西九州を巡る　１／３　（長崎市内編）

2014/10/03 - 2014/10/03

長崎出張を終えて、休暇を利用してレンタカーで長崎、佐賀を廻って来た。

いつもの、まったり、湯ったり、食べたり（グルメ）無しの、弾丸・ツーリングカー・ドライブで、景勝の地と、戦国の歴史ロマンを追い掛けた。


１）長崎市へ到着。夜の長崎市内。

２）長崎市、島原市、佐世保、平戸市ドライブ。

３）松浦市、伊万里市、唐津市、大村市ドライブ。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

出張の仕事を終え、島原鉄道で長崎へ移動中、諫早の手前の有明海を車窓から望む。

諫早湾干拓問題の場所だ。→ここに来て初めてここだったのかと解る。

諫早湾干拓堤防道路（潮受け堤防）と水門が遠めに見えた。

諫早駅で電車を乗り換え長崎駅へ行く。

長崎は（今日も）雨だった♪

ＪＲ長崎駅に到着。

長崎駅からは路面電車で移動し、１９：３０ホテルにチェックイン。

まずは夕食。同じビルにあったグリルで洋食。

写真のように量が多く、全部は食べ切れなかったが、ポタージュスープの味が絶品だった。

ホテルのカウンターで稲佐山への行き方を尋ね、雨の中、さっそく路面電車で出掛けた。

宝町駅で降り、目指す方角も不明であったが、教えてもらった通り、タクシーでロープウエイ乗り場の渕神社駅に行く。

標高３３３ｍの山頂まで５分で到着。ロープウエイ稲佐岳駅で降りる。

ここから展望台まで徒歩で向かうが、まず光のトンネルがあり、イルミネーション色が刻々と変わる演出。

トンネルを抜けると雨で煙った無人の駐車場に出たが、向かう方向もわからず（周囲が見えず）戸惑う。プチ迷子ｗ。

普段なら目の前の展望台が見えただろうが・・。

無人の展望台の３Ｆに行って、夜景を見る。

ぽぁーん。夜も遅く、雨だし誰もいない。

１０月とは言え、気温が高く全身濡れても気にしないが、眼下が霧でよく見えず。

これでも良く取れた写真かな。

日本三大夜景は、函館山、六甲山、稲佐山だ。

２０１２年１０月に、「夜景サミット２０１２ ｉｎ 長崎」において、香港、モナコ、長崎の３都市が世界を代表する夜景都市「世界新三大夜景」都市として認定された。

ロープウエイの最終便は２２時だ。

２１：３０、ロープウエイで下る。タクシーとかいないので、しかたなく宝町まで歩く。徒歩１０分ほどだ。

浦上川の稲佐橋上から、長崎港の夜景を見る。山頂と違い、霧が無い分、光がはっきり見えた。

ホテル最寄の思案橋駅に戻る。

偶然路面電車１系統のルートで、乗り換え無しで行けるので楽であった。

思案橋駅から、ホテルとは逆の方向の丸山公園に向かう。

近年、新しい龍馬像が完成したというので行ってみる。

道の両側には、きれいなお姉さん達や呼込みのお兄さん達が立ち並び、この辺りが一番の繁華街とわかる。

写真中央の柳の木のところ（見返り柳）に、「山の口」の説明看板があり、このあたりの歴史が説明されている。

歩いてすぐの丸山公園に着くと、「肥前長崎丸山廓中之風景」図があった。

雨粒が掛かり、よく見えないが説明を読むと、江戸後期のこの丸山花街を描いた図で、唐人やオランダ人も出入りする国際的花街だったようだ。

かつて江戸の吉原、京の島原と並ぶ、日本三大花街のひとつだった長崎の丸山。

この円山公園に、２００９年１１月５日（命日）に、龍馬の銅像が建てられた。

本来、風頭公園に有る龍馬像は丸山公園に建立する計画だったが、当時、かなり反対が多く、風頭公園になったらしい。
反対の理由は、多くの借金を残して亡くなったためだそうだ。

この龍馬像は、龍馬の三種の神器といわれるブーツ、ピストル、懐中時計を身につけている。

丸山公園のすぐ横に、福砂屋 長崎本店がある。

日本のカステラの元祖だ。

ちなみに伝わったとされるポルトガルには、カステラという名の菓子も無く、原型とされる菓子もカステラとは見た目も製法も異なるらしい。つまり日本独自のお菓子。

思案橋駅まで戻ってきた。

思案橋横町の入り口。

五三（ごさん）焼カステラの大きな看板。

この名前も知らなかった。長崎はカステラの看板が多い。

もう２２時を過ぎているので、ホテルへ戻る。