2012年春【4】・ｴｱｶﾅﾀﾞ･ﾋﾞｼﾞﾈｽｸﾗｽで行く、ﾅｲｱｶﾞﾗの滝、ｶﾅﾃﾞｨｱﾝﾛｯｷｰ満喫の旅（ジャスパー観光・真っ白なマリーン湖）

2012/05/13 - 2012/05/25

２０１２年最初の海外旅行はカナダを選びました。

５月中旬の出発でカナディアンロッキーの観光には少し早いように思いましたが、６月になると旅行代金が大幅にアップするので、安い時期にゆっくり廻ろうと決定しました。

この旅行記【4】は５月１８日　ジャスパー国立公園の観光を中心にまとめます。
マリーン湖は、一面氷に覆われ、幻想的な風景でした、帰り道では熊に遭遇、大自然満喫です！

エリア ジャスパー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

５月１８日朝、目が覚めて部屋の外を見ると、そこにはエルクの姿が見えました。芝生を食んでいるようです。前日、現地係員さんに部屋を出るときは先ず周囲を見て、エルクが居なかったらドアを開けて下さいと言われていました。最初の朝から遭遇とは・・・
動物たちもこの環境が気に入っているみたいです。

さあ、朝食を食べます。朝食会場から外を見ると、目の前のボベール湖と雪をまとったウィスラーズ山。素晴らしい景色です。こんな景色の中で朝食が食べれるなんて幸せです。

朝食バフェ。流石フェアモントです。それぞれ一手間かけた料理が並びます。
ナイアガラとはちょっと違いますよ。

エッグ・ベネディクト、美味しそうです！ホットサンド（カナッペ？）もひと手間かけてあります。

マッシュルーム、ポテトと並んでトマト料理もあります。すべての料理に手が加えられ、とても美味しく頂きました！

フルーツ各種とヨーグルトで体調を整えます。

食事が終わってロビーから外に出てみました。湖面に雪をかぶった山が映し出されてとてもきれいです。空気も澄んで本当に美味しいって感じ！湖の岸辺にはカラフルなベンチがあります。
湖の色が時間や天気により、どんどん変わっていきます。

アップにしてみます。水面全体にに映るウィスラーズ山は山頂付近に雪を被って、うっとりする景色です。人もまばらで、ゆっくりできます。

今日はジャスパー国立公園の半日観光です。本日も現地係員さん（ガイドを兼ねているので以降ガイドさんと呼びます）と私達夫婦３人で観光へレッツゴー！先ずマリーン峡谷に向かいます。駐車場から遊歩道に入ると可憐な花がありました

花の名前はよく解らないけど、カタクリの花に似ています？

マリーン峡谷、岩の間を雪解け水が流れ落ちています、手前にはまだ雪が残ってます。

覗き込んで見ます、けっこう深いです！

こちらの渓谷はすごいです！落下高さ数十ｍ。橋の上から見下ろすと吸い込まれそうです。
轟音を響かせながら、間でダーン、ダーンとなって（急な２段みたい）ゴーゴー流れています、説明しにくいですがすごい轟音！動画で紹介できないのが残念です。
結構、迫力ありますよ！

こんな木の実もありました。多分冬眠を終えた熊の食糧になるんでしょう。

石灰岩の中には色々は化石が見られるそうです。英語とフランス語が併記してあります。

マリーン渓谷の説明看板、遊歩道結構広そうです。私達は、駐車場に車を止めて、15分位歩いて、絶景ポイントを観光（観賞）してきました。いつか、ゆっくり観光したいですね（その前にウォーキングをして、足腰鍛えなければ・・・）

続いて訪れたのはメディスン湖。夏と冬で水位が大きく変化するそうです。峡谷に繋がる地下水路の関係ではないか？との説明を聞きました（冬には底がみえ、干上がるそうです）
春になったので今は、湖の水があります。

メディスン湖からマリーン峡谷に繋がる地下水脈にはカナダ最大の未発見洞窟がある、云々と書かれています。詳しくは写真を拡大して、看板の文章を読んでください。

静かな湖面に山が映えています

マリーン湖に来ました。未だ結氷しており、湖面は氷と雪の世界です。
カナディアンロッキー最大の氷河湖がみごとに凍っています、スピリット・アイランドには行けませんが、この景色もこれはこれで素晴らしいです！

ボートの桟橋も氷に包まれています。遊覧船は当分先のことになりそうです。
数人の観光客が水辺で写真を撮っていました。

周辺の通路にも未だ雪の塊が残っています

それにしても湖を囲む雪山の景色は見事です。
何枚も何枚も写真を撮りました。

雪山の白さが目を惹きます

色々な場所で写真を撮ります、でも上手く撮れません！

マリーン湖の模型です、こんな形で湖と山が配置されているんですね。
雪の解けた姿も見たいですね。（絶対リベンジするぞ！）

「熊だ！」私が言うと、主人が「目が悪いのに！」だって・・・
でも本当に見つけたんです！
マリーン湖からの帰り道、道路に熊、ブラック・ベアが現れました。
大興奮です！

一時、道路をドン・ドーン走って、林の中に消えていきました

暫くすると、また別の熊が現れました、シナモン君です。
ちょっと茶色の熊です、ガイドさんが「シナモン君って」読んでます。かわいいネーミング！毛色がシナモン色？
今度は正面から撮影に成功しました。
名前はかわいくともやはりこわい！さっきのより太ってます。

今度はキツネが現れました。リスか何かを口に咥えて奥の方へ走って行きました。
野生動物オンパレードです！ミニ・サファリーです。

ジャスパーの街を通り過ぎ、ウィスラーズ山のトラム・ウェイの駅まで山を登ってきました。
この辺りには針葉樹が多いです

ゴンドラで山頂駅まで昇り、ジャスパーの街を見下ろします。
標高が高いので流石に寒いです。
上る途中から林が消え、岩ばかりになりました。森林限界を超えたようです。
この辺りは約2000ｍが森林限界とのことです。

ボーデン湖を目印にして、宿泊しているホテルが見えました。
エメラルドグリーンの湖です。馬蹄の形をしています。

アサバスカ川とジャスパーの街並みがよく見えます。
ロッキーの大パノラマも見事です！
展望台からもっと上ると天気のいい日には北にはアサバスカ渓谷、西にイエローヘッド峠その向こうにロブソン山、西にコロンビア大氷原・・・
目、悪いし、どれがどれか判らないしきっと見えないと思うけど。

足元の雪と、ジャスパーの街を取り囲むロッキーの山並みです
山の上は、寒くてあわてて、フードを被りました。

山の中に湖が幾つも見えます。この辺りの湖は全て融けていました。

ゴンドラから真下を見ると森林限界がよく解ります

針葉樹林の中も未だ雪が残っています

ロープウェイはかなりの長さでした

下から見上げると山頂が雪に霞んでいました、あっという間に天気が変わってしまいました。
今、山の上だったらすばらしい景色を見ることが出来なかったかも？（日頃の行いがいい？）

ジャスパーの街に戻ってランチタイムです。
イタリアンですが、他にお客さんの姿は見えませんでした。
ミネストローネ風のスープ

マカロニ・グラタン

スパゲッティ・ランチ、どれも味はいまいちでした。
ガイドさんは、ステーキを食べていましたがそっちにしたらよかった・・・

ランチが終わって、予定の半日観光は終了。
この頃から主人が頭が痛いと言い出しました。ナイアガラで水に濡れた時、十分乾燥させなかったので風邪気味になったようです。街中のドラッグストアに寄って風邪薬を買って帰り、部屋で休んでいました。その間私は一人で湖周辺を散策しました。

このホテルのレストランには寿司カウンターもありました。頭痛で食欲がわかないとのことで、この寿司屋には行きませんでした。
メニューだけ写真に撮りました。（ガックリ）
夕飯は、主人がいらないと言うのでさみしく・・お菓子でも食べます。
一人じゃあ食べにいけないので・・・