「京の朝食」
珈琲は、アラビアの真珠。 美しいネーミングですよね。
パンは基本的にはクロワッサンなんですが、今回は違いました〜
そうそう、ランチのつもりが時間的に早すぎて、モーニングメニュー
を頼むことになりました。 -
一応ランチを済ませ、地下鉄・市バス・徒歩で到着。
修学院離宮 表総門。 参観者出入り口。
時間までここで待ちます。 わたしたちは徒歩で来ましたが
タクシーで乗り付ける人も、結構居ました。
周りにPが殆どないんですね、こちらは。 -
参観の説明書き。
-
やがて時間となり、入場?
右手に事務所があり、まずこちらで参観許可証(はがきや
ネットの場合はコピー)と代表者の身分証明書を提示します。 -
事務所を進むと、右手に参観者休憩所があります。
中には長椅子が所狭しと並び、トイレ、コインロッカーと
小さなショップがあります。
TVモニターで修学院離宮の全容紹介するのを、時間が
来るまで見て待ちます。 -
さぁ、13:30からの参観がスタート。
まだ少し早いだろう、と思っていた京都の紅葉ですが
すでにとても美しい〜 -
職員の案内で、この門から入ります。
離宮は、下離宮・中離宮、そして上離宮に分かれていて
その中には8万m2に及ぶ水田畑地も含まれている、総面積
54万5千?を越える雄大な敷地です。 -
まずは下離宮から。 皆でゾロゾロと 寿月観(じゅげつかん)に
向かいます。 -
寿月観
修学院離宮は、1659年に完成した、後水尾上皇(ごみずのう
じょうこう)の山荘です。
まずこちらで休憩をされている間に、お伴の人たちは上離宮へと
急ぎ、上皇がくつろげるようにお部屋を整えたり、食事の準備を
します。 そしてそれがOKになると、上皇はお出かけになります。 -
畳が一段高くなっている所に、上皇はお座りになります。
この畳は特別で、淵も金色。 他の畳とは違うのだ〜 -
寿月観を後にし、次に中離宮へと進みます。
門をくぐると視界がパッと広がり、松並木の二本の道が
現れます。
真っ直ぐのこちらは、上離宮へと続く道。 -
まずは中離宮から。 低い松並木を歩きます。
-
その松並木の左右は、田畑が広がっています。
離宮の中に田畑とは、何とも自然の風景・・・ -
中離宮へと入ります。
-
中離宮への門。
実際に入るのは、門の横、通用口的なところから。 狭いんですよ。
参観者は皆、所々で写真家と化します。 -
楽只軒へと。
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楽只軒(らくしけん)
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楽只軒
美しい違い棚に、斬新な青の襖。 違い棚は霞をイメージ
しています。 -
この廊下の木戸には、面白い話があるんですよ。
大きな方の鯉(メス)は、夜な夜などこかへ泳いで行って
しまうので、網の絵を書いて逃げないようにしたのです。
しかし、よーく見ると、網の所々に穴が開いていて、そこ
から鯉は逃げて、雄鯉に会いに行きます。
そしてその結果が、小さい方の鯉! ベビー誕生。
中々やりますね。 -
階段を下りて、楽只軒客殿。
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客殿内部。
-
この部屋は、上皇が病に倒れた際、娘さんの光子(てるこ)内親王が
護摩を焚き、病気平癒を祈ったそうです。
そのため部屋の中はススで黒くなってしまい、手前の上の壁と、部屋の
壁は色が違いますよね。 中のはやや黒でしょう。 -
中離宮を後に、最後の上離宮への門。
前の写真、松並木の真っ直ぐな道を歩いて到着。
何と言っても最高に美しいのが、上離宮でしょう。 -
谷川をせき止めて造られた、浴龍池を中心に、回遊式庭園に
なっています。 -
その浴龍池を一望できる高みに、隣雲亭(りんうんてい)が
あります。 雲の隣ほどに、高い場所ってことですね。
下と上の高低差は、40m。
坂を登って来た参観者、軒下に座り込んでいます〜 -
隣雲亭
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部屋の奥(左側にあたります)は板間になっていますね。
これは雨戸を全開にすると、今で言うベランダになるわけです。 -
その足元には、一二三石(ひふみいし)
ほんと、1・2・3になっています。 -
ここからの景色は、言葉にならないくらい美しい!
あちこちで感嘆の声が。 -
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隣雲亭から下に降りる道。 左奥には、小さい滝もあるんですよ。
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池にかかる 千歳橋。
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どこも紅葉はとってもきれい。
皆、写真を撮りながら歩くので、どうしてもバラついて
しまいます。 列の最後尾には、職員らしき男性が。
ちゃんと全員進んでいるか、チェックしているのかも。
何と言っても、宮内庁管轄ですからねー -
真っ赤なモミジ
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窮邃亭(きゅうすいてい)
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窮邃亭(きゅうすいてい) 浴龍池は、この窓からの眺めが一番
美しい。 畳が一段高くなっていますが、ここは誰でもが座って
景色を眺めることが出来ました。 -
浴龍池1 船着き場
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浴龍池2
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浴龍池3 上皇は池の色んな場所に舟を着かせ、異なる角度から
景色を楽しまれたようです -
池の水が溢れないよう、堤防を築いたそうですが、石むき出しでは
あまりにも他の景観にそぐわないので、多種の木の刈込を作りました。
多種にしたのは、遠方から見ると同じ緑一色に見えず、美しいから。
今では、堤防はこの刈込の下にあって見えません。 -
大刈込を下方から見るとこんな感じです。
-
1時間15分ほどの参観終了。 ありがとうございました。
前回わたしが参観したのは、数年前の新緑の頃でした。
今回、また違った素晴らしい姿を見ることが出来、感激しました。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- E38さん 2014/11/18 22:36:03
- ココさんお久しぶりです
- 修学院離宮圧巻ですね
高貴な方のお庭はなんと素晴らしいのでしょう
未だ行く機会はございませんが目の保養いたしました
ありがとうございました
紅葉は家の窓から見る御在所の山々です
もみじ谷はまだまだです
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