フィンランド・タリン・サンクトペテルブルグの旅　④　サンクトペテルブルク

2014/09/17 - 2014/09/25

今回の旅行の目的は、
　1.エルミタージュ美術館の絵を鑑賞する。
　2.今流行のフィンランドで買い物をする。
　3.国際高速列車に乗ること。
　4.各都市でフリータイムがあること。
を基準に選定しました。
しかしながら、この条件を満たすツアーはほとんど無く、かろうじてLOOK JTBのツアーがありましたが、５月から毎月募集がある中、催行されるものがないとう言う中で、２人申し込みがある日程にかけました。
６名からの最小催行人数でながら、無事、催行されることが決定され、５名の同伴者と色々とハプニングがあるなか、楽しいツアーになりました。

フィンランド・タリン・サンクトペテルブルグの旅　①　成田からヘルシンキ・タリンまで
http://4travel.jp/travelogue/10934548
フィンランド・タリン・サンクトペテルブルグの旅　②　タリン
http://4travel.jp/travelogue/10934593
フィンランド・タリン・サンクトペテルブルグの旅　③　タリンからサンクトペテルブルクへ
http://4travel.jp/travelogue/10935654
フィンランド・タリン・サンクトペテルブルグの旅　⑤　サンクトペテルブルク２
http://4travel.jp/travelogue/10938186
フィンランド・タリン・サンクトペテルブルグの旅　⑥　ヘルシンキ
http://4travel.jp/travelogue/10940407
フィンランド・タリン・サンクトペテルブルグの旅　⑦　ヘルシンキ２
http://4travel.jp/travelogue/10941052

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

９月２１日（日）

今日は、サンクトペテルブルクの観光です。
サンクトペテルブルクとは”聖ペテロの街”と言う意味で、１８世紀にピョートル大帝が沼地で未開のこの地にヨーロッパとの窓口としてヨーロッパ風の街を築いた事からはじまります。
街はフランスなどの西洋文明や技術を取り入れたバロック様式の建物が多い美しい街並みです。
この街はその生い立ちから多くの川、運河、島、橋によって構成されており、「北のヴェニス」とも呼ばれています。
しかしながら、ヴェニスとは段違いの面積や人口から実際のヴェニスとは全く異なって見えます。

朝食はホテルのバイキング形式です。
今日の観光の目玉は、最も楽しみにしていたエルミタージュ美術館です。
朝９時にホテルを出発です。

朝早かったので、ホテルから散歩に出ました。

ホテルの周りの景色です。
ほんとにヨーロッパの街と変わりません。

綺麗な建物です。
雨どいが大きいなと思います。雨が多いのかな

ホテルから大きなとおりに出たところにある教会です。
ロシア語はわざとアルファベットを変えてあるので、教会の名前が読めません。

街中の様子です。
右側通行で、トラムも

雑誌やおもちゃを売っています。

ホテルの前にある公園です。
これからホテルに帰って観光に出発です。

つきましたエルミタージュ美術館です。
時間が早いのかまだ見学人は少ないです。
この美術館は、所蔵作品300万点を超える世界最大級の規模を誇っており、個人で見学するにはよく事前準備をしておかないと狙いの作品に行き着かない恐れがあります。

多くの人が集ってきています。
でも美術館ではなく、川岸に向かっています。

美術館の前のネヴァ川に集る人々
何事かと聞いてみると、十月革命や日露戦争に参加した117歳の防護巡洋艦「アヴローラ」が修理のためタグボートで曳航されるとのこと。

美術館に入るとまず、手荷物やコートを預けてから鑑賞します。

冬宮殿の入口となる有名な「大使の階段」です。
この階段は建築家フランチェスコ・バルトロメオ・ラストレッリが手がけたバロック様式装飾の典型的なもので、彫刻や絵画がふんだんに使われ、豪華絢爛なものです。

テレビでもよく紹介されるパビリオンの間で時を刻む孔雀時計です。

近寄ってよく見ると、細やかな細工がしてあります。
このからくり時計が動くところを見ることはできませんが、録画でその様子を流しています。
このからくりは、ふくろうが首を振り・孔雀が羽を広げて半回転・おんど?りが刻を告げます。

ふくろうです。

巡洋艦「アヴローラ（オーロラ）」がやっと見れました。
館内の係員も気になるのか、みんな窓から覗きます。

すごい人だかりが見えます。

橋が跳ね上がって船の通過を待ちます。

小エルミタージュの２階にある中庭です。小エルミタージュの四方の部屋から空中庭園を眺めることができるようになっています。

有名なラファエロの回廊です。

床のモザイクです。非常に手が込んでいて、昔の権力者の姿が浮かびます。

レオナルドダヴィンチの絵画作品は全世界でも十数点しかなく、その中の二点がここエルミタージュ美術館にあります。
これは、ブノワの聖母です。
エルミタージュは、フラッシュを焚かなければ写真ＯＫです。
珍しいですね。

ラファエロの「聖家族」です。

やっぱりこういった絵があると安心します。
ゴーギャンのフルーツを持った女です。

しルネサンス以前の宗教画は宗教画の約束事が判らないと理解できないところがあって、あんまり好きでない。

ロシア正教会の大聖堂で、ドームの全高１０１．５メートルある聖イサク大聖堂

大聖堂の横にある２本足で立つピョートル大帝像

観光客相手に昔の服装で写真を撮る人

独特な屋根の形状で有名な血の上の救世主教会
残念ながら外観だけで、中には入れませんでした。
この教会は、ロシア皇帝アレクサンドル２世がテロリストの手榴弾によって死亡した地に、アレクサンドル３世が建てたものです。

本当にきれいです。

教会の中でのこで演奏する老人

ネフスキー大通りに面した美しいアーケード街のパッサージュ百貨店

ネフスキー大通りに位置するエリセーエフスキーは、チョコレートやクッキー、ケーキなどを売っている高級食店です。
店の外は動く人形がかわいらしく、人目を引きます。

今日のビールは地ビールです。