ウイーンの街歩き。オペラ座、王宮、そして楽友協会。

2014/07/24 - 2014/07/27

ウィーンの街を満喫！
もっとゆっくり歩かないと・・・・と思いつつも気持ちが先に行ってしまい
いつもつんのめり状態！
今日もウィーンっぽいところをうろうろします。
ウィーン国立オペラ座といえば小澤征爾さん！
敬意を表して表紙にさせていただきます。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

土曜日の晴れた朝です。
地下鉄U4のケッテンブリュッケンガッセ駅を出た所で「のみの市」が開かれています。

アンティークからがらくたまでいろいろとあり欲しくなりますが、
旅先なので大きなものや重いものは買えません。
アンティーク？のピアスとリングを買ことに。安すぎてびっくり！

好天に誘われかなりの人出。
テントのお店をひとつひとつ見て周る。

こういう時間、大好き！
子どもが小さい頃、ガレージセールをよくやったなぁ〜と懐かしむ。
あの頃のパワーが欲しい〜

ふと顔を上げると建物がいい。
のみの市がない日常は静かな住宅地のよう・・・・

地下鉄でOper駅へ。

地上へ出ると国立オペラ座。

ランチはオペラ座の横、というか続きのような処にあるレストランで。

外のテーブルにして、そよ風に吹かれながらの食事。

飲み物はレモンソーダ。

ご飯とシチューが一皿に・・・・
何だかわからない料理でした。
ランチセットで看板に書いたあったものを注文したのですが。
チキンのシチューとしか言いようがありません。

13時からのオペラ座見学ガイドツアーに参加。
チケットは正面ではなく向かって左の専用入口で買いました。
早めに行っても直近のツアーしか売ってくれません。
食事前に行ったら、「時間が近づいてから来てね！」と言われました。

この看板の所に集合！
日本語、ドイツ語、英語、スペイン語、中国語など。
日本人は15人くらいいました。

さあこの正面の階段を昇って。

天井はこんな感じ。

ここはロビーだけど、VIP専用かな？

天井

ドアを開けてステージとご対面！
真正面の座席です。
まあVIP席といったところでしょう！
ここに座って説明を受けけました。
見学ツアーでなければありえない！

右側

座席も格調高いです。

こんな模様がぐるりと施されています。

ここに訳が出るのかな？

写っている女性（オーストリア人）が流暢な日本語で説明してくれました。
ここはロビー。
いろんな作曲家のポスターや胸像があります。

リヒャルトシュトラウス

今年は生誕150年でここでも大きく取り上げられていました。
日本でもたくさん演奏されてましたね。
私も「英雄の生涯」を２回聴きました。

マーラー像

「復活」の合唱部分を練習中だったので、すごく身近に感じました。
来年、再来年とマーラーを歌う予定。（２番復活と８番）
がんばります！と胸像に誓う。

１階のパルケットと呼ばれる座席。

次は楽屋の方に周って、ここはステージ。
オペラやバレー、オーケストラ、合唱などの演奏がこのステージで繰り広げられるのです。
見学ツアーでも何でも、ここに立てたことで大感激！（単純だなぁ）

ぐるっと回ってオケピットに。
楽器やオケの人たちがいないとただの窪み。

あっ、バッテン（X）のバミリを発見。
もしやマエストロの？
小澤征爾氏もここに？
興奮しまくってしまった！

オケピットから座席を見ると、きれいなアールを描いてます。

たくさんの拍手と「ブラボー！」が聞こえてくるようです。

もう終わっちゃった・・・・
と名残おしい気持ちのまま見学ツアー終了！
裏口に出たらしい。

見学ツアーのチケットで近くにある「オペラ座ミュジアム」に入れるそうなので行ってみることに。
分かりにくい場所で、くるくる回って探してしまったけど無事たどり着けました。
目印のこの看板までは分かったのですが、ここからが分からなくて・・・
大きな建物の中庭を挟んだ向こう側・・・・という所。

ここに小澤征爾氏の大きなポスターが掲示されていました。
ウイーンフィルとの関わりの強さを感じます。
同じ日本人として誇らしく思えてうれしい！

マーラーもここで指揮を・・・

オペラで使用したドレスなどが展示されています。

オペラ座で指揮をした人のサイン。
世界中の有名マエストロがここで振ったんですね。

夢のようなひとときだったなぁ〜
次回はオペラ座でウイーンフィルを聴きに・・・・
というミッションができた。

ミュジアムを出て王宮方面に歩いていきました。
公園を通り、いくつか建物の中を通って・・・
王宮の正面、チケット売り場に行きたかったのですが、なかなか着きません。

数人が歩いていた後をついていったりうろうろしながら、
どこをどう通ったのかよく分からないままチケット売り場に無事到着。

王宮の裏側から進入したようですね。

赤いシシィの絵の箱のような所がチケット売り場。
銀器コレクション、皇帝の部屋、シシィ博物館が全部共通チケットで入れます。

銀器コレクションもすごかったけれど、私は磁器に反応。
伊万里がここに・・・
古伊万里の金襴手の高級磁器が並んでいる。すごーい！

15世紀からのコレクションでハプスブルグ家の強大さが一目瞭然。

この緑色はハプスブルグ家専用の色とか・・・・
もうため息しか出ません。

こんなすごい食器でのお食事、私だったら使うのに緊張しちゃって味わうどころではないでしょうね。
一度、お招きしていただきたいものです。

こんな食器でティータイムを過ごしてみたい。

階段を降りてシシィ博物館、皇帝の部屋、シシィの部屋・・・・と続きます。
撮影禁止なのでここまで。

広場（ミヒャエル広場）戻ってきました。

休憩を兼ねて早めの夕飯。
広場にあるカフェ「HOFBURG]で。

建物内より外が気持ちいいので、外テーブルで。

これなんだっけ？
ジンジャエールのようなものだったような・・・・

疲れていたので甘い物のオンパレード。
オーストリアで代表的なシナモン味のアップルパイ（アプフェルシュトゥルーデル）とアイスクリーム。
生クリームはパイに付けて。

スイーツだけでは食事にならない！ということで追加注文。
グラーシュ（ビーフシチュー）
これは量多いかも・・・
やっぱり食べ過ぎた〜〜苦しい〜〜あ”〜

こういう時は歩け歩け！
王宮の外に出ました。
付近をぶらついてとりあえずホテルに戻ります。
今夜、楽友協会のモーツァルトのコンサートに行くので着替えを・・・・

ホテルの最寄駅。
はら、難しくて読めないでしょ？
ブリュグガッセ・スタッドターレであってるかしら？

名前は難しいけど、木と石を使った素敵な駅。

やってきました楽友協会。
毎年テレビで観てますよ〜
これを観ないと新年が始まりませんからね！

日本でweb予約したチケットを受け取ります。
美しい日本の方が係をしていて何だか感激してしまいました。（うらやましかったのと日本人の活躍がうれしかったのです！）

ロレックスの掛け時計。
始まるまで３０分あるのでロビーをうろうろしました。

上を見ましょう。
美術館、コンサートホール、劇場・・・・どこに入っても上を見ましょう。

ワーグナー

バッハ

モーツァルト

その他、ベートーヴェン、マーラーなどの像があり、みなさんお気に入りの作曲家と記念撮影をしていました。

あ〜中に入っちゃいました！
黄金のホールというだけあってきんきらきんきらすごい。
1744席。
オペラ座が1709席。だいたい同じくらいの席数。

上を見る。

正面

正面の上部には音楽の女神たちが。

いよいよ始まります。
ウイーン・モーツァルト・オーケストラ
日本で9回公演したとのこと。
ハイドンを1曲、ほかは全部モーツァルト。
ホールの響きを堪能。
また来たい！

今回の旅も全部終わっちゃっいました！
この駅も最後。
地下から上がってきたところです。

駅の入口。
地下鉄なのでちょっと地味で分かりにくいです。

帰国日の朝
毎日、朝食はここでいただきました。

コンパクトでいいホテルでした。

ホテルの前の通りは静かです。

ホテルから空港までの送迎は、1週間前来た時と同じベンツで。

ウイーン国際空港

必ずまた来ることを願って機上の人に。

お土産に買ったザッハートルテ。
直径１０センチの木の箱入り。

チョコレートドリンク（粉末）
缶がかわいいので・・・

この旅行記へのコメント （6）

• kiju-jiさん 2021/01/20 16:49:32

  tenkoさん。kiju-jiです。

  楽友協会の大ホールのコンサートを聴かれたのですね。羨ましい。
  2005年11月に私達はオペラ座でヴェルディの椿姫を観ました。３階のシューボックスの８の３番と9の１番席で・・・前列です。ボックスは違っても仕切りの壁が引っ込んでいたので隣同士の席の感じ。当日券のチケット売り場の男性が親切でお奨めの通りでした。当時の価格で155ユーロ(22,000円たらず)。良き思い出です。
  ではまた。

  tenkoさん からの返信 2021/01/20 17:40:47

  Re: tenkoさん。kiju-jiです。

  Kiju-jiさん、ウイーンは大好きな街です。
  4トラ旅行記のプロフィール写真はウイーンの街角で出会ったヴァイオリンを弾く2人の少女。
  楽友協会のコンサートはモーツァルトの曲を奏でる楽団で、楽しかったのを覚えています。
  ホールの中にいる自分自身に興奮していました。
  ドイツ、オーストリア、チェコあたりに音楽の旅に出かけたくなりました。
  1日も早く平穏な日常が戻ることを願うばかりです。

• tadさん 2014/12/03 22:24:30

  投票ありがとうございます

  ウィーンの感激が伝わりました。また行けるといいですね。
  私のほうは、老人ですので、もう何度も行っています。この１４日から２８日までクリスマス前後はウィーンにまた行きます。今年３度目になります。それほど好きな街です。

  tenkoさん からの返信 2014/12/04 15:05:08

  RE: 投票ありがとうございます

  tadさんこんにちは
  
  tadさんのウイーン旅行歴、凄いですね！
  もう、住んじゃえば・・・・ってくらいですね！
  
  > ウィーンの感激が伝わりました。また行けるといいですね。
  　　また行きたくてうずうずしていますが、なかなか実行できずにいます。
  
  > 私のほうは、老人ですので、もう何度も行っています。
  　　私も老人に片足を突っ込んでいますが、再訪する余裕が・・・・　
  
  この１４日から２８日までクリスマス前後はウィーンにまた行きます。今年３度目になります。それほど好きな街です。
  　　tadさんのウイーン好き、本物ですね！クリスマスシーズンのウイーン、　　想像するだけでわくわくしちゃいますね。
  
  　　良い旅を！
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　tenko

• belleduneさん 2014/10/14 11:38:32

  赤い座席前の蓋を開けると...

  tenkoさん、ウィーン・オペラ座はテレビでしか見たことがありませんが、良いですね。座席前の蓋を開けるとあんな風になっているんですね。1階の座席前にもそれらしき細長いものが見えました。一度ツアーに参加して、ゆっくり建物を見てみたいです。またお邪魔します。

  tenkoさん からの返信 2014/10/15 10:41:36

  RE: 赤い座席前の蓋を開けると...

  belleduneさん、こんにちは。
  
  私のつたない旅行記にご投票いただきありがとうございます。
  
  オペラ座、すばらしかったです。見学ツアーに参加するといろいろみることができるので最高ですね！
  belleduneさんも是非・・・・・
  たくさんの建築をごらんになっているbelleduneさんのことですから、新しい発見もあることと思います。
  都内の建築物、面白いものがたくさんあるのですね！旅行記を参考にしながら歩いてみたくなりました。