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 参観希望月の3か月前、8月1日にネットで申し込みをした修学院離宮。<br />何度目かの久しぶりの参観に、友達と二人で行って来ました。<br /><br />数日前の天気予報は雨でしたが、結果的には降られず、またコートも要らぬ<br />程暖かな日和となりました。 青空が見えなかったのは残念ですが、良しと<br />しなければね。 紅葉は文句なく、素晴らしいものでした。<br /><br />京都までは、近鉄。 京都駅 → 国際会館 までは、地下鉄。 そして<br />国際会館 → 修学院道 へは、市バス。 後は徒歩15分で到着。<br /><br />帰りはその反対のコース。 京都駅から目的地まで、計約1時間。

晩秋の修学院離宮

17いいね!

2014/11/17 - 2014/11/17

1061位(同エリア2714件中)

旅行記グループ 日帰り旅

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ココ

ココさん

 参観希望月の3か月前、8月1日にネットで申し込みをした修学院離宮。
何度目かの久しぶりの参観に、友達と二人で行って来ました。

数日前の天気予報は雨でしたが、結果的には降られず、またコートも要らぬ
程暖かな日和となりました。 青空が見えなかったのは残念ですが、良しと
しなければね。 紅葉は文句なく、素晴らしいものでした。

京都までは、近鉄。 京都駅 → 国際会館 までは、地下鉄。 そして
国際会館 → 修学院道 へは、市バス。 後は徒歩15分で到着。

帰りはその反対のコース。 京都駅から目的地まで、計約1時間。

旅行の満足度
5.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 10:20 京都着。<br /><br />ちょっと早いですが、駅地下ポルタにある イノダコーヒ で<br />ランチにしよう〜<br /><br />いつもは本店か、三条店でお茶しています。

    10:20 京都着。

    ちょっと早いですが、駅地下ポルタにある イノダコーヒ で
    ランチにしよう〜

    いつもは本店か、三条店でお茶しています。

  • イノダ店内。 席にはお客さんが沢山居たので、写真は遠慮しました。

    イノダ店内。 席にはお客さんが沢山居たので、写真は遠慮しました。

  • 有名な、「京の朝食」<br />珈琲は、アラビアの真珠。 美しいネーミングですよね。<br />パンは基本的にはクロワッサンなんですが、今回は違いました〜<br /><br />そうそう、ランチのつもりが時間的に早すぎて、モーニングメニュー<br />を頼むことになりました。

    有名な、「京の朝食」
    珈琲は、アラビアの真珠。 美しいネーミングですよね。
    パンは基本的にはクロワッサンなんですが、今回は違いました〜

    そうそう、ランチのつもりが時間的に早すぎて、モーニングメニュー
    を頼むことになりました。

  • 一応ランチを済ませ、地下鉄・市バス・徒歩で到着。<br /><br />修学院離宮 表総門。 参観者出入り口。<br />時間までここで待ちます。 わたしたちは徒歩で来ましたが<br />タクシーで乗り付ける人も、結構居ました。<br /><br />周りにPが殆どないんですね、こちらは。

    一応ランチを済ませ、地下鉄・市バス・徒歩で到着。

    修学院離宮 表総門。 参観者出入り口。
    時間までここで待ちます。 わたしたちは徒歩で来ましたが
    タクシーで乗り付ける人も、結構居ました。

    周りにPが殆どないんですね、こちらは。

  • 参観の説明書き。

    参観の説明書き。

  • やがて時間となり、入場?<br />右手に事務所があり、まずこちらで参観許可証(はがきや<br />ネットの場合はコピー)と代表者の身分証明書を提示します。

    やがて時間となり、入場?
    右手に事務所があり、まずこちらで参観許可証(はがきや
    ネットの場合はコピー)と代表者の身分証明書を提示します。

  • 事務所を進むと、右手に参観者休憩所があります。<br />中には長椅子が所狭しと並び、トイレ、コインロッカーと<br />小さなショップがあります。<br /><br />TVモニターで修学院離宮の全容紹介するのを、時間が<br />来るまで見て待ちます。<br />

    事務所を進むと、右手に参観者休憩所があります。
    中には長椅子が所狭しと並び、トイレ、コインロッカーと
    小さなショップがあります。

    TVモニターで修学院離宮の全容紹介するのを、時間が
    来るまで見て待ちます。

  • さぁ、13:30からの参観がスタート。<br />まだ少し早いだろう、と思っていた京都の紅葉ですが<br />すでにとても美しい〜

    さぁ、13:30からの参観がスタート。
    まだ少し早いだろう、と思っていた京都の紅葉ですが
    すでにとても美しい〜

  • 職員の案内で、この門から入ります。<br /><br />離宮は、下離宮・中離宮、そして上離宮に分かれていて<br />その中には8万m2に及ぶ水田畑地も含まれている、総面積 <br />54万5千?を越える雄大な敷地です。

    職員の案内で、この門から入ります。

    離宮は、下離宮・中離宮、そして上離宮に分かれていて
    その中には8万m2に及ぶ水田畑地も含まれている、総面積 
    54万5千?を越える雄大な敷地です。

  • まずは下離宮から。 皆でゾロゾロと 寿月観(じゅげつかん)に<br />向かいます。

    まずは下離宮から。 皆でゾロゾロと 寿月観(じゅげつかん)に
    向かいます。

  • 寿月観<br /><br />修学院離宮は、1659年に完成した、後水尾上皇(ごみずのう<br />じょうこう)の山荘です。<br /><br />まずこちらで休憩をされている間に、お伴の人たちは上離宮へと<br />急ぎ、上皇がくつろげるようにお部屋を整えたり、食事の準備を<br />します。 そしてそれがOKになると、上皇はお出かけになります。

    寿月観

    修学院離宮は、1659年に完成した、後水尾上皇(ごみずのう
    じょうこう)の山荘です。

    まずこちらで休憩をされている間に、お伴の人たちは上離宮へと
    急ぎ、上皇がくつろげるようにお部屋を整えたり、食事の準備を
    します。 そしてそれがOKになると、上皇はお出かけになります。

  • 畳が一段高くなっている所に、上皇はお座りになります。<br />この畳は特別で、淵も金色。 他の畳とは違うのだ〜

    畳が一段高くなっている所に、上皇はお座りになります。
    この畳は特別で、淵も金色。 他の畳とは違うのだ〜

  • 寿月観を後にし、次に中離宮へと進みます。<br />門をくぐると視界がパッと広がり、松並木の二本の道が<br />現れます。 <br /><br />真っ直ぐのこちらは、上離宮へと続く道。

    寿月観を後にし、次に中離宮へと進みます。
    門をくぐると視界がパッと広がり、松並木の二本の道が
    現れます。 

    真っ直ぐのこちらは、上離宮へと続く道。

  • まずは中離宮から。 低い松並木を歩きます。

    まずは中離宮から。 低い松並木を歩きます。

  • その松並木の左右は、田畑が広がっています。<br />離宮の中に田畑とは、何とも自然の風景・・・

    その松並木の左右は、田畑が広がっています。
    離宮の中に田畑とは、何とも自然の風景・・・

  • 中離宮へと入ります。 <br />

    中離宮へと入ります。 

  • 中離宮への門。 <br /><br />実際に入るのは、門の横、通用口的なところから。 狭いんですよ。<br />参観者は皆、所々で写真家と化します。

    中離宮への門。 

    実際に入るのは、門の横、通用口的なところから。 狭いんですよ。
    参観者は皆、所々で写真家と化します。

  • 楽只軒へと。

    楽只軒へと。

  • 楽只軒(らくしけん)

    楽只軒(らくしけん)

  • 楽只軒 <br /><br />美しい違い棚に、斬新な青の襖。 違い棚は霞をイメージ<br />しています。

    楽只軒 

    美しい違い棚に、斬新な青の襖。 違い棚は霞をイメージ
    しています。

  • この廊下の木戸には、面白い話があるんですよ。<br />大きな方の鯉(メス)は、夜な夜などこかへ泳いで行って<br />しまうので、網の絵を書いて逃げないようにしたのです。<br /><br />しかし、よーく見ると、網の所々に穴が開いていて、そこ<br />から鯉は逃げて、雄鯉に会いに行きます。<br />そしてその結果が、小さい方の鯉! ベビー誕生。<br />中々やりますね。

    この廊下の木戸には、面白い話があるんですよ。
    大きな方の鯉(メス)は、夜な夜などこかへ泳いで行って
    しまうので、網の絵を書いて逃げないようにしたのです。

    しかし、よーく見ると、網の所々に穴が開いていて、そこ
    から鯉は逃げて、雄鯉に会いに行きます。
    そしてその結果が、小さい方の鯉! ベビー誕生。
    中々やりますね。

  • 階段を下りて、楽只軒客殿。

    階段を下りて、楽只軒客殿。

  • 客殿内部。

    客殿内部。

  • この部屋は、上皇が病に倒れた際、娘さんの光子(てるこ)内親王が<br />護摩を焚き、病気平癒を祈ったそうです。<br /><br />そのため部屋の中はススで黒くなってしまい、手前の上の壁と、部屋の<br />壁は色が違いますよね。 中のはやや黒でしょう。

    この部屋は、上皇が病に倒れた際、娘さんの光子(てるこ)内親王が
    護摩を焚き、病気平癒を祈ったそうです。

    そのため部屋の中はススで黒くなってしまい、手前の上の壁と、部屋の
    壁は色が違いますよね。 中のはやや黒でしょう。

  • 中離宮を後に、最後の上離宮への門。<br />前の写真、松並木の真っ直ぐな道を歩いて到着。<br /><br />何と言っても最高に美しいのが、上離宮でしょう。

    中離宮を後に、最後の上離宮への門。
    前の写真、松並木の真っ直ぐな道を歩いて到着。

    何と言っても最高に美しいのが、上離宮でしょう。

  • 谷川をせき止めて造られた、浴龍池を中心に、回遊式庭園に<br />なっています。

    谷川をせき止めて造られた、浴龍池を中心に、回遊式庭園に
    なっています。

  • その浴龍池を一望できる高みに、隣雲亭(りんうんてい)が<br />あります。 雲の隣ほどに、高い場所ってことですね。<br /><br />下と上の高低差は、40m。<br />坂を登って来た参観者、軒下に座り込んでいます〜

    その浴龍池を一望できる高みに、隣雲亭(りんうんてい)が
    あります。 雲の隣ほどに、高い場所ってことですね。

    下と上の高低差は、40m。
    坂を登って来た参観者、軒下に座り込んでいます〜

  • 隣雲亭

    隣雲亭

  • 部屋の奥(左側にあたります)は板間になっていますね。<br />これは雨戸を全開にすると、今で言うベランダになるわけです。

    部屋の奥(左側にあたります)は板間になっていますね。
    これは雨戸を全開にすると、今で言うベランダになるわけです。

  • その足元には、一二三石(ひふみいし)<br />ほんと、1・2・3になっています。

    その足元には、一二三石(ひふみいし)
    ほんと、1・2・3になっています。

  • ここからの景色は、言葉にならないくらい美しい!<br />あちこちで感嘆の声が。

    ここからの景色は、言葉にならないくらい美しい!
    あちこちで感嘆の声が。

  • 隣雲亭から下に降りる道。 左奥には、小さい滝もあるんですよ。

    隣雲亭から下に降りる道。 左奥には、小さい滝もあるんですよ。

  • 池にかかる 千歳橋。

    池にかかる 千歳橋。

  • どこも紅葉はとってもきれい。<br /><br />皆、写真を撮りながら歩くので、どうしてもバラついて<br />しまいます。 列の最後尾には、職員らしき男性が。<br />ちゃんと全員進んでいるか、チェックしているのかも。<br />何と言っても、宮内庁管轄ですからねー

    どこも紅葉はとってもきれい。

    皆、写真を撮りながら歩くので、どうしてもバラついて
    しまいます。 列の最後尾には、職員らしき男性が。
    ちゃんと全員進んでいるか、チェックしているのかも。
    何と言っても、宮内庁管轄ですからねー

  • 真っ赤なモミジ

    真っ赤なモミジ

  • 窮邃亭(きゅうすいてい)

    窮邃亭(きゅうすいてい)

  • 窮邃亭(きゅうすいてい) 浴龍池は、この窓からの眺めが一番<br />美しい。 畳が一段高くなっていますが、ここは誰でもが座って<br />景色を眺めることが出来ました。

    窮邃亭(きゅうすいてい) 浴龍池は、この窓からの眺めが一番
    美しい。 畳が一段高くなっていますが、ここは誰でもが座って
    景色を眺めることが出来ました。

  • 浴龍池1 船着き場

    浴龍池1 船着き場

  • 浴龍池2 

    浴龍池2 

  • 浴龍池3 上皇は池の色んな場所に舟を着かせ、異なる角度から<br />     景色を楽しまれたようです

    浴龍池3 上皇は池の色んな場所に舟を着かせ、異なる角度から
         景色を楽しまれたようです

  • 池の水が溢れないよう、堤防を築いたそうですが、石むき出しでは<br />あまりにも他の景観にそぐわないので、多種の木の刈込を作りました。<br /><br />多種にしたのは、遠方から見ると同じ緑一色に見えず、美しいから。<br />今では、堤防はこの刈込の下にあって見えません。

    池の水が溢れないよう、堤防を築いたそうですが、石むき出しでは
    あまりにも他の景観にそぐわないので、多種の木の刈込を作りました。

    多種にしたのは、遠方から見ると同じ緑一色に見えず、美しいから。
    今では、堤防はこの刈込の下にあって見えません。

  •  大刈込を下方から見るとこんな感じです。

     大刈込を下方から見るとこんな感じです。

  •  1時間15分ほどの参観終了。 ありがとうございました。<br /><br />前回わたしが参観したのは、数年前の新緑の頃でした。<br />今回、また違った素晴らしい姿を見ることが出来、感激しました。

     1時間15分ほどの参観終了。 ありがとうございました。

    前回わたしが参観したのは、数年前の新緑の頃でした。
    今回、また違った素晴らしい姿を見ることが出来、感激しました。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • E38さん 2014/11/18 22:36:03
    ココさんお久しぶりです
    修学院離宮圧巻ですね
    高貴な方のお庭はなんと素晴らしいのでしょう
    未だ行く機会はございませんが目の保養いたしました
    ありがとうございました

    紅葉は家の窓から見る御在所の山々です
    もみじ谷はまだまだです

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