2014/08/13 - 2014/08/13
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食いしんぼう姉さんさん
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2日目
一日アントリム海岸沿いを観光します。
ある日いつも読んでるBlogの旅行記で見たジャイアンツ・コーズウェイ。六角形の石がずらっと並ぶ不思議な景色に惹きつけられました。でも北アイルランドにあると知って、なかなか行く機会がなさそうだなと思っていました。
旅の共である夫にとってアイルランドといえば断然ダブリン。ジャイアンツ・コーズウェイとは国も違って距離も遠いけれど、アイルランドに行く時には絶対行こうと決めてました。この日とうとう実際にこの目で見ることが出来ます。
その他にも写真を見て以来行ってみたかったダークヘッジズ、キャリック・ア・リード吊り橋。私が行きたいアイルランドは北に固まっていました。
もし時間があればダンルース城とブッシュミルズ蒸留所にも行く予定です。
一日目に続いて朝からお天気が悪くて雨と強い風で目が覚めました。天気予報によると昼からは晴れ。土砂降りの雨が小降りになるのを待って朝は遅めに出発しました。
8/12 ベルファスト空港→ブッシュミルズ
8/13 ダークヘッジズ、キャリック・ア・リード吊り橋、ジャイアンツ・コーズウェイ
8/14 ベルファストからダブリンへ移動
8/15 バスツアー(グレンダロッホ、キルケニー)
8/16 トリニティー大学
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10:30 ダークヘッジズ
いったん止んだ雨が到着前くらいからゲリラ雨のようになってしまいました。ワイパーMaxにしても追いつきません。とりあえず雨足が収まるまで車内で待ちました。
雨が止んだ後も木から滴る水滴がまるで雨のようで傘が必要でした。 -
イチオシ
ダークヘッジズの始まりは、18世紀にイギリスの王家・スチュワート家によって、屋敷まで続く路としてブナの木が植えられました。夕方にはthe Gray Ladyと呼ばれる幽霊が表れると言われています。
ファンタジー小説Game of thronesのTVドラマの撮影場所としても有名です。 -
ブナ並木の外を見るとくっきりと二色に分かれた畑が見えました。
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一瞬だけ人がいない時間。
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脇にはびっしり野イチゴ。まん丸の蜂が無我夢中でくっついてました。ドロミテではかわいかったのに、ここの蜂は何か気持ち悪く感じてしまった。周りの景色が影響してるのかな。
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人気スポットのようでひっきりなしに車が通るので写真を撮るのが大変でした。粘ってみましたが、けっきょく表紙の写真を撮った場所ではずっと車がいて真ん中に写ってしまいました。
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11:35 バリーキャッスル
ダークヘッジズからキャリック・ア・リード吊り橋へ。 -
港の近くに公園が見えたのでちょっと立ち寄ってみました。
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ここの海岸もブッシュミルズの川と同じで茶色の水でした。海岸には犬の散歩だったり家族連れが遊びに来ていたり、お天気が荒れているわりには人がいました。
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風が強くて雨もまた降り出して寒くて冷えてしまったのでマリーンホテルにあったCOSTAでお茶をしました。トイレにも寄れて一休みにちょうどいい場所でした。
Marine Hotel Ballycastle ホテル
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12:50 バリーキャッスルからキャリック・ア・リード吊り橋へ行く道沿いに牛のいる遊歩道を見つけたのでちょっと歩いてみました。
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望遠鏡が設置されていたのでその先の景色を見てみると、小さくですがこれから行く予定のキャリック・ア・リード吊り橋を人が渡っているのが見えました。
この日は朝から風が強かったので、オープンしているか心配だったのがこれでスッキリ。 -
よーく見ると島の間に橋がかかっているのが見えます。
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13:35 キャリック・ア・リード吊り橋
この橋は、元は漁師が鮭取り網をチェックするために、キャリック・ア・リード島までの間にある深さ20m幅23mの割れ目にロープの橋を渡しました。
駐車場はほとんど満車で少し並びました。その後展望台や公園で冷えたせいかお腹が痛くなってしまい30分近く休んでしまいました。
この日は朝から何回もカイロが欲しいと思いました。夏なのに! -
入り口から20分くらい歩いて吊り橋のところまで来ました。ここに来るまでも風が強くて踏ん張らないとふらついてしまうくらい。
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橋の反対方向にも遊歩道があったので帰りはそちらを通ることにします。
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橋は両側から交互に人数制限をしながら、係員がコントロールしていました。列に並んで順番を待ちます。
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かなりな風に吹かれながら渡るので、ちょっと怖かった。
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緑と青のコントラストがとってもキレイ。
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橋を渡った小島は、足元はぬかるんでいてさらに突風が吹いていました。目からコンタクトレンズが飛びそうな勢いの風に必死で立ち向かいます。杖が欲しい!
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Max8人と書かれているけど今何人渡ってる?!わざとモタモタして調整してしまいました。
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前の人のジャケットの膨らみで風の強さがわかるでしょうか。寒くてダウンを着ている人がうらやましい。
キャリック ア リード吊り橋 建造物
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草も風でペタンコに寝ています。
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14:50 少し車で移動したところにあったパブで一休み。
なんだか風の強さにやられて頭がボーッとしてしまいました。二人で放心状態です。かなり体力を削られて、あんなに行きたかったジャイアンツ・コーズウェイも気が重いくらい。
軽食を取ってノンビリしたら少し元気が出ました。 -
15:30 Ballintoy Harbour
気を取り直してジャイアンツ・コーズウェイに向かっていると、朝B&Bのおかみさんが薦めてくれたBallintoy Harbourという看板を発見。ちょっと寄って見ることにしました。 -
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落ち着いた雰囲気の浜。内側にあるせいか風は気になりませんでした。
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ここもgame of thronesで有名になったみたい。看板が出てました。
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小さな場所だけど食事もとれるカフェもありました。
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特に何があるというわけでは無いですが、小さなかわいい入り江にホッとしました。
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ジャイアンツ・コーズウェイ
1986年に北アイルランド唯一の世界遺産に認定されました。
新しいビジターセンターでチケット8.5ポンドを購入するとオーディオ・ガイドも付いて来ます。日本語で説明が聞けて構成も楽しく作られているので、飽きずに説明が聞けました。 -
ジャイアンツ・コーズウェイは、アントリム海岸に沿った玄武岩の断崖の真下に広がっています。
昔のアイルランド人はこの不思議な景色を巨人が作り出したものだと考えました。
その巨人は、アイルランド王を守るガーディアンのリーダー、フィン・マックールと言います。
伝説ではフィンがスコットランドの巨人と戦うためにコーズウェイ(土手道)を作りました。
ガーディアンというと強そうですが、オーディオガイドによるとスコットランドの巨人が思ったより大きくて怖じ気付き、フィンの子供である赤ん坊のフリをして父である自分はもっと大きいんだぞとだましたりしてちょっとセコイ話しも伝わっていました。勇者というか知恵者だったのかな。 -
この道は有料でバスが通っているけれど、行きは下り坂で15分くらいで着きます。オーディオ・ガイドによる観光ポイントの説明もあるので歩いた方が楽しめます。
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吹きっさらしと思っていたけど、それほど風が吹いていません。空も晴れてきてようやく観光気分になりました。
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ジャイアンツ・コーズウェイの成り立ち
6000万年前に北アントリムでは火山による激しい地殻変動が起きました。
地表に流れ出した高熱の溶岩が海に流れて冷却され、固まる過程で規則正しい割れ目ができて正六角形の柱になったそうです。 -
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この六角形の石柱は、柱状節理と言うそう。初めて聞きました。ここにある数は約40000個もあるそうです。
こういった柱状節理は世界中の各地にあって、実は日本の東尋坊もそうでした。行ったことがあるのに知らなかった。 -
この中にウィッシング・チェアという座ると願いがかなうというイスがあるそうですが、全然どれかわかりませんでした。
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黒い石は濡れててツルツル。
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このてっぺんに立って写真を撮るのが人気でした。
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子供達は大はしゃぎ。
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巨人のオルガン
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巨人の門
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少し離れたところから見た巨人のオルガン。
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巨人のブーツ
巨人のフィンがスコットランドの巨人Benandonnerから逃げる時に落としたもので、サイズは93.5インチ(約2.4m)と言われています。 -
ここらへんまで来るとぐっと人が少なくなりました。
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高台にある柱状節理まで行ってみます。
最初これがオルガンだと思っていたので、オーディオガイドの説明に戸惑いました。 -
この道を登りきったところの右手に更に上に登る階段が続いてましたが、この日はヒモが渡してあって登るのは勧めないという看板が出ていました。
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巨人の門、オルガン、靴をいっぺんに見渡せます。
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高台の柱状節理は、一部分だけ近づいて見ることが出来ます。
ジャイアンツ コーズウェイとコーズウェー海岸 海岸・海
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下からぐっと見上げたところ。
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紫色のかわいいチョウチョ
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岩肌と同じ赤い道をもっと先まで行ってみました。
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なにやらゲートがありました。
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ジャイアンツ・コーズウェイの海岸線沿いは生きていると言われ、不安定な状態だそうです。ゲートのところにあるこの看板には危険地帯が表示されていました。
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巨人の煙突チムニートップス
1588年にスペイン戦艦が煙突と見間違えたという話が残っています。
ゲートよりも奥にあります。ゲート奥も自己責任で見に行ってる人たちもいましたが、わたし達は止めておきました。 -
帰り道。右奥に見えるさっき看板のあった階段を上ると正面の切り立った崖の上に出られます。
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団体客が帰ったみたいでずいぶん人が少なくなっていました。
もう一回寄ろうかと思ったらちょうどバスが来たので乗ってしまいました。 -
ビジターセンターでトイレとお土産チェック。2012年6月にオープンしたばかりできれいでした。
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左がセンター、右の地面の白い丸はラウンドアバウト。
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駐車場の土手に登って見ると高台にあるのがわかります。
ジャイアンツ・コーズウェイの見学が終わったのは18時40分だったので、もうこの日の観光は切り上げようかと思ったのですが、まだ明るいので急いでダン・ルース城へ行くことにしました。 -
19:00 ダンルース城
右手の通路を下りていくと城のそばまで行くことが出来ます。ダンルース城 城・宮殿
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わたし達は夕食の予約時間がせまっているので、外観だけの観光。
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横から見たダン・ルース城。全体の敷地が見渡せます。
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駐車場にあるカフェはもう閉まっていました。
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なぜかこんなところにクロネコがいました。
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道路から城がきれいに見えるのですが、停めるところがなくて車中から。
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ブッシュミルズに戻る道。
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ジャイアンツ・コーズウェイのチケットとパンフレット。
2014夏のアイルランド4泊5日★1 アントリム海岸
http://4travel.jp/travelogue/10928576/
2014夏のアイルランド4泊5日★3 ダブリン
http://4travel.jp/travelogue/10928639/
2014夏のアイルランド4泊5日★4 ツアー
http://4travel.jp/travelogue/10928640/
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