2014/11/08 - 2014/11/08
816位(同エリア4504件中)
旅じぞうさん
たくさんの紙風船(コムロイ)がろうそくの明かりで熱気球のように上がっていく様は日本でも秋田の風船上げで経験しましたが、チェンマイのコムロイ上げの写真は規模が大きく、圧倒的だったため是非行きたいと思っていました。コムローイの一斉打ち上げが11月8日チェンマイであるということを知り、仕事の調整をし、エアチケットをネットで予約をして、8月末に出発をきめました。ところが9月末になってコムロイ一斉打ち上げの会場に入るにはチケットが必要で それは既に売り切れていることを知りました。いくつかのチェンマイにある日本語が通じる旅行会社にもメールを送ってみたのですが、完売の返事ばかりでした。やがてランベルツアーと言うところから、11月8日の一斉打ち上げは外人用で10月25日に地元の人のために宗教儀式としての一斉打ち上げをするのでそのチケットなら手に入ると言うメールを頂きました。心が動きましたが 休みとエアチケットが既に決まっているのでさすがに10月25日はあきらめざるを得ませんでした。CMランナーと言う旅行会社からは1枚キャンセルのチケットが出たと送られてきたけれど、それに気がついたのが締め切りのあとでした。一斉打上げにこだわらなければ、11月5日から7日のロイカートンというお祭の間に町の至る所でコムロイがあげられているというのでチケットが入手できなければ それで我慢しようと日本を旅発ちました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エアトリ
PR
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コムロイ(紙風船)の一斉打ち上げ(Yeepeng Lanna International)のポスターを見て行きたい気持ちでいっぱいなのに、チケットの手に入らないままチェンマイに来ました。
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日本語の通じる旅行会社を地図に書き込んで、チケットを求めて旅行会社まわりをすることにしました。ナイトバザールのマクドナルドに近くのCMランナーツアーに行くと、今更 手に入らないだろうと言われました。その代わり会場の外から見る方法を教えてくださいました。会場の前に小川があってその反対側に道が一本あって、チケット無しで見るなら この道の反対側に車を止めて、この道で見る事になると教えてくれました。笹の生け垣があって、ある程度空に上がったコムロイしか見られないが、正面中央にだけ、ゲートがあってその前だけは 生け垣が途切れていて中でやっていることが見えるよと言うことでした。午後7時半頃からの打ち上げですが、昨年 CMランナーのおじさんが実際に行ったときには午後5時には空き空きだったけれど、6時にもなると人でいっぱいだったといっていました。
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外で見る場合帰りの足が大変なので、ソムロイをチャーターして行きだけでなく帰りの足を確保することが必要とのことでした。もちろんバイクをレンタルしても良いでしょうが。
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さすがに、チケットは手に入らないとあきらめつつも、チェンマイプラザホテル近くのランベルツアーに 行ってみたところ、なんとなんとキャンセルが出てチケットがあると言うではないですか。送り迎え付きのツアーのチケットで 英語のツアーと日本語のツアーがあって、日本語のツアーは4000バーツと言うことでした。
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あきらめていたチケットが手には入って うれしくてしょうがなく、そのあと、宿泊している宿の人にも教えてあげたところ、結局 他に3人の人がランベルツアーでチケットを手に入れられました。
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これが、念願のチケットです。
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メリディアンホテルのロビーで待っているとタイ人のタイさんというガイドさんが来て、学校の先生のように一人一人の名前を呼びます。このようなツアーが何組かあってロビーは大賑わいです。そのあとバスに乗って会場に向かいます。タイさんは本職のガイドさんではなく日本料理屋をやっている方で、日本語がうまいのでかり出されたと言うことでした。このイベントのため日本語のガイドが足りなくなり、日本語をしゃべれる人が借り出されてやってきたといいます。
ちなみにツアーに参加した何人かにいつ頃申し込んだか聞いてみたらだいたい半年前に申し込んだと言う人が多かったです。 -
チェンマイから北へチェンライに向かう幹線道を進んでいくと右手にメイジョー大学という大学が見えてきます。メイジョーの町です。メイジョーの郵便局などをみて、一方通行の関係で一度ユーターンしたあと、東に向かう細い道に入ります。道なりに行くと噂の小川があり、これを渡って右折すると会場前の道です
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小川の向こう側がチケットのない人が観覧する場所です。暗くなると早い時間から花火が上がったり、いくつかのコムロイが打ち上げらレ、そのたびの歓声が沸き上がるのが聞こえてきていました。
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小川のこちら側は会場に向かう観光バスで大渋滞。結局途中で下車して歩くことになりました。
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外で見る人はこのゲートの真っ正面が 生け垣が途切れていて見やすいという噂のゲートです。
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会場の真ん中にレッドカーペットが。
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席はかなり広く間を開けておかれています。椅子の前には燭台が一つずつ配置されています。椅子の上には、川に流すキャンドル;ロンクライとビニール合羽がビニール袋に包まれておいてあります。
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会場にはトイレもちゃんとあります。
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男性用の簡易トイレ
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イチオシ
真っ正面には少し高くなったところがあってお坊さんがすわっています。
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イチオシ
お坊さん達の後ろには半分のドームみたいな中に仏さんがいらっしゃいます。
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日が暮れると コムロイの上げ方のレクチャーがあったり、お坊さんや地元の人がろうそくをもってお経のひびく中で会場内をぐるぐる回るキャンドルサービスが繰り広げられたりします。
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椅子の前の燭台に係の人たちが油を入れて回ったりしたあと、各自でそれに火をつけます。燭台の火だけで幻想的です。一人に二つのコムロイが渡されます。
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通常は3−4人で火をつけるのですが、燭台があると便利で、これを使うと1人または2人でコムロイをあげることができます。
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コムロイの下縁真ん中に油の浸された紙のテープがぐるぐる巻きになったものが付いています。これにまんべんなく火をつけます。
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コムロイが燃えないように形を整えると、暖められた空気がコムロイの中に溜まってきて浮力が生じます。
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ふくらんでもコムロイを放さないでくださいという放送が流れますが、早めに手を放す人もちらほら。
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一斉に放すタイミングの合図がないまま、まわりが一斉に上げ始めたので、コムロイをリリースしようとしましたが、まだ浮力が足りなくもう少し我慢してもっていなければ行けませんでした。一番綺麗なときに写真が撮れないことでちょっと気持ちがパニックになりました。
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イチオシ
無事コムロイをあげることができました。
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一人につき2つのコムロイなのでもう一回あげることができます。
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イチオシ
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風向きによってはコムロイが木に引っかかっています。
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コムロイ上げが終わったら、椅子の上にあったロンクライ流しを会場内の川(池??)に流します。
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ほとんど流れのない狭い中に、神ででできたロンクライを流すので お互いがぶつかって燃え始めます。赤壁の戦いで油ののっけた蜀、呉の船が、魏の船にぶつかって火が順番に燃え移っていったという話を何故か思い出しました。
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ゲートのところでバスの人たちがそろったのを確認してからガイドさんがバスに電話します。
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バスに電話してから道の近くまで移動したのに バスが来るまで大部待たされました。バスの人が一人も迷子にならなかったのが不思議なくらい混んでいました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- くろへいさん 2014/11/17 13:59:11
- はじめまして
- はじめまして"くろへい"と申します。
私も、チェンマイに行って来たばかりでしたので、旅じぞうさんの旅行記を拝読させて頂きました。
偶然にも、同じツアーのバスに乗っていた事が分かりびっくりしました。
私は、旅じぞうさんのふたつ後方の進行方向左の窓側です。
それに、旅行記の最後(一番下)の写真に私の後姿を発見!
水色の鍵を付けた黒のバッグがくろへいです。
私もチェンマイ旅行記をアップしましたので、良かったらご覧下さい。
ではでは
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- CMランナーツアーさん 2014/11/15 12:18:42
- CMランナーツアーのおじさんより
- イーペンランナーインターナショナル祭2014のスタンダード席のチケットが手に入って、本当に良かったです。
来年はもっとたくさんの人出とコムローイの上がる数の多いイーペンサンサーイ祭2015にお越し下さいませ。
私のツアー会社で格安の送迎ツアーバスを出す予定です。
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