2014/08/14 - 2014/08/29
483位(同エリア608件中)
ELLYさん
オランダ・ドイツ・スイス・フランス・ベルギー・フィンランド・エストニアを巡る2週間の1人旅に出ました。
旅の目的は、大聖堂巡りとサッカー観戦。
1週間前に旅に出ることを決め、弾丸の1人旅。
トラブル続きのスタートから、毎日移動のハードな日々。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝に起床して、身支度を整え、チェックアウトに向かうと、朝まで遊んでいたと思われる若者集団に遭遇。
お前、こんな時間にどこ行くんだと言わんばかりの目でした。笑
無事にチェックアウトを済ませ、ホテルを出ると、怪しさ満載のネオンが…笑
ここ、普通に街中の道路なのに、なぜこの色をチョイスしたのでしょう。 -
早朝6時前のバスに乗るべく、駅に向かいました。
駅付近には通勤なのか、人気もありましたが、まだ街全体は静か。 -
なんとかコルマールを出発すると、徐々に夜が明け、明るくなってきました。
夕焼けもいいけど、個人的には朝焼けも好きで、音楽を聴きながらひたすら窓の外を眺めていました。 -
昨日、時刻表をチェックした場所で待っていると、私の他に2人の男性が。
しかし、待てど暮らせど、バスは来ない。
バス停を間違えたのかと思い、内心、大パニック。
そして、やっと来た〜と思ったら、何も言わずにドライバーはバスを降り、鍵を閉めて、颯爽と駅の中へ消えてしまい、唖然。
しばらくして、新聞を片手にドライバーが戻ってきて、やっとバスに乗り込むことができました。
うん、自由だね、フランス。 -
コルマールに来た時とは違うルートでドイツに戻ることも考えましたが、金銭面と時間の両方を加味して、結局同じルートでマンハイムまで。
超過料金はもう少し安いはずだと思っていたのに、初日と同じ5ユーロの表示にテンションが下がる。
仕方なしに5ユーロ払って、荷物をピックアップし、ひとまずフランクフルトへ。 -
チェックイン開始前でしたが大丈夫とのことで、フランクフルト中央駅のすぐ横にあるホテルにチェックイン。
ここのホテル、部屋の冷蔵庫にあるソフトドリンクからアルコールまで、オールフリーという素敵なサービスで有名。 -
再びフランクフルト中央駅に戻り、今度はマインツへ。
ここは今回の旅で絶対に来ると決めていた街。
前回のドイツ旅で立ち寄れず、リベンジを心に決めていました。 -
駅の構内には、ブンデスリーガで日本人最多得点の岡崎選手。
-
そして、まず向かったのは、マインツのホームスタジアムであるコファス・アレーナ。
ここへのアクセスは、バスかタクシーでしたが、バスの降車場所がどうも怪しかったので、今回は奮発してタクシーで。
はっきりとは覚えていませんが、片道15〜20ユーロだったような… -
マインツは練習場とスタジアムが異なるため、ほとんど人がいない…。
普通だったら、わざわざ来ないとは思いますが、今回はどうしても手に入れなければならないものがあったんです。 -
そう、チケット。
ドイツで1試合でも多く、生でサッカーを観ようと思い調べた結果、ドイツから去る前日にマインツの試合が組まれていました。
マインツのHPからでも購入できましたが、今回が事情により、直接購入することにしました。 -
相手はパーダーボルンという、今年2部から昇格してきたチーム。
そして、マインツはアウェー。
ネットで調べてもベンテラー・アレーナの座席表はおろか、アレーナまでの行き方さえも、よくわからない状態でした…。
若干の不安はあったものの、マインツの初戦を見るべく決意し、50ユーロもするチケットを購入しました。
高かった…。 -
ファンショップでチケットとポストカードを購入し、マインツの練習について尋ねました。
ショップのお姉さんが調べてくれましたが、今日は見れないとのこと。
仕方なく帰ろうとしましたが、帰るにも帰れず、お姉さんにタクシーを呼んでもらいました。
それでなくても高いチケット代に、往復のタクシー代で、もう悲しい。 -
一旦、中央駅に戻りました。
そして、せっかくなので、マインツの練習場へ行ってみることに。
駅の裏側に回ります。 -
坂道を上ります。
-
左折すると、また坂が…。
-
しばらく坂道を上ります。
坂道の左側に赤茶色の建物が見えてきたら、そろそろ頂上。 -
坂道を登りきった先には、原っぱがあります。
-
ひらけたところで、直進というのか、左折というのか…
-
こんな風に、とってものどかな風景が。
原っぱの先に住宅があるので、その間の道を目指して歩きます。 -
住宅と住宅の間の道をひたすら直進します。
-
ひたすら直進した後は、交差点に差し掛かりますが、その時には旧スタジアムが見えています。
-
スタジアムの入り口が空いている。
無防備…。
そして、全くといっていいほど人がいなーい。
やっぱり今日は練習なかったのかと思い、とりあえず周辺を散策することに。
その辺にいたおじさんに今日は練習がないのかと聞いてみたら、自分は隣の工場の職員だからわかないと言われ、来た道を引き返し、再びふらふら。 -
そして、軌跡が起こりました。
遠くから歩いてくる2人組が。
ん?
んんん?
あれは、岡崎選手…!?
ひとまず会釈したところ、向こうもぺこりと。
そこで確信を得て、思い切って挨拶をしてみました。
こんにちはと言うと、こんにちはと。
いきなりのことに大パニックになりましたが、とりあえず近づきました。
そして、パニックの中、発した言葉は「今日、練習あったんですか?」。
他に言うことあっただろう!!と後から思いましたが、私の素直な気持ちがあふれ出てしまったんでしょうね…。
「あ、はい。さっき終わりました。」と丁寧に返事をしてくださった岡崎選手も苦笑い。
恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。
でも、マインツのHPに練習日程とか公開について、何にも書いてなかったんです!
それに、ファンショップのお姉さんも、今日はないって言ってたんです!と心の中で叫びましたよ、そりゃあ。
ファンショップを後回しにすれば、練習が観れたのに…orz
と、そうこうしているうちに、隣におられたチュホ選手は、先にレストランへ。
そこで必死に、自分がすべきことを考えました。 -
実は迷惑覚悟で、岡崎選手に渡したいものを日本から持ってきていたので、それを渡すのだということを思い出し、「入れ物が大きいですけど怪しい物でも、危険な物でもありませんので…」と必死に伝え、岡崎選手の笑いと引き換えに、父手作りの写真立てを渡しました。
父が手作りしている写真立ては、本当に丁寧に作ってあり、自然を大事にしたもので、身内びいきではなく、本当に素敵だと思えるものなんです。
以前、ブログでお子さんがトトロを見ておられたので、お子さんにも喜んでもらえたらという思いで、日本から持って来ていた物でした。
何とか渡すことができたときには、もう、心臓はバクバクでした。
そんな時、岡崎選手から「他にも練習観に行くんですか?フランクフルトとか」と聞かれ、咄嗟に「行きませんっ!」と応えた自分。
「いや、がっつり観に行くし。何、嘘ぶっこいてんだよ。」と冷静になって後から自分でも思いましたが、なぜか咄嗟に嘘をついてしまった私。
なぜだったのだろう…
(岡崎選手すみません、がっつり観に行ってきました…)
そして、握手をしていただき、岡崎選手はレストランへ。 -
とんでもなく急な展開がひと段落したところで、思い出しました。
サインをもらうために持ってきていたペンを、岡崎選手に渡した袋の中に入れっぱなしにしてしまったことを…。
サインをもらい忘れることのないようにと、わざわざ袋の中にいれたのに!
わざわざ入れたのに、ペンの存在も、サインをもらうことも忘れていた自分。。。
バカすぎて、悲しくなります。
どうしようかと迷いましたが、今後のことも考えるとペンを返してもらわなければ。
ということで、待つこと15分。
レストランから出て来られた岡崎選手に、思い切って声をかけました。
向こうもびっくりしておられましたし、事情を知らない相手からしたら、待ち伏せされていたようなものなので、自分気持ち悪いなと引きましたが、そこはひと踏ん張り。
「計画的犯行ではないんです!!本当にパニックに陥った結果、こうなってしまったんです!!迷惑かけてすみません!!」と心の中で、必死に念じました…
無事にペンを返してもらい、その勢いのまま、アレーナで購入したポストカードにサインをお願いしました。
快くサインをしてくださろうとした岡崎選手でしたが、背番号を書く前に一時停止。
自分の番号をど忘れされたようです^^;
代表の番号とマインツでの番号で、混乱されたのでしょうね。
笑いあって、岡崎選手にお礼を言い、その場を後にしました。
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