2014/09/12 - 2014/09/14
353位(同エリア1461件中)
kosuさん
以前よりず~っと興味のあった岐阜県の飛騨高山と白川郷に行ってきました。
旅の目的は、大きく以下の3つです。
①飛騨高山のレトロな町並みを散策する
②白川郷で合掌造りの建物を見学し、合掌造りの民宿に泊まる
③飛騨牛をはじめとする飛騨グルメを堪能する
途中いくつか「あちゃ~」というトラブルもありましたが、総じて非常に満足度の高い旅行となりました。
この旅行期はこのうち2日目のもので、白川郷での合掌造り見学等が主な内容となります。
【旅程】
☆1日目:新宿→高山(陣屋・さんまち散策等)→高山泊
★2日目:高山→白川郷(合掌造り見学等)→白川郷泊
☆3日目:白川郷(朝の散歩)→高山(寺社・町家建築見学等)→新宿
【施設等のURL】
飛騨・高山観光コンベンション協会:http://www.hidatakayama.or.jp/
高山市観光情報サイト:http://www.hida.jp/
白川郷観光協会:http://www.shirakawa-go.gr.jp/top/
【関連旅行記】
1日目:http://4travel.jp/travelogue/10930413
3日目:http://4travel.jp/travelogue/10931989
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2日目の朝です。この日の行動は、高山の朝市を見ることからスタートです。高山の朝市は2カ所で開催されており、まずは規模の大きい宮川朝市から見て回ります。売っているものは、地元の野菜や果物、郷土の味、お土産等々になります。ちなみに、天気予報では晴れだったのですが、ご覧頂いておわかりの通り、最初はしばらく曇りがちでした。
飛騨高山の朝市 名所・史跡
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開いているお店の中で、さるぼぼのお店に立ち寄りました(注:さるぼぼは高山のマスコットキャラクター的存在で、詳しくは1日目の旅行記を参照して下さい)。
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お店の女主人(飛騨弁で「かかさ」)に聞いたところ、手作りだそうです。
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とりあえず、さるぼぼのグッズを何点か購入しました。
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お次は、もう一つの朝市である陣屋朝市に立ち寄りました。
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何となくですが、宮川朝市は観光客向けの色が相対的に強い感じであるのに対して、陣屋朝市の方はより地元のお客さん向けという印象がありました。
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宿泊したホテルには朝食が含まれていないので、朝食をとります。食事をしたのは、陣屋朝市からすぐそばにある「細江屋」というお店です。
細江屋 グルメ・レストラン
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中の様子です。「ザ・地元の食堂」な雰囲気です。
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注文したのは、「飛騨牛肉入 朴葉みそ定食」です。
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イチオシ
飛騨牛のアップです。全体的にリーズナブルな値段設定の中、唯一観光客向価格設定のお料理でしたが、高山名物の朴葉みそは是非食べておきたかったので、満足です。
この後、いよいよこの日のメインである白川郷へ向かいます。高山から白川郷まではバスで50分くらいです。 -
白川郷に着きました。やはり、さるぼぼがお出迎えです。ただ、残念なことに白川郷に着いても、お天気は曇りです。
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ガイドブックに真っ先に取り上げられるいわゆる合掌造りの集落は、バス停から橋を渡った向こう側にあるのですが、その前に「野外博物館 合掌造り民家園」に立ち寄りました。ここでも岐阜県の重要文化財指定建造物9棟を含む全25棟の建造物が保存公開されています。
野外博物館合掌造り民家園 美術館・博物館
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水車小屋です。
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水車をアップにしてみます。
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県の重要文化財の一つである旧中野義盛家住宅です。
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イチオシ
このように中の暮らし振りがわかる展示になっています。
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屋根裏部屋まで上がることができます。
さて、ここでちょっとした事故(?)が起こりました。最上階の屋根裏部屋から下の階に戻る途中、階段で足を滑らせ転倒した時に、リュックのサイドポケットに入れていたカメラの望遠レンズが階段の下まで落ちて、思いっきり「ガシャーン」と割れる音がしました。
「ああ〜、レンズが割れた ((((;゜Д゜))))」
と恐る恐る確認してみると、割れたのはレンズそのものでなく、保護フィルターでした。この時にレンズキャップも壊れて、再購入費用は合計で約7,000円程度かかりましたが、レンズ自体を買い換えることに比べると遙かにマシです。
それと、自分が転倒した時に即座に駆け寄り、粉々になった保護フィルターのガラスの掃除を手伝ってくれた若いご夫婦がいるのですが、本当にお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます m(_ _)m -
気を取り直して、散策再開です。先ほどの旧中野義盛家住宅の反対側には、同じく県の重要文化財の一つである旧山下陽朗家住宅です。
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コスモスがあるので、ちょっとぼかしてみたり。
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小さな鳥居と小さな小屋。
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こんな感じで水を汲み入れている小屋もあります。
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最後は、旧中野長治郎家住宅の中を見てみます。
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中野家の中の様子。
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窓から外を眺めてみます。
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民家園を後にして、「であい橋」を渡って荻町合掌集落へと向かいます。
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橋の向こうに着きました。ここからまず向かったのは、荻町合掌集落の中でも定番中の定番と言える「城山城跡展望台(城山天守閣展望台)」です。行きは上りなので、シャトルバスを利用しました。
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展望台に着きました。まだこの段階では引き続き曇りです。
荻町城跡展望台 名所・史跡
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ちょっとアップで。
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それを縦の構図で。
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さらに一つの建物だけを切り取り。
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同じく、それを縦の構図で。
写真をご覧頂いて想像がつく通り、ここでは標準ズームではなく望遠レンズを使っています。返す返すも、先ほどの転倒でレンズが破損していなくて良かったと思う訳です。 -
ちなみに、超有名観光地ということで、こんな感じで写真を撮ってくれるサービスがあります。一つ面白いのが、写真を撮る時の合図がよくある「はい、チーズ」ではなく、「しらかわー、GO!」となっていて、旅行気分を盛り上げるものでした。
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それとコスモスがあったので、
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こんな感じでぼけてみました。
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展望台から降りてきました。ここでようやく晴れ間が見え始めました。
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お昼です。食事をしたのは、「お食事処 いろり」。
いろり グルメ・レストラン
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中の様子です。
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山菜料理を頂きました。
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午後最初の目的地は、荻町合掌集落で見学可能な家屋の一つである「和田家」。
国指定重要文化財 和田家 名所・史跡
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中の様子です。
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イチオシ
次に向かったのは、同じく見学可能な家屋である「神田家」ですが、その途中にこんな景色に出会いました。
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神田家に到着です。
神田家 名所・史跡
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中の様子です。
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イチオシ
屋根裏部屋からの眺めです。
和田家、神田家、そして次に向かう長瀬家とそれぞれ特徴があると言えばあるし、どれも似たり寄ったりとも言えますが、見学できるスペースの大きさという点では神田家が一番だったような気がします。 -
という訳で、長瀬家です。
ふる郷 長瀬家 美術館・博物館
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中の様子です。
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中の様子その2です。
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イチオシ
当たり前と言えば当たり前ですが、こうして普通の農家として暮らしている様子なんかも見ることができます。
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案山子(かかし)がいました。この写真では、ちょっと間抜けなというか頼りない感じですね。ところが、
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イチオシ
こうして下から煽って写すと、不思議と凜々しく見え、「白川郷の自然は僕が守る!」と主張しているようにも思えなくもなく!?
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ここら辺からは、「かん町」と呼ばれるエリアです。メインストリートからはやや離れるせいか、観光客は比較的少なめで、それでいて結構フォトジェニックな風景が何ヶ所かに広がる穴場的な場所かもしれません。
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その中で、この三つ子の写真はパンフレットとかにもよく載っているので、「あ、これ見たことある」という方も多いのではないでしょうか。
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ちょっとアップで。
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稲刈りの時期が近いせいか、稲が黄金色に近い感じです。
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稲(い〜ね)!
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イチオシ
水車と合掌造りの建物の組合せも素敵です。
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ちょっと休憩がてら、珈琲でも飲んでいきます。立ち寄ったのは、「文化喫茶 郷愁」。メニューは、珈琲のホット又はアイスのみというシンプルさ(潔さ)。
文化喫茶 郷愁 グルメ・レストラン
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窓越しの眺め。
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さて、その「文化喫茶 郷愁」の近くにあるのが、この日宿泊する「民宿 ふるさと」。詳しくは後述するとして、ひとまず一部荷物を置いて散策を継続します。
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すぐ近くの「白川八幡宮」を見たり、
白川八幡神社 寺・神社・教会
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午前中に渡ってきた「であい橋」を戻る格好で渡り、
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脇から橋の様子を写真に収めたりしました。
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夕食までもう少し時間があったので、再度「城山天守閣展望台」へ。というのも、午前中は曇りでしたが、午後からは太陽が顔を覗き出したので、少しは違った写真が撮れるかなと思ったためです。
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太陽の光がある分、先ほどよりは彩度が上がる感じでしょうか。
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午前中同様、とりあえずコスモスを使ってぼけてみます。
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もう一丁。
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展望台を後にして、宿までの道を適当にブラブラしました。
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途中、アヒルに遭遇したり、
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イチオシ
お土産屋さんを覗いたりしました。
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今晩泊まる「民宿 ふるさと」に戻ってきました。
ちなみに、自分の旅行スタイルとしては、いわゆるパック旅行的なものはあまり利用せず、ネットで個人手配することがほとんどです。ただ、白川郷の合掌造りの民宿に泊まろうと思うと「楽○トラベル」等のサイトでは取り扱っていないケースが大半だと思います。
そこで今回は、白川観光協会(URLは冒頭の概要部分参照)を通じて手配しました。具体的には、白川観光協会のサイト内に「宿泊WEB予約」のページがあり、それを通じて申し込むと、個別の宿を指定することはできませんが、「合掌造りの民宿」等希望に沿った宿を手配してくれます。こうして手配頂いたのが、「民宿 ふるさと」です。
参考:http://www.shirakawa-go.gr.jp/details/?i=21 -
夕食です。地元の食事を使った郷土料理です。ちなみに、前述の通り、たまたま割り当てられたこの宿ですが、過去には秋篠宮様も宿泊されたことがあるそうで、その時の写真も飾られていました。
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最後、お風呂は宿で入ってもよかったのですが、近くに「白川郷の湯」という天然温泉の浴場があり、宿の方から割引券を頂いたのでそちらを利用しました。
という訳で、飛騨高山・白川郷2泊3日の2日目の旅行記はここまでです。まあ、望遠レンズの件については、本当に今思うと不幸中幸いという感じでした。最終日の3日目も、ほんのちょっと「やっちまったな〜」というミスがあるのですが、それについては次の旅行記で。いずれにしましても、最後までお読み頂きありがとうございました!
(3日目へつづく)白川郷の湯 宿・ホテル
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この旅行記へのコメント (4)
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- にゃごっこさん 2014/11/25 16:16:02
- 初めまして!
- にゃごっこと申します.
素敵なお写真ばかりで魅入ってしまいました^^
α6000を使ってらっしゃるんですね!
実は私も先日購入したところなんです.
早くkosuさんみたいな写真撮れるようになりたいです^^
にゃごっこ
- kosuさん からの返信 2014/11/26 07:39:34
- RE: 初めまして!
- にゃごっこさん、はじめまして。ご訪問及びコメントありがとうございます。そうですか、同じα6000を使っているのですね。カメラ(レンズ含む)って上を見たらいくらでもお金をつぎ込める世界と思うのですが、その中でα6000はコストパフォーマンス的に非常に優れていると思いますよ〜。それとタイの旅行記素敵ですね!
- にゃごっこさん からの返信 2014/11/26 15:24:39
- RE: RE: 初めまして!
- 投票&返信ありがとうございます.しかもバンコク旅行記にお褒めの言葉までいただき...
恐縮です^^
α6000,まだ全然使えこなせてないですが,これからの旅行のお供に活躍してもらおうと思っております!
kosuさんの旅行記,また拝見させていただきます.
ありがとうございました.
- kosuさん からの返信 2014/11/26 23:09:32
- RE: RE: RE: 初めまして!
- はい、引き続きよろしくお願いします!
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