日本百名山 宮之浦岳 山頂付近の笹原と巨石の景色が独特
- 4.5
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
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by YAMA555さん(男性)
屋久島 クチコミ:7件
深田久弥著書の「日本百名山」の一座。
深田久弥は著書の中で「最高峰の宮ノ浦岳はほぼ島の中央を占め、少し距たって、永田岳、黒味岳が立っている。いずれも千八百米以上を算するが、それ以下の山になると無数にある。」と記しています。屋久島が見えてきたときその島影はまさに山が見えてきたって印象でした。
日帰りで登られる人もいるようですが、基本は山中一泊コースとなり、結構長い行程です。登山道は何本かありますが、今回は白谷雲水峡から入り淀川登山口へ降りるルートで歩きました。このルートだと縄文杉をゆっくり見られます。淀川登山口のバス本数が少なく制限となるため、タクシーを使うと良いと思います。
標高の低い登り始めは、南国の亜熱帯植物が多く日本の他の山と趣の異なる景色です。また山頂直下は標高も高く高山植物も咲く気候です。1ヶ月に35日雨が降ると言われるくらいの気候ですが、今回の縦走時は好天に恵まれました。
宮之浦岳に登るなら三岳に数えられる永田岳、黒味岳も一緒に登ることをお勧めします。それぞれ展望がよく、宮之浦岳を望むにはもってこいです。軽身でピストンであればそれほど時間かかりません。
高塚小屋、新高塚小屋、淀川小屋を見ましたがいずれも清潔な小屋で、水場があるのもありがたいです。環境保護のため携帯トイレ持参が必須です。ただ持ち帰りはやはり抵抗もあり、出来れば各小屋にあるトイレの数を増やして欲しいと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 登山口からの行程は眺めですが、しっかり整備されています
- 景観:
- 4.5
- さえぎるものの無い大展望です
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 宮之浦岳を目指す人でにぎわっていました
クチコミ投稿日:2014/09/07
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