2014/11/01 - 2014/11/03
143位(同エリア1089件中)
おま。さん
歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」に魅せられて、
広重が愛した道を、自分の足で歩いてみたくなった。
と書けば、なんとなく上質の旅行記のように感じるか。
本当のところは、2週間前に某テレビ番組に魅せられて、
ただ思いつきで始めてしまった企画でございます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
-
江尻宿といえば、三保の松原。
自転車を借りてサイクリングを楽しむ予定だったが・・・ この雨である。
バスで行くこともできるが、こんな雨では絶景を拝めるワケもなく、
またの機会とする。三保松原 自然・景勝地
-
そして、クジラのオブジェに苛立ちながら、江尻宿は終了。
面影なく、残念に思う。 by おま。さん江尻宿 名所・史跡
-
そんな逆境から救ってくれるのは、いつも「食」だった。
江戸時代から続く老舗「追分羊羹」ののれんをくぐる。
そしたら、奥には色白の大和撫子がボクを待っていた。
相方さんへのおみやげを買うつもりで店に入ったのだが、
片隅の試食コーナーで我を忘れてしまって、ハイエナと化す。
ハッと振り向くと、大和撫子の無表情の笑み。
・・・とても心を読めない。
オトナとして恥ずべき行動をしてしまったが、
毅然とした態度をもって、羊羹をさりげなく買い、店を出る。 -
そしてまた、黙々と歩く。
しばらく行くと、草薙神社の大鳥居が見えてくる。
三種の神器の1つ「草薙の剣」伝説の神社である。
しかし、問題が・・・
「草薙神社 1200m」
案内板に書かれた数字に目を疑う。
1200mといえば、往復で40分も歩くことになる。
立ち寄るべきか・・・ 男は迷う。「草薙の剣」の神社どす。 by おま。さん草薙神社 寺・神社・教会
-
そうだ、ボクは旅人である。
残念ながら、観光せざるを得ない。
・・・と重い足取りを説得しながら、
敢えて歩く必要のない上り坂をトボトボ歩く。 -
イチオシ
しかも、靴の中に水が侵入する。
ニューバランスの防水加工も、上からの侵入にはお手上げである。 -
そんな道の先に、草薙神社はある。
薄暗い木々に隠れるように、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が立っている。
ご存知の通り、「草薙の剣」伝説の主人公である。
御朱印をいただくため、社務所へ入ろうとすると、
ガッ! と鳴って扉が開かない。
冷たい目を持つ女が、ガラス越しに合図を送る。
「右の、扉を、押せ。」
操られるがままに扉を開け、中へ入ると、
冷たい目を持つ女は微動たりしない。
その代わりに、神主さんが奥からお出でになり、
御朱印をお願いすると・・・
冷たい目を持つ女と2人、取り残される。
女は無言で外を見つめている。
男はただ俯く。
永遠に近い3分が過ぎ、神主さんは女に朱印帳を渡す。
そして、冷たい目を持つ女がボクに近づいてくる・・・
「ようこそお参りくださいました。」
しゃっ、しゃべった!!
そして再び、冷たい目を持つ女は外を見つめる。「草薙の剣」の神社どす。 by おま。さん草薙神社 寺・神社・教会
-
空が暗くなってきた。
真っ暗になる前に、府中宿に到着したい。
少しペースを上げる。
そして、運動場前駅前を通りすぎようとしたとき、事件は起きる。
新幹線高架下の狭い通路に入ろうとしたところ、
車が勢いよく飛び出してきた。
車1台がやっとの幅しかないのに、
あろうことか、この道は車道なのである。
左に寄って傘を閉じようとしていると、
今度は背後から猛烈なプレッシャーが!!
ボクの背中から50cmのところで、車が唸る。
そんな危機的状況の中、カメラのレンズカバーがポロリ。
しかも、丸いレンズカバーは反対側へと転がっていく。
慌ててカバーを拾おうとすると、今度は自転車が死角から飛び出す。
なんて道だ・・・
とりあえず落ち着いて行動だ。
レンズカバーを拾い、左側に寄ったその瞬間。
ボクの右ギリギリを車が駆け抜ける。
こんな道、もう通りたくない!! -
イチオシ
しかし・・・ こんな道、また通ることになる。
せっかく高架下を越えてきたのに、
東海道はまた似たような道を戻ることになる。
というワケで、東海道でないことは重々承知の助だが、
安全な現代の道で戻る。 -
お陰様で、命に別状はない。
道はしばらく寂れた商店街を歩かせるが、
寂れ寂れのシャッター街の向こうには、オサレなビル。 -
17時15分、府中宿に至る。
由比を出発してから8時間54分後のことである。
と、ホッとしたのも束の間、
西郷隆盛と山岡鉄舟の会談の場を見逃したことに気付く。
この雨の中、戻りたくない。
だから、戻らない。 -
仕方ないので、夕食は静岡駅駅ビルの「庄や」に落ち着く。
そして、夜のお供を購入しつつ、
本日のお宿「花月旅館」にチェックインす!静かではあるが、 by おま。さん花月旅館 宿・ホテル
-
飲んで〜 飲んで〜 飲まれて〜 飲んで〜
府中宿の夜は更けていく。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 前日光さん 2015/02/05 10:22:00
- 冷たい目を持つ女(@_@)
- 会ってみたい〜〜(*^o^*)
おま。さん、こんにちは。
こういう人って、時々いますよね。
巫女さんみたいな感じなのかなぁ〜
ロボットだと思っていたら、それがしゃべっちゃったぁ〜〜^^;
みたいな?(あ、でも今のロボットはしゃべるか。
ロボットの方がよっぽど愛想良かったりして。。。)
おま。さんの人物表現は、いつもながら面白いですね!(^^)!
前日光
- おま。さん からの返信 2015/02/05 11:19:31
- RE: 冷たい目を持つ女(@_@)
- 会いに行ってあげてください。
そして、彼女の冷たい目を見てあげてください。
あと、誤解しているようだけど、
けっして人物表現が上手なワケじゃないのねん。
彼女自身がおもしろすぎるのねん♪
まぁ、狭い職場で、ハカマ来たおっさんと2人キリで1日中過ごせば、
あんなんになっちゃうのも、わかる気がします。
おま。
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