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多くの人がこの小屋から下山してそのまま離島するケースが多いので出発は早いようです。テントスペースはギリギリでしたが、私たちが6時に出発したときには点とは数張りしか残ってませんでした。さー屋久島の三岳(永田岳・宮之浦岳・黒味岳)登頂するぞ!<br /><br />●新高塚小屋~永田岳<br />小屋からは第一展望、第二展望と宮之浦岳の展望が開けた箇所があるのでちょっと休憩するのにちょうど良い。屋久島は石楠花が有名だが、この季節はまだ早い。その代わりアセビだろうかか白い花が満開でそこらじゅうに咲いていた。平石岩屋付近から高い樹木がなくなり、展望が開けてくる。正面には宮之浦岳が現れた、笹に覆われ所々に巨石がアクセントになるその景山様は、他の地域では見たことない綺麗な姿だった。<br /><br />今回は時間的にも余裕があったため屋久島の三岳を全部登ることにした。分岐から先に永田岳へ軽身で登る。アップダウンがあるため登りも降りもほぼ同じ時間かかる。永田岳方面に少し歩いたところに平らな所があり、テント1張り幕営している。指定場所以外での幕営OKなの?<br />永田岳山頂直下は大きな岩山。展望は申し分なし。シャクナゲは写真の通りまだツボミ。6月上旬には素晴らしい景色になるだろう。ここまで足を運ぶ人は少なく静かな山頂だった。<br /><br />●百名山 宮之浦岳へ<br />分岐点まで戻ってきて百名山山頂へと向かう。山頂直下にはこないだテレビで見た宮之浦岳は岩の割れ目に祠を発見。場所が道標のある岩の裏なので気付かないで通り過ぎてしまう人も多いかもしれない。さすがに皆が目指すだけあり、道標前は大混雑していた。ゆっくりするスペースも無いので早々に黒味岳を目指す。<br />宮之浦岳から黒味岳に向かう間にはワリモ岳を通り、翁岳、安房岳、投石岳があるが、ピークを踏まずにトラバースルートになる。この辺は奇岩が多く楽しい見晴らしだった。数カ所水場があり休憩しながら歩ける。特に投石平は平らな一枚岩でで休憩している人が多かった。<br /><br />●黒味岳への縦走<br />黒身岳分岐点に到着した時には昼だったので食事休憩を取り軽身で登る。黒味岳山頂は、永田岳同様に大きな岩山で見晴らしが抜群に良いです。南には明日登る予定のモッチョム岳が目を引く。せっかく宮之浦岳に来たならこの永田岳・黒味岳にも登って三岳制覇をお勧めする。<br />黒味から降りると後は淀川へ向かうのみ。花之江河はまだ緑に早かったが綺麗な湿原帯だった。淀川小屋の裏にある沢の水がとても旨い。登山口に到着は予定より1時間30分早かった為、タクシー会社にお願いして1時間早めてもらった。電波が通じて良かったよ。<br />タクシーでは、道中にある紀元杉に寄ってもらった。ここの杉も大樹だが弱っているらしくいろいろな対策を講じている。杉に触れることが出来きた。安房への下りでは、屋久鹿、屋久猿が道路沿いにたくさんいた。<br />安房到着時に少し買出しするために「ショッピングセンターばんちゃん」に寄ってもらった。このネーミングどうよと思ったが、品揃えは普通のスーパーで、明日のモッチョム岳に備えて携帯食を購入し、2泊お世話になる前岳荘に向かった。<br /><br />●夕食の予約がなかなか取れず<br />この日は地元の料理を満喫しようと外食する予定。下山してからガイドブックを見ながら屋久サバで有名な店に電話をかけるも、どこも予約で満席で途方にくれる。7店目くらいだろうか「散歩亭」というちょっとオシャレな居酒屋でようやく予約が取れた。前岳荘は安房中心地から2キロほど南にある。最初は2キロ歩けるだろうと思っていたがなかなか遠く、タクシーを利用した。散歩亭・・・当たりだ。地場の食材をふんだんに使った、洋風料理をいただける。焼酎も旨いのが揃っていてついつい飲みすぎて、一人当たり6000円位になってしまったが大満足だった。<br /><br />●3日目(5/4) 宮之浦岳縦走 10時間10分(休憩含)<br />4:00起床 - 新高塚小屋6:00 →7:40焼野三叉路→8:45永田岳9:00→10:10宮之浦岳10:30→12:30黒味岳麓(昼食)12:50-サブザックでピストン→13:15 黒味岳13:30→黒味岳麓13:50 →15:05淀川小屋15:30→16:10淀川登山口17:00-タクシー→18:15安房Aコープ→18:30安房民宿 → 安房へ出て夕食<br />※タクシーはまつばんだ交通18:00淀川登山口で予約\10,700、淀川登山口についたら早かったため携帯で電話したら1時間早めてくれました。登山口auは入りましたが、ドコモは圏外でした。<br />

屋久島 宮之浦岳を目指す 3日目 (新高塚小屋~永田岳~宮之浦岳~黒味岳~淀川登山口)

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2014/05/02 - 2014/05/06

576位(同エリア1652件中)

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YAMA555

YAMA555さん

多くの人がこの小屋から下山してそのまま離島するケースが多いので出発は早いようです。テントスペースはギリギリでしたが、私たちが6時に出発したときには点とは数張りしか残ってませんでした。さー屋久島の三岳(永田岳・宮之浦岳・黒味岳)登頂するぞ!

●新高塚小屋~永田岳
小屋からは第一展望、第二展望と宮之浦岳の展望が開けた箇所があるのでちょっと休憩するのにちょうど良い。屋久島は石楠花が有名だが、この季節はまだ早い。その代わりアセビだろうかか白い花が満開でそこらじゅうに咲いていた。平石岩屋付近から高い樹木がなくなり、展望が開けてくる。正面には宮之浦岳が現れた、笹に覆われ所々に巨石がアクセントになるその景山様は、他の地域では見たことない綺麗な姿だった。

今回は時間的にも余裕があったため屋久島の三岳を全部登ることにした。分岐から先に永田岳へ軽身で登る。アップダウンがあるため登りも降りもほぼ同じ時間かかる。永田岳方面に少し歩いたところに平らな所があり、テント1張り幕営している。指定場所以外での幕営OKなの?
永田岳山頂直下は大きな岩山。展望は申し分なし。シャクナゲは写真の通りまだツボミ。6月上旬には素晴らしい景色になるだろう。ここまで足を運ぶ人は少なく静かな山頂だった。

●百名山 宮之浦岳へ
分岐点まで戻ってきて百名山山頂へと向かう。山頂直下にはこないだテレビで見た宮之浦岳は岩の割れ目に祠を発見。場所が道標のある岩の裏なので気付かないで通り過ぎてしまう人も多いかもしれない。さすがに皆が目指すだけあり、道標前は大混雑していた。ゆっくりするスペースも無いので早々に黒味岳を目指す。
宮之浦岳から黒味岳に向かう間にはワリモ岳を通り、翁岳、安房岳、投石岳があるが、ピークを踏まずにトラバースルートになる。この辺は奇岩が多く楽しい見晴らしだった。数カ所水場があり休憩しながら歩ける。特に投石平は平らな一枚岩でで休憩している人が多かった。

●黒味岳への縦走
黒身岳分岐点に到着した時には昼だったので食事休憩を取り軽身で登る。黒味岳山頂は、永田岳同様に大きな岩山で見晴らしが抜群に良いです。南には明日登る予定のモッチョム岳が目を引く。せっかく宮之浦岳に来たならこの永田岳・黒味岳にも登って三岳制覇をお勧めする。
黒味から降りると後は淀川へ向かうのみ。花之江河はまだ緑に早かったが綺麗な湿原帯だった。淀川小屋の裏にある沢の水がとても旨い。登山口に到着は予定より1時間30分早かった為、タクシー会社にお願いして1時間早めてもらった。電波が通じて良かったよ。
タクシーでは、道中にある紀元杉に寄ってもらった。ここの杉も大樹だが弱っているらしくいろいろな対策を講じている。杉に触れることが出来きた。安房への下りでは、屋久鹿、屋久猿が道路沿いにたくさんいた。
安房到着時に少し買出しするために「ショッピングセンターばんちゃん」に寄ってもらった。このネーミングどうよと思ったが、品揃えは普通のスーパーで、明日のモッチョム岳に備えて携帯食を購入し、2泊お世話になる前岳荘に向かった。

●夕食の予約がなかなか取れず
この日は地元の料理を満喫しようと外食する予定。下山してからガイドブックを見ながら屋久サバで有名な店に電話をかけるも、どこも予約で満席で途方にくれる。7店目くらいだろうか「散歩亭」というちょっとオシャレな居酒屋でようやく予約が取れた。前岳荘は安房中心地から2キロほど南にある。最初は2キロ歩けるだろうと思っていたがなかなか遠く、タクシーを利用した。散歩亭・・・当たりだ。地場の食材をふんだんに使った、洋風料理をいただける。焼酎も旨いのが揃っていてついつい飲みすぎて、一人当たり6000円位になってしまったが大満足だった。

●3日目(5/4) 宮之浦岳縦走 10時間10分(休憩含)
4:00起床 - 新高塚小屋6:00 →7:40焼野三叉路→8:45永田岳9:00→10:10宮之浦岳10:30→12:30黒味岳麓(昼食)12:50-サブザックでピストン→13:15 黒味岳13:30→黒味岳麓13:50 →15:05淀川小屋15:30→16:10淀川登山口17:00-タクシー→18:15安房Aコープ→18:30安房民宿 → 安房へ出て夕食
※タクシーはまつばんだ交通18:00淀川登山口で予約\10,700、淀川登山口についたら早かったため携帯で電話したら1時間早めてくれました。登山口auは入りましたが、ドコモは圏外でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.0
同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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