2014/11/15 - 2014/11/15
295位(同エリア2367件中)
ショコラさん
宮島の紅葉と厳島神社を見てみたくて、1泊2日で旅してきました。
紅葉のハイシーズンなので混雑は覚悟の上でしたが、想像以上の人出で、帰るころはもうヘトヘトに。でも、さすがに紅葉はとても綺麗でした。疲れたけれど、やはりこの時期に行ってよかった!
旅行前の情報収集では、宮島観光アドバイザーのともちんさんのブログがとても役立ちました。ともちんさんは宮島の宿「錦水館」の若旦那だそうです。地元を知り尽くした方のブログはお役立ち情報満載。これから宮島へ行かれる方は、ぜひチェックされることをおすすめします。
◇宮島観光アドバイザー ともちんさんのブログ
http://www.kinsui-villa.jp/press/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 ANAグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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宮島へは以下のようなルートでアクセスしました。
羽田空港⇒(ANA)⇒ 岩国錦帯橋空港 ⇒(バス 12分)⇒ 岩国駅 ⇒(JR 27分)⇒ 宮島口 ⇒(フェリー 10分)⇒ 宮島
東京方面から宮島へは、広島空港からアクセスするより岩国空港からのほうが近いんですね。岩国空港からだと宮島口のフェリー乗り場まで約半分の時間ですむので、宮島(&錦帯橋)だけ訪問するなら、このルートがおすすめです。
さて、岩国空港からバスで岩国駅に着き、この電車に乗り換えます。岩国錦帯橋空港 空港
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宮島口駅からフェリー乗り場までは歩いてすぐ。
フェリーはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が運航しています。時間も料金も変わりませんが、JRのほうは昼間の便(大鳥居便)は大鳥居に近いルートを通るとのことなので、そちらに乗船することにしました。
乗り場やフェリーの写真を撮る暇もなく、乗るとすぐに出航。
大鳥居が見えてきました! -
左奥に社殿も見えます。
海上から見るこの風景に、旅気分が盛り上がる♪ -
宮島に到着!
島内のお宿を予約していますが、チェックインの時間には早いので、先に荷物だけ預かってもらうことにします。
*泊まったお宿については別に旅行記をまとめます。宮島桟橋 乗り物
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お宿に荷物を預け、まずはランチ。紅葉シーズンで混み合いそうなので、ランチのお店は予約をしておきました。
*食事をしたお店や、立ち寄ったカフェなどについては、別に旅行記をまとめます。
写真は表参道商店街。日よけがかかっているのがありがたい。
それにしてもすごい人。
右奥にちらっと見えるのが〈大杓子〉。宮島はしゃもじ発祥の地であることを今回初めて知りました。宮島の大杓子 名所・史跡
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海沿いの御笠浜を歩いていると、大鳥居が見えてきました。
岸辺に托鉢僧が座っていらっしゃいます。
厳島神社は午後4時頃までは日帰り客でとても混み合うそうなので、先に千畳閣と紅葉谷公園のほうへ行ってから、そのあと参拝しようと思います。御笠浜 名所・史跡
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御笠浜から階段を上って千畳閣へ。
ともちんさんが紅葉時期のオススメスポットとして千畳閣を挙げていらっしゃり、建物の中から見るイチョウの風景はとても印象に残るとのこと。そうと聞けば見なくては。 -
これが千畳閣のイチョウか〜!
この写真では大きさがわかりませんが、ものすごく大きななイチョウです。
千畳閣とイチョウと五重塔が見えるこのアングルはなかなか。豊国神社(千畳閣) 名所・史跡
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回廊の下は通路のようになっています。
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千畳閣は通り名で、正式名は豊国神社。豊臣秀吉の命で造られた大経堂なのだそう。
建物に入ると、そこは太い柱に支えられた大広間になっていました。このとてつもない広さから、千畳閣と呼ばれるようになったみたいです。正確には857畳だそうですが。 -
内部には壁も天井板もありません。というのも、秀吉の急死によって工事が中断され、未完成のまになっているのだそう。
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巨大杓子が奉納されています。
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床を見ると――床もみじならぬ、床イチョウ!!
そしてこの写真の後方では、おじさまたちがずらっと並んで、三脚にカメラを据え、イチョウの前に人がいなくなる瞬間を辛抱強く待っていました。 -
黄色のイチョウと回廊に差し込む西日がいい感じ。
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燃えるような黄色。
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木の下にいる人を見れば、このイチョウの大きさがわかるでしょうか。
葉もほとんど落ちていない状態で、まさに今が見頃の見事なイチョウ。 -
イチオシ
綺麗だ。。。
この景色が見られたのも、ともちんさんのおかげだな。感謝! -
回廊の端からは瀬戸内海も見えます。
イチョウを堪能したので、このあとは紅葉谷公園へ向います。 -
千畳閣を下から見上げて。
真っ黄色のイチョウが青い空に映えます。 -
青空に向ってそびえ立つ五重塔。
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千畳閣の全景。
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紅葉谷公園に着きました。この公園には約200本のもみじがあるそうです。
まだ午後3時なのに、もう夕暮れのような日の光。紅葉谷公園 公園・植物園
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紅葉情報のサイトでは、2日ほど前から見頃マークがついていましたが、本当に綺麗に色づいています。
まだ黄緑も混じっているけれど、わたしはすべてが真っ赤になった時期より、色のグラデーションが楽しめるこのくらいの状態が好き。 -
色とりどり。
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頭上には錦絵のような紅葉が。
綺麗だな〜。 -
このあたりは赤紅葉。
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奥紅葉谷橋まで来ました。
このあたりは4割ほどの色づきで、緑の中に鮮やかな赤が差し色のように際立っています。 -
宮島には、〈もみじ歩道〉や、〈山辺の古径〉、〈あせび歩道〉などの散歩道があり、どの道も風情があるようです。すべて歩きたいところだけど、1泊2日では時間が足りない。
それらの散歩道のうち、もみじ歩道はこの紅葉谷公園から大聖院まで続いているので、そちらを歩いてみようと思います。
紅葉谷公園の散策は、ひとまずここまで。明日、弥山へ行くときにまた通るので、続きはそのときに。 -
そう決めたはいいけれど、もみじ歩道のスタート地点がどこだかよくわからず、あっちウロウロ、こっちウロウロ。ロープウェイ乗り場の案内はあちこちにあるのに、もみじ歩道と書かれたものが見当たらないのです。
仕方がないので、方角的にはこっちだろうと検討をつけて歩き出しました。しばらくいくと道の分岐があり、右にはなんかすごくいい感じの道が。でも、もみじ歩道はそっちではないよう。
とろこで、右の道の先に、時代衣装をまとった女性が歩いていました。これは平安のおでかけスタイル「壺装束」というものだそう。あとで調べてみたら、紅葉谷公園のそばに装束をレンタルできるお店があるようです。女子旅でこういう装束をまとって紅葉狩りをしたら盛り上がるかも? -
そのうち茶屋のある広場に出て、ようやくもみじ歩道と思われる道を見つけました。
広場にいたシカ。ほっぺたが痒いようで、石にこすりつけてカキカキ。 -
もみじ歩道の紅葉の色づきは3〜4割くらいで、見頃まではもうちょっとという感じ。
途中で視界の開けたところがあり、そこからこの風景が見えました。
いい眺め〜。もみじ歩道 公園・植物園
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イチオシ
山と海を背景にした、千畳閣と五重塔と大イチョウ。
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そしてさらに先へ進むと――
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イチオシ
大鳥居と社殿が見渡せるビューポイントがありました!
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めちゃくちゃいい眺め〜。
ここは絶好の撮影ポイント! -
もみじ歩道の終点まで来ました。
歩きやすく、眺めも素晴らしいもみじ歩道ははおすすめです。 -
シカさん、何食べてるの?
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せっかくなので、この先の大聖院まで行ってみます。
表玄関の手前には、黄色と赤のコントラストになった紅葉が。大聖院 寺・神社・教会
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大聖院は真言宗御室派大本山。
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玄関の向こうに石階段が伸びていて、両側に紅葉した木がずらっと並んでいます。
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見上げるように長い階段。
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階段の手すりの上に設けられているこれは、「大般若経筒」というものらしい。手で筒を回転させると、そこに書いてある教典を読んだのと同じご利益があるのだとか。そういえば、テレビで見たブータンの寺院にもこういうものがあったな。
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境内にいくつもあるご利益仏を一巡すると、家内安全、商売繁盛、学業達成と、ありとあらゆる願いを一度に叶えてもらえるそうです。
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大聖院は、宮島で最も歴史が古い寺院だそう。空海が宮島に渡り、弥山の上で修行をして、806年に開基したとのことです。
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階段の上から、宮島の町並みと海が見えました。
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滝小路を通って厳島神社へ。
この通りには、昔は社家や内侍の屋敷、大聖院の宿坊があったそう。今も古い町並が残っていて、風情があります。観光客もほとんどいないので、静かにお散歩が楽しめるエリア。
「秋色の宮島 1泊2日の旅(2)」につづく。。。滝小路 名所・史跡
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秋色の宮島 1泊2日の旅
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