台北・ライブ三昧と中国語腕試しの旅（二泊四日）・2日目

2014/07/04 - 2014/07/07

初めて旅行記を投稿します。初めての海外一人旅が思いのほか楽しく充実していたため、ちょっと時間が経ちましたが書いてみることにしました。

今回の旅の目的は、三夜連続でライブに行くこと、そして長い間勉強してきた中国語を駆使して台湾人と楽しくお話しすること。


２日目はいよいよ大本命「宇宙人」のライブです。
ではスタートです。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: バニラエア (運航停止)
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝は有名な朝ごはん家さん、阜杭豆漿からスタートです。
以前、あの（？）高田純次が「アジアぷらぷら」というテレビ番組ですっごくおいしいと言っていたのを見て、いつか食べたいと思っていました。
行列で有名ですが、私が行った土曜の10時半頃は階段下のこのへんからの行列でした。短いほうではないでしょうか？それでも15分くらい待ちました。

待ってる間ヒマなので、後ろの知らないおばさんに話しかけてみました。
台湾の方だけど初めて食べに来たらしいです。メニューを説明してくれましたが、いまいち理解できませんでした。残念。

これです。はじめは「こんなに食べきれない」と思ったのですが、味があっさりしているためか、小食の私が朝から完食。

席が混んでいて、隣にかわいい台湾ガールが座ったので、さっそくお話し。
日本への短期留学経験があるとのことでした。結構そういう人はあちこちに居ましたね。
「日本人は小籠包といえば鼎泰豐と思ってるようだけど、私は點水楼が好き」と言ってました。

彼女はこのあとしゃぶしゃぶを食べに行くとのこと。かわいい顔して健啖家やね〜。

そのあと若者の街という西門へ。
あ、ふなっしーガチャだ！これは日本でも見たなっしー！
ガチャガチャに入ってるものに関しては、日本とほとんど時差が無いみたい。

西門に来たのは、お土産の文房具を買うのとCDを買うため。

文房具はマスキングテープやポストイットがかわいくていろいろ買いました。

そして、CD。まず夫からお土産の指定を受けていたレイニー・ヤン２枚。これです。
私は興味ないんですけどね。

私はこんなCDを大人買い。
（但しこの写真の中で宇宙人と陳恵ティンとSumingはライブ会場で買ったものです。）

５大唱片は品ぞろえが良く、店員さんに聞くとすぐ探してくれました。私の買い物メモにあったCDで無いものは無かったです。スバラシイ！
しかも安かったです。８枚も買って3000元（１万円超）くらい。ありがたい！

買物後、いったんホテルに戻り、また洗濯と昼寝。

それから昨日も行ったLegacy台北へ行きます。１日目に書きましたが、今夜は宇宙人ライブに行かねばならないので、Legacy台北でおこなう陳恵ティンのライブには行けないのであります。
なので、本日ライブ会場限定発売の陳恵ティン初ソロアルバムだけ買いに行きます。（正式な発売日は６日後）

Legacy台北の会場スタッフに「日本から来たんだけど、今日は用事があって陳恵ティンは観られない。でも日本でTizzyBacは２回観てて、大好きで、今夜は残念だけどCD買えてうれしいよ。」などと下手な中国語で一方的に話すオバチャン。スタッフもちょっと引いてたような。
宇宙人を優先したとはさすがに言えません。

写真はモスバーガー。持ち帰って松山倉庫の会場外で食べました。

来ました！松山文創園区！
あ〜、もう少しで宇宙人に会える〜！うれしい！

ところでこの催し、毎年開かれるけどなんでスリッパって言うのかな？わかる方教えてください。
それにしても毎週魅力的なアーティストが勢ぞろい。台北に住んでたら毎週行くのにな〜。

これが外の感じ。昨日も感じましたが、照明の使い方がうまいです。ムーディーだわ。

会場内。指定席なので、昨日のように若者たちと会話するきっかけがないまますんなり着席。ちょっとつまんない。

私の妄想では、隣の席の初対面の宇宙友（宇宙人ファンのこと）と「誰が好き？」「どの曲が好き？」と盛り上がる予定でしたが、隣の女子は友達同士ずっとしゃべりまくってて入り込む余地なし。脳内に中国語質問集を用意していたのに。ああ、つまんない。

そしてすぐにライブスタート。
始まると同時に小玉くんが「立っていいよ」と言い、その後皆立ちっぱなしでした。台湾の子たちは演者から指示されて初めて立つんですね。お行儀のよろしいこと！
ライブは最後まで熱く盛り上がって、最高でした。舞台の背景に歌詞がでるので、私も含めみんな歌ってましたね。途中小玉くんが真ん中の通路を降りてきてくれるサービスも。私からはちょっと遠かったけど。
その後サマソニなどで知った「シールばらまき」は今回はありませんでした。
新曲も披露したけど、正直あんまり印象に残っていません。今後ミュージックビデオと歌詞を合わせて観ることでたぶん深く沁みてくると思います。（彼らの音楽に映像は欠かせない、と思います）

観客のノリもとても自由で楽しげで開放感がありました。それぞれに思いのままに楽しんでる感じがありました。（私は最近の日本のライブの、みんなで手あげて跳ねてる画一的なノリに居心地の悪さを感じます。年のせいかな？）

最後までホントに楽しくて楽しくて。で、一旦ライブ終了。「あれ、そういえば『大志若魚』やってないな。人気ないのかな？」と不安になったときにアンコールでとうとう大好きな『大志若魚』の前奏が流れました。私は胸が熱くなり、うるうるしながら一緒に大声で歌いました。これは皆ホントに大声で叫ぶように歌っていて、彼らの締めを飾る名曲なんだな、と実感しました。わかるよ、わかるよ〜、オバチャンもわかるよ〜。ロックスピリットだよ〜。思い切って台湾まで来てよかったよ〜、としみじみ思いました。

「どんな結果に終わったとしても、他人と同じことをするのはイヤなんだ」（『大志若魚』より）


ロック魂を感じつつ、３日目へ続きます。