2014/11/15 - 2014/11/16
435位(同エリア2470件中)
ショコラさん
今回の旅で泊ったお宿は、宮島島内にある《蔵宿いろは》さん。
紅葉シーズンの週末は、島内の宿がすべて満館になるほど混み合うそうなので、5ヵ月近く前に予約をしました。
ここは2009年にオープンした、宮島ではまだ新しいお宿で、客室数は全18室(うち4室はB&Bスタイル)。さすがにトップシーズンは宿泊料金が高い~。でも、島内に泊りたかったので、ここは奮発することに。
ホテル予約代行サイトを通して予約しましたが、予約後すぐと、宿泊の数日前にお宿から電話があり、その丁寧な応対に、行く前から好印象でした。
★蔵宿いろは
http://www.iroha.to/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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お宿は宮島桟橋と厳島神社のちょうどまん中あたりにあり、どちらへも徒歩5分ほどと、とても便利なロケーション。
写真はお宿のエントランス。左手に雑貨ショップ〈zakka ひぐらし〉が併設されていて、このときショップの商品の撮影が行われているようでした。厳島いろは 宿・ホテル
-
お宿ではウェディングパーティーも行うことができるようで、入口横のウインドウにはウェディングドレスがディスプレイされていました。
厳島神社で挙式して、ここでウェディングパーティーなんていうのもよさそう。 -
お宿のロビー。
旅館というよりホテルのような雰囲気。広々していて開放感があります。
着いたときは、まだチェックイン時間の前だったので、荷物だけ預けて観光へ。夕方もどってきたときには、荷物はすでにお部屋に運ばれていました。 -
ロビーの奥には中庭があり、その向こうにレストランがあります。
写真はロビーとレストランを結ぶ廊下。家具や調度品は、アンティークとモダンがミックスしたようなセンスのいいものが置かれています。 -
こちらがわたしたちのお部屋。島内散策をしてからチェックインしたので、もう夕方6時近くになっていました。
客室には、いろは歌にちなんだ「い・ろ・は・に・ほ・へ・と……」の名前がつけられていて、わたしたちは4階の「へ」のお部屋でした。 -
お部屋の玄関。
お部屋のタイプは「海の見えるお部屋」「山の見えるお部屋」「中側のお部屋」「2階のお部屋」があります。海側のお部屋のほとんどは大鳥居も見えるそうですが、予算をはるかに超えていたため、海側は断念(^^;;) で、「山の見えるお部屋」を予約しました。 -
お部屋は正方形でゆったり広々〜。
畳とフローリングのエリアに分かれていて、約50平米あります。
まだ新しいだけに、とても綺麗。
窓際の台に置かれているのはエスプレッソマシーン。 -
内装は土佐漆喰の壁や畳、竹材の床などで設えられていて、落ち着いた和モダンなインテリア。
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床の間にはカーネーションが生けられています。
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パウダールーム。
あまり広くはありませんが、シンプルで使い勝手はよかったです。
右手にトイレがあります。 -
バスルームは洗い場のあるタイプで広い。
お風呂のアメニティは、ジョンマスターオーガニックのものが置かれていました。入浴は大浴場へ行ったので、こちらは使うことはありませんでしたが。 -
お部屋に案内してくださったスタッフの女性が、お抹茶とお菓子を持ってきてくださいました。お抹茶、とてもおいしかった。
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希望の夕食時間を聞かれ、7時にしていただきました。それまで1時間ほどあるので、先にお風呂へ。
大浴場は最上階の5階。こちらが大浴場の脱衣室。入ったときゲストは他にひとりだけで、その方もすぐに上がられたので、その後は貸切状態。 -
スキンケア用品はアベンヌで揃えられています。これはポイント高し。
わたしはアベンヌのリップクリームとハンドクリームがとくに好きで愛用中。 -
大浴場は温泉ではありませんが、内湯は小さな気泡がぷくぷくたった「シルク風呂(ホワイトイオンバス)」。とろりとしたやわらかなお湯で気持ちがいい。
大浴場のアメニティもジョンマスターオーガニック。いい香り。
小ぶりながら露天風呂もあり、湯船から大鳥居と満天の星空が見えました。写真はブレブレで失敗したのでありません。。。
夫はなんと露天風呂があることに気づかず、内湯しか入らなかったらしい(爆) -
夕食の時間になったのでお食事処へ。
お宿には1階にダイニングがありますが、この日は満室だったからか、2階の大広間も食事処になっていました。で、わたしたちは広間のほうに案内されました。
飲み物は夫は宮島ビールを、わたしはペリエを注文。
ビールのラベルは宮島の代名詞の大鳥居。お味はまあまあだったよう。 -
お料理に使われている野菜は、世羅町・向原をはじめ、主に地物の無農薬有機野菜が使われているとのこと。
☆先付 宮島牡蠣豆腐(夫) -
☆先付 蟹味噌豆腐(わたし)
わたしは牡蠣が苦手なため、事前にそのように伝えていたら、わたしのほうだけ蟹味噌に変更してくださっていました。それを反映した別の献立表まで用意されていたのにはびっくり。ここまで配慮してくださったお宿は初めて。
蟹味噌の風味がしっかり感じられる、濃厚なお豆腐でした。
*画像の一部を修正しています。 -
☆前菜
穴子袱紗焼き、勝栗・香茸白和え、くわい素揚げ、かくや和え、袋茸・芋がら当座煮、秋刀魚一口寿し、零余子かるかん塩餡かけ、太刀魚菊花はりはり、唐墨大根
杉(?)の盆皿がいい感じ。
品数豊富な前菜を、目と舌で楽しませてもらいました。とくに、穴子の袱紗焼きとくわいの素揚げがおいしかった。 -
☆お椀 甘鯛・蕪奉書巻、焼原木椎茸、柚子
丁寧に作られた具。おだしはちょっとあっさり目でした。 -
☆造里 鰆、間八、平目、水烏賊
海に囲まれた宮島だけに、お刺身がおいしい♪ -
☆焼肴 真名鰹柚庵焼、里の芋しぎ焼
西京焼のようなお味でふっくらと焼かれています。美味。 -
☆煮物 穴子八幡煮、海老芝煮、帆立黄金煮、聖護院大根八方煮、菊菜
出汁の効いた、上品な優しい味。 -
☆口直し 季節のシャーベット
なんのシャーベットだったか忘れてしまいました。柚子かレモンだったような? -
☆強肴 広島牛直火焼 林檎のソース
お肉もソースもとてもおいしかったのに、少し冷めていたのが残念。 -
☆油物 小鯵紅葉揚げ、車海老アボカド東寺揚げ、小茄子、銀杏
揚げ物はサクサクでめちゃウマ〜! 何もつけず、すだちだけでおいしい。 -
☆食事 穴子の釜炊きご飯
宮島に来たからには、当然、穴子はマスト。
穴子の味がしみこんだ上品な味わいのご飯。おこげもおいしい♪
さらに翌日も、昼と夜とも穴子を食べ、穴子尽くしの2日間。 -
☆留椀 渡り蟹と茸ののっぺい汁
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☆水菓子 柿羹、初霜
お料理は手をかけて丁寧に作られている感じで、素材の味を生かした上品な味付でした。どれもとてもおいしかった♪ 量もちょうどよく、幸せな満腹感でした。
このあと夜の散歩へでかけ、お部屋にもどってから、エスプレッソマシーンでコーヒーを淹れました。 -
翌朝。
昨日はお部屋に入ったときはすでに日が暮れていたので、外の様子がわからなかったけれど、朝、窓辺に立つと、宮島の町並みと山がよく見えました。 -
下に表参道商店街が見えます。夜7時くらいまでは人通りが多いので人声が聞こえていましたが、食後に部屋にもどってから翌朝まではとても静かでした。
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観光客でごったがえす島とは思えない、静かな町並み。
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今日は朝から弥山へ行くことにしています(早く行かないとロープウェイが激混みになる)。なので、早目にチェックアウトできるよう、朝食の時間は7時半でお願いしました。
昨夜の夕食は大広間でいただきましたが、朝食は1階のダイニングへ案内されました。大広間のときと同様、テーブルはゆったりと配置されていているので、隣のテーブルが気になることはありません。 -
奥の窓際のテーブルだと海が眺められます。あちらのテーブルだったらよかったけれど、お部屋のタイプによってテーブルが割り振られているんだろうな。予算の都合でまん中のカテゴリーのお部屋にしたのだから仕方ないな(^^;)
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旅行で幸せを感じるときのひとつが朝ごはんかも。朝起きたら、朝ごはんが用意されているなんて、ほんと極楽です。
右は絞りたてのにんじんジュース、左はヨーグルト(だったと思う)。にんじんジュースは果物のように甘くておいしい。 -
朝食は籠に盛られて運ばれてきました。籠好きなので、こういう演出はめちゃくちゃ好み♪
少しずついろいろ食べられるのがうれしい。 -
ふっくら焼かれた鰆。
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左上にちらっと写っている煮物(つみれと大根)がすごくおいしかった!
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湯豆腐。熱々を持ってきてくださいましたが、ううむ、これは煮立ちすぎでは?
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釜炊きのごはん。
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炊きたてで、とてもおいしいお米。
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お味噌汁は甘めでした。
おいしい朝ごはんでした。量も多すぎず少なすぎずで、ちょうどよかったです。ごちそうさまでした! -
食後にダイニングからちょっと外へ出てみました。
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まだ観光客もわずかしかいなくて、ひっそりとしています。
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お部屋にもどって、昨夜に続き、またエスプレッソマシーンでコーヒーを淹れました。用意されているカセットの種類が多くて、選ぶのも楽しかった。
薫り高いコーヒーで和みのひととき。 -
こちらはお宿併設の雑貨ショップ〈zakka ひぐらし〉。
営業時間は10:00〜17:00ですが、宿泊者は時間外でも利用できます。 -
そのショップで大鳥居をモチーフしたこの箸置きを買いました。
お宿はお部屋もお料理も満足のいくもので、宮島旅行の思い出に残るよい滞在になりました。スタッフのみなさんは若い方ばかりで、まだ接客に硬さが見られましたが、これから経験を積んで慣れていかれることでしょう。
チェックアウトのときには女将さんと思われ方が丁寧に見送ってくださいました。お世話になりました。
「秋色の宮島 1泊2日の旅(4)」につづく。。。
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旅行記グループ 秋色の宮島 1泊2日の旅
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