昇仙峡・富士五湖の紅葉

2014/11/02 - 2014/11/02

富士五湖、特に河口湖の紅葉を見に行くはずが、早く着きすぎて昇仙峡の紅葉にも巡り合えたり、帰りには予期せぬ山中湖の紅葉祭りに出会えたり。

総走行距離：５００ｋｍ

総歩数：２６０００歩

の日帰り旅です。

エリア 山梨

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝も早くから車で出発。

霧に包まれた中央道を走り、談合坂SAに着きました。
まだ朝６：３０。

取り敢えず朝ごはん。

豚汁を探して・・・

フードスクエア 談合坂SA(下り) 道の駅

伝説のすた丼屋で朝ごはんを買いました。

スタミナ焼肉は少量ですが、ちょっと朝からは重かったかな。

伝説のすた丼屋 談合坂SA(下り線)店 グルメ・レストラン

当初、勝沼のぶどうの丘に寄ってから富士五湖に行くつもりでしたが、甲府に８時前に余裕で着いてしまったので、急遽予定を変更して昇仙峡に行きました。

写真は、NHKのライブカメラの真上から撮影したものです。

昇仙峡 自然・景勝地

甲府市街から１０ｋｍ程度なのですが・・・

大きな岩が渓谷に転がる荒涼な風景が広がります。

昇仙峡駐車場から２０分ほど歩き、仙娥滝へ。

美しい滝です。往復４０分歩く価値があるというものです。

仙娥滝 自然・景勝地

丁度紅葉のシーズンでもあります。

昇仙峡、荒川を塞ぐように転がっている大きな岩。
「えぼし岩」という名前がついています。

「愛のかけ橋」。

カップルで渡ると愛が実るといわれているそうです。

天鼓林。

モミジがいっぱい植えられた紅葉スポットです。
林の中の限られた場所に立って足を強く踏み鳴らすと、地中から鼓の音に似た共鳴音がかえってくるため、この名前がついているそうです。

愛のかけ橋の一つ上流、有明橋です。

橋の入り口や端の方に結構泥がたまっていて、渡りにくい状態でした。

羅漢寺橋。

橋を渡った先に、羅漢寺がありました。

駐車場わきにあるお土産物屋「さわらび」

店外でソフトクリームやブドウを売っている他、店内ではほうとう料理や打ちたて蕎麦の料理が楽しめます。

お土産物も売っていますが、あまり日常的ではない置物が中心でした。

さわらび グルメ・レストラン

昇仙峡から甲府市内に一気に下り、武田神社に行ってみました。

武田神社 寺・神社・教会

丁度七五三の時期で、お子様連れの家族でにぎわっていました。

駐車場ではボーイスカウトがボランティアをしていて、「お気をつけて」と声をかけられました。

ありがとね！

武田神社は武田信玄公を御祭神として祀っている神社で、武田家の居城跡に建てられています。

ということで、当然絵馬も信玄公。

同じく信玄にゆかりがあるはずの善光寺は、なんでリラックマなんだ？
でも可愛いので許すｗ

武田神社前のお土産屋「かぶとや」。

目立つお土産屋はこの一軒のみ。
信玄餅は山梨県内どこでも買えますが、信玄公グッズはここで買う価値があると思います。

かぶとや お土産屋・直売所・特産品

続いて、勝沼のぶどうの丘へ。

今は甲州市になっています。もう名前が体を現すかのように、街中にはブドウ園がそこかしこにあり、ワインの名産地になっています。

ここも、１５年ぶりぐらいに来たのではないでしょうか。
もっと開放的だったような気がしましたが・・・

ぶどうの丘 宿・ホテル

ぶどうの丘に併設されたお店です。

ワイン売り場。
千本以上のワインが売られているのでは？

ぶどうの丘には温泉があります。

朝早く、シャワーも浴びずに出てきた上、昇仙峡を歩き回って適度に汗もかいていましたので、ここで温泉につかりました。

高台にあるため、勝沼市街が一望できて景色が美しいです。

勝沼ぶどうの丘温泉「天空の湯」 温泉

周囲はブドウ農園一色。
ここまで徹底されているとすごいの一言です。

勝沼IC→甲府南IC→国道358号線で一気に富士五湖へ。

精進湖です。
ざっと見渡せるような小さな湖。

国道358号線の紅葉は非常にきれいでした。
思い起こせば、某宗教団体が国道358号沿いの村を占拠していたんですよね。
恐ろしい話です。

精進湖 自然・景勝地

このあたりは森も深く、湖の向こうに赤く色づいた森が見れました。

続いて本栖湖。精進湖と比べ、小さな石や大きな岩がゴロゴロしていて、荒涼とした風景が印象的でした。

本栖湖 自然・景勝地

本栖湖畔唯一？といっていいレストハウス、本栖館。
お土産屋とレストラン（カフェ）があります。

残念だったのは、あまり郷土料理な感じではなかったこと。

本栖館 グルメ・レストラン

富士山麓には、火山活動とその後の風化によってできた風穴が多数あります。

写真は富岳風穴。
入場料３００円ぐらいで、風穴の奥まで行くことができます。

富岳風穴 自然・景勝地

風穴の手前にある「森の駅・風穴」。

富士山麓のお土産が多数。

森の駅 風穴 グルメ・レストラン

さらに河口湖方面に走り、「道の駅なるさわ」へ。
レストランと物販、さらに温泉や富士山博物館、スポーツ施設などが揃った広大な敷地。

道の駅なるさわ渋滞ができていました。
駐車場めちゃくちゃ広いのに。

結局ここまでご飯食べられず。
実はずっと「ほうとう」を探して、ここまで来てしまいました。

しかし・・・ほうとうはありません。
近未来にほうとうに会えることを祈り、軽い食事をとりました。

郷土料理のせんど蕎麦です。
温かいお蕎麦に大根の千切りが乗っています。
辛い青南蛮味噌がついているので、お好みに応じて。

道の駅なるさわに併設された「なるさわ富士山博物館」。

外観の通り、アメジストなどの鉱石ミュージアムになっています。
富士山あまり関係ないような・・・

なるさわ富士山博物館 美術館・博物館

併設のお店でも、石のアクセサリーが山ほど売られていました。

道の駅なるさわを出て、紅葉台に向かいました。
紅葉台への道はダート道、しかも前日の雨でぬかるんでいました。
道は整備してへん、責任取らんで！と書かれていたので、自分は引き返し。

そしたら・・・
つるつるタイヤで登ってきたオッサンが、自分が止まった影響でタイヤ空回りで登れなくなり、逆切れされました。
「そんな所で止まるから登れなくなっちゃったよ！」

いや、細い道のダートだし、すれ違いでどのみち止まるだろ？
自分は何も気にせず登ってたので、最初何を言ってるのか分からず。

その場は車を押して動かしてあげましたが、案の定すれ違いで止まって、またタイヤ空転させて登れなくなり、坂道発進大失敗で後退しました。車押しながら、そのタイヤじゃ絶対無理だよと言ってあげたんですが。
生きて帰れたかな？

・・・ということで、西湖です。
キャンプ場が目立ちます。

河口湖まで一気に走り、湖畔にある道の駅かつやま。

ここも物販店と小さいレストランがあります。そして・・・

道の駅 かつやま 道の駅

道の駅の前には芝生と紅葉がきれいな小海公園。

特に小さい子供を連れた家族連れが芝生の上で遊んでいました。
河口湖、案外こういう場所ないんですよね。

小海公園 公園・植物園

そしてお目当ての河口湖もみじ祭りへ。

駐車場は４か所あるんですが、南側から入ったら河口湖大橋を渡る手前ぐらいから大渋滞でした。

もみじ祭りの混雑を避けるポイント。
それは河口湖の北岸から向かうこと。
一番大きな駐車場が、河口湖大橋から見て一番奥にあるのです。

写真は河口湖の七福神。
その七福神の一体がいるのが・・・

綾小路きみまろのお店の敷地内。

カフェ、きみまろグッズ、CDや本などの作品を売ってますよ。

アンティークカフェ あうん亭 きみまろ茶や グルメ・レストラン

こんな感じです！

紅葉祭りというだけあって、湖畔のもみじはとてもきれい。

陽が落ちるに従い、もみじの１本１本がライトアップされていきます。

かつての名作曲家、古賀政男さんを記念した公園も湖畔にあります。

昭和20年に疎開のためにこの地を訪れ、地元中学校の校歌をはじめ、「河口湖おどり」「河口湖ワルツ」などの楽曲を作りました。

碑は生誕１００年を記念して平成１６年に建てられたものだそうです。

古賀政男記念公園 音楽碑 名所・史跡

湖畔のもみじも必見ですよ。

七福神ももちろんいます。

頑張って７体探してみましょう。

河口湖七福神巡り 名所・史跡

もみじ回廊。
60本の巨木もみじが立っています・・・が。。。

河口湖畔の道路が１ｋｍ以上もみじで溢れていますので、改めてここがもみじ回廊と言われても、やや違和感も感じました。

富士河口湖もみじ回廊 紅葉

もみじ祭りは露店も充実。

アユの塩焼きと豚汁をいただきました。

どちらもとても美味しかったです。

夜が暮れてくると、もみじが幻想的にライトアップされます。

ちょっとおしゃれなレストランともみじのコラボレーション。

きみまろ茶やの前あたりです。きれいですねぇ。

もみじを堪能して暗くなった頃駐車場に戻りました。そして超早起きの疲れが限界に達し、車の中で昼寝・・・

人通り多かったに違いないが、眠いものは仕方ありません。

道の駅なるさわに併設された温泉「富士眺望の湯ゆらり」へ。

富士眺望の湯「ゆらり」 温泉

この施設は、１０を越えるお風呂にマッサージ施設、レストランが揃っていて、ちょっとしたクアハウスになっています。

温泉の質は期待できないとしても（そもそも、富士山麓には天然温泉が湧出しないことは有名）、温浴施設としては十分だと思います。

アメニティを下手にケチってないことも、ポイント高いです。

レストランで、山梨名物のほうとうを食べました。

もう少しアツアツならよかったけど、美味でした。

帰りに、軽く日用品を買物したくて、河口湖にあるモールに寄りました。

「フォレストモール　富士河口湖」

といっても、もう２０時過ぎて、かなりお店は閉まっていました。

フォレストモール富士河口湖 ショッピングモール

結局マックスバリュで買い物。

スーパーかよ！

帰りは、中央道の混雑を避けるため、山中湖、国道１３８号経由で御殿場回りで帰ることにしました。

あとに出てくるスーパーに寄りたかったことも理由の一つです。

山中湖を走っていると、湖畔がライトアップされている場所を見つけました。
本来曲がりたかった御殿場方面への国道の交差点を直進し、さらに進むとその場所を発見。

「山中湖 夕焼けの渚 紅葉まつり」を開催中でした。

夕焼けの渚 紅葉まつり 祭り・イベント

ライトアップされた紅葉です。

こちらの方が、河口湖よりも綺麗なのではないでしょうか？
規模も大きく、周りにお店もないので照明も極力落としていて、ライトアップが引き立っていました。

山中湖 夕焼けの渚展望台 自然・景勝地

もう１枚どうぞ！

対岸の明かりも程よく見えていて幻想的。
写真だと見えにくいですね。

それにしても、山中湖の周りは、山の上まで建物が増えたような気がします。
遊びに来ていたのは「北野印度会社」があった頃なんで、単純に比べるなよというお話ではあるのですが。

山中湖 夕焼けの渚展望台 自然・景勝地

御殿場に来ると必ず立ち寄るスーパーがあります。

それが「フードストア　あおき」。

ホームページによると

「食文化のパラダイス」をキャッチフレーズに、鮮度・品質・品揃えに こだわり豊かな「食生活」の価値を創造しています。

とのこと。まさにその通りで、普通のスーパーで見かけないような商品やお酒が取り揃えられていて、楽しく買い物してしまいます。

見習えイオン！

地元だけに、きちんと御殿場高原の食材もカバーしています。

夜１１時。渋滞があと数ｋｍ残っているとのことで、海老名SAで時間をつぶすことにしました。

EXPASA海老名 下り 道の駅

海老名SAでの収穫はこれ。
なんとスーパーの成城石井が入っていました。

翌日の朝食として、帰りにパンを買おうか迷っておりました。

となるとこれですね。
海老名SA名物のメロンパン。税抜２７６円なり。

海老名SAで時間をつぶすこと３０分。透明の渋滞は解消！
その後、首都高代を少しでもケチるため、東京ICから環八→笹目通りを抜けて和光の外環まで行き、三郷ICで降りて家に帰りました。

メロンパンのお金＋α分ぐらいは浮きました。距離もそんなに変わらないかな。
夜１２時ぐらいであれば環八も空いているので、埼玉や北関東方面に帰る人にはお勧めのルートです。