日帰り鋸山と京葉工業地域

2010/01/02 - 2010/01/02

高速を使わず、下道で千葉の房総半島にある小さな山、鋸山に行ってきました。3時間半はかかった。
この日は晴れて、富士山が見えるくらいで、東京湾を挟んで向かいの神奈川や静岡の方が見渡せました。

帰りは袖ヶ浦市や市原市の工場と、対岸(と言うのか?)の東京の夜景に感動。

千葉県が好きになった日です。

エリア 富津(千葉)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

鋸山の前にまず海！
本当はもっとドライブしたかったって思うほど、富津市に入ってから道路が海沿いになります。

打ち寄せる波に三浦半島、航行するタンカー、フェリーなどずっと見てても飽きません。

海の向こうには雪化粧をした富士山が。
海の向こうも日本…

冬の海。
でも穏やかで、太平洋とは明らかに違う。

これなら富士山が見えるかな。

鋸山ロープウェイで鋸山山頂へ。
この日は普通のブーツを履いていて、あんまり「登山」という格好ではなかったのに、片道切符を買って帰りは自力で下山することに。

4分くらいであっという間に山頂へ。
写真は展望台からの眺め。

鋸山っぽい？斜面が削られたような山。

南の方の景色。
海岸線が美しい。このまま行けば館山のイオン…の看板が幾つかあったので。

画質が悪くて確認できないのですが、横浜のランドマークタワー、クイーンズビル、インターコンチネンタルホテル、ベイブリッジがよく見えました。
東京の高層ビル群も見えたのですが、東京タワーは確認できず。
それって結構南に来たってことですね。向かいは三浦半島だし。

入館料600円を払って鋸山一帯の日本寺を散策。
実質軽い登山です。階段ばかりで登りは辛かった。

日本一大きい石仏があります。

地獄覗き
大仏からここまでひたすら階段を登り続ける。
20分くらい、息もも絶え絶えになりながらようやく地獄覗きに到着。

景色は圧巻ですが、下は見ないほうがいいかも。

下から見た地獄覗き(左手)。
落ちないからいいけどね。

百尺観音。
30mくらいあったかな。
石をくりぬいて、更に観音様は浮き彫りになっている。
友人は周りの雰囲気も含めてカンボジアっぽいと言っていた。

40分くらいかけて下山。
私たちの他には誰もいませんでした。

途中にあるかつての採石場。
ラピュタみたいって少し思いました。

ようやく下界?に降りて、さっきまでいた山を振り返る。
この辺りに内房線の線路があって、レールの上を歩けそうだった。

5分程度歩いて、金谷駅近くで「海藻とろろラーメン」が有名なお店に行きたかったけど、電話したらもう閉店とのこと。まだ15：00だけど、お正月だしね。

お鮨を少し食べて(私としては物足りなかったので）、富津市に別れを告げる。海に沈む夕陽を見たかったけど、このあと工場を見るのだ。

途中寄った竹岡のヒカリモ発生地

がしかしヒカリモの繁殖時期(帰って調べたら3月上旬〜5月上旬とあった)ではなかったらしく、不勉強な私たちは「見えないね〜、いないんじゃない？？」
と訳もわからず、一応写真は撮る。

友達は子供の頃来たことがあるらしい。
私はヒカリモの存在すら知りませんでした。

ひかりもの発生地から撮った道路の向こうに見える東京湾。日が沈み始めていた。

これ以降の写真はぶれていて心苦しいのですが、ぶれていない写真がないので仕方なく。自分で見返してもよく分からないです(ﾟ〜ﾟ)

推定：袖ヶ浦海浜公園の近くから見た東京の夜景。
左側には東京湾アクアラインを当たる車のライトが帯のようにキラキラ光ってました。
夜景好きな人はたまらないと思います。
真冬だし夜景を眺めてる人はいませんでしたが釣りをしてる人がいました。

こっちがアクアラインの写真かなあ(@_@)
で右の方が東京。
出来ることならまた行って撮り直したいです。

更に北上して、普通の車でも入れる道を進み、こんな場所で車を降りました。

煙突が並んでるのはいかにも工場らしい。

また更に進む。
この辺りは市原市だった。

夜の誰もいない工場。

無機質で幻想的でロマンチック…
きっと私みたいなのも工場萌えですね。

対岸は東京？千葉？

工場の良くわからない何か。
明るいのに無人なのは、覗きに来た私たちのため?なはずははないけど。

なんだか分からないのに全てに興奮するのです。
写真では伝わりにくい。

道路の反対側は別の工場。
公道とはいえ工場を見たいためにうろうろする私たちは怪しかっただろうな。
でも懲りずにまた行きたい。

まだまだ見たい所はありましたが、ここで夜の工場見学は終了。途中千葉市のダイエーにあるラーメン屋さんに寄って家に帰りました。