2014/07/25 - 2014/08/05
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akitawaldさん
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7月28日(月) 4日目 パッサウ観光
天気:ミュンヘン くもり 気温26℃
パッサウ 晴れ・くもり , 15:40~ 小雨
【使用した列車 (トラム等除く) 】
ミュンヘン中央駅 9:24発 → パッサウ中央駅 11:38着 (RE4064)
パッサウ中央駅 17:15発 → ミュンヘン中央駅 19:35着 (RE4081)
ミュンヘンから約180km離れているパッサウ。秋田市の姉妹都市でもあり、1度行かなければならないと思っていた街。今回はバイエルン・チケットを利用して行きます。
●パッサウでの目的
1.12時から始まる大聖堂のオルガンコンサートを聴く。
2.ドナウ , イン , イルツ川が合流する地点に行く。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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5:30 起床。 7:20〜7:45 朝食。
天気予報では、午後から少し良くない予報が。ミュンヘン北部は比較的持ちそうと判断し、パッサウ行きを決めました。
今回は、とても便利な「バイエルン・チケット」で行きます。パッサウまで片道2時間15分の長旅?なので、ぜいたくに1stクラスで行ってみたいと思います。(写真の黒い部分に名前を記入します)
《バイエルン・チケットについて》
バイエルン州の電車が1日乗り放題になる券です。ただし、使えるのはRB , RE , IRE , Sバーンで、ALEX や agilis などの私鉄でも利用できます。ICEやECなどの高速鉄道では使用できません。
平日は午前9時から、土日は終日使うことができます。
州内ほとんどの街で、トラムやバスも乗り放題となります。
一部州外有効の地域があります。(ウルム , ザルツブルクなど)
(ガルミッシュ・パルテンキルヒェンの私鉄ツーク・シュピッツェ鉄道もグライナウまで有効です)
1stクラスの料金(1人目34.5ユーロ , 2人目以降+15.5ユーロ , 5人まで)
2ndクラスの料金(1人目23ユーロ , 2人目以降+4ユーロ , 5人まで)
例えば、ザルツブルク日帰りを4人で行くと、2ndクラスでわずか35ユーロ! このチケットを知ってしまうと旅はやめられません!
くわしくはドイツ鉄道のホームページの下の方、
Angebotsberatung の →Laender-Tickets をクリック。
地図の Bayern をクリック。
下にあるPDFファイルの、
Geltungsbereich Bayern-Ticket(PDF,73KB) で有効区域と乗り物が、
Streckenkarte fuer Bayern(PDF,242KB) で有効区域の地図がわかります。 -
午前9時頃のミュンヘン中央駅、2階から人の往来をただ眺めているのも楽しい。
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今回の車両はこれ。RE(急行)といっても、日本の特急くらいのスピードです。
予定通り、9:25 出発。
《注意!》
パッサウ行きの車両は、前の方の車両がパッサウ終点で、後ろの方の車両は途中のランツフート終点だったりします。うっかり後ろの車両にいると、ランツフートで車両が切り離されるので気をつけましょう。
(実は、乗車中に検札の人がそんなことを言っていたので、慌てて停車駅で前の車両に乗り換えたのでした・・・ 車両横か前の電光掲示「Passau」と光っている車両に乗りましょう。) -
初1stクラスでしたが、ほとんどの乗客は2ndクラスなのでとてもゆったりした気分が味わえました。
10:09 ランツフート到着。ここで後ろの車両が切り離された。ここからは人気の少ない田舎駅が続く。
11:03 プラットリング着。あと3つ先がパッサウだ。左側にドナウ川が見えてきた。
(写真は10:27頃のヴェルト駅) -
11:38 定刻通りパッサウ到着。12時から始まる大聖堂でのオルガンコンサートまで時間がないので、ガイドブックを頼りに歩くが、道に迷ってしまう。何人かに「ドームはどこですか?」と聞いて、ようやく11:55頃大聖堂に到着。汗かきまくり。
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聖堂に入ると、すでに超満員。人気のコンサートなんだ。チケットを購入して(4ユーロ)急いで席を探す。どうにか席を確保。すぐにコンサートが始まった。
今旅行最大のハイライトといってよい、素晴らしいオルガンの響き。言葉では言い表せない大音量の荘厳な響き。体の中を何かが突き抜けるような感じがする。有名なトッカータとフーガBWV565では、迫力の重低音で感動のあまり涙が出そうになった。皆さんにも是非体験してほしいと思いました。 -
約30分間のコンサート終了。世界最大級のパイプオルガンらしい。終了後は、一斉に写真撮影大会となりました。
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12:47 大聖堂を出て、ドナウ川の方向(北側)を目指す。小路を歩くのも中世に来たようで楽しい。
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ドナウ川に出ると、遊覧船がいっぱい。遠くにオーバーハウス要塞が見える。どうやっていくのだろう?
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ドナウ川沿いに東に少し歩くと、市庁舎を発見。よく見ると壁に過去の大洪水の最大水位が刻まれていました。
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近づいてみると、すごい高さまで水につかったことがわかります。
2013年の大洪水はニュースにもなってました。予想外の高さにびっくりしました。
(秋田市では、2013年にパッサウのために募金活動をしました) -
パッサウ市庁舎
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市庁舎前で「柴犬」を散歩しているドイツ人夫婦が。思わず、「写真を撮ってもいいですか?」とお願いしました。
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かわいい! (犬の名前を聞けばよかったな)
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パッサウに来たら、3つの川(ドナウ , イン , イルツ)の合流地点に行かないわけにはいきません。ドナウ川に沿って歩いていきます。
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13:15 ついに先端部分に到着。私と同じことを考えている人がいっぱいいました。
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写真では何のことかよくわからないが、左がドナウ川とイルツ川、右がイン川です。1人で勝手に感動。さて、引き返しましょう。
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市庁舎方向へ引き返す途中に、要塞が見える橋があります。ガイドブックによると、「ルイトポルト橋」とあります。要塞に行くにはこれしかないと考え、渡ることにします。
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ドナウ川を渡る横切る感動。
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橋の真ん中で両側の景色を楽しむ。
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美しいなあ。
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橋を渡りきると、正面に要塞の入口らしきものが。よかった。これで行くことができそうだ。ただし、ひたすら登りということでもある。
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へとへとになりながら登ると、ますますきれいな景色が。いやー、来てよかったなあ!
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だんだん近づいてきました。
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13:42 さらに登っていくと、レストランらしき建物が。昼食をとってなかったので一休みしよう。(足が棒になっていました)
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このレストランは「パノラマ」とうたっているだけあって、パッサウの街並みが一望できる最高のロケーション!! ここで一泊したいくらいだ。
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テラス席はアイスクリームばかりのメニューだったので、フルーツパフェを注文。(6.3ユーロ) 水分補給をする。
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しばらくここで休みたくなって、もう1つ「アイス・カフェ」を注文。(5.6ユーロ) のんびり景色を楽しむ。
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1時間ほどここにいました。帰ることにしましょう。
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来た道を戻っていくと、途中で塔のようなものがあったのでそちらへ。入場料(1ユーロ)。 この塔からの景色もなかなかです。
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下山途中、ルイトポルト橋をのぞむ
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15:20 再び市庁舎前に戻ってきた。結局、オーバーハウス要塞に行ってきたのか、よくわからない。レストランに行っただけなのか? 要塞の中を知らず知らず歩いていたのかな?
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市庁舎前に、ホテル「ヴィルダー・マン」があり、同じ建物にガラス博物館があったので、見学してみましょう。(7ユーロ)
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3万点を超えるボヘミアングアスが展示されているそうです。
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博物館内から外を見ると、真っ黒な雲が。雨が降りそうです。
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15:40 ついに雨が。多くの観光客が雨宿りをするか、ずぶぬれになっていました。もちろん私は折り畳みの傘を使用。カメラを小さい方に切り替えます。傘を差しながらの撮影は疲れますが。
途中お土産を買ったりして、メインストリートのルードヴィッヒ通りに戻ってくる。 -
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ルードヴィッヒ通りなどを一通り歩きとおして、
16:45 パッサウ駅に戻ってきました。 -
事前に調べておいた通り、17:15発がありました。
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雨が降り続いています。
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パッサウ駅は改装中のようです。
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1stクラスの座席です。2ndでも十分いい席です。
17:18 出発。途中うとうとしてしまいました。
19:38 ミュンヘン着。
《パッサウ観光を終えて》
人口5万人のパッサウ。秋田市の6分の1以下だが、結構人気の街なのかな。活気があるように感じました。オルガンコンサートは本当に、本当に感動しました。あの感動は初めてノイシュヴァンシュタイン城を見たとき以来かな。パッサウにいる間、アジア系の人は見かけず(いたとは思いますが)、自分が「外人」であることを強く意識した1日でもありました。日本人はあまり行かれない街だと思いますが、おすすめです。
P.S. パッサウから南東に1〜2kmほどでオーストリア国境です。一瞬でも国境越えをやってくればよかったなと思いました。
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