日本から飛行機を乗り継いでウシュアイア到着、世界の果て号とマルティアル(マーシャル)氷河

2010/01/15 - 2010/01/17

ウシュアイアの依頼していたエージェントから「南極クル－ズのラスト・ミニッツ・オファ－が出ました。」と連絡が入り直ぐに航空券をネット購入し伊丹から成田～サンフランシスコ～マイアミ～ブエノス・アイレスと乗り継いでウシュアイアに到着しました。
南極クル-ズ船の出発日前にウシュアイアに2泊して市街を散策したり世界の果て号に乗車したりマルティアル氷河の雪渓を歩いたりして楽しみました。
1月のウシュアイアはオンシ-ズン真っ只中、淋しいと言う感じでは無く町には活気がみなぎって観光客が行き来していました。
アルゼンチンは自然の宝庫、何処もかも素晴らしく大好きな国です。

エリア ウシュアイア(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: アメリカン航空 ラタム チリ ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

伊丹発13:45の午後便で成田へ

成田までの機上からの風景
眼下には大島空港の滑走路が見渡せる

14:55成田着

成田発17:05の便でサンフランシスコに向けて出発

機中泊
間もなくサンフラン空港到着

日本出発同日9:10にサンフランシスコ着
イミグレと税関を済ませマイアミ便のアメリカン航空チェックインカウンタ－に移動

マイアミまで搭乗するアメリカン航空

アメリカン航空11:55発でマイアミに向けて出発

マイアミ行の機内は込々状態

マイアミ着20:20
乗継便のマイアミ発11:20Pのブエノス・アイレス便は機材繰りの為に8時間４０分遅れの翌日の7:00A発に変更となる

アメリカン航空が用意したマイアミ空港近くのハイアット・サマ－フィ－ルド・スィ－トホテルにシャトルバスで移動
1人15ドルの食事券も渡される

翌日早朝5時にシャトルバスでホテルを出発して5:10にマイア三空港着

遅延したマイアミ発7:00の便でブエノス・アイレスに移動

ブエノス・アイレス(EZE)着17:55

マイアミからの便が遅延しなければ朝10:15に到着していた
もし当日乗り継ぎのウシュアイア便だったら乗り継げなかった
購入したブエノス・アイレス～ウシュアイアのランチリのチケットは変更・払い戻し不可なのでブエノス・アイレス宿泊のプランにしておいて本当に良かった

EZEからレミ－スで市街の宿泊ホテルに向かう

レティ－ロ地区のシェラトン・ブエノスアイレスアンドコンベンションホテルに到着

部屋からはアルゼンチン空軍広場が見渡せる

早朝4:15にタクシ－でホテルを出発し市内のアエロパルケ(ホルヘ・ニュ－ベリ－空港)に向かう
アエロパルケ到着4:30
早朝にも関わらずチェクインカウンタ－は込々状態

アエロパルケ出発ロビ－

ウシュアイアまでアエロパルケ発5:40発のラタム航空利用

ウシュアイア行きの搭乗便は満席
機中にて日の出を迎える

9:18無事ウシュアイア着

ウシュアイア空港

到着口よりタクシ－でホテルに向かう

ウシュアイアの宿泊ホテルはアルト・アンティ－ノ
最上階の朝食ルームからは眼下にエンセラダ湾や

南極クル－ズ船が出航するウシュアイア湾や

右手奥にはマルティアル氷河も見渡せ

正面には町並みが広がる

ホテルで少し休憩した後はウシュアイア市内散策

ウシュアイア港

囚人のコスプレで立ち話をする人も

ホテルに戻る途中で猫ちゃんも発見

翌日は現地のエージェントに依頼して世界の果て号乗車を目的にティエラ・デル・フェゴ国立公園へ
ホテルからティエラ・デル・フェゴ国立公園まで車で25分

いよいよ世界最南端を走る蒸気機関車に牽かれた【世界の果て号】に乗車

列車は満席で出発

途中の停車駅で下車

マカレナ駅

地域の説明の案内板
かってはヤマナス(ヤガンとも呼ばれるが6000年前に海洋採集民である遊牧民)が住んでいて彼らはここをビーグル水道と呼んでいた

マカレナ駅から少し下ると小川が流れる素晴らしい風景

ここティエラ・デル・フェゴ国立公園に1910年に建設された鉄道は以前は監獄まで結んでいて鉄道も囚人達によって作られ周りの開発も囚人たちによってなされた
切り株が至る所に見られる荒涼とした草原と小川

車窓から切り株が点々とある草原を見渡して

世界の果ての草原は何か物悲しい

出発から50分で国立公園駅に到着
先頭で列車を牽く蒸気機関車

こちらの赤い蒸気機関車も可愛い

エンセナダ湾に面したプエルト・グアラニ
この建物は世界の果ての郵便局

エンセナダ湾から少し歩くとロカ湖がある
湖の奥に見える山々はチリ共和国の山

エンセナダ湾は波も立たず穏やかだがロカ湖の波は荒い

1月に咲く白いマーガレット

アシカミ湖

ティエラ・デル・フェゴ国立公園内のパンアメリカ－ナ・ハイウェイ3号線の最南端

ブエノス・アイレスまで3079km
アラスカまで17848km

大型バイクでここまで到着した人達も集う

近くの草原ではうさぎも顔を見せてくれて

アメリカ－ナ・ハイウェイ3号線終点から歩いてラパタイア湾へ
見渡す風景はとっても綺麗

ティエラ・デル・フェゴ国立公園を堪能

翌日、南極クル－ズ船が出発するのは夕方なので午前中にホテルからタクシ－でマルティアル氷河へ
タクシ－を降りてチェアリフト乗り場まで歩く

チェアリフトでマルティアル氷河へ

マルティアル氷河が一望

雪渓の上を歩いて

雪渓の壁の中も歩ける

雪渓の端は融けかけて

歩こうと思えばずっと上まで歩いて行けるマルティアル氷河

眼下に広がるウシュアイアの町並みとビーグル水道

マルティアル氷河からタクシ－で途中ホテルに立ち寄って預けていた手荷物をピックアップしてウシュアイア港へ

ウシュアイア港のパスポ－ト・コントロ－ルを受けて

南極クル－ズ船の接岸岸壁へ

南極クル－ズ船アンタ－クティック・ドリ－ム号へ

この旅行記へのコメント （2）

• 万歩計さん 2021/05/30 09:50:33

  地の果て、

  　travelさん、おはようございます。
  
  　ウシュアイア、聞いたことのない名前なのでGoogleMapで調べたら何と南米も端の端、パタゴニアを越えたマゼラン海峡近く。世界最南端の町、世界最南端の空港かな。
  　次にアクセスルートを調べたら北米経由とヨーロッパ経由があり、３～４か所のトランジットで所要時間は４５～８８時間！！思わず眩暈が。
  
  　しかしこの最果ての荒涼とした風景は印象的です。寂れた街並みの向こうに海、その先に雪を頂く山並み。これらの山々にはまともな登山ルートはないだろうなぁ。ＮＨＫ・ＢＳプレミアムの「グレートサミット」の場面を見ながら、ふと思いました。
  
  　　万歩計

  travelさん からの返信 2021/06/05 07:26:41

  RE: 地の果て、

  万歩計さん、コメントを頂き有難うございます。
  南米の最南端ウシュアイアですがシーズン中(12月〜2月)はブエノス・アイレス〜ウシュアイアの便はどの時間帯も満席でこの地を訪れる観光客は多さに驚きます。
  南極クル−ズの時は2度目のウシュアイアでしたが一度目の訪問の時はティエラ・デル・フェゴ国立公園の中をハイキングしました。
  エンセナダ湖からロカ湖までトレイルがありエンセナダ湾を左手に見ながら歩きますが途中からは森林の中で道中は誰一人合わず少し怖くなり速足で歩いた記憶が鮮明です。
  トレイルは歩きやすかったです。
  ロカ湖からチリ国境までも10kmのトレイルがありますがこちらは歩いていません。
  シ−ズン中のウシュアイアの中心街は観光客で溢れほんと賑やかで寂しいという感じは全く無かったですね。
  ウシュアイアは哀愁がある町は惹きつけられます。
  　　
  　　　travel