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午前中に浄瑠璃寺〜岩船寺を巡り、いざ奈良に!と思いながらも、向かったのは「海住山寺(かいじゅうせんじ)」と「笠置寺」だった。<br /><br />どちらの寺も、そこに到達するまでの道の狭さにビックリ!<br />海住山寺へは、かつての恭仁京近くの集落の、すれ違いの難しそうな狭い道を通り抜けただけでも大変だったのに、さらに急な山道を登るようにナビが案内するのだった。<br />そしてこの道がまた狭くカーブしているにも関わらず、そんな山の中に素晴らしい仏像や五重塔が忽然と現れて感動的だった!<br /><br />この後、柳生に向かう途中に「笠置寺」があったので、またしても甘い考えでハンドルを切ると、なんとこの道こそ、対向車が来たら、どちらかがカーブの坂道をバックするしかない!というとんでもない道であった。<br /><br />大分国東半島の両子寺から文殊仙寺に向かう獣道も凄まじいものがあったが、この笠置寺への道もハンパない山道だった!<br />今日は、どうしてこんなに山道にばかり遭遇するのかと思ったが、好き好んでそういう場所に向かっているわけなので、誰のせいでもない、自己責任でしょ!と言う結論である。<br /><br />寺の門前に雉料理の店があり、その店の車(もちろんその時には気づかなかったが)が後を付いてきたので、少し広い場所で先に行ってもらい、こちらが後を付いていくことにしたので、それからは少し楽になったが、京都の南部、奈良県境は驚くほどの狭い山道なのだった。<br /><br />さて、笠置寺はこの日(9月29日)は、倒幕計画に失敗した後醍醐天皇を迎え、その頃あったと思われる笠置城が落城して、本尊「弥勒大磨崖仏」が焼け落ちてしまったという日だったらしく、本尊近くの「正月堂」で法要が行われていた。<br />ただし、歴史上の話は旧暦なので、実際にはこのずっと後になるのだろうが、偶然にもこの寺にとって歴史的なことのあった日に出向いたことになる。<br /><br />この寺は、既に2000年前頃から巨岩信仰の対象となっていた。<br />実際に建物が建てられたのは1300年前。<br />東大寺の実忠和尚、その師良弁僧正によって大岩石に仏像が彫刻され、それを中心として一大修験行場として栄えた。<br />以後、平安〜鎌倉時代には全盛を極めるが、元弘元年(1331)後醍醐天皇を迎え入れ、攻防の後笠置山は全山焼亡し荒廃、明治9年丈英和尚が寺の復興に尽くし、ようやく今日の姿になったという。<br />以上、寺のパンフレット等を参考にした。<br /><br />正月堂の右の急な坂道を下って行くと、左手に、これははっきりと残っている「磨崖仏」がある。大変に美しい御仏が岩石に刻まれており、平安時代頃の作と言われている。<br />道幅が狭いので、正面からこの御仏の写真を写すことは出来なかった上に、午後の日差しが微妙な影を作ってしまった。<br />表紙の写真上が、その磨崖仏である。<br /><br />ここで写真家のN氏(浄瑠璃寺や岩船寺のパンフレット等撮影)と偶然に出会い、磨崖仏の案内などもしてもらうという幸運に浴した。<br />N氏曰く「僕はずっと、ここにロープウエーを設置したらと言ってるんですよ。そうすれば、もっと参拝者も増えるし、素晴らしい磨崖仏ももっと有名になると思っているのですが。」<br />同感、同感。<br />もう少し道路が整備されたら、この寺の良さが伝わるだろうにと私もつくづく思う。<br /><br />笠置寺から柳生街道に出たが、呆れたことに、この山道も相当の狭さ、カーブの多さで辟易。<br />今日はなんという日だったのだろう!<br />結局柳生の町は通過しただけで、武家屋敷等見学する気力がなく、そのまま奈良に戻り、コスモスの般若寺と、東大寺大仏殿に数十年ぶりで参拝。<br />鹿と戯れる夕暮れ時となった。

奈良旅のはずが。。。京都南山城を彷徨うことに(>_<)

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2014/09/29 - 2014/09/29

18位(同エリア292件中)

14

58

前日光

前日光さん

午前中に浄瑠璃寺〜岩船寺を巡り、いざ奈良に!と思いながらも、向かったのは「海住山寺(かいじゅうせんじ)」と「笠置寺」だった。

どちらの寺も、そこに到達するまでの道の狭さにビックリ!
海住山寺へは、かつての恭仁京近くの集落の、すれ違いの難しそうな狭い道を通り抜けただけでも大変だったのに、さらに急な山道を登るようにナビが案内するのだった。
そしてこの道がまた狭くカーブしているにも関わらず、そんな山の中に素晴らしい仏像や五重塔が忽然と現れて感動的だった!

この後、柳生に向かう途中に「笠置寺」があったので、またしても甘い考えでハンドルを切ると、なんとこの道こそ、対向車が来たら、どちらかがカーブの坂道をバックするしかない!というとんでもない道であった。

大分国東半島の両子寺から文殊仙寺に向かう獣道も凄まじいものがあったが、この笠置寺への道もハンパない山道だった!
今日は、どうしてこんなに山道にばかり遭遇するのかと思ったが、好き好んでそういう場所に向かっているわけなので、誰のせいでもない、自己責任でしょ!と言う結論である。

寺の門前に雉料理の店があり、その店の車(もちろんその時には気づかなかったが)が後を付いてきたので、少し広い場所で先に行ってもらい、こちらが後を付いていくことにしたので、それからは少し楽になったが、京都の南部、奈良県境は驚くほどの狭い山道なのだった。

さて、笠置寺はこの日(9月29日)は、倒幕計画に失敗した後醍醐天皇を迎え、その頃あったと思われる笠置城が落城して、本尊「弥勒大磨崖仏」が焼け落ちてしまったという日だったらしく、本尊近くの「正月堂」で法要が行われていた。
ただし、歴史上の話は旧暦なので、実際にはこのずっと後になるのだろうが、偶然にもこの寺にとって歴史的なことのあった日に出向いたことになる。

この寺は、既に2000年前頃から巨岩信仰の対象となっていた。
実際に建物が建てられたのは1300年前。
東大寺の実忠和尚、その師良弁僧正によって大岩石に仏像が彫刻され、それを中心として一大修験行場として栄えた。
以後、平安〜鎌倉時代には全盛を極めるが、元弘元年(1331)後醍醐天皇を迎え入れ、攻防の後笠置山は全山焼亡し荒廃、明治9年丈英和尚が寺の復興に尽くし、ようやく今日の姿になったという。
以上、寺のパンフレット等を参考にした。

正月堂の右の急な坂道を下って行くと、左手に、これははっきりと残っている「磨崖仏」がある。大変に美しい御仏が岩石に刻まれており、平安時代頃の作と言われている。
道幅が狭いので、正面からこの御仏の写真を写すことは出来なかった上に、午後の日差しが微妙な影を作ってしまった。
表紙の写真上が、その磨崖仏である。

ここで写真家のN氏(浄瑠璃寺や岩船寺のパンフレット等撮影)と偶然に出会い、磨崖仏の案内などもしてもらうという幸運に浴した。
N氏曰く「僕はずっと、ここにロープウエーを設置したらと言ってるんですよ。そうすれば、もっと参拝者も増えるし、素晴らしい磨崖仏ももっと有名になると思っているのですが。」
同感、同感。
もう少し道路が整備されたら、この寺の良さが伝わるだろうにと私もつくづく思う。

笠置寺から柳生街道に出たが、呆れたことに、この山道も相当の狭さ、カーブの多さで辟易。
今日はなんという日だったのだろう!
結局柳生の町は通過しただけで、武家屋敷等見学する気力がなく、そのまま奈良に戻り、コスモスの般若寺と、東大寺大仏殿に数十年ぶりで参拝。
鹿と戯れる夕暮れ時となった。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
  • 京都の南部南山城を柳生方面に向かっていると、「海住山寺」の存在を示す標識発見!<br /><br />? この寺は、6月に京都国立博物館で何度か目にした寺だ。<br />「南山城の古寺巡礼」の、ポスターに写っていた「十一面観音菩薩立像」のおはす寺ではないか!<br />よし、行ってみよう!と、珍しく相棒と意気投合。<br /><br />写真は、国宝「五重塔」

    京都の南部南山城を柳生方面に向かっていると、「海住山寺」の存在を示す標識発見!

    ? この寺は、6月に京都国立博物館で何度か目にした寺だ。
    「南山城の古寺巡礼」の、ポスターに写っていた「十一面観音菩薩立像」のおはす寺ではないか!
    よし、行ってみよう!と、珍しく相棒と意気投合。

    写真は、国宝「五重塔」

  • そこまではよかったが、寺までの道のりは厳しかった。<br /><br />しかも「恭仁京跡」という標識も見えてきた。<br />たった3年間しか都が置かれなかったこの地に、実は以前から興味があって、ここもゆっくり見学したかったが、その時間はないということで、泣く泣く標識だけを見て通過。<br /><br />かつての恭仁京だったかもしれない集落の狭い道を、ナビの案内に従って辛うじて通過。<br /><br />写真は、海住山寺本堂。

    そこまではよかったが、寺までの道のりは厳しかった。

    しかも「恭仁京跡」という標識も見えてきた。
    たった3年間しか都が置かれなかったこの地に、実は以前から興味があって、ここもゆっくり見学したかったが、その時間はないということで、泣く泣く標識だけを見て通過。

    かつての恭仁京だったかもしれない集落の狭い道を、ナビの案内に従って辛うじて通過。

    写真は、海住山寺本堂。

  • 目の前に三上山が臨まれ、また狭い山道のカーブが続く。<br />どうか対向車が来ませんようにと祈る思いで駐車場へ。<br /><br />山の中腹にある境内は広く、国宝の五重塔が午後の日差しを受けて、すっくと建っている。<br /><br /><br />写真は、本堂前の狛犬と、なで仏「びんずる様」

    目の前に三上山が臨まれ、また狭い山道のカーブが続く。
    どうか対向車が来ませんようにと祈る思いで駐車場へ。

    山の中腹にある境内は広く、国宝の五重塔が午後の日差しを受けて、すっくと建っている。


    写真は、本堂前の狛犬と、なで仏「びんずる様」

  • 写真上…五重塔の北側にある「三社」<br /><br />写真下…五重塔屋根部分を下から。

    写真上…五重塔の北側にある「三社」

    写真下…五重塔屋根部分を下から。

  • ここの五重塔の特徴は、初重に吹き放ちの裳階が設けられていることだ。<br /><br />ここまで登ってきて、この清々しい塔を眺められてうれしかった。

    ここの五重塔の特徴は、初重に吹き放ちの裳階が設けられていることだ。

    ここまで登ってきて、この清々しい塔を眺められてうれしかった。

  • 海住山寺の御朱印。

    海住山寺の御朱印。

  • 恭仁京跡に心惹かれつつ、笠置方面に向かう。

    恭仁京跡に心惹かれつつ、笠置方面に向かう。

  • 笠置大橋を渡る途中の車窓から撮った木津川。<br /><br /><br />橋を渡り、JR線の踏切を越えるとすぐに、笠置寺への登り道が現れた。

    笠置大橋を渡る途中の車窓から撮った木津川。


    橋を渡り、JR線の踏切を越えるとすぐに、笠置寺への登り道が現れた。

  • またしても、カーブの連続する山道。<br />今度は、対向車が来たら本当にすれ違いができない道ばかりが続く。<br /><br />国東半島のように、両側に樹木が生い茂ってはいないが、道の険しさに関しては少しも引けをとっていない。<br /><br />写真の道は、駐車場に着いてから、歩いて行く登り道。<br />ちなみに駐車場だけがやけに広いのは、なぜだろう?<br />少なくても、ここまでは車でやって来る人が多いということなのか?

    またしても、カーブの連続する山道。
    今度は、対向車が来たら本当にすれ違いができない道ばかりが続く。

    国東半島のように、両側に樹木が生い茂ってはいないが、道の険しさに関しては少しも引けをとっていない。

    写真の道は、駐車場に着いてから、歩いて行く登り道。
    ちなみに駐車場だけがやけに広いのは、なぜだろう?
    少なくても、ここまでは車でやって来る人が多いということなのか?

  • かなり急峻な道を今度は少し歩き、やっと山門が見えてきた。<br /><br />私たち以外にも二人連れがいたが、こちらは女性の方が、完全にダンナ様らしき人に手を引かれていたから、私だけがこの山道に難儀していたわけではないことが分かり、ちょっと安心。

    かなり急峻な道を今度は少し歩き、やっと山門が見えてきた。

    私たち以外にも二人連れがいたが、こちらは女性の方が、完全にダンナ様らしき人に手を引かれていたから、私だけがこの山道に難儀していたわけではないことが分かり、ちょっと安心。

  • 正月堂では、焼け落ちた磨崖仏の法要(たぶん?)が行われていた。<br /><br />この正月堂の、向かって左側の大岩に本尊の磨崖仏が刻されている。

    正月堂では、焼け落ちた磨崖仏の法要(たぶん?)が行われていた。

    この正月堂の、向かって左側の大岩に本尊の磨崖仏が刻されている。

  • 数度の火災により、今はこのように焼失してしまったが、CGで復元されたものが堂内にあるようだ。

    数度の火災により、今はこのように焼失してしまったが、CGで復元されたものが堂内にあるようだ。

  • その説明。

    その説明。

  • 焼失した磨崖仏の写真を撮っていたら、妙に馴れ馴れしい態度の男性が、この堂の下に行くと、もっときれいな磨崖仏があるよと盛んに誘う。<br />聞けば彼はN氏というカメラマンで、破壊後の「バーミアン」の写真を撮った人でも有り、寺社のパンフレットの写真なども、よく見ると彼の名が載っていたりする。<br />誘われるままに、正月堂の右側の石段を降りていくと、大きな石が。。。<br /><br />ちなみに正月堂は、清水寺と同じ「懸崖造」である。<br /><br /><br />

    焼失した磨崖仏の写真を撮っていたら、妙に馴れ馴れしい態度の男性が、この堂の下に行くと、もっときれいな磨崖仏があるよと盛んに誘う。
    聞けば彼はN氏というカメラマンで、破壊後の「バーミアン」の写真を撮った人でも有り、寺社のパンフレットの写真なども、よく見ると彼の名が載っていたりする。
    誘われるままに、正月堂の右側の石段を降りていくと、大きな石が。。。

    ちなみに正月堂は、清水寺と同じ「懸崖造」である。


  • 左の大岩は「金剛界石」、右は「胎蔵界石」<br />その間にある窪みが「千手窟」という笠置寺の修行場だそうだ。<br /><br />東大寺二月堂お水取りの行法も、高僧がこの場で感得されたとか。<br />また大仏殿建立の用材も、木津川を利用して奈良に送る計画が立てられたものの、日照り続きで水量少なく、大仏殿建立が危うくなったとき、高僧がこの場で雨乞いの修法を行うと雨が降り、大仏殿は予定通り完成されたのだという。<br /><br />東大寺と非常に縁のある寺が、この笠置寺なのだそうだ。

    左の大岩は「金剛界石」、右は「胎蔵界石」
    その間にある窪みが「千手窟」という笠置寺の修行場だそうだ。

    東大寺二月堂お水取りの行法も、高僧がこの場で感得されたとか。
    また大仏殿建立の用材も、木津川を利用して奈良に送る計画が立てられたものの、日照り続きで水量少なく、大仏殿建立が危うくなったとき、高僧がこの場で雨乞いの修法を行うと雨が降り、大仏殿は予定通り完成されたのだという。

    東大寺と非常に縁のある寺が、この笠置寺なのだそうだ。

  • 千手窟の少し先に、大岩に刻まれた御仏の姿が見えた。<br /><br />道幅が狭く、この写真の右側にある柵の所までしかスペースがないので、正面から全体像の写真を撮ることは難しい。<br />

    千手窟の少し先に、大岩に刻まれた御仏の姿が見えた。

    道幅が狭く、この写真の右側にある柵の所までしかスペースがないので、正面から全体像の写真を撮ることは難しい。

  • 真下から見上げる形で撮ったものが、これである。<br /><br />奈良時代後期から平安時代の作といわれている「虚空蔵菩薩磨崖仏」だ。

    真下から見上げる形で撮ったものが、これである。

    奈良時代後期から平安時代の作といわれている「虚空蔵菩薩磨崖仏」だ。

  • 全体像(左)と、顔の部分(右上)、右下の写真は、池中より生じた形の蓮座の下の宝相華状花葉の文様で、美しい線刻が鮮明に残っているとのこと(説明は、PC検索による)<br /><br />難しいことは分からないが、なんとも美しい菩薩であると思う。<br /><br />素晴らしい磨崖仏が、忘れられたようにこんな山奥にあるということが、また孤高のイメージを高めてもいる。

    全体像(左)と、顔の部分(右上)、右下の写真は、池中より生じた形の蓮座の下の宝相華状花葉の文様で、美しい線刻が鮮明に残っているとのこと(説明は、PC検索による)

    難しいことは分からないが、なんとも美しい菩薩であると思う。

    素晴らしい磨崖仏が、忘れられたようにこんな山奥にあるということが、また孤高のイメージを高めてもいる。

  • 鎌倉時代後期の作と言われる重文「十三重石塔」<br /><br />実は、写真を撮らなかったことを後悔しているものがもう一つある。<br /><br />文化財的価値はないと思うが、この寺にかつていた道案内をする茶虎猫の「笠やん」の碑である。<br />多くの人に愛されたらしく、碑には次の句が刻まれていた。<br /> <br />愛し猫よ ひと声なりと 雪笠置    森義久<br /><br />笠やんは、二月の雪の日に冷たくなっていたのだという。<br />おそらく冬の寒さが厳しいと思われるこの山寺で、ひっそりと息を引き取った猫のことを思うと、胸が痛む。

    鎌倉時代後期の作と言われる重文「十三重石塔」

    実は、写真を撮らなかったことを後悔しているものがもう一つある。

    文化財的価値はないと思うが、この寺にかつていた道案内をする茶虎猫の「笠やん」の碑である。
    多くの人に愛されたらしく、碑には次の句が刻まれていた。
     
    愛し猫よ ひと声なりと 雪笠置    森義久

    笠やんは、二月の雪の日に冷たくなっていたのだという。
    おそらく冬の寒さが厳しいと思われるこの山寺で、ひっそりと息を引き取った猫のことを思うと、胸が痛む。

  • 収蔵庫にあった「十一面観音立像」<br /><br />三度の修復が行われ改変されているという。

    収蔵庫にあった「十一面観音立像」

    三度の修復が行われ改変されているという。

  • 笠置寺の御朱印。

    笠置寺の御朱印。

  • 柳生街道の雰囲気を味わうには、円成寺から滝坂道のハイキングコースを下るのが最も理想的だということは、後になってわかった。<br />この時はひたすら柳生の里に向かうことしか頭になくて、そのせいでこの日三度目の狭いカーブの連続する道を、進むことになったのだった(/_;)<br /><br />

    柳生街道の雰囲気を味わうには、円成寺から滝坂道のハイキングコースを下るのが最も理想的だということは、後になってわかった。
    この時はひたすら柳生の里に向かうことしか頭になくて、そのせいでこの日三度目の狭いカーブの連続する道を、進むことになったのだった(/_;)

  • この看板を目にするまでの山道は、笠置寺への道ほどではなかったにせよ、かなりのクネクネ道でスリリングだった!

    この看板を目にするまでの山道は、笠置寺への道ほどではなかったにせよ、かなりのクネクネ道でスリリングだった!

  • 駐車場に車を駐めようとして眺めてみると、「旧柳生藩家老屋敷」などは、遙か彼方にあり、時刻は午後3時半に近い。<br /><br />なにしろ山道運転で疲れている相棒と、助手席にいても疲れてしまった私は、奈良に戻ることで一致し、この時期コスモスがきれいとのトラベラー「ガブリエラさん」の旅行記に誘われて、般若寺に向かった。

    駐車場に車を駐めようとして眺めてみると、「旧柳生藩家老屋敷」などは、遙か彼方にあり、時刻は午後3時半に近い。

    なにしろ山道運転で疲れている相棒と、助手席にいても疲れてしまった私は、奈良に戻ることで一致し、この時期コスモスがきれいとのトラベラー「ガブリエラさん」の旅行記に誘われて、般若寺に向かった。

  • 般若寺も、思えば20年近く前に訪れて以来の再訪である。<br /><br />20年前の印象としては、コスモスの散った後の訪問で、「十三重石宝塔」のシブサばかりが心に刻まれている。<br /><br />境内に咲き乱れる噂のコスモスを初めて目にした。

    般若寺も、思えば20年近く前に訪れて以来の再訪である。

    20年前の印象としては、コスモスの散った後の訪問で、「十三重石宝塔」のシブサばかりが心に刻まれている。

    境内に咲き乱れる噂のコスモスを初めて目にした。

  • 石仏は、コスモスの陰に隠れて印象が薄い。

    石仏は、コスモスの陰に隠れて印象が薄い。

  • 本堂

    本堂

  • 十三重石宝塔は、日本最大の石塔らしい。<br /><br />鎌倉時代の作。

    十三重石宝塔は、日本最大の石塔らしい。

    鎌倉時代の作。

  • 国宝の「楼門」も鎌倉時代の作。<br /><br />同じようにこの楼門を撮影しているのか、それともコスモス撮影に命をかけているのか、ずいぶん長いこと待ってみたが、約1名の方がいつまでもどいてくれないので、いっしょに写してみた。

    国宝の「楼門」も鎌倉時代の作。

    同じようにこの楼門を撮影しているのか、それともコスモス撮影に命をかけているのか、ずいぶん長いこと待ってみたが、約1名の方がいつまでもどいてくれないので、いっしょに写してみた。

  • 楼門の外側の壁とコスモス。

    楼門の外側の壁とコスモス。

  • 境内にまだ咲いていた彼岸花。<br /><br />写真右上…平重衡公供養塔<br /><br />写真右下…藤原頼長卿供養塔

    境内にまだ咲いていた彼岸花。

    写真右上…平重衡公供養塔

    写真右下…藤原頼長卿供養塔

  • 大きな岩の上には「不動明王」が。

    大きな岩の上には「不動明王」が。

  • 相輪…十三重石塔最上部に置かれるもの。<br />これは昭和のはじめに、地中から発掘されたもので、鎌倉時代の十三重石塔創建当時の形をとどめたものらしい。

    相輪…十三重石塔最上部に置かれるもの。
    これは昭和のはじめに、地中から発掘されたもので、鎌倉時代の十三重石塔創建当時の形をとどめたものらしい。

  • 十三重石宝塔と本堂とのコラボ。

    十三重石宝塔と本堂とのコラボ。

  • コスモスと石塔。

    コスモスと石塔。

  • 同上。

    同上。

  • 般若寺には、やっぱりコスモス(^-^)<br /><br />ちなみに「白鳳秘仏特別公開」期間中であったにも関わらず、4時までだったので見られず(般若寺到着が3時52分頃だった)。<br /><br />またのチャンスに期待して。

    般若寺には、やっぱりコスモス(^-^)

    ちなみに「白鳳秘仏特別公開」期間中であったにも関わらず、4時までだったので見られず(般若寺到着が3時52分頃だった)。

    またのチャンスに期待して。

  • 般若寺御朱印。

    般若寺御朱印。

  • この日の〆は「東大寺」。<br /><br />相変わらずの鹿の群れ。<br /><br />人間と鹿が共生する世界に、いつもながら感心してしまう!

    この日の〆は「東大寺」。

    相変わらずの鹿の群れ。

    人間と鹿が共生する世界に、いつもながら感心してしまう!

  • 人間への警戒心が皆無の鹿。<br /><br />あらまほしき世界が、ここにある。

    人間への警戒心が皆無の鹿。

    あらまほしき世界が、ここにある。

  • 大好きな空間。

    大好きな空間。

  • うまく撮れないけれど、カッコイイ仁王(~o~)

    うまく撮れないけれど、カッコイイ仁王(~o~)

  • 鏡池と鹿。

    鏡池と鹿。

  • これまた久しぶりの「大仏殿」。<br /><br />美しいフォルム。

    これまた久しぶりの「大仏殿」。

    美しいフォルム。

  • 時刻は午後4時51分。<br /><br />閉館まで、もう少しだ。

    時刻は午後4時51分。

    閉館まで、もう少しだ。

  • 相変わらず美しい国宝の八角灯籠。

    相変わらず美しい国宝の八角灯籠。

  • 鎌倉の大仏様も美男かもしれないけれど、奈良の大仏も、改めて見直してみたらイケメンですねぇ〜!(^^)!

    鎌倉の大仏様も美男かもしれないけれど、奈良の大仏も、改めて見直してみたらイケメンですねぇ〜!(^^)!

  • 「虚空蔵菩薩」様も、輝いていらっしゃいます。<br /><br />この時4時56分。<br /><br />拝観時間も終了となって。。。

    「虚空蔵菩薩」様も、輝いていらっしゃいます。

    この時4時56分。

    拝観時間も終了となって。。。

  • 鹿せんべいを買っていると。。。<br /><br />すごい鹿の集団がやって来て。。。<br /><br />あっという間に「せんべい」は奪い取られ、そしてなんとドサクサに紛れて「大仏殿拝観券」まで、鹿が食べてしまったのだった!<br /><br />もうビックリ!おまえは山羊か?<br />鹿は紙も食べるということを、この時初めて知ったのだった(&gt;_&lt;)

    鹿せんべいを買っていると。。。

    すごい鹿の集団がやって来て。。。

    あっという間に「せんべい」は奪い取られ、そしてなんとドサクサに紛れて「大仏殿拝観券」まで、鹿が食べてしまったのだった!

    もうビックリ!おまえは山羊か?
    鹿は紙も食べるということを、この時初めて知ったのだった(>_<)

  • 大仏殿の御朱印。<br /><br />何とも麗しい!<br />洗練された文字に、改めて感動〜〜(^o^)

    大仏殿の御朱印。

    何とも麗しい!
    洗練された文字に、改めて感動〜〜(^o^)

  • そしてこの日も夕食の時間となり、まずは4月に訪れた近鉄奈良駅構内「豊祝」酒造経営の立ち飲み屋さんに。<br /><br />相変わらず活気がある!

    そしてこの日も夕食の時間となり、まずは4月に訪れた近鉄奈良駅構内「豊祝」酒造経営の立ち飲み屋さんに。

    相変わらず活気がある!

  • この総菜が、一皿250円というのもお得感がある。<br /><br />しかも普通においしい。<br />

    この総菜が、一皿250円というのもお得感がある。

    しかも普通においしい。

  • お酒は、店のお薦め「純米吟醸原酒ひやおろし」。<br /><br />たっぷりと注いでくれる。

    お酒は、店のお薦め「純米吟醸原酒ひやおろし」。

    たっぷりと注いでくれる。

  • 本当はここで飲んで充分と言うところだが、4月に立ち寄って気になっていたお店「蔵」がある。<br /><br />そこで「蔵」に向かったが。。。

    本当はここで飲んで充分と言うところだが、4月に立ち寄って気になっていたお店「蔵」がある。

    そこで「蔵」に向かったが。。。

  • 「蔵」はこの日満席で、何分待つことになるか分からないとのこと。<br />この日は月曜日だったのに、この混みようである。<br /><br />店の人気のほどが窺われる。

    「蔵」はこの日満席で、何分待つことになるか分からないとのこと。
    この日は月曜日だったのに、この混みようである。

    店の人気のほどが窺われる。

  • 最後の手段としては、やっぱり「やまと庵」でしょ!となり、ホテルにも近いのでJR奈良駅近くのこの店に入ることにした。

    最後の手段としては、やっぱり「やまと庵」でしょ!となり、ホテルにも近いのでJR奈良駅近くのこの店に入ることにした。

  • お酒は「神韻」(増田酒造)<br /><br />「ふくよかなコクのある味わい」がうたい文句。<br /><br />豊祝を飲んだ後なので、実はほろ酔い気分。<br />お酒は、これくらいにすることに。

    お酒は「神韻」(増田酒造)

    「ふくよかなコクのある味わい」がうたい文句。

    豊祝を飲んだ後なので、実はほろ酔い気分。
    お酒は、これくらいにすることに。

  • 上から「揚げ茄子の田楽みそ」<br /><br />「シーザーサラダ」(豆腐とアボカド入り)<br /><br />「ひしおの豚味噌」は撮り忘れ。<br /><br />一番下が「柚子シャーベット」<br /><br />かくして、奈良の夜はふけて。。。

    上から「揚げ茄子の田楽みそ」

    「シーザーサラダ」(豆腐とアボカド入り)

    「ひしおの豚味噌」は撮り忘れ。

    一番下が「柚子シャーベット」

    かくして、奈良の夜はふけて。。。

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この旅行記へのコメント (14)

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  • ゆうこママさん 2015/01/14 22:26:14
    南山城
    こんばんは、ずいぶん前の旅行記に今頃コメントで申し訳ありません。

    海住山寺への道行き、大変なドライブですよね。
    私も何年か前、無謀にも一人旅で車で出かけ難儀した記憶があります。
    古い集落の中の対向車とのすれ違い絶対無理な細い道を抜け、やれやれと思う間もなく、今度はあのクネクネ急坂。
    駐車場にたどり着いたときは、心底ほっとしました。
    でも、すばらしい佇まいのお寺ですよね。仏像も素晴らしく、塔も美しく、眼下に拡がる景色も穏やかで・・・。

    南山城展もよかったですよね。
    旅行記を拝見しながら、彼の地をまた訪れたくなりました。
    でも、あの路が・・・

    前日光

    前日光さん からの返信 2015/01/15 18:16:32
    RE: 南山城
    ゆうこママさん、こんばんは。
    南山城旅行記へのコメント等、ありがとうございます。

    ちょっとした用事がありまして、返信が遅くなって申し訳ございませんm(_ _)m

    海住山寺や笠置寺への道は、思った以上に狭くクネクネしていて、本当に大変でした。(と言いましても、運転していたのは私ではないのですが(^_-))

    すれ違いの出来ない山道ほど、スリリングなものはありませんよね。
    ゆうこママさんは、こんな道を自家用車でしかも一人で、よく行かれたなぁと、何度考えてもその勇敢さには脱帽です。
    「一念岩をも通す」の思いで、仏像に逢いたい一心で向かわれたのだろうと思うと、その行動力に拍手です!(^^)!

    > でも、すばらしい佇まいのお寺ですよね。仏像も素晴らしく、塔も美しく、眼下に拡がる景色も穏やかで・・・。

    →まさに、この醍醐味を味わいたいがための冒険とでも申しましょうか。
    苦労の先の達成感!
    仏像や塔や景色の素晴らしさは、辿り着くまでの苦労へのご褒美ですよね。
    この気分は、最高ですね!

    > 南山城展もよかったですよね。
    > 旅行記を拝見しながら、彼の地をまた訪れたくなりました。
    > でも、あの路が・・・

    →同感です!
    もう一度行きたい!と思うのですが、あの道が。。。

    でも南山城が魅惑的なのは、あの困難を極める道程があってこそなのかもしれませんね。


    前日光
  • 白い華さん 2014/11/02 11:19:00
    「対向車・・・は、 バックしろ」の 山道!を ドラ〜イブ。 (汗)
    お早う御座います。

    「日本は、道路整備された・・・国」と 思います。が、
    地方の 山奥!を ドライブ中・・・に、「ちょっと 怖い」と 思う、
    「すれ違い!が 困難な 山道」に 遭遇する。って アリマスヨネ〜。
    ほんと、「対向車・・・は 来ないで〜〜っ」って 祈りながら、走る。
    そして、やり過ごして、 ホッ!と する。
    って 解ります。

    この日・・・は、「1日に 3回!の こんな・・・体験」は、
    心労が あったことだろう。と 思いました。
    でも、「こうゆう、 名前は 知っている。けど、此処まで来たら、行ってみよう の 寺」に 惹かれる。って 解りますし、また、
    ーーー 旅!の 醍醐味・・・。とも 思うのデス。

    苦労して・・・登ってきた! お寺。には、
    「大岩に 仏像彫刻 石塔」に 「五重塔 や 素晴らしい〜! 伽藍の 数々」と 見応え!が ありますね〜。

    わざわざ・・・の 困難!を 通過して。の 「ここまで・・・やって来た!で あろう。 ごく少数の 観光客だけ!の 満足感」が あったのでは〜 ? と 思います。 (♪)

    「柳生一族・・・の 里」も、奈良・京都南部の 辺り!なんですか〜?
    ご夫婦で 『 深く・・・奈良を 知る!旅 』 は、 お天気にも 恵まれて、充実感!が 伝わりました。

    ところで、「蝦夷方面・・・の 旅」が 予定されているのでしょうか〜?
    「朝ドラ・余市・・・にも お立ち寄り」との コト!で
    私も、 朝ドラを 毎日、見ています。ので、楽しみ!に していますね。

    前日光さんは、北海道へ・・・。 私は、南九州へ・・・。と 違った!方向の 『 日本の 旅 』。。。
    ドチラも 良い旅・・・で ありますように。。。
          それでは また

    前日光

    前日光さん からの返信 2014/11/02 22:52:21
    RE: 「対向車・・・は、 バックしろ」の 山道!を ドラ〜イブ。 (汗)
    白い華さん、こんばんは〜
    いつもありがとうございます!

    白い華さんは、よくドライブ旅に出られますので、日本の狭い山道には何度も遭遇されていることと思います。

    > ほんと、「対向車・・・は 来ないで〜〜っ」って 祈りながら、走る。
    > そして、やり過ごして、 ホッ!と する。
    > って 解ります。
    →最近の旅は、島根半島巡りや国東半島、そして今回の南山城といった風に、毎回緊張を強いられることが多くなってきました。
    ま、好き好んで行っているのですがね^^;

    > この日・・・は、「1日に 3回!の こんな・・・体験」は、
    > 心労が あったことだろう。と 思いました。
    →この日は、あまりにこういった道が重なりすぎましたよ。
    相棒殿は、私に運転させたらもっと疲れると言って、させてくれませんし(>_<)

    > でも、「こうゆう、 名前は 知っている。けど、此処まで来たら、行ってみよう の 寺」に 惹かれる。って 解りますし、また、
    > ーーー 旅!の 醍醐味・・・。とも 思うのデス。
    →ですよね!
    やっぱり途中で引き返すというのは、なかなかできません。
    それに道が狭くて、ユーターンするのも大変ですし。
    後になると、こういうことがとても素晴らしい思い出のヒトコマになるんですよね。

    > 苦労して・・・登ってきた! お寺。には、
    > 「大岩に 仏像彫刻 石塔」に 「五重塔 や 素晴らしい〜! 伽藍の 数々」と 見応え!が ありますね〜。
    →海住山寺も笠置寺も、俗化していない分、本当に良いお寺さんでした。
    特にあの虚空蔵磨崖仏には感動しました!
    あんな山奥に美しい磨崖仏が、今もひっそりと存在しているのかと思うと、夢のような気分になります。

    > わざわざ・・・の 困難!を 通過して。の 「ここまで・・・やって来た!で あろう。 ごく少数の 観光客だけ!の 満足感」が あったのでは〜 ? と 思います。 (♪)
    →まさにその通りです!
    旅の醍醐味とは、こういうことに尽きますね。

    > 「柳生一族・・・の 里」も、奈良・京都南部の 辺り!なんですか〜?
    > ご夫婦で 『 深く・・・奈良を 知る!旅 』 は、 お天気にも 恵まれて、充実感!が 伝わりました。
    →ハイキングコース(かなりの健脚向きらしいですが)としての柳生街道歩きは、春日大社の「ささやきの小道」あたりから始まって、夕日観音、朝日観音などの滝坂道を経て、首切り地蔵、地獄谷石窟仏から峠の茶屋、一部柳生街道に出て、円成寺までという2時間以上のコースがあるようです。

    柳生一族は、さらにその先の奈良県境に近い辺りが本拠地なのですが。
    いずれにしても、柳生一族が剣術に励むに相応しい山里だと思いましたよ。

    > ところで、「蝦夷方面・・・の 旅」が 予定されているのでしょうか〜?
    > 「朝ドラ・余市・・・にも お立ち寄り」との コト!で
    > 私も、 朝ドラを 毎日、見ています。ので、楽しみ!に していますね。
    →わぁ〜、バレてしまいましたね!
    そうなんです! 突然北海道に行くことになりまして。
    私は北海道は函館しか行っていませんし、相棒はいろいろ行っていても学生時代とのことなので、40年近く前のことのようです。
    折からの「マッサン」ブームで、じゃあ余市に行こう!となったわけです。

    > 前日光さんは、北海道へ・・・。 私は、南九州へ・・・。と 違った!方向の 『 日本の 旅 』。。。
    > ドチラも 良い旅・・・で ありますように。。。
    →それぞれ全くの反対方向に向かいますねぇ〜
    どんなことが待っているのでしょうか?
    楽しみですねぇ〜
    お互いに、よい旅にできるといいですね!


    前日光
  • 天星さん 2014/11/01 12:31:34
    柳生の道
    前日光 さま〜
    こんにちわ〜完成してたのですね!

    徳川の時代に、剣の修業に
    全国の各藩から柳生の里を
    目指した侍は多数!

    お庭番様も剣の修業でござるか?
    それとも、全国、各藩の侍が集まるその場所で
    情報収集でござるか?(笑)

    柳生の里、目指して、えちごもいつか行かねば......

    奈良の大仏さまも、たまには
    外に出たいでしょうね........
    鎌倉の大仏様は、これからの季節
    あったかい部屋で過ごしたいでしょうね........

    えちごはこたつで丸くなってる方がいいかな(笑)

    えちご

    前日光

    前日光さん からの返信 2014/11/01 15:44:03
    RE: 柳生の道
    えちご殿 こんにちは。
    朝からよく降る雨ですね〜(/_;)
    大好きな11月の始まりなのに、ちょっとテンションが下がります。

    今回の柳生訪問は、剣の修業ではござりませぬ。
    情報収集が目的ですね。

    あの里に行くためには、狭いカーブの山道を行かねばなりませぬぞ。
    真ん中から真っ二つに割れた巨石(柳生石舟斎宗厳が一刀両断したと言われておりまする(*_*))
    難所の「かえりばさ峠」なんぞもあって、さすがに柳生一族の住処でござりまする。

    本当は「忍辱山」麓の「円成寺」から春日大社方面に向かって「柳生街道」を下るのが、最も楽なコースのようでござる。
    (と言う次第で、今回は通過〜^^;)

    > 柳生の里、目指して、えちごもいつか行かねば......
    →ぜひ旅行記をアップしてくださりませ。

    > 奈良の大仏さまも、たまには
    > 外に出たいでしょうね........
    →そうですよね!あの大きさですから、狭くて仕方ないことでしょう。

    > 鎌倉の大仏様は、これからの季節
    > あったかい部屋で過ごしたいでしょうね........
    →おお、露座の大仏ですからねぇ〜
    館をお造りするにも、時間とお金がかかりまするゆえ。。。

    > えちごはこたつで丸くなってる方がいいかな(笑)
    →猫といっしょですね。
    お庭番は、11月半ば蝦夷地に遠征予定です。
    しかも余市でウィスキーなんぞを堪能してこようという魂胆(笑´∀`)
    豊後から遠くなってしまいますが、かりそめの旅ですのでご容赦を。


    蝦夷地に赴くお庭番より
  • pedaruさん 2014/10/30 06:24:27
    難儀の後の至福の時間
    前日光さん お早うございます。

    洗練された文章に惹かれて読み終わりました。すれ違いのできない程の道はpedaruにとっては恐怖です。でもこの後に俗化されてない寺院を見ることが出来るのですね。

    ロープウェイの設置、う〜ん、その是非はなんとも言えないですね。簡単に行けるのは嬉しいが、あまり観光化されたくない。 to be or not to be・・それが問題です。

    妙に馴れ馴れしい人でも、(笑)教えてもらってよかったですね〜 素晴らしい磨崖仏を見られて・・・

    「楼門の外側の壁とコスモス。」

    素敵な写真です、とくに剥げ落ちた白壁がコスモスとよく馴染んで・・・

    羨ましい奈良旅でした。(pedaruの奈良旅は台風のお陰で、お預けになりましたが・・・)

    pedaru

    前日光

    前日光さん からの返信 2014/10/30 16:28:38
    RE: 難儀の後の至福の時間
    pedaruさん、毎朝お早いお越しですね!
    私はpedaruさんにご訪問して頂くときには、実はまだ寝ています。
    夜型人間ですので、夜は大丈夫なのですが、朝に弱い私なんです。

    > 洗練された文章に惹かれて読み終わりました。すれ違いのできない程の道はpedaruにとっては恐怖です。でもこの後に俗化されてない寺院を見ることが出来るのですね。
    →恐縮です。
    今回も文章を少なくしようと思ったのですが、特に笠置寺に関してはちょっと無理でした。
    すれ違いの出来ない山道!
    今回の旅の中心となりました。
    確かに俗化されていない雰囲気が漂っているんです。

    > ロープウェイの設置、う〜ん、その是非はなんとも言えないですね。簡単に行けるのは嬉しいが、あまり観光化されたくない。 to be or not to be・・それが問題です。
    →この矛盾は、永遠の課題ですね!
    便利にしてもらえればアクセスが簡単で行きやすくなるのですが、人々がドッと押し寄せることは容易に想像できます。
    だったら、このまま不便な方がいいのか。悩ましいですねぇ〜(-_-)

    > 妙に馴れ馴れしい人でも、(笑)教えてもらってよかったですね〜 素晴らしい磨崖仏を見られて・・・
    →このお方、実はかなり腕の良いカメラマンさんでした!
    浄瑠璃寺のパンフレットを何気なく眺めていたら、この人の名前が。。。
    「写真 N某〜」と確かにあったんですよ。
    お寺さんとも親しいようで、笠置寺のご住職さんと打ち合わせをしておられました。

    この人が案内してくれなかったら、苦労してあそこまで登って磨崖仏を見ずに帰ってくるところでした。
    事前学習をあまりしないものですから、そういう所がたくさんあります(笑´∀`)

    > 「楼門の外側の壁とコスモス。」
    > 素敵な写真です、とくに剥げ落ちた白壁がコスモスとよく馴染んで・・・
    →ありがとうございます!
    実はあの写真は、相棒が撮りましたぁ〜(>_<)
    褒められてるよと言ったら、まんざらでもなさそうでした。
    奈良のお寺は、こんな風に鄙びたシブイ感じが出ていて、そんなところに惹かれます。

    > 羨ましい奈良旅でした。(pedaruの奈良旅は台風のお陰で、お預けになりましたが・・・)
    →ぜひぜひ、リベンジしてくださいませ。
    今回は残念でしたが、その分、とても良い旅ができると思いますよ!(^^)!


    前日光
  • ガブリエラさん 2014/10/29 22:00:03
    海住山寺、先日行ってまいりました(*^_^*)
    前日光さん☆

    こんばんは♪

    この旅行記、待ってました!!!

    実は、ルーマニアから戻った次の日に、弟くんに、海住山寺に連れて行ってもらいましたヽ(^o^)丿
    本当、細い道で、「え!これで合ってるのかな?」って、ドキドキしながら行ったので、笠置寺も行きたかったのですが、前日光さんに、細い道だと教えていただいてたので、今回はやめておきました(*^_^*)

    浄瑠璃寺のコスモス、綺麗に撮られてますね♪
    私のと、偉い違いです〜!!!
    あの、山寺のような、ちょっと地味な感じが好きです(^O^)

    南山城の方は、いいお寺いっぱいですよね♪
    でも、実は京都にありながら、奈良の生活圏でもあるので、バスは奈良交通が走ってるんですよ(^_-)-☆

    ガブ(^_^)v

    前日光

    前日光さん からの返信 2014/10/30 16:10:10
    RE: 海住山寺、先日行ってまいりました(*^_^*)
    ガブちゃん、こんにちは〜
    いつもご訪問いただき、ありがとうございますm(_ _)m

    ガブちゃんもついに、海住山寺に行かれたのですね!

    > 本当、細い道で、「え!これで合ってるのかな?」って、ドキドキしながら行ったので、笠置寺も行きたかったのですが、前日光さんに、細い道だと教えていただいてたので、今回はやめておきました(*^_^*)
    →ねっ! ホントに細い道だったでしょ!
    住宅地の間の道もけっこう細くて、そこを抜けたら到着かと思ったら、また山に登って行くんですよね?
    しかもカーブの多い細い道を。
    これはとんでもない所に来ちゃったなぁ(^^;)って思いますよね!
    笠置寺は、後日また出直した方がいいかも。
    一日のうちに、狭い道を二度三度というのは、神経が疲れます。

    柳生藩屋敷の見学は、すっかり疲れてやめてしまいましたが、般若寺のコスモスはよかったです。
    ガブちゃんの旅行記を見て、ぜひに!って思ったんですよ。
    旅行記の中に、ちょこっとガブちゃんの名前を使わせていただきました。

    > あの、山寺のような、ちょっと地味な感じが好きです(^O^)
    →すごく良く分かります(^-^)
    華やかさはないですが、気品のある寺だと思いませんか?

    > 南山城の方は、いいお寺いっぱいですよね♪
    > でも、実は京都にありながら、奈良の生活圏でもあるので、バスは奈良交通が走ってるんですよ(^_-)-☆
    →そうそう、南山城って、ほとんど奈良ですよね?
    住んでらっしゃる方はどう思っているのでしょうね。
    ナマの感想を聞いてみたいです。
    確かに奈良交通バスが走っていましたからね。


    前日光
  • bettyさん 2014/10/29 12:10:25
    いい旅だわあ〜♪
    前日光さん、こんにちは〜♪
    そちらはもう寒いですか?

    大阪は朝晩だけ寒いけど、昼間はまだまだ( ^)o(^ )
    でも風は爽やかです!

    今回は狭い道ばかりを彷徨っておられた様子ですが、今だから
    できることなので良かったと思います。

    きっともう少し年をとると、こういう道は諦めるかもしれません。
    日本の道はホントにこんな道が多いですよね〜

    うちの主人はこんな道が好きなのか・・・こっちのほうが早く行ける
    とかで対向できない道に入るのです。
    でも、こちらはハラハラですし、対向車と譲りあわないとダメだしね〜

    笠置寺の「磨崖仏」は私も以前から見に行きたいと思っていました。
    色んな方が旅行記に掲載されいるので場所を地図で確認するのですが、
    中途半端な場所で・・・

    当然電車などで行かないと誰も連れて行ってくれないですから
    「行くぞ」っと覚悟しないとダメ。

    栃木から行くことを思えば近いのですけどね!

    写真家のN氏との出会いに今回もいい旅になりましたね♪

    前日光さんの人柄などでそういう方を引きつける力がおありなのだと
    思います。

    物を見るしぐさや関心度が違うのかな?
    前日光山自身の品の良さだと思います。

    色々と彷徨った夕方には飲み屋さんでお疲れ様の乾杯\(^o^)/
    きっと美味しかったでしょうね〜♪

    私も先週の土曜日に同級生夫婦と私たち夫婦で飲み会をしました。

    でもね、友人と会う前に京橋の串カツ屋さんで一杯飲んでから
    行ったのですよ〜^^;

    最近、お酒が美味しいですよね〜




    betty

    前日光

    前日光さん からの返信 2014/10/30 11:39:05
    RE: いい旅だわあ〜♪
    bettyさん、こんにちは。
    ごきげんよう〜(花子風に(^_-))

    > そちらはもう寒いですか?
    →朝晩は相当に寒くて、ストーブ、炬燵はけっこう前から使用していますよ。
    昨日の上天気に誘われて、湯西川方面に紅葉狩りに行ってきました(3人で(`Д´)ね!)
    紅葉は、本当にきれいでしたよ〜(^o^)

    > 今回は狭い道ばかりを彷徨っておられた様子ですが、今だから
    > できることなので良かったと思います。
    →そうですよね!

    > きっともう少し年をとると、こういう道は諦めるかもしれません。
    > 日本の道はホントにこんな道が多いですよね〜
    →運転はほとんどが相棒なので、私は助手席に座っていればいいのですが、それでもかなり神経が疲れます。
    あと何年、こんな道の運転ができるのかと考えると複雑な気分になります。

    > うちの主人はこんな道が好きなのか・・・こっちのほうが早く行ける
    > とかで対向できない道に入るのです。
    > でも、こちらはハラハラですし、対向車と譲りあわないとダメだしね〜
    →え! ご主人様はアドベンチャーなんですねぇ〜(@_@)
    少しイメージが変わりました。
    男の人って、そういう部分があるのでしょうか?
    ウチの相棒もそうなんですよ。
    ただし今回は、予期せぬ狭い道に何度も遭遇して、さすがにビビリましたが。

    > 笠置寺の「磨崖仏」は私も以前から見に行きたいと思っていました。
    > 色んな方が旅行記に掲載されいるので場所を地図で確認するのですが、
    > 中途半端な場所で・・・
    →笠置寺!関西にお住まいでしたら、そのアクセスの悪さは想像がつくでしょうね。
    関東人の我々には予想外の寺でした。
    鳥取の三徳山「投入堂」、国東半島「文殊仙寺」に続く難所でした。
    でも投入堂と比べれば、ずぅ〜とマシですけどね(^_-)

    > 当然電車などで行かないと誰も連れて行ってくれないですから
    > 「行くぞ」っと覚悟しないとダメ。
    →確かにここは覚悟しないと行けないですね。
    山登りを覚悟で行くといいのかも。

    > 写真家のN氏との出会いに今回もいい旅になりましたね♪
    →今回も面白い一と出会えましたね。
    家に帰ってから浄瑠璃寺のパンフレットを見たら、最終ページに「写真 N〜」と載っていて、わぁ〜お、ホントにカメラマンだったんだ(゜Д゜)と認識を新たにしました。

    > 前日光さんの人柄などでそういう方を引きつける力がおありなのだと
    > 思います。
    →いやいや、単なる偶然ですよ。
    たまたま彼は、あの虚空蔵磨崖仏を多くの人に見せたくて仕方なかったんじゃないですか?
    そこで、いかにも旅行者らしい私たちに目を付けたといった所なのでしょう。

    > 色々と彷徨った夕方には飲み屋さんでお疲れ様の乾杯\(^o^)/
    > きっと美味しかったでしょうね〜♪
    →はいはい!
    近鉄奈良駅地下の「豊祝」さん、お薦めですよ〜!(^^)!
    だって安くておいしいですから。
    あの時、たったの1200円で、実はもう満腹で。
    そのまま帰ってもよかったくらいでしたが、「蔵」が気になっていたものですから。
    結局「やまと庵」で仕切り直しましたが、お腹がいっぱいでもう食べられませんでした!

    > 私も先週の土曜日に同級生夫婦と私たち夫婦で飲み会をしました。
    > でもね、友人と会う前に京橋の串カツ屋さんで一杯飲んでから
    > 行ったのですよ〜^^;
    →久しぶりの同級生夫婦との飲み会、その前に串カツ屋さんで一杯飲んで。。。いいですねぇ〜楽しい土曜日でしたね(^_^)v

    > 最近、お酒が美味しいですよね〜
    秋は、やっぱりお酒がおいしい!
    一年中で一番好きな季節です。
    bettyさんとは、やっぱり秋に盛り上がりたいですね(^o^)


    前日光
  • norisaさん 2014/10/29 06:44:32
    不便な道路
    前日光さん

    おはようございます。

    古都巡礼、素晴らしいですね。

    とはいえ、お書きになっているような狭い道。
    坂道で対向車が来たらずっとバック!
    その恐怖、心細さ、良くわかります。
    我々も良くそんな道を通ります。

    が、しかし、そんな道だから俗化されていない社寺、絶景があるのかも。

    逆に京都のように道がしっかりしていても車が多すぎて動きが取れないのも困りものですね。

    ロープウエイ、それはなかなかのアイディアかも。
    日本のように山がちで土地買収もままならない国のひとつの手段ですね。

    norisa

    前日光

    前日光さん からの返信 2014/10/30 10:41:16
    RE: 不便な道路
    norisaさん、おはようございます!
    早速ありがとうございます。
    昨日の良い天気に誘われて、湯西川方面に遊びに行っておりまして、返信が遅くなりました。

    > 古都巡礼、素晴らしいですね。
    →奈良は、いつ行っても新しい発見があって興味が尽きません。

    > とはいえ、お書きになっているような狭い道。
    > 坂道で対向車が来たらずっとバック!
    > その恐怖、心細さ、良くわかります。
    > 我々も良くそんな道を通ります。
    →はいはい、今回の旅の坂道、カーブ、狭い道の連続には参りました。
    柳生街道までが、こんなに狭いとは思いませんでした。
    恐怖や心細さはあっても、観光客があまりいないので、とても快適な気分になります。
    それにしてもnorisa夫妻も、そのような道を通られるとは思いませんでしたぁ〜
    天下の公道をまっしぐらに驀進しているものとばかり(苦笑)

    > が、しかし、そんな道だから俗化されていない社寺、絶景があるのかも。
    →そうなんですよね!
    俗化されていない場所に行こうとすると、どうしても不便さがつきまといます。これは宿命ですねぇ〜(-_-)

    > 逆に京都のように道がしっかりしていても車が多すぎて動きが取れないのも困りものですね。
    →京都の人気は、なにしろ世界一のようですからねぇ〜
    人気と引き替えに車の渋滞や人混みは、仕方ないですよね。

    > ロープウエイ、それはなかなかのアイディアかも。
    > 日本のように山がちで土地買収もままならない国のひとつの手段ですね。
    →アイディア的には良いと思いますが、便利になると俗化しますよね。
    あ〜あ、この矛盾は如何ともし難いですね。


    前日光

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