フネス谷、チロル、フォアアールベルク、エンガディン、アレッチ、ヴェルヴィエでハイキング　【５６】　ソーリオへハイキング♪

2014/07/12 - 2014/07/12

ソーリオへのハイキング後半部分です。

後半は狭い山道と沢渡りの繰り返しで、いい加減飽きてきてしまったけれど、そんなころに決まって見晴らしの良い所に出てホッと一息できる風景が♪
素晴らしい風景に励まされて、へなちょこハイカーがや〜〜〜っと、ソーリオ村に到着することができました^^;


☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★

【スケジュール】

6月27日（金）関空発→フランクフルト→インスブルック
6月28日（土）インスブルック→サン・マッダレーナ
6月29日（日）サンタ・マッダレーナ村でハイキング
6月30日（月）サンタ・マッダレーナ村でハイキング
7月 1日（火）サンタ・マッダレーナ村→テルフェス村
7月 2日（水）仕方なくインスブルックで
7月 3日（木）ムッターベルク＆ノイシュティフト
7月 4日（金）フルプメス＆ミーダース
7月 5日（土）テルフェス→ザンクト・アントン
7月 6日（日）レッヒでハイキング　
7月 7日（月）ランデック＆ザンクト・アントン
7月 8日（火）ザンクト・アントン→フェルトキルヒ、市内散策
7月 9日（水）シュヴァルツェンベルグ＆ブレゲンツ
7月10日（木）シュルンス＆リンダウ
7月11日（金）フェルトキルヒ→シルヴァ・プラナ
7月12日（土）ソーリオ村へのハイキング
7月13日（日）セガンティーニ小屋へのハイキング
7月14日（月）シルヴァ・プラナ→フィーシュアルプ
7月15日（火）エッギスホルン、ベットマーホルン
7月16日（水）リーダーアルプ周辺
7月17日（木）フィーシュアルプ→Ｖｅｒｎａｙａｚ
7月18日（金）ヴェルヴィエ＆モン・フォール
7抜19日（土）かろうじてエモッソン湖へ
7月20日（日）Ｖｅｒｎａｙａｚ→ジュネーブ
7月21日（月）ジュネーブ発→ミュンヘン→
7月22日（火）→羽田空港→伊丹空港

エリア ソーリオ(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

このあたりまでは、とても素晴らしい風景を見下ろしながら、歩きやすい、車も通るハイキングルートを進んできました。

ちょっと奥まったところに何台かの車が駐車されています。

追い越していった車もここに停められていました。

なるほど、この奥は車で行くことはできない山道になっているからなのですね〜

急に狭い山道になりました。

おまけに見通しが悪い！

最初の沢に。。。

とてもかわいらしい滝です^^

簡単な板が渡されています。

板の真ん中から、水が流れ落ちていく方向を眺めて

この先は急な崖です！

暫くこんな山道をひたすら歩く

ちょっと明るくなって平らになりました。

分かれ道もないので、ひたすら道なりに進んでいく。

ハイキングルートのマークもありました^^

1本道なので間違いようもないのですが。。。

廃墟の跡でしょうか

草をかき分け進む道

またまた見通しの良い所に出る

くっきりと見える山の姿

ソーリオの村はまだまだ遠そうです^^;

再び見通しのきかない山道

いい加減飽きてきたころに、

小さな沢渡りがあり、

眺めがよくなります。

そして登ったり下ったり

滑り止めの模様のついた板の橋を渡ります。

一体いくつ目の沢なのか、数えられなくなってます^^;

沢ごとに少しずつ違った山並みの風景が見渡せます。

水に手を浸したりできるのもいいものです。

流れ行く先の風景

途中で、来る時に同じバスに乗ってこられた日本人の方々にお会いしました。

この人たちはソーリオまでバスで行って、私とは反対方向のハイキングをされていました。

お互いに「お気を付けて^^」と声をかけあって、元気を頂けました♪

元気をいただけて、よし！あと少しがんばろ！！と思えたのもありがたいことでした。

頭の上まで張り出した岩のあるところです。

私の背では頭をぶつける心配もありませんが^^;

とても小さな沢です。

上を見ると落差が結構ありました。

暫くこの水の流れに見惚れて〜

水しぶきを浴び、一息つけました(*^-^*)

こんな山道大好きo(*⌒―⌒*)o

見晴らし最高♪

この下の集落はスタンパかな？

はたまた、見通しの悪い山道〜

水の流れる音が近づいてきたと思ったら。。。

何度目かの滝！

なかなか勢いよく流れていきます。

ここからは谷の風景は木々に邪魔され。。。

いい加減に山道に飽きてきてしまった^^;

歳とともに、飽きるのも早くなっています！

ってか、長続きしない〜

道端の石ころに腰掛けて休憩

日向に出たらお花がいっぱいです。

そして、見晴らしの良い所へ^^

こんな眺めもしばらくしたら

また山道へ〜(´・c_・`)

やっと、ＰＡＲＬＯＮＧ　標高1274メートルの地点

ソーリオまであと50分とのことです^^

小屋があるけれど人の気配はありません。

廃墟のようです。

廃墟を過ぎて

日当たりの良い斜面を進みます。

下りへ

谷底に見えてきたのはプロモントーニュの集落でしょうか。。。

屋根の色が統一されていて落ち着いた集落です。

そしてまたまた滝に出会いました。

水量も結構あります。

また板の橋を渡ります。

なかなかしっかりした橋です。

滝を振り返って

これで最後かな？

どうか、最後でありますようにヽ(´o｀;

素晴らしいブレガリアの山並み

雲で邪魔されずに眺められる風景に感謝です。

またまた草をかき分けて進む。

素肌の脚に触れると結構痒くなってくるんです^^;

崖の石垣の間から咲くお花も可愛い〜

うわぁ〜またこれや〜

最初は水の流れる音が聞こえてきて、流れ落ちる滝を見れて嬉しかったけれど

そろそろ、最後であってほしい・・・

今まで真横に見えていた山並みが、いつの間にか後ろの方に見えるようになっています。

足元のお花を眺めながらあとひと踏ん張りです。

後方の山並みを振り返りつつ

ブレガリアの谷と山並みの風景は続きます。

何度も、このカーブの先にゴールの風景が見えるはず！と。。。

ふと下の方にも見えるハイキングルートに気付く。

こちらのコースは高いほうのコースで眺めも素晴らしい！

けれど、そろそろゴールしたいよ〜

お花を見て気を紛らわす。

この右にカーブした先にソーリオの村が見えてほしい！！と切に願う(σ≧▽≦)σ

が、まだまだだよ！

谷底に見えるのは教会と四角い塔

とっても素晴らしいブレガリアの谷の全貌です♪

こんな素晴らしい風景なのに、飽きてきたなんて・・・罰当たりなことですね！

あと一息頑張ろう！

たぶん、これがプロモントーニュの集落だよね〜

ということは、ゴールが近い！！

ここから見下ろせる集落はボンドらしい。

プロモントーニュの南西隣にある集落です。

そして林の中を進んで

ふと足元の赤い木の実を見つけて、他にもないかと探しながら進んで・・・

はたと見上げたところ 目に飛び込んできたのが、この見覚えのある風景！！

やったぁ♪

や〜〜〜っと、到着したよ〜〜〜

教会の見えるソーリオの村です♪♪♪

木々の間から見えるソーリオの教会\(^o^)／

さらにこの石道を下り

村に近づくo(*⌒―⌒*)o

思わず何枚もシャッターを切ってしまった^^;

同じような写真ばかり続いてごめんなさいm(_ _)m

ここに来たのは初めてじゃないのに、この風景を見るとテンションアップです(^_^;)))

統一された屋根の色に教会の鐘楼

再会できて感激です♪

以前ここを訪れたのは6年前になるのだけれど

多分、あの時のままの風景がそこに広がっている(*^▽^*)

時が止まってしまったかのようなひとときです。。。

しばしこの眺めに酔いしれてしまいました( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

ガイドブックでは、ヴィコソプラーノから3時間45分とのことでしたが、2時間50分で到着できました。
これも、あの素晴らしい眺めがあったからこそ歩いてくることができたのです！

そんなにも素晴らしい風景を前にして途中で「飽きた！」だなんて、なんと罰当たりなヤツなんでしょう^^;
といいながら、3時間もかからなかったのはほんとにラッキー！
もっと時間がかかっていたら、途中で飽きてしまってやめてしまってたかも？
いやいや、「やめた！」と言ってもどこへ行くこともできないんだけどね〜

この続きは、懐かしい村の中の散策です♪

この旅行記へのコメント （6）

• でいめくと さん 2014/09/23 21:18:01

  ソーリオの教会の登場がドラマチック

  デコさん
  
  こんばんは。
  うわー、このコース歩かれたんですね！
  お天気も良く、気分最高だったのではないでしょうか。
  
  実は私も途中のスタンパから歩いたことがあったので、とても懐かしく拝見いたしました。
  私はスタンパの西側の石造りの橋からスタートしました。
  デコさんの旅行記【５５】の最後から三枚目の写真の「アーチの美しい石橋」のところです。
  スタンパから上るとＰＡＲＬＯＮＧでこのコースに合流します。
  （廃墟のあった場所）
  
  そして、そう、尾根を越えてる度に、「次こそはソーリオが見えるかな」という感じ、私もそうでした！
  そして、ソーリオの教会が見えた瞬間。
  なんか、劇的で感動ものですよね。
  もしよかったら古い旅行記ですが、覗きにきてください。
  
  http://4travel.jp/travelogue/10265260
  
  続きの旅行記を楽しみにしております。
  では。

  デコさん からの返信 2014/09/24 05:26:34

  RE: ソーリオの教会の登場がドラマチック

  でいめくとさん、おはようございます♪
  
  以前、でいめくとさんが歩かれたこのコースを拝見していたのですが、
  てっきりヴィコソプラーノからだったと思い込んでいました〜
  
  そうか、スタンパからだったのですね！
  私もそうすればよかった！！
  集中力も持久力も長続きしなくなって大変情けないお恥ずかしい場面をお見せしてしまいました^^;
  それが再確認でき、良しとしておこうと自分を慰めてはいるのですが。
  
  この後も、セガンティーニ小屋、アレッチ地域での氷河を見に行ってきました。
  またご覧いただけるとうれしいです。
  又のおいでを楽しみにお待ちしています(^0^)/
  

• oneonekukikoさん 2014/09/20 21:22:20

  パチパチ

  デコさん
  
  無事ソーリオに到着
  おめでとう。
  
  なんだかハラハラドキドキ
  一緒にハイキングしている気分です。
  特徴のあるソーリオの教会が見えた時は、ホッとしました。
  
  やっぱりスイスは別格ですね。
  そしてエンガディンカードは優れものです。
  やっぱりこういうビジターカードは旅行者の味方ですね。
  
  最近は物価の安いチロル、ドロミテ周辺をウロウロしていますが、
  いつかソーリオ、エンガディン地方を再訪したいです。
  デコさんのところで火がついてしまいました。
  実現するといいのだけれど・・・
  oneonekukiko

  デコさん からの返信 2014/09/21 05:52:35

  RE: パチパチ

  oneonekukikoさん、おはようございます♪
  
  このコースは、歩きやすいなだらかなハイキングコースから始まり、
  山道に入ってからはアップダウンしながら滝？沢？をいくつも越える
  技術は必要ではなくただひたすら根性あるのみ！という感じのコース^^;
  飽きっぽい私は、つい情けない愚痴をこぼしながらの行程でした。
  あの素晴らしい風景があったからこそ歩けたようなもので、
  あの風景が見えたときは、さすがに全て忘れて見惚れてしまいました^^
  
  それにしても、今回はシュトゥーバイタール、エンガディンと
  ビジターカードのようなありがたいシステムのおかげでたっぷり楽しめました♪
  特にスイスのように交通費や物価の高い所ではそのありがたみが嫌というほど身に沁みます。
  こういう制度がどこでもあるといいのですがね^^
  

• フルリーナさん 2014/09/19 21:58:40

  おめでとうございます！！

  …と、旅行記で、ソーリオの村が見えた時に言ってしまいました（＾＾）。
  
  自分の足で苦労して歩いた後に見えるソーリオの村は感激もひとしおでしょうね！！
  途中のビューポイントからのピッツ・パデーレの北壁、ソーリオの村から見るあの二つの緑のお山の上に尖がって見える風景を正面から見た感じで、いいですね！
  
  私も昨年は１０年ぶりの再会でしたが、あの時のままのソーリオでした。
  
  でも、デコさんが何枚も撮った、あのビューポイントで長い時間、ソーリオを眺めながら、１０年前よりも、もっとなにか豊かな温かさに包まれて、それはきっと１０年前の時から、１０年間、いろんな人がこの風景を見て感動して、いろんなことを思って・・・、そんなものをこの風景は懐に抱きながら、この地も豊かになっていってるのかなあ・それとも、自分の１０年感にあったいろいろなことが、そんな思いを感じさせているのかなあ・・・なんていろんなことを妄想しました（笑）。
  
  

  デコさん からの返信 2014/09/20 06:18:39

  RE: おめでとうございます！！

  フルリーナさん、そういっていただけて、ありがたいばかりです^^
  途中からあんなにお恥ずかしい状態だったのですが。。。
  
  年々、集中力が続かなくなってきていることを薄々感じてはいたものの
  あんなに素晴らしい風景を前にしながら、飽きちゃうなんてね^^;
  
  でも、おかげさまで、あの懐かしい風景を見た途端、吹っ飛んでしまいました！
  ず〜とそこに佇んでいたくなるあの風景♪
  たくさんの人たちがこの風景に元気をもらったり、勇気づけられたり
  和やかな心を取り戻したり・・・
  
  私も、色々あったけれど…ここに来ているのは私一人だけれど、日本にいる
  たくさんの温かな愉快な家族・友達・仲間…のおかげでここに来れたんだと
  ほんとに　生きてこられてよかった！と感謝するばかりでした！^^